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2008(Fri) 07/25

大学時代回想14 マグナム砲の覚醒(60)

財前History … Comments(60)

この記事は管理人の大学時代の回想記の第13弾。
 回想1「一楽木工」 ~ を見ないと意味不明なので注意してください。



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回想1…一楽木工 
回想2…応援団
回想3…リリカ再来
 
回想4…ストーカー財前
回想5…バイク免許取得の先に
回想6…社会人の鏡
回想7…研究室所属 

回想8…友情と恋愛 
回想9…ホッケー女のイメチェン文化祭 
回想10…阿鼻叫喚の魅力
回想11…無駄が必然に変わった日
回想12…動き出した思惑
回想13…友情と恋愛 (ノリ編)
回想14…マグナム砲の覚醒
回想15…帰れない者達
 










 (注) 回想14は一部「週刊少年ジャンプ」を超えた表現が含まれているので未成年は注意してみてね


















 ノリの悩みにつきあって数日。 

 私は焦っていた。

 いや。焦らされていた。

 はじめは「ほぅほぅ なるほど。ノリ頑張れよ」という感じだったが、よくよく考えてみると「おまえも頑張れよ」と自分にも言われているような気がしてならないのだ。

 実際そうである。

 確かに亜美さんとの関係は「知り合い」から「一緒に帰る仲」になった。もちろんバイクに乗せて帰るのでボディタッチも毎日のように行われている。もはや手をつないで歩いているも同然だ。

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 しかし、これはあくまでも状況がそうさせているだけであり、亜美さんが彼女という存在になったわけでも亜美さんが私の事を彼氏と認めてくれているわけでもない。
 
 そう。よく考えてみると私と亜美さんは所詮はバイクで一緒に帰っているだけなのだ。

 そしてさらに良く考えてみると

 ただのアッシー君(交通機関の奴隷)としてうまく利用されているだけかもしれないのだ。

 いやまて。

 夕飯もよく奢るので、ミツグ君(金を貢ぐ奴隷)としても利用されているのかもしれない。

 つまりノリの方が圧倒的に状況はいいかもしれないのである。

 第一狙った女に関してはナンパ以外での敗北率が異常に高い私。今回が過去と比べて例外ではないとすれば、結果はすでに見えたも同然ではないか。この恋はこのまま終わるというのが確率的には高いという計算が導かれる。

 最近そんな不安が襲ってくる。

 フラれるならフラれるでいい。でもせめて一発ヤラせてほしい。

 ああ。

 どうすればいいんだ。つい最近まで楽勝っぽい楽観思考だったのに一度マイナス思考に転じるとどんどん悪い方向に思考が流れて行ってしまう。

 もはや亜美さんは手の届かない遠い所に行ってしまったような感覚すら覚える。

 ど…どうすれば。

 …



 はっ!?






 そうだ。こんな時いつも兄貴が助けてくれてたじゃないか。よしリョウさんに相談しよう。


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 時計を見るともう20時。リョウさんも仕事が終わっているはずだ。


 さっそくリョウさんに電話。
 

 …
 
 プルルル ガチャ


リョウ「…」

財前「どうもリョウさん…久しぶりです」

リョウ「どうした」

財前「え~と実は…」

 しまった…。瞬時に私はそう思った。思いつきで電話したまでは良かったものの、リョウさんみたく器の大きい人に恋の相談なんかできるはずがない。第一そんなことに興味がない人なのだ。女など町に繰り出せばいくらでもヤレたこの人に相談しても次元が違う答えが返ってくるのが明白だ。

 しかし世間話をできるような相手でもない。

 …とりあえずちょっとだけ話して切ろうと思った。考えなしの行動をしてしまうのも考えものである。



財前「え~とですね。実はですね…」

リョウ「…」

財前「どうしてもモノにしたい素人女性がいまして…。その…」

リョウ「そうか」

財前「しかし何かこう…何ていうんでしょう。え~と。よくわからないというかなんというか…」

リョウ「あのクラブにいる女か?」

財前「え?いえいえ。ナンパじゃないですよ。普通の大学生です」

リョウ「…」

財前「すいません。リョウさん。もう社会人なのにこんな話してもアレですよね。」

リョウ「ん…」

財前「やっぱ素人はあれなんですかねえ」

リョウ「ほぅ」

財前「あ!? だ…大丈夫です。リョウさんと話してちょっと落ち着きました。」

リョウ「…」

財前「え~と…。ではそういう事でございまして、リョウさんも仕事頑張ってください~ では」


 ああああああ。私はなんてバカなんだ。もともと無口なリョウさんに相談しても何も返ってくるわけないじゃないか。いつも背中で語ってきた人なのに…。

 でも。なんか。リョウさんと久しぶりに話してると(話してないが…)、亜美さんのことなんてどうでもいい事のように思えてきた。

 やっぱこの人は人間のデカサが違うわ。電話越しからも威圧感がすごいし、些細な事なんて世界のほんのミクロの出来事のような気がしてくる。

 …

 そう思って電話を切ろうとした時だった。

















リョウ「待て」









財前「…!?」

リョウ「おまえまだあの下宿に住んでるのか」

財前「は…。あ…ああ。まだ住んでますよ」

リョウ「出られるか?」

財前「え?どこにです?」

リョウ「わかった。今から行くから準備しておけ」

 ガチャ… ツーツー

財前「え!?ちょ…」


 …

 !?


 ちょ… ど…どういうことだ。

 待て待て。待て。考えろ。財前。会話をおもいだせ。


リョウ「出られるか?」

財前「どこにです?」

リョウ「わかった今から行くから準備しておけ」

 
 …

 相変わらずよくわからん人だ…。

 う~む。でもこれはこれからリョウさんが家に来るって事で…「出られるか?」って言うのはどこかに行くって事なんだろうか。

 ていうか私は今家にいるとは言ってない。もしいなかったらどうするつもりなんだろう。しかも今日予定が空いてるかどうかも確認せずに…。
 

 というより


 リョウさん昔と全然変わってねえじゃねぇか(笑)。


 リョウさんは昔からいつもこれだった。誘われる方が気を使って家で待機してたり、先に予定があってもリョウさんに無理矢理合わせたりしてた。というより彼にはそうさせてしまう何かがあるわけだけども…。

 いつも突然、その瞬間に予定が決まってしまうのである。


 困ったなあ…。飲みにでも行くんだろうか?



 …




 ドドドドドドド

 …

 20分くらいしたところでリョウさんがバイクで家にやってきた。 

 ていうか何この改造バイク。ホントに社会人なんてマトモにやれてるんだろうか? この人は。

 でも聞けない。口が裂けても聞けない。「リョウさんまだ仕事続けられてるんですか?」などとは…。


リョウ「おい。早くバイクを出せ。」


 
 そう言ってリョウさんはバイクに跨りたばこを吸いながら待ってる。

 う~む。「ちょっとツーリングにでも行こうぜ」って事なんだろうか? 横浜にでも行くのかな…。答えは返ってこないとは思うが一応聞いてみる。


財前「海にでも行くんですか?」
  
リョウ「そうだ」


 ん? な…な~んだ。海に行くのか。そうか~ リョウさん私が失恋したと思って慰めてくれようとしてるんだろうか。そうだな。波の音を聞きながら砂浜で心を落ち着けるのも悪くない話だ。

 そんなことを考えながら私はバイクのシートを手早く取っ払いリョウさんの後についていく。


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 …
 
 相変わらずリョウさんはスピード出しすぎ。危ないなんてものじゃない。

 昼ならいいんだが…。
 
 意外と知られていないが夜のツーリングでスピードを出すのは危ない。バイクの場合、ちょっとした段差でバランスを失うし、道路状況、アスファルトの状況が悪くてもタイヤを取られてバランスを崩してしまう。石などを踏んでしまおうものなら死を覚悟しなければならない時もあるのだ。
 
 それゆえ視界が悪く、道路状況や細かい状況が見づらい夜の道でバイクに乗るのは非常に危険なのである。本当に精神を研ぎ澄まして常に緊張してないと命はないと直感的に感じる。

 この感覚は、バランスを崩すことの皆無であろう4輪の自動車では絶対に味わえない。

 車に乗って80キロ出しても死のイメージはつきまとわない。フロントガラスで大事な情報がすべてカットされてしまうからだ。風速の体感、風の音、感覚。箱の中ではすべてがカットされる。

 だがフロントガラスのないバイクは風速、風の音がモロに操縦者にぶち当たる。60キロも出せば自ずと死というものを意識してしまう。
 
 要は簡単なのだ。

 「あ~このスピードだと転んだら死ぬだろうな」

 こう感じるのが。

 だからすべてを忘れられるのかもしれない。実際リョウさんのあとを着いていく内に亜美さんの事などもはやどうでも良くなっていた。バイクで時速100キロも出している世界でいるとすごくちっぽけな事のように思えるのだ。

 当然である。

 その時私は死と向き合っているのだから。

 言い過ぎかもしれないが、実際はそう。時速100キロでバイクを運転しているということは、言い換えれば首つり自殺を今まさにしようとしている状況とそれほど変わらないのだから。

 冥界に足を踏み入れているのとほぼ同意。

 もし今ハンドルを急に右か左に切ってみたとしたら私は死ぬわけだから。

 …

 もしかするとリョウさんはこれを教えたかったのであろうか。私に。 そんな小せえことで悩んでどうするんだと。こう言いたかったのだろうか。


 やはり背中で語る人は違う…。言葉とは違う重みがある。


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 そしてやはり。

 私はリョウさんに出会えて良かったのだ。


 …


 そして

 途中ちょっと目的地がおかしいことに気づく。

 というより横浜に向かっているのは確かなようだけど。どこだ?ここは…

 リョウさんはバイクのスピードを緩め、街路の端にバイクを停車させた。 どうやらこの辺が目的地らしいがはて? 昔行ってたクラブでもなければナンパスポットでもない。

 ここは何か…見知らぬ地域なのだ。


リョウ「おい」

財前「は…」


 リョウさんが私を呼ぶ。私がリョウさんに近づくと何か紙切れを渡された。

 こ…これは?














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 諭吉…。それも3枚も。

 ん?あと何かある。こ…これは…コンドーム…。


財前「リョウさん これは…」

リョウ「社会人になると素人狙いは足がつくからな。おまえもこういう所を覚えておけ」

財前「はぁ…」

リョウ「じゃあおまえそこに入れ」

財前「え?」

リョウ「じゃあな」

財前「ちょ…ちょっと待ってくださいよ;;」

リョウ「それ3枚渡せばあとは黙ってればいいんだよ。じゃあな」

財前「やめてください。1人にしないで;;」

リョウ「心配するな。ここにはその筋のプロしかいない」

財前「だから怖いんですよ…」

リョウ「後な。そのゴムは危なくなったら使え。特注のゴムだ」

財前「特注…」

リョウ「じゃあな」

財前「ていうかリョウさん。まさかここは…」






























 風俗!? 

 
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 なんてこった。何なんだこの人は。海に行くとか言っておいて、連れて来たのは風俗かよ(笑)。

 しかもただの風俗じゃねえ。

 店舗型じゃないぞ。これは。

 明らかに裏。路地裏だもんだってここ。
 
 だって普通に女の人が下着で立ってるもん。家の前で。ありなの?これ。法律的に。

 しかもなんでゴム(コンドーム)まで渡すのよ。それに特注って何? なんかヤバいゴムなの?これ。


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 横浜ってこんな危ないところだったのか…


 ていうかもうリョウさん中に入っちゃったよ。

 おいおい…

 おま… こんな露骨なとこ初めてくる私を連れてきておいてアドバイスは


リョウ「諭吉3枚女に渡して後は黙ってろ」


 とかありえないだろ(笑)。
 
 説明になってないじゃないか。やっちゃいけないこととかあるはずだろ。あんたヤクザに目つけられたらどうすんのよ。

 システムの説明書とかないの?。


 普通1時間制とか2時間制とか、本番ありとかなしとかあるんじゃないの?

 それに何ここ。女の人普通に下着で待ってるだけと思ってたら、どんどんこっちにアプローチしてくるし…。

 気に入った子とあの小屋みたいなとこに入ってよろしくやるんだろうか。

 部屋の中にヤクザとかいて有り金全部取られるとかいうオチじゃないだろうな…。それに病気持ちとか絶対いるぞこれ…。 でもリョウさんはもう入ってるしなあ…。特に異常なさそうだし…。

 でもあの人はもともとヤクザみたいなもんだからなぁ。カタギの私を一緒にするなっての。


 しかし悩んだところであとの祭り。

 何しろ頼みの綱のリョウさんはすでに小屋の中に入ってしまい、今いないのである。つまり今頼れるのは己のみ。まさかリョウさんから3万円貰ってるのに帰るわけにもいかない。

 フゥ…

 
 私は腹を決めた。
 
 小屋の数は20数個。その入口に女が一人また一人と立ってる。 あのスタイルのいい金髪はロシア人か? あれはフィリピンだな… これは… 日本人か? いや… 中国人だろうか。

 正直どこに入っていいかわからない。

 ていうかこれ普通に本番ありなんじゃないの? つまりSE○普通にするってことでしょ? これって…3万円で足りるんだろうか…。 不安になってきた。

 待て待て考えるんだ。財前。きっと何かいい策があるはずだ。何か…

 なんて思うものの、ほぼ下着姿の女が腰を振り、色眼遣いをしながらこっちを見てくるのでまともな考えなど浮かびやしない。

 そのうち

女「私のとこにおいでよ」

 と女から近付いてきてガッチリ腕をキープされそのまま小屋に連れ込まれてしまう。

 …


 な…なんだこの部屋は…。

 何か異様に香水臭い。中は3畳程度の広さになっており、紫のライトがポツッとついているだけ。恐らく他の小屋も同じ構造なんだろうが、こんなところが東京にあるとは…

 私は辺りを見渡した。それはそうである。ヤクザがいるかもしれない。ヤッテル最中に財布とかバイクのキーとか取られるかもしれない。

 考えてもみろ。

 こんなとこで財布を盗まれようが、何をされようが、警察になんて行けるわけないじゃないか。「あの…私はここで財布を取られました;;」なんて言おうものなら恥さらしもいいところだ。

 つまり。

 前述したように


 頼れるのは己だけ。自分の身は自分で守らなければならないのだ。

女「お兄さんこっち」


 そういって女は服を脱ぎ、シャワー室へ私を手招きする。

 危険だ。服を脱ぐのは危険だ。財布が入ってるんだ。そうだ。金庫みたいなものはないんだろうか。財布を守りながら一戦やらかすことは不可能だろう。

 私は聞いた


財前「金庫はどこにあるの?」

女「??」


 女は反応せず、何を言っているの?といった感じのきょとんとした顔をしている。

 というよりこの日本語で通じないということは





 …













 コイツ日本人じゃないな?










 








 間違いない。この女。ガイジンだ。

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 ていうか見ればわかるけども…。

 薄暗いからよく確認できないっていうのもある。
 

 しかしなんということだろうか。

 リョウさんに電話をしたがためにこの修羅場。思えばアレが間違いだった。やるんじゃなかったよ。ホント…。

 でもこれって普通に商売してるわけだから…てことは警察からも目をつけられてないって事なんでしょ? てことは合法?

 良くわからないが、まあバレタとしても大学を退学になるなんてことはないよな…。あと半年で卒業で就職も決まってるのにこんなとこで全部台無しは困る。

 よし。とりあえず後でヤクザが出てきても絶対に本名は言わないようにしよう。佐藤…とでも言っておくか…。

 私は財布をジャケットの裏ポケットに入れ、ボタンを閉めた。これならすぐに財布の中身を盗むことは不可能だ。それにシャワーと言っても風呂場じゃない。一人入れるかどうかのスペースというか電話ボックスくらいの大きさなので私のジャケットを誰かが盗もうとしてもすぐに対応できる。

 よし…。 ここはもう腹を決めよう。 

 私は何をしていいのかわからないので女に流れを任せ、シャワーを浴びる。

 恐怖以外の何物でもない。日本語はどうもわからないようだから交渉も通用しないし…。

 ここまでである程度わかった情報がある。

 女のシャワー速度や機敏さを見る限りでは、非常にゆっくりとしている。つまりここは1時間制の店ではない。恐らく90分~120分コースだろう。

 もしくは男が果てれば終わりか。

 そのどちらかである。

 そしてもうひとつ。

 女は私が渡した3万円を自分の財布に入れた。これは誰かに雇われているとかそういうことではないことを意味する。おそらくリベート制なのだろう。この小屋か場所を自分で借りているのだ。1日いくらかで場所を借り、男とヤッてお金を直接貰い、その取り分から支払うのだ。

 つまり。

 ヤクザが噛んでいたとしても

 金さえ払っていれば直接踏み込んでくることはない。

 リョウさんはこれを言っていたのだ。


 3万円払って黙ってろ。


 つまりこれは3万円先に払えば金に関するトラブルは消える。そして騒ぎを起こさず大人しくしていれば商売を邪魔することもないので無難に終わるということ。

 リョウさんの言ってることは確かに的を得ている。

 
 だが…  

 そうはイカの金太郎飴。 
 
 ヤクザ、女、ピンク、風俗。

 最初にイメージしたこれら単語などちっぽけなものでしかないことを私は知る。男として大切な「威厳」「プライド」これを私はここで失うことになる。

 これは屈辱と呼ぶに相応しかった。

 ロシア人かヨーロッパ人かわからないこの豊満な女性。


 恐ろしいほどのSE○ テクニックを持っていたのである。本来は男性上位であるはずの性行為。というより今までの経験の中で男に勝ってしまう女性など一人もいなかった。

 どれほど気の強い女でも性行為では男性になびくのが当然なのだ。

 もちろんテクニックが貧弱、マグナム砲が貧弱な生殖能力の乏しい男に女を屈伏させる事は不可能だろう。というよりこういう奴は女に見放される。

 それはわかっている。

 だから私はAVの帝王である「加藤鷹」のビデオを何度も見直して学習し、SE○のテクニックを学んだのだ。もちろん実際には彼のようには行かないが、女性の体のメカニズムを知ってると知ってないとでは大きな違いがある。

 己の気持ちよさを追求する一人よがりの性行為は次をもたらさない。

 そして数々のナンパで女を屈伏させてきた私は絶対の自信を持っていたのだ。

 女を喜ばせることに対して。

 亜美さんとまずヤッテおく必要があると言ったのもそのためだ。

 













 しかしだ。

 恐ろしい女がこの世にはいるものである。

 いや、さすがプロというべきか。


 このロシア女には


 ・加藤鷹直伝のGスポット擦りテクニックがまったく通用しない。

 ・ならばと「必殺舌の舞」を駆使しようとしたが、体臭が臭くて舌の舞を使えない。

 
 しかもだ。

 体格が日本人から比べるとかけ離れているほどガッチリしているというかパワフルなので、腰の振り方が半端じゃない。なんなんだこの人種は。

 この腰の振りの高速さはまさに残像拳。いや残影拳。

 私の自慢のマグナム砲もこれには悲鳴をあげるしかなく、まったく良いところなくあの世へ。

 なんなんだこれは。
 

 これでは私が女ではないか。完全に征服されているではないか。

 なんたる屈辱。

 もちろんマグナム砲は温存し、手や舌で攻めるならまだ勝ち目もあろうが、手でするのは文化的に合わないらしく払いのけられ、臭くて舌は近づけられない。

 ではマグナム砲で屈伏させるしかないのだが、あの残影拳の威力は半端ない。

 早すぎる上に摩擦力が凄すぎる。




 しかもあの押さえつけるパワー。

 まるで熊である。 

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 マグナム砲の損傷ダメージが酷いのでこっちがダメージを受ける位置を変えようとしてもビクとも動きやしなかった。

 それほど恐ろしい腕力なのだ。

 これは日本では感じた事のない圧力。

 というより日本人の女性でこれほどの迫力をもった女性はバレーの選手くらいだろう。

 …

 終わった。

 なんて笑えるんだろうか。素人の亜美さんには手のひらで転がされ、プロの女性には完膚なきまでに叩きのめされた。

 なんてちっぽけな存在なんだ私は。

 
 そしてなんて奥深いんだ。社会は。

 私はナンパしてヤレればこれが最高峰の遊びであり、これぞ男としての技術のひとつとして今まで認知してきた。

 それがどうだ。

 世界は広い。

 見ろ。この女を。

 私から3万円をむしり取り、その上プライドをズタズタに引き裂き、完全に征服してしまった。


 これがプロなのか。


 これがその筋の世界なのか。

 
 社会に出るということはこういうことなのか。


 金を得るということはこういうことなのか。







 そうなのだ。私など所詮は大学生。社会に出たわけでもなんでもない。バイトしてるだけで社会人気取りの野郎もいるが、今ハッキリとわかった。

 甘い。

 甘すぎる。

 この女を見ろ。まさにプロだ。
 

 これがプロなのだ。これが金をもらうに値する仕事なのだ。素人なんか普通じゃ絶対適いやしない。その誇りを持っている。


 これか…


 これなのかリョウさん。私に教えたかったことは。


 確かに甘かった。亜美さんの考えてることがわからないとか、そういうことでチマチマ悩んでしまっていたが、どうでもいいことじゃないかそんなことは。

 そうか。そういえば…最近研究室、大学という小さい殻に閉じこもっていた。

 つまりこれにより知らず知らずのうちに視野が狭くなり、思考も浸食されていたのだ。

 今気づいた。


 大学生活があと半年だからどうこうじゃない。 ノリの考えが正しいとかどうこうじゃない。


 大学生活ありきで考えている事自体が甘かった。


 こう考えなければならなかったのだ。

 そう













 …














 社会人になるまであと半年しかないのだ!!


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 ああ。


 リョウさん。

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 そういうことだったのか。だからこんなとこに私を連れてきたのか

 それに諭吉を3枚もくれて…。








 …





 ん?


 あれ?



 待てよ…



 そういえば諭吉3枚だけじゃなくゴムを…


リョウ「後な。そのゴムは危なくなったら使え。特注のゴムだ」


 そう言ってたような…。

 ロシア人女性が用意してくれたものをマグナム砲に装着していた私はそれを思い出し、ジャケットのポケットをまさぐる。

 あった。リョウさんがくれたゴムだ。

 開けてみると黒い色という以外は何の変哲もない代物。

 なんなんだろう。これは。

 でもわざわざくれるって事は何かあるに違いない。

 そもそもナンパする時も、女をハントしにいくときも、今までリョウさんが私にゴムをくれたことなんて一度もない。そう考えるとこの行動は不自然なのだ。
 
 私は半信半疑でそのゴムをマグナム砲に装備させた。

 …

 別に何もない。普通だ。


 実は終わってから数十分が経過していたが、ロシア人の女が私を部屋から出す雰囲気もないので、ベッドに横たわっていたのだが、その間に私のマグナム砲は修復が完了。
 
 すでに24ミリ砲弾もセットされている状態だ。


 つまり、ここはやはり時間制なのだ。


 となればこのまま寝ていてももったいない。それに寝てしまうと財布が危ない。私はもう一度チャレンジすることにした。このロシア女に。 もう勝とうとは思ってないが、何かまた感じるものがあるはずなのだ。

 そして…

 戦いが始まって間もなくして私はある異変に気づく。

 なんと私のマグナム砲が以前のようにダメージを受けない。

 いや。というより何も感じないのだ。

 これは…


 まさか。








 …































 このゴムまさか!?


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 わかった。わかったよリョウさん…。


 まったくなんて人だ。

 
 このゴム…

 
 通常のゴムの3倍以上厚い。


 そう厚いのだ。ゴムの素材が。


 最近流行りは薄いゴムだ。薄い場合、快感がそのままくるのでそれは気持ちいいし、モロに衝撃も来るだろう。しかしながら自分のマグナム砲も同時にダメージを受けるという欠点がある。

 しかしどうだ。この厚いゴム。

 ロシアの残影拳もなんのその。何も感じない。しかもこちらの攻撃の破壊力が破滅的にUPする事を忘れてはならない。薄いゴムの場合はこちらが攻撃する場合にこちらもダメージを受ける。

 まさにもろ刃の剣だ。

 しかしだ。

 このゴムならそういう事がない。はがねに覆われているようだ。このはがねの装甲はこちらの攻撃力を倍増させる。まさにバイキルトがかかっているのと同じ。攻撃力2倍なのだ。

 そう。

 私のマグナム砲は


 リョウさんのくれた神器により


 「ひのきの棒」から「はがねの剣に」進化したのだ。


 そしてその厚い装甲得た姿はまさに


 「かわの鎧」から「はがねの鎧」に進化したようなもの。


 さしものロシアの熊もバイキルトにはがねの剣、そしてはがねの鎧で覆われた私のマグナム砲により完全に沈んだ。

 当たり前である。いくらクマといえど、装甲で覆われてない部分は無防備。ルカニがかかっているようなものだ。

 勝てるわけがなかろう クックック…




 そうか。やはりそういうことか。

 何事もやはり経験。

 そしてなんという逆転の発想。

 世が薄いゴムと進んでいる時代に敢えて厚いゴム、それも特注の厚いゴムを注文しているリョウさん。タダものじゃねえぜ。

 こういうためのものなのか。

 どこで売ってるんだろう…。それを聞かねば。

 …



 耳を澄ますとリョウさんの声がした。どうやらリョウさんが出てきたようだ。…ということは私の制限時間もあと数分ということ。

 私はぐったりとしたクマを尻目に服を着こみ、リョウさんから貰ったゴムを外した。

 
 フッ  これに懲りたなら黙ってロシアに帰るんだな。
 



 まあはがねの剣は元のように「ひのきの棒」に戻ってしまったが、もう今までのような私じゃない。

 裏の世界を知り、深みを知った自分がいる。
 
 
 そうかこれが社会への第一歩か。


 そしてもう吹っ切れた。


 もはや亜美さんとつきあえようが、振られようが変わらない。今後はまた違った形で亜美さんと接しられるはずだ。別に彼女がいるわけじゃない。風俗に行こうと責められる筋合いはないからね


 クックック


 そして


 大事なのは4月。社会人になってからだ。そこまでの準備もしないといけない。

  






 …




 とりあえず… 今日はリョウさんと一緒にいよう。





 




 …





                   次話  帰れない者達


                                                素材 coco*
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テーマ: スキルアップ
ジャンル: 学校・教育








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comments

2009/09/24 17:38 [ 編集] popo MAILURL

吹いたww
職場のラスト10分で読んだのが間違いだったww

バイキルトとルカニの件、最高ですbbwww

2009/09/23 21:58 [ 編集] めいぽん MAILURL

読んで文句言う奴らもう読むな

2009/08/03 12:40 [ 編集] - MAILURL

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2008/08/19 16:58 [ 編集] 読者さん MAILURL

自分で自分のブツをマグナム砲と言い切ってしまう、財前がすごいwww

2008/07/31 13:48 [ 編集] 匿名 MAILURL

よく分からんが財前は早漏なのか?

2008/07/30 11:20 [ 編集] ぽりす MAILURL

読んでる間爆笑でしたw
リョウさんなんて素敵な方なんでしょうwww
これが実話だというのだから、すごいですね!!
世の中ってこんなおもしろいことがあるんだww

2008/07/29 00:52 [ 編集] 読者さん MAILURL

一回目はロシア女から渡して貰ったのを使ったんだろ…
使い終わったゴムを何分も付け続ける訳無いだろ…JK

2008/07/28 23:30 [ 編集]   MAILURL

すごいな。色々と。

2008/07/27 13:47 [ 編集] 読者さん MAILURL

一回目?はゴム無しでやったわけですか?

2008/07/27 13:45 [ 編集] 読者さん MAILURL

こんなこと知ってるオレカコイイ。
もちろん米欄的な意味で

2008/07/27 02:16 [ 編集] GJ MAILURL

意見が半分に分かれるな...

2008/07/27 02:05 [ 編集] 読者さん MAILURL

これが本当の残影ハメですね

2008/07/26 19:41 [ 編集] 読者さん MAILURL

誰かさんのことをかっこいいとか言っている方が数人いますが本当にそう思っているのでしょうか?コメントを見ていると財前さんが言うことやることがすべて正しいと信じて疑わない人たちがたくさんいるような気がします。
善悪の判断に乏しい子供がこのような記事を読んで変な方向に流されないか正直不安でなりません。

2008/07/26 18:55 [ 編集] ハチィーーー MAILURL

こ・・・これはなんという
下ネタバンザーイ

2008/07/26 18:46 [ 編集] 読者さん MAILURL

↓童貞がよく騒ぐのう

2008/07/26 14:59 [ 編集] アイテム MAILURL

財前嘘ついたの?早く八十八茶だせやカス

2008/07/26 13:11 [ 編集] 鷹の子 MAILURL

wiiで長らく続かなかった『ロックマン』9が配信されるらしいですよ、グラフィックやBGMも当時と変わりがありません。1000円で配信されるらしいので期待ですね。

2008/07/26 13:07 [ 編集] 読者さん MAILURL

外国人って書かないとダメだよ

2008/07/26 12:17 [ 編集] 読者さん MAILURL

なんだコレwwwww
ただの官能小説じゃねーかよ^^^^^^

2008/07/26 11:08 [ 編集] - MAILURL

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2008/07/26 09:05 [ 編集] 読者さん MAILURL

リョウさんうけるーw

2008/07/26 08:49 [ 編集] ハマー MAILURL

いつも楽しく読ませて頂いています!
今回はまた一段とエロくてリアルですねw

一ヶ月前からロシアの女の子とお付きあいしてますが
確かにキスだけでもかなり激しいですw
日本女性のような恥じらいの気持ちはなく正面から
ぶつかってくる感じですね

では多忙でしょうがこれからも頑張って下さい!
更新楽しみにしています!!



2008/07/26 08:44 [ 編集] 5543 MAILURL

人種差別的表現なんて、どこを見てもありませんでした。
あえて言えるとすれば、男女差別かねぇ。

2008/07/26 08:28 [ 編集] ゆう MAILURL

根本的になにも状況が変わってないですね><;

2008/07/26 00:52 [ 編集] 読者001 MAILURL

いやー、あなたはこっちのセンスのほうがありますね。

下ネタ織り交ぜたほうがおもろいですね。2なんですからもっと暴走してくださいなー

2008/07/26 00:37 [ 編集] あかぬこ MAILURL

正直行ってみt(殴

うん、これは素晴らしい日記ですね(もちろん性的ないみd

2008/07/26 00:18 [ 編集] 名無しの言兵衛 MAILURL

リョウs格好よすぎw
俺もそういう人になれるよう努力したいなと思いました

2008/07/26 00:09 [ 編集] MAILURL

外国人をネタにするのは感心しないな~
財前sが故意かどうかに関らずこの記事、人種差別的な内容多く含んでいる点は非常に残念です
貴方は本当に<大人>でしょうか?

2008/07/26 00:07 [ 編集] 時をかける熟女 MAILURL

親子ねtt…

いや、なんでもない…

2008/07/26 00:06 [ 編集] 比呂藻斗 MAILURL

リョウさんかっこよすぎwww

ロシアの熊は化け物か!

2008/07/25 23:58 [ 編集] 読者さん MAILURL

すごいわかるわww
まぁ童貞にはまだわからんと思うが。。。

2008/07/25 23:28 [ 編集] わふー MAILURL

良い日記だ・・・ 
 
メイプルの日記辞めてこっちや(ry

2008/07/25 22:52 [ 編集] 月光返し MAILURL

タイトルで下ネタかと思ってたけどw

案の定下ネタだったw

ってかリョウsカッコヨスw

2008/07/25 21:41 [ 編集] MAILURL

こんかいはヤヴァイっすねw
リョウさんかっこよすぎです(´゚д゚);.・;゛;ゴルバチョフッ

2008/07/25 21:24 [ 編集] トーテム MAILURL

今回はいつもにまして・・・・ヤヴァイ・・・
小学生とかも来ると思うんですが・・・
だからもっとやってくだs(ry

2008/07/25 21:22 [ 編集] ざいまえ MAILURL

好きなやついんのによく風俗いけんな(笑)

2008/07/25 21:13 [ 編集] - MAILURL

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2008/07/25 21:07 [ 編集] 妄想竹 MAILURL

加藤鷹
ゴールドフィンガーですねぇw
財前sがその技術を持っていたとわ

2008/07/25 21:04 [ 編集] you MAILURL

ロシアのクマ退治お疲れ様です
いやらしい話なのに、それをあまり感じさせないところが違います

それにしてもリョウさんって素敵な人ですね(*^_^*)
背中で語る人には、まだ会ったことないです

2008/07/25 21:03 [ 編集] fbj MAILURL

これは・・・

2008/07/25 20:50 [ 編集] 読者さん MAILURL

特注のゴムって…w
まず日常のSE〇じゃ使わないだろwてか鋼の剣より強くね?

2008/07/25 20:40 [ 編集] - MAILURL

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2008/07/25 20:30 [ 編集] まーち MAILURL

今回のネタは、リアリティあっておもしろいですねwwwww

鋼→ひのきの棒ってwwwwww(^Д^)ギャハ

2008/07/25 20:30 [ 編集] 少佐 MAILURL

これが世界か・・・

2008/07/25 20:17 [ 編集] 読者さん MAILURL

半端ねぇ

2008/07/25 20:06 [ 編集] 投げの真髄 MAILURL

これは低年齢がみるのにふさわしく(ry

2008/07/25 19:57 [ 編集] 読者さん MAILURL

洋物AVを想像してしまったよw

2008/07/25 19:28 [ 編集] りり MAILURL

テーマ:スキルアップ
ジャンル:学校、教育
          ・・・・・・・・にうけましたw

2008/07/25 19:27 [ 編集] 読者さん MAILURL

また小学生読者とかに刺激の強そうな記事が・・・
いいぞもっとやれ

2008/07/25 19:10 [ 編集] でぃーほん MAILURL

http://aruzentin20012001.blog44.fc2.com/

私がやっているサッカーに関するブログです。


財前さんも皆さんも是非見てください。

2008/07/25 18:48 [ 編集] 読者さん MAILURL

リョウさんも熊の人もすげー

2008/07/25 18:40 [ 編集] 読者さん MAILURL

裏の世界…凄いすねw
回想どんどんがんばってくださぃw

2008/07/25 18:38 [ 編集] 漢ちゃん MAILURL

凄かったです・・・
プロの世界・・・w

2008/07/25 18:27 [ 編集] そっせる MAILURL


いまからよみますw

2008/07/25 18:21 [ 編集] 読者さん MAILURL

2008/07/25 18:19 [ 編集] ある観覧車 MAILURL

5げっと

2008/07/25 18:11 [ 編集] 読者さん MAILURL

おもしろかったですw

4?

2008/07/25 18:11 [ 編集] 読者さん MAILURL

3か

2008/07/25 18:09 [ 編集] 読者さん MAILURL

2getだw

2008/07/25 18:05 [ 編集] もり MAILURL

1ゲとw

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