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2008(Fri) 07/18

大学時代 回想12 動き始めた思惑(67)

財前History … Comments(67)

 この記事は管理人の大学時代の回想記の第12弾。
 回想1「一楽木工」 ~ を見ないと意味不明なので注意してください。



 この記事は管理人の大学時代の回想記の第13弾。
 回想1「一楽木工」 ~ を見ないと意味不明なので注意してください。



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回想1…一楽木工 
回想2…応援団
回想3…リリカ再来
 
回想4…ストーカー財前
回想5…バイク免許取得の先に
回想6…社会人の鏡
回想7…研究室所属 

回想8…友情と恋愛 
回想9…ホッケー女のイメチェン文化祭 
回想10…阿鼻叫喚の魅力
回想11…無駄が必然に変わった日
回想12…動き出した思惑
回想13…友情と恋愛 (ノリ編)
回想14…マグナム砲の覚醒
回想15…帰れない者達
 





















 バイクに亜美さんを乗せて厚木から世田谷まで帰った翌日から

 亜美さんの私への接し方が明らかに変わった。

 大学に行っても「散歩でもする?」「お昼一緒に食べる?」と一言言えば当然のように同行してくれた。暗黙の了解といったものがそこには確かに存在していた。

 1週間もすると周りの研究室員の友達からは

友達A「おまえ味見だけするつもりならやめろよな。あの子の研究室隣なんだぞ」

友達B「遊び?」


 こんなことを言われだしたが、こんな奴らは無視である。こいつらは何もわかっていない。

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 私は「愛の告白」をしたわけでもなく、それに近い言葉を発したわけでもない。

 ただバイクで一緒に帰った。それだけだ。しかしその後の行動はもはやカップルと呼んでもなんら不思議ではない様相を呈していたというのは事実かもしれない。

 しかしこれで気づいたことがある。そう。告白をしてないのにこの状況になったということが一つのヒントになった。 


 実はこのとき一種の悟りのようなものを感じたのだ。 

 そういえば…よくよく考えてみと、私はハッキリと女性に告白するとほぼ100%の確率でフラれている。

 告白とはつまり「僕とつきあってくれませんか?」という言葉だ。

 逆に言うと告白しなければ女性ハントの成功率は異常に高い。というかナンパだから告白しないのが当然だけども…。

 自分データ分析によるとこの結果は明らか。

 まだまだ20歳そこらの青二才の私は未来への希望があまりにも大きく、失敗しても何も痛手はない。それゆえ分析能力が皆無というかする必要がない。

 しかし大学卒業が近くに迫った時に思い返してみるとまさしくこの法則が当てはまっているのである。
 
 もちろんこれは人によって違うとは思うけれど、私の場合、まず友達になって色々相手のことを見てから「つきあう」「カップル」になる、という工程が踏めない。こんな龍著なことは我慢ができないからだ。そもそもきれいな女性は一目見れば瞬時にして惚れてしまう。

 そう。瞬時に惚れてしまうのだ。

 何かあってもすぐ嫌いになるなんて事はあり得ない自信がある。となればもう答えは決まってるじゃないか。

 まずその子とヤル(SE○する)。これしか脳内の考えはないだろう。

 かわいい→好き→ヤリたい

 これ以外に何があるんだろうと思ってしまう。

 しかしだ。今の世の中はこれが常識ではない。特に夢見る学生なんかにはその様相が顕著。

 皆プロセスを踏みたがる。というより踏まないと軽い男、軽い女と思われる。

 例を言うと、まず友達になって…いろいろ交錯して…タイミングをみて…相手の様子を窺って…ご飯に誘って…デートに誘って…

 そして告白。

 通常的に大学にいる普通の女なんかはこのプロセスを踏まないと絶対に落ちない。

 なぜなら

 一晩会っただけで、少し知り合っただけで、ベッドを共にしたり、カップルになるのは「不純」という何か罪悪感みたいなものがあるからだろう。それにいきなり体を迫るような男は遊び人の確率が高いので警戒してしまうところもあるはず。

 しかしだ!!

 私はすぐに体を求めるが遊び人なんかじゃない。

 いや…周りからは否定されるが、皆本質を見誤ってる。私がナンパやその辺の女と見境なしにヤッていたのは独身…というか彼女が居ないからやっていたこと。彼女が居た時にこんなことはしていない。つまり誰も悲しむ人はいないのだ。

 え? 「女性は一晩で捨てられたら悲しむんじゃない?」だって?

 この大バカ野郎。

 無理矢理レイプしたわけじゃない。お互い同意の上でやったことなのだ。

 そう。相手も同意しているのだ。これが重要。

 彼女のいない身でどの女とヤろうと、何人とヤロウとまったく関係がないじゃないか。そう彼女がいなければ同意の上であれば誰と関係を持とうと咎められる筋合いはないのだ。


 もちろんケジメはしっかりしているつもりだ。

 彼女がいるとした場合、私は二股する事など絶対にありえない。

 ここをほとんどの奴がわかっていない。人間の表面しか見ていない。内部で鼓動している誠実な心臓部分をわかってないのだ。

 フリーの状態と彼女がいる状態は分けて考えなければフェアじゃない。

 フリーでもフリーでなくても初志貫徹なんて趣味はない。


 しかし…

 さっきの話に戻すが、こういう考えが告白すると100%フラれるという悪しき過去を作ってしまった。どうしても会う→ヤルということしか考えられないので、友達からどのように恋人までステップアップしていくのかというマニュアルが私にはない。つきあうという行為自体がそもそもヤリたいからであり、

 お互いの心の補完など華から求めてはいないのだ。

 ここが素人の女の子に振られる要因だろう。


 しかしだからといって正直言うとどうしていいのかわからない。

 その前に体目当てみたいなことを思われて断られてしまう。実際そうだけどそうじゃない部分もあるのに…。

 当たってはいるけど、それはとりあえずヤリたいというだけで、その後はちゃんとするのに…。

 難しい難問だ。

 一体友達からどういったプロセスを踏んで恋人に昇格すれいいのだろうか。

 単純に考えてみると、「付き合う」「カップル」なんて境目はむちゃくちゃ簡単なことのはず。










男「つきあってください」

女「はい」

 …

 カップルと友達の境目は。たったこれだけのことじゃないか。たった11文字の攻防でしかない。

 お互いが好意を持ってればそれで終わりのはずなのに、それに加えて面倒なプロセスを踏まないといけないので、どうしてもその段階で失敗してしまう。

 悟ったというのはそのこと。

 そう。告白してフラれるのであれば、ハッキリと告白しなければいいのである。ボカせばいいのだ。

 告白して断られると100が0になってしまう。大概の場合友達関係を維持する事すら厳しい。

 つまり「あれ?これって付き合ってるんだよね?」 これしかない。
 
 …


 …


 前置きが長くなったけれどこんなことをちょっと当時悟った。

 基本的にナンパスタイルで周りからも軽い男とみられる私が取るべき道はハッキリと本音を言わないボカシスタイルだったのだ。

 ああ。なんでこんなことに大学4年にもなって気づくんだ。これを大学1年生で気づいていれば…

 チズエさんの時にこちょこちょ行動に迷うこともなかったろうし。アプローチの仕方も違う方式が取れたろう。いや。もしかするとつきあえてたかもしれないぞ?チズエさんと。 

 もしチズエさんと当時つきあえていたらまた違った大学生活、健全な大学生活を送ったんだろうなあ。下宿で飯を作ってくれて…そのあと

 二人でなかよく ポチャポチャおふろ
 
 あったかい ふとんで ねむるんだろな
 
 ぼくもかえろ おうちへかえろ♪                          日本昔話「にんげんていいな」

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 …
 
 という感じでまっすぐ大学から家に帰ったに違いない。

 しかしそれだとチズエさん漬けの日々だったはずでリョウさんとも会ってないだろうし、これまで出会ったナンパ女達とも会えなかったろう。

 
 そう思うとどちらがどちらだったとも言えない微妙な感じではあるが…

 ただ今考えるべきなのは亜美さんのこと。今こんなにいい状態なのにハッキリ告白してフラれるなんて洒落にならない。それに相手もハッキリ言われても困ることもあるだろう。

 カップルとハッキリわかると周りに対しても恥ずかしくなるし、行動もなにか制限というかお互いに縛りあって息苦しくなる可能性がある。

 となるとだ。

 この状態のままヤッテしまうのがベストということにならないか?

 え?ならない?

 いや。なるはずだ。このままベッドインがベストなのだ。

 というかヤラないと駄目だ。

 誰もが経験があるはず。今はまだ亜美さんと付き合ってはいないが、お互い気を許しあってる状況。 この状況だと二人でいる時間は当然多くなるんだけど

 どうしても視線が亜美さんの尻や股間、胸に集中してしまう。

 特に亜美さんの尻はヤバい。

 ふっくらとしていて肉付きが良く形が最高にいい。というかエロい。というか今すぐにでも「しゃぶり」つきたい。犬になりたい

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 いや。別にこれはエロイわけではない。男として当然の感情なのだ。胸を張って言える。女の尻を見てしゃぶりつきたい以外の感情は浮かばない。
 
 もちろんエロの誘惑はそれだけじゃない。

 足もヤバい。太すぎず細すぎないムッチリとしたふくろはぎ。

 背が高くちょっとぽっちゃり系の亜美さんに、このふくろはぎのパーツは殺人級にエロい。

 ていうかその上の太ももとかあまりにフェロモンすぎてまともに見れない。

 見たらどうしても太ももの先の陰部を想像しちゃって自分の息子がいきりたってしまう。

 胸もヤバい。

 結構膨らんでるけど「パット入れてるのかなあ」とか「実際はどんな形してるのかなあ」なんてことをどうしても想像してしまう。

 いや。違う。女性読者に対してこれだけは言っておく。これは私がエロいとかそういうことじゃない。決して鬼畜なわけでもない。

 これこそが男なのだ。

 これは男なら綺麗な女性を見た時に誰もが感じてしまうことであり、全然普通のことなのだ。これがまとも。こういう感情があるから人間は遺伝子を後世に残せてこれたのだ。

 女性を見てこういうことを何も想像しない奴はちょっとおかしいんじゃないか?とすら思ってしまう。

 そう。













 表面上のつきあいなどガラクタに過ぎん、男の美学は全てエロに結晶しているのだ

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 女性陣はここで待て

 ここから先は男しか入れない聖域なのだ


 


 



 そうだ。男たちよ。

 亜美さんの胸の膨らみがパットによるものなのか天然なのか、それすら我々の科学力ではわからないのだ

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 これでわかったはずだ。

 なぜ早い段階でSE○しておく必要があるのか。

 ヤッテないと尻や胸ばかりに意識が行ってしまって落ち着かないのだ。気になってしょうがないんだ。ミニスカートとか薄着とか着て来られたら会話に集中できない。理性が抑えられなくて逆にストレスが溜まってしまうのだ。

 でもヤルとそうではなくなる。もう「見えた」というか「見た」というか亜美さんの体に対して一種の免疫のようなものができるので、尻や胸に意識がそれほどはいかなくなる。

 そう。ここからなのだ。男が本領を発揮するのは。

 エロに焦点が行かなくなり、相手を曇りのない眼で見ることができるようになる。

 このとき初めて難しい話や様々な話題の話に瞬時に切り返すことが可能となる。

 エロに意識が行ってる内はどうしても「ホテルに行く」ための誘導質問、誘導発言が多くなりまともな会話はできないのである。

 とりあえずヤル。というかSE○して自分の印をつける。

 ただのエロイ行動と思われがちな性行為も、それ以降女性と対等に渡り合えるようになる美徳なのだ。
 
 エロにはこれほどまでに重要な意味があるのだ。

 私は早急に亜美さんのボディにタッチしなければならないのだ。


 そして

 これこそが青春じゃないか。

 私にとって青春という漢字を「女尻」と書き換えても何ら違和感はない。







 この件に関しては誰も否定をすることは不可能であろう。  

 事実アメリカの超エリートビジネスマンはある程度の地位になるとペニスを手術で性行為不能にすると聞いたことがある。これはなぜか。かの超エリートサラリーマンでも性欲を抑制することは不可能だからである。大手企業の高い地位に昇るとあの手この手で足を引っ張る連中が出てくる。その場合主に使われるのは女性工作員だ。間違って関係を持ってしまうとそれをネタに金やら地位やらを脅かされてしまう。そして仕事に集中もできない。

 それゆえペニスを矯正し性行為としての使用を不能にするのだ。仕事にそして妻に忠誠を誓うために。

 かなり理にかなった行動ではあると思う。そしてこの行動は男はどこまでいってもエロで自制が効かないという証明でもある。

 

 さて…

 そうはいっても亜美さんとヤルというのは非常に骨が折れる行動である。

 何しろ彼女は男性経験がほとんどないらしいので、たとえ一緒に寝たとしても空気を読んでもらうということは期待できないだろう。つまりいきなり最後まで通しでやるのは駄目だ。嫌いにならないためにも

 馴らしていく必要がある。ハッキリと単語は書くと少年ジャンプの表現を逸脱するので書かないが…つまり挿入はしないということだ。

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 これしかない。


 

 そして今は幸いながら11月後半。

 12月24日はクリスマスなので1か月待っていれば黙っていてもできるとは思うけど、このままだと亜美さんが刺激的すぎて身が持たない。

 やはり決行は早いうちがいいだろう。
 

 つい1週間前までは「次会うのは初詣でいいです^^」「11月12月は忙しいので会うの無理です^^」(参照記事)なんて言ってた亜美さんも今や毎日私のバイクに跨って帰る日々。

 当然帰り道で飯も食うのでもはや毎日デートしてるのも一緒。

 正直言って11月に会うとか、別の日でデートするとかはもはやどうでもいい事項となっていた。あとはタイミングを見て私の下宿に連れてくるだけの段階なのである。
 
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 もはや残されてるのは最後のピースだけなのだが…
 
 これがうまくいかない。

 天然なのか、拒んでいるのか、最後の最後で亜美さん非常にガードが固い。バイクで帰ってるときに

財前「明日授業早いの?」

亜美「明日は講義ないよ」

財前「じゃあ家寄ってく?」

亜美「いいけど見たいドラマがあるので9時には帰るよ^^」

  ぐ…9時までだとベッドインできない。 

 
財前「テレビなら俺の家にもあるから観れるよ?」

亜美「いつもお母さんと一緒に観てあげてるから^^」
 
財前「…」


 …返しようがない。

 とにかく以前から掴みどころのない子というかなんというか。ハッキリ断ってるんだけど理由がスッキリしない。男を生殺し状態にさせるのが非常にうまい子だ。

 ホントにこの子とデキルんだろうか? まったくそういう雰囲気がない子だけに怪しくなってくる。 


 フッ…  そうか。 そうやっていつまでも逃げるわけですか。


 なるほど。


 クックック…




 しからば














































 酔わせるしかない (゜3゜)

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 もはやこれしかない。

 古来より人間は酒の力によって道を切り開いてきた。ビジネス、譲歩、協議そして親交。人と人とのつきあいに酒の力は不可欠。判断力が鈍り気持がオープンになる。

 だが酒の力に頼って迫ったりすると、後で取り返しがつかないのでうまく使う必要がある。

 女性と酒を飲む場合に押さえておくべき基本事項は2つ。 

 居酒屋に行かないこととビールを1杯以上飲ませないこと。

 これだ。

 まず居酒屋だが、居酒屋はコンパ、合コンのイメージが強く、人の目もあるし騒がしい。確実にいい雰囲気にはならない。つまり一線を越えるには2件目に行く必要があるのだが、2件目に行くような子はもはや何も言わなくてもその後もスムーズに進むわけで…

 まだ落ちてない子の場合は2件目は確実に入店拒否される。戦う前に男は敗れてしまう。食べ物も頼みやすいので酒にも酔いにくい。なぜなら酒を飲まなくても食べ物があるので酒の量をを誤魔化すことが可能なのだ。つまり居酒屋に何時間いても実はあまり酔っていないという事例も多い。バーのようなところなら2時間もいれば確実に酔う。なぜならバーでは酒がメインなので食べ物で酒の量は誤魔化せないのだ。

 ビールをあまり飲ませてはいけない理由はビールが臭いから。正直言うとビールを飲むと口臭は確実に臭くなる。というよりそういうイメージがある。カクテルなどは香料でうまい具合にアルコールの臭さはカモフラージュされているが、ビールの匂いはモロ。自分自身の口臭すら感じるほどだ。

 つまりビールを飲みすぎると女性は男性と積極するのに消極的になってしまう。女性にとって自分からアルコール臭がするのは許せない。これは相手の男性を想っていれば思っているほど顕著になるに違いない。

 まあ間違えてるかもしれないけどもこれはリョウさんが実践していたことだからまず間違いはないはず。

 だから酒はあくまでもカモフラージュとしてあくまでも「ついで」「オプション」として女性に認識させなくてはならない。酒を前面に押し出してはいけないわけだ。

 では今回の私のケースの場合はどうするか。

 実はナンパのときのような攻撃は使えない。

 あれはホテルに行くことが前提だから使えるわけであり、当然ながら酔うとバイクは飲酒運転になるので帰れない。バイクを運転しなければならない私が亜美さんと居酒屋に行き、自ら酒を飲むとどうなるか。

 見え見えすぎではないか。帰らないことが。

 ゆえに自分の下宿で飲ますしかない。これなら私が飲んでも違和感はない。

 ここまでは下宿にさえ連れてこればできる。


 問題は次だ。

 次に考えるべきはどう飲ますかだ。 これが重要。

 自分だけ飲んで女は飲まないとかそんなバカな話はない。

 しかしこれが難しい。如何に下宿ゆえ私が酒を飲んでも違和感がないとは言っても、亜美さんがお酒を飲まなくてはいけないという理由はない。この場合亜美さんは別にウーロン茶でもいいわけだ。

 飲ますには何か別の力を借りる必要がある。

 よってひとつ工作する必要がでてくる。

 亜美さんが酒を飲まざるを得ない状況を作る必要があるのだ。

 しかし、この状況。あるアイテムをもってすれば簡単に作ることができる。クリスマスならシャンパン。正月なら日本酒というように、「これには普通お酒ですよね」なんて違和感無い状況をいつでも作れるアイテム。


 それは









 …





















 ケーキ

 
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 家で夕飯を食べる時にお酒が出てきても飲む義理はないが

 ケーキが机に綺麗に置かれた状態でワインが出てきたら「飲もうかな?」というKY的な雰囲気になる…はずだ。なにしろウェディングケーキ、クリスマスケーキ、バースデーケーキとケーキはいつでもパーティの主役だからね。

 …
 

 決行の日は翌日すぐにやってきた。亜美さんが逃げられない口実も準備。
 
 そしていつものようにバイクでの帰り道…。




 
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財前「ねぇ亜美さん。今日は飯を俺の家で食べない?」

亜美「ううん ガストでいいよ^^」

財前「いや…今日はガストはちょっと。特別な日なんだよね。今日は」

亜美「??」

財前「誕生日なんだ」

亜美「え?財前くんの?」

財前「いや。バイクの」 (大嘘)

亜美「^^;」

財前「毎年バイクの購入日はいつも一人で祝ってるんだけど…」

亜美「うん」

財前「亜美ちゃんは最近結構これに乗ってるし、一緒にどうかなあと思って」

亜美「確かにお世話になってるね。このバイクには」

財前「ちゃんとケーキも用意してあるからさ」  
 
亜美「!?  へぇ~。本格的だね^^;」

財前「じゃあ決まりね」

亜美「^^;」




 …


 返事がなかったのでOKということにした。

 そのままバイクで私の家に直行。


 ついに淡く…淡く、燃え上がる夜が始まろうとしていた。


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 すぐさま私は軽い炒め物で料理を準備。腹が起きると酒の量が減るので、必要最小限の量だ。

 それを二人で少し摘まんだあとに

 いよいよケーキの登場。

 そしてさりげなく度がきついワインとグラスを二つ準備。
 
 大学から家に帰り着いたのが9時半なので既に時間は10時を超えている。

 小田急線の終電は12時50分。これに乗れなければ亜美さんは帰ることが不可能だ。そして私もワインを飲むので送ることも不可能。

 となると必然的に泊まるしかないわけだ。

 私の下宿から小田急線の経堂駅までは歩いて10分。12時30分にはここを出ないと間に合わない。

 終電の時間が終わってから仕掛けるなんていうのはイメージが悪い。

 チャンスは12時。

 ここでお触りタイムに持っていけば知らぬうちに終電時間は過ぎる。

 そう。決行は12:00分。 そこしかない。 と自分に言い聞かせ…

 亜美さんのグラスにワインをゆっくりと注ぐ。あくまでも主役はケーキと偽造したバイクの誕生日。ワイン、アルコールに対する防御意識は薄れているはずだ。

 …


 と案の定

 亜美さんはワインを注がれても反応しない。当たり前といった表情だ。


 しめた。第一の関門が開いた。クックック…

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 第二関門は飲ませることだが、こんなものは乾杯とでも言えば飲まざるを得ない。 

 実際…


財前「じゃあ乾杯」

亜美「乾杯^^」


 そしてすぐにバイクの昔話を亜美さんに切り出し、考える隙を与えない。乾いたケーキを口に入れる毎に水分としてワインを口に含む亜美さん。

 もう3杯目である。亜美さんほろ酔いで非常に気持ちよさそう。

 これは… 落ちた。
 
 あとはさらに何杯か飲ませて12:00を待つだけ。ここでお触りタイムに突入ですべてが終わる。

 フフフ。

 亜美さん。いよいよ君も年貢の納め時というわけだ。

 心配ない。心配ないよ亜美さん。 後始末はキッチリとつける。

 そして12時5分前。

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 亜美さんは顔を赤らめたまに「う~ん」なんて息を吐いている。座っている体制も大分崩れてきた。

 もはや迷うまい。 もうここで決めるしかない。

 私はゆっくりと亜美さんの元に近寄り


財前「大丈夫?」

亜美「あ~ちょっと気持ちよくなっちゃった^^;」

財前「飲みすぎた?」

亜美「どうだろ」

 
 そして腕を亜美さんの肩に回す。回して接触した後はゆっくり握力を加えていく。ゆっくり。ゆっくりだ。
 
 …


 …



 亜美さんの拒否反応は














 ない。







 来た。ついに来たかここまで。

 こちらも心臓の鼓動がバクバクだ。

 割れものを触るようだぜまったく。経験人数の多いナンパ女、ひと晩限りの女とは訳が違う。今後もずっとつきあっていかなくてはならない存在であり、私はいつまでも紳士で居続けなければならない。

 マイナスイメージはご法度だ。

 次にやるべき行動は顔を近づけること。半径10㎝まで顔の接近が許されれば次の段階に進める。

 私はゆっくりと顔を亜美さんの元に…近づ…け
 

亜美「財前くん!」

財前「⊂⊃。Д。) え!?」

亜美「なんだか私…」

財前「うん」

亜美「帰るの面倒になっちゃった…」

財前「なっ!?なにぃ!?」




 バ…バカな。なんだこの大胆発言は。つまりそれは私の家に自らの意思で泊まるって事に…








亜美「でも今日は帰るね^^」































財前「ああああああぁぁぁあぁっぁぁぁぁぁ」

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 バ…バカな。こんなに酔ってるのにちゃんと終電の時間を気にしていただと!?

 どういうことだ…。こんなパターンは今までになかったぞ。

 普通終電の時間など気にしないはずなのだ。だってまだ終電までには30分以上ある。急ぐような時間じゃない。なぜ今このタイミングで言う必要があるんだ。

 いや。言えるんだ。

 普通は12時15分くらいに言うはずじゃないか。

 だからこそ12時から作戦を決行したのに…



亜美「今日はごめんねぇ。また今度ね」

財前「な…」


 
 ダメだ。この女。完全に私の行動を見透かしている…。

 そうとしか思えない。

 今ハッキリとわかった。

 なんだこの断りタイミングの孔明さは。孔明すぎてとっさに対策なんて打てるわけないじゃないか。


 今までの…そう。どちらともとれない発言、生殺しのような返答、ハッキリしない言動… 恐らく天然ではない。すべて計算済みというわけか。

 だが、私に好意がないのであれば家でケーキも食うことはなかったろうし、バイクにも跨らないだろう。

 今日… おあづけしたのも何か後に考えがあってのことだな…。

 そうか亜美さん。

 男性経験が少ないなんて嘘だね?
 
 そうか。


 今まで手のひらで転がされていたのは












 私だったのか…












 なんてバカなんだ。よもや素人の女にここまでやられてしまうとは…。この財前一生の不覚;;


 もういい…。あとの進行はもう亜美さんに任せる。もう私は前面には立たない。上下関係がハッキリしたね…。というか今ハッキリさせたんだね…亜美さん。










 …



 結局私は亜美さんを経堂駅まで歩いて送って行った。


亜美「こうしてお酒飲んで一緒にお散歩するのもいいよね^^」

財前「…」


 まったくなんて魔性の女だ。この発言も巧妙に裏付けされた計算発言なんだろ? じゃあ。一体いつヤラせてくれるのよ…亜美さん。

 

 …




 次の日は土曜日だったこともあり、私は大学に行くこと…というか研究室をサボった。知れたこと。亜美さんが大学に来ないからね。今日は。
 
 別にいいのだ。

 しかしどうも気色悪い。あの巧妙な逃げ方は明らかに素人レベルの為せる業ではない。 


 私は電話でノリを下宿に呼び出し相談することにした。

 意外とこいつは人間観察力が高いからね。

  









 …






 愛車のクラブマンに跨りノリはすぐにやってきた。







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ノリ「お~う。昨日どうだったの?」

財前「ああ。それがね… こうこうこうで…こうで」

ノリ「な~んだ。全然進んでるじゃん。何を悩む必要があるんだよ」

財前「ま…まあそうなんだけど、何か…こうひっかかってね」

ノリ「そこまで行ってるならもう時間の問題だね。おまえが急ぎすぎてるだけなんだよ。馬鹿だなぁ」

財前「…」

ノリ「そんなことよりさ。おまえがうまくいったんなら今度は俺に協力してくれない?」

財前「ん?何よ。恋の相談か?」

ノリ「そうなんだ。だってあと半年で卒業だろ? 今やっておかないと卒業しちゃうから」

財前「そうだな~。そういえば今じゃないともう後がないな」

ノリ「2月からつきあってもたった1か月しかつきあえないんだぜ?」

財前「うん。確かにそうだ。そういう季節だな」

ノリ「だから俺もちょっと告ろうと思ってさ」

財前「ほぅ。どいつだ。」

ノリ「実はさ」

財前「うん」

ノリ「おれ…」

財前「うむ」



































ノリ「ホッケー女の事が好きなんだよね」





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 今日の1曲   「日本昔話」 にんげんていいな


 


 →第13話 友情と恋愛 ノリ編


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ジャンル: 恋愛








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