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2007(Fri) 07/20

徳島in鉾マン OFF会 其の①(76)

女性関係徒然 … Comments(76)

 メイプルストーリーというオンラインゲームで繋がった友達関係。

 
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 ゲームで出会った人に実際会おうとなると様々な問題が起きるものです。

 今回の記事はその模様を私視点のビジョンでお届け。






 

 2007/07/13 PM14:00 東京

 東京での仕事が終わり、徳島への帰宅準備をする。丁度心配していた台風はまだ沖縄方面。最悪の場合徳島に飛行機が着陸できないことも想定してたが、これなら帰れそうな気配。

 浜松町に移動し、モノレールに乗って羽田空港へ。

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 ボードを見ると徳島行きは出発OKとなっている。反面九州の便は欠航という文字がチラホラ見えた。

 ふぅ…。

 どうやら

 台風の影響で欠便という最悪の事態は免れたようだ。しかし楽観できる状況ではない。


 この時の状態では翌日の土曜日から


 7/14(土曜) 徳島 台風直撃
7/15(日曜) 徳島 台風直撃
 
 という予報。これはもうOFF会は無理と決まったようなものだ。台風の時に来てもしょうがない。

 羽田空港で待ってる間においちゃんに電話しようとも思ったたが、まあ話がこじれると飛行機搭乗時間が来てしまうので徳島に着いてから電話することにした。
 
 待ち時間の間…

 週間プレイボーイのキン肉マン2世を読破
 週間プレイボーイのグラビア裸で目の保養
 週刊プレイボーイの中国食品事件で時事を確認

 対面の人から見るとプレイボーイは…表紙がグラビアなので見るとエロイ雑誌と勘違いされる弱点はあるが、そんなのは無知な輩の戯言。

 これは決してそういう雑誌ではない(見てる人はわかるよね?)

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 飛行機の待ち時間や新幹線移動中に見る雑誌としては最高なのだ。時事も確認できるし、漫画もあるし、グラビアもあるし、今旬のニュースもちゃんと載ってる。

 出張サラリーマンとしては手放せない一品。
 
 もちろん読むなら新聞の方がいいが、移動中はリラックスも兼ねて休養しないといけない。小難しい新聞などにかまけている暇はない。
 
 毎週火曜日発売だけに月曜日出張の時は鬱だがそのときはスポーツ新聞をセレクトするようにしてる。

 



 7/13 PM15:30 東京

 飛行機離陸。ここであることを思い出す。

 明日の土曜日は大型台風が徳島上陸。しかしバーベキュー決行ということで23人も呼んでしまっている

 おいちゃんが徳島に来ないことはもう明白。こんな台風の中来る奴はいない。…ということは明日のバーベキューも…

 当然中止。

 みんなに中止と伝えないとまずい。

 しかし今は飛行機に乗っているので電話はできない。後にしよう。

 そんなことより今はやるべきことがあるのだ。

 離陸前はスチュワーデスの動きが慌ただしい。上の荷物棚を綴じたり、客がシートベルトをしているか確認したり。

 まさに絶好の癒しタイムと言える。 さて…今日の美女は?

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 ほぅ…  B80 W59 H83 か…。
 
 なるほど… B84 W60 H88 くらいか…。 

 ぁ…   B80 W54 H80 この体系は秘部の締まりがよさそう



 =====○)д`);.・;゛;ブッ

 
 別にエロイとかヤリタイとかそういう淡い期待をしているわけではない。学生時代に習得したスリーサイズチェッカーが無意識に働いてしまうのだ。

 最近のスチュワーデスは質が落ちているものの、それでもやはり姿勢や歩き方というのはよく訓練されてるようで非常に綺麗に見える。

 …と誰かが言っていた。


 う~むしかし…

 一晩だけでいいからスチュワーデスを貸し出して貰えないものだろうか…


 =====○)д`);.・;゛;ブッ



 こ…こら…。別に要求不満なわけではない。台風が上陸するということで多少精神的に肉肌を深層意識で求めてしまっていたのだろう。

 …


 その後仕事の疲れを取るため徳島到着まで就寝。





 7/13 17:10 徳島


 
 飛行機は無事徳島空港に着陸。

 ほぅ… こっちはまだあまり雨も風も強くないな…。ということはやはり今晩から明日明後日にかけて台風が来るという線が濃厚か。
 
 OFF会は中止だ。
 
 早速鉾マンおいちゃんに電話をする。


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財前「もしもし」

鉾マン「おう。ゴウさん」

財前「ニュース見たか?」

鉾マン「台風だよね。みてるよ」

財前「そうか。見ての通りだよ。徳島でのOFF会は不可能だ」

鉾マン「んな?どこが不可能なの?」

財前「え?」

鉾マン「これから徳島に出発する所だよ」












財前「なに!?!!?!!」 




鉾マン「すぐにでも行きたい」

財前「何を言ってるんだ!! 今くると帰れなくなるぞ!」

鉾マン「あの10月まで予約一杯の鳴門グランドホテルがさ。空いてたんだよ。台風でキャンセルが多発したみたい」

財前「ああ…さすがに空いてるか(笑)。 でもちょっと待て。今から来る気って本当にマジの話か??」

鉾マン「嫁とは今日は鳴門グランドホテルに泊まるということで意見は一致した」

財前「正気かよ(笑)。明日台風は徳島に直撃するんだぞ?」

鉾マン「知ってるよ」

財前「赤ちゃん連れてくるんだろう?駄目だ駄目だ。危険すぎる。」

鉾マン「ゴウさん。よく聞いて」

財前「台風情報ちゃんとみたのかよ…」

鉾マン「もし台風が明日去ったらどうする?」

財前「ん?」

鉾マン「そしたら日曜月曜日と素晴らしく有利じゃないか」

財前「…」

鉾マン「この台風でホテルキャンセルは多発。てことは観光客も激減。てことは道も空いてる。そして人がいなくて観光も一人勝ちというわけよ」

財前「まあそりゃそうだけどさ。雨が残ったら赤ちゃんの体にも悪いし、徳島来てもずっと家ってこともありえるんだぞ?」

鉾マン「その場合は負けだ。これは賭け」

財前「う~ん…」

鉾マン「今日は徳島移動だけでホテルに泊まるよ。で明日明後日とゴウさん家に泊まる。それでOKって言ってくれたら今から出発するよ。瀬戸大橋が閉鎖されないうちに通り抜けないとイカンし」

財前「う~む…」

鉾マン「台風の速度を見る限り土曜日で抜ける。そして日曜日月曜日は絶対晴れる。そうなったらなんで徳島に行かなかったんだろうって後悔するよ。それだと前から計画してたこのOFF会を無駄にすることになるんだよ?」

財前「確かに…そうだが…」

鉾マン「賭けてみるのもいいだろう。絶対これは行った方が有利だ」

財前「有利とか不利とかそういう問題なのかなぁ…」




 なんということだ。

 この二人の夫妻{鉾マン(夫)、弥美(嫁)}…

 あろうことかこの台風が近づいている徳島に向かうというのである。


 ①生後6が月の赤ちゃんがいる
 ②史上最大と呼ばれている台風がすぐそこまで来ている


 この条件で来る奴など果たしているだろうか?いやいない。

 台風で観光客がいないからってそれは勝ちなのだろうか?いや勝ちじゃない。

 それ以前に台風って明日本当に来るんだろうか?これは来ないとわからない。 

 こうなると判断基準は自己責任でしかない。

 ①何かあったら呼んだ私の責任
 ②何かあったら来ると言った鉾マンと弥美の責任。

 ②は問題ない。彼らは来ると決めている。あとは①。私が果たして責任を取れるかどうかだ。赤ちゃんに何かあったときに。 

 そして台風の中わざわざ来て良かったと思う程の体験をさせてあげられるかどうか。



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 う=む…。

 これは受け手にとって非常に不利な問題。

 もし来たと仮定した場合… バーベキューも実行する必要が出てくる。外はさすがに無理だろうから何らかの別の形ででも。
 
 当然友達には反対されるだろう。それを説得できるだろうか?

 それにバーベキューで23人も集まっていざ帰ろうとしたときに台風が凄すぎて帰れない事態になったら…

 非難囂々あびるのは目に見えてる。それに赤ちゃんがそんなことになったら一体どうするというのか。

 しかし…

 しかし鉾マンが来るならやるといった手前…絶対にやらねばならん。

 なにしろこの大勢でのバーベキューをしないとわざわざ徳島に来てくれる意味がないからだ。


 さて…どうするか…







 うむむ…








 どうする? アイフル♪


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 =====○)д`);.・;゛;ブッ


 そんな歌を歌ってる場合じゃない。
 
 
  
 考えても答えは出ない。こんなのはもう…運命だ。

 そう運命。うまく行くにしろうまく行かないにしろ…

 どうなったにしても

 運命なのだ。とういうか運だな。


 …

 
財前「わかった。OK。じゃあOFF会やるか」

鉾マン「よしよし。じゃあ今から山口を出発する。今日は鳴門グランドホテルに泊まるから明日の朝ゴウさんの家に行くって事で」

財前「じゃあ明日の朝電話するね」



 …

 こりゃあ忙しくなってきた。よし早速相棒に連絡だ。

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 プルルルルルルルルッル プルルルルルッルルルルッル


彼女「もしもし?」

財前「どうも」

彼女「帰ったの?」

財前「うん今徳島ついた」

彼女「忙しいから切るよ」

財前「え?ちょ… もう仕事終わってる時間じゃなかった?」

彼女「終わってるよ」

財前「え… じゃあ何か用事?」

彼女「別に用事もないけど」

財前「でもさっき忙しいって…」

彼女「鈍いね~ホント」

財前「え…」

彼女「ゴウ君」

財前「ん?」










彼女「昨日あたしの電話無視したでしょ」

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財前「ギクッ!?」

彼女「凄いむかつくんですけど」


 待て待て待て待て。待ってくれ。それはないぞ。

 全然知らない…。昨日電話などなかったはずなんだが…


財前「ちょ…い…いや違う。それは違う。昨日の夜は違うんだ。」

彼女「何が違うのよ」

財前「昨日は大事な飲み会でさ…。どうしても…」

彼女「でも今日の朝それについてのメールくらいできない?」

財前「メ…メールね… ちょ…ちょっち今まで…。ずっと電波の届かないトコにいてさ」

彼女「は?東京でしょ?ずっと電波の届かないとこなんてあるわけないじゃん」

財前「それが…近年は地下街が発達しちゃったりしてまして…」

彼女「また言い訳?」

財前「言い訳?まさか!! それに実は電池も切れてしまっていて…」

彼女「電池が切れた? でも今到着したとこでしょ? じゃあその電話どこで充電して今通話してるのよ」

財前「え…。え~とですね。そ…それは…」


 まずい…言い逃れが苦しくなってきた…。
 



 言い訳コンピューター発動…


財前「フッ 実はね。車で充電しつつ今電話しているのさ」

彼女「そうなの?」

財前「もちろんさ。帰ったら一番最初に電話するのは君に決まってるだろう。いやあ声を聞きたかったよ」

彼女「どうでもいいんだけど。それで…何?」


 なんて面倒な生き物なんだ。なんで本題を切り出すのにこんなに時間がかかるのだろうか…。 たかが着信履歴一つで… 

 女ってのはいつも意味わからん。


財前「実はOFF会なんだけどね」

彼女「ああ。これじゃ中止だよね」

財前「いや。実行することになった」

彼女「エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?」

財前「向こうが来るって聞かないんだよ」

彼女「赤ちゃん居るんでしょ~?大丈夫?」

財前「さあ… でももう出発してる。今更もう中止はできないよ」

彼女「そっかあ。もうちょっと早く言って欲しかったな~」

財前「いやいや。今さっき電話して決まったとこ」

彼女「今さっき電話?徳島に着いたときに?」

財前「そうさ。その後すぐ君に電話した。」

彼女「ねぇ」

財前「ん?」

彼女「帰って一番最初に電話するのは私じゃなかったの? 」

財前「え…」

彼女「へぇ。電話は私より弥美ちゃんに先にしたのね」

財前「!?」

 
 女というのはなんて細かい生き物なんだろうか…。どうでもいいじゃないか。誰に先に電話しようが…。まったくたまらんわ…。言い訳もその場で思いついたもの言っても通用しないな…。


 ピピピ 言い訳コンピューター発動…


財前「ハハハ… な…何言ってるんだよ。電話は向こうからきたのさ」

彼女「あ。そっかぁ」

財前「だから俺が最初に電話かけたのは君で間違いない」

彼女「まあいいけどさ。でいつ来るの?」

財前「明日だ」

彼女「じゃあ明日何時に家行けばいい?」

財前「朝9時だな」

彼女「早いよそれ~ 10時にしてよ」

財前「うーむ…。じゃあ10時…」

彼女「でバーベキューはどうするの?」

財前「もちろんやるよ」

彼女「やるって…どこでやるのよ…」

財前「え…え~と… く…詳しい話はまた明日ね~」

彼女「…」


 ガチャ




 フッ… 危ういところだ。あろうことか鉾マンが来るという大事なときに機嫌を損ねる所だった。

  

 7/13 PM22:00

 台風情報を確認。どうやら速度が多少あがり、明日の夜~深夜にかけて直撃という情報に変っている。

 明日の夜はバーベキューなんだが…

 せっかく来る二人に徳島の友達が大勢あつまるバーベキューは実行してあげたい。

 となると… もう一か八か。 よし。勝手に決めた。


 明日台風は反れる!! 徳島には来ない!!


 そうと思いこまなければこれは実行不可だ。


 友達に全員に電話連絡。


財前「おい明日のバーベキューだがな」

友達A「ああ台風で中止だよね」

財前「いや。バーベキューは決行する」

友達A「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

友達A「しょ…正気か?おまえ」

財前「心配するな。できるように手筈は俺が整える」

友達A「ホントかよ…」


 同じパターンで総勢20名に電話。あとは…2名。ここが重要。この夫婦にはさっきのようにはいかない。なぜかというと…
 
 外でのバーベキューは無理なので、室内でしようと考えたから。

 しかし実家とか親がいる家庭では台風の中の室内バーベキューなどとても受理されない。

 となると親がいない新婚家庭でやるしかない。

 ポイントは

 新婚二人の急所につけ込むこと。話のもって行き方次第では拒否もありえるので細心の注意を払う必要がある。

 ここで話が決裂するとすべてが水の泡になる。


 よし…

 早速電話


財前「もしもし?」

タケ「お~う。どうした」

財前「バーベキューの件なんだが…」

タケ「台風で中止か?」

財前「ああ。台風が来てるんだけどさ。せっかく20名も集めたわけだし、辞めるのはもったいないと思うんだ」

タケ「うむ。一理あるな。それに山口の人歓迎のバーベキューだしな」

財前「そうだ」

タケ「だがバーベキューはどう考えても無理。今回はあきらめるしかないぞ」

財前「まあそこなんだが。ちょっとその前に聞いてくれ」

タケ「ん?」

財前「このバーベキューには隠れた真の目的がもう一つあったんだ。実は」

タケ「ぬ?」

財前「まさかおまえにこれをいう羽目になるとはな…」

タケ「なんだなんだ?」

財前「実は今回の集まり…一応おまえら二人の結婚祝い、そして新築祝いも兼ねたバーベキューだったのさ」

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タケ「マ…マジで?」

財前「そうだ」

タケ「おまえさ。いつものように今思いついたんじゃないのか?都合のいい奴だからな」

財前「俺達の心には一片の曇りなく、おまえらを祝福する気持ちしかない」

タケ「俺たちって…おまえだろ(笑)。企画したのは」

財前「だがみんな祝福してるのは事実だ。おまえのためならみんな集まってくれると言ってくれてるんだ」

タケ「そ…そうだったのか~;;」

財前「ウンウン」

タケ「でもさ…それでも台風の中でバーベキューってのはさすがに無理がないか?」

財前「おいおい。あきらめるのはまだ早い」

タケ「なに!?」

財前「新築祝い、新婚祝いというのはやはり俺の家でやるよりも、現地に行った方がいいだろう」

タケ「え? 現地?」

財前「そう。現地。俺の家ではなくな。 つまり…」

タケ「!? ちょ…ちょっとまて… それは俺の家でバーベキューをやるということか!?」

財前「新築祝いは現地でやらなければ意味ないだろう」

タケ「待て待て待て待て。聞いてないってそんなの」

財前「今言った」

タケ「いや俺の家はお前の家みたいに庭でかくないって。スペースがねえよ」

財前「さすがに外ではできないよ」

タケ「え?」














財前「家の中でやるんだ」













タケ「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」








タケ「無茶苦茶だなお前;; あのな…室内で炭をたくのはちょっと…新築だし…」

財前「炭は使わないよ。ホットプレートで肉と野菜を焼く。これなら可能だ」

タケ「なるほどホットプレートか… しかし23名も来るとなるとなあ…後片付けとかあるし… 嫁もなんて言うか…」

財前「後片付けでは手間はかからない。俺らがやるよ」

タケ「そうか…」

タケ「しかし食材準備とかは?」

財前「俺と彼女でやる。新婚様二人の手はわずらわせないよ」

タケ「ふむ…」

財前「23名もの人がおまえらの新婚祝いと新築祝いに来るんだよ?こんなチャンス2度とないだろう」

タケ「辞退者はいないのか?みんな来るって?」

財前「それはさっき電話で説得した。」

タケ「おまえ…よく台風の中23名も説得したな… 無茶苦茶な奴だ」

財前「でもお前の家でできないと全て駄目になるんだよ;;」

タケ「う~む…」

財前「みんなで行ってもいいよな?明日」

タケ「…。  お…OK。じゃあやるか。嫁には俺からいっとく」

財前「よし」




 …

 終わった。

 これで何の弊害もなくなった。タケの家は私の家から車で2分。台風の中赤ちゃんが移動することを考えても負担も最小限に食い止められる。

 さらにあいつの家のホットプレートと私がホットプレートを持って行けば総計2枚。これで肉を焼けば充分20人は養える。

 よくまあこのタイミングで新婚→新築というコンボをやってくれていたもの。

 これはキテル。運がきてる。





そして…夜が明ける








7/14(土) AM10:00


 ふむ。まあまあの天気だ。

ニュースでは台風直撃の方が飛んでいるが、実感は沸かない。なぜならそれほど風も強くなく雨もたいして降っていない。
  
 遅れているんだろうか。やはり本格的に来るのは夜か…。

 鉾マン夫妻は私のすぐ家のそばのローソンから電話をしてきた。迎えに来て欲しいということらしい。

 いつものように外出用のスーツを着て、いざ出発…としたかったが、玄関に出たら革靴がない…。

 …

 親父の仕業か… あいつ履いて行きやがったな!?

 俺のリーガルを…。
 
 しょ…しょうがない。緑の健康サンダルを履いて出発。
 
 大丈夫。歩くわけじゃない。車でそこまで迎えに行くだけ。鉾マン夫妻も靴などみないだろう。

 …


 そして近所のローソンまで行くと?

 居た。鉾マン夫妻。

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 去年会ったときに比べ二人もちょっと容姿が変ってるような…。いや変ってないと言えば変ってないか。

鉾マン「お久しぶり」

弥美「お久しぶりです」

財前「じゃあ家行こう。こっからすぐだから」 

鉾マン「ゴウさんの車の後ついていけばいい?」

財前「うん。じゃあついてきてね~」

 
 さて…行くかという時に家の庭が脳裏に浮かぶ。まてよ…。俺が先に家に入ったら…鉾マンの車デカイからスペース的にちょっとまずいな。
 
 てことは先に鉾マンの車を家に入れないとイカンじゃないか。

 ちょっとそれ言っておこう。

 鉾マンの車まで引き返す。

財前「ああごめんごめん。俺先に入ったら車でれなくなるわ。おいちゃん先に入ってくれ」

鉾マン「OK」


 その後車で先導。 そしておいちゃんの車を家に先に入れようとと思ったが、丁度対向車が…

 よけられない。

 結局私が先に家に入ることになってしまい、鉾マン困惑。確かに話が違う(笑)。

 家に車置いて鉾マンを誘導。

財前「ああ。ごめんごめん。先に入っちゃったよ」

鉾マン「ぇ…なんだこの家…」

財前「そこまっすぐ奥まで突っ込んでおいて」

鉾マン「…」

財前「ん…どうした?」

鉾マン「…」

財前「おいちゃん?」

鉾マン「ナンデスカ…この庭のデカさは…」


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財前「え?あ…ああ。徳島の農家はみんなこんなもんさ。たいした事じゃないぞ」

鉾マン「とてもたいしたことない風には見えないけどね…」


 車を止めた後、鉾マンは車を降りて周りを見渡してる。山口県はそんなに都会ではない。多少敷地の大きい家など珍しくもないはずだが…。

 
 だがおいちゃんも弥美ちゃんもしばらく動こうとしない。


 視線を追うとどうも温室を見ているらしい。

 ふむ…温室か。蘭もちょうど花が咲いてるし、おいちゃんのガキに見せておくのもいいかもな。

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 うん。花の心を幼児期から知っておくのも大切だ。特にこれだけたくさんの蘭を見る経験もなかなかできないと思うし。

財前「ああ。ちょっと温室入ってみるか?ガキにも見せておいた方がいいかもしれないし」

鉾マン「おお。見る見る」

財前「蘭を0歳の時からみておけばな。きっと花の美しさがわかる大人に成長するぞ」

鉾マン「それはないとおもうなぁ。まだ0歳って言ったらアレだよゴウさん。花かどうかも理解できてないんだよ?」

財前「え?そうなの?」

鉾マン「乳飲むか寝るか。これしかわかってないはず」 

財前「…しかし深層意識というものがあるだろう。わかってないようでわかってるかもしれんじゃないか」

鉾マン「それより蚊にかまれるほうが被害が大きい」

財前「小さいこというなよ…」


 う~む。赤ん坊というものはそんなに物わかりが悪いのだろうか?聞いた話では両親がいつも笑ってるような家庭では感受性豊かな子に育ち、両親が暗い家庭ではそういう影のある子になるという。

 わかってないようでそういうのはキチッとわかってるって書いてた。

 だから笑顔を絶やすなと。

 けど確かに蚊、蚊はいるわなぁ(笑)。

 いやいや虫みただけで落ち着かないような都会少年に育ってもらっては困る。そんな奴は災害時にパニックになるだけだ。

 理想と現実は違うということもわからせねばならん。

 花には虫がいるんだよ。



 …



財前「よ~し。ここだ」

鉾マン「うおぉ。何百鉢あるの?これ」

財前「さあ…数えたことないからねぇ。でもネット販売で大分はけたんだよ」

鉾マン「ああ。あの前にブログで書いてた蘭の販売ホームページね」


 …とそのとき。丁度俺のおじいさんが農作業をしてた。


財前「お。あれあれ。アレが俺の爺。丁度農作業中だわ」

鉾マン「ス…スーツで…野良作業…」 



財前「おお。そんな事よりこれ見てくれ。これブラジルにしかない(RY」

鉾マン「ゴウさんもういいわ。蚊いるし」

財前「はぁ?なんだよそれ。さては興味ないな?」

鉾マン「ウン」

財前「フッ… 赤ちゃんはちゃんと花を見て感動を…」

財前「!?」


 ちょ… 


 赤ちゃん寝てるよ(笑)。 
 
 
 なんてこった早すぎたか…。

 まったく興味ねえじゃねえか。

 というか鉾マンも全然花に興味がないし。親子揃ってこれではなあ…。話にならん。

 これ以上花の教養をしても無駄と判断し、家に入る。

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 部屋へと案内し

 鉾マンと弥美ちゃんの寝るスペースを確認。赤ちゃん用のバスタオルも用意。
 
 まずは部屋に座り…


 少し休んで、だんだんまったりしてきたところで…


 会話に花が咲く。

 だが気がかりな点がひとつ。

 これからどうするかだ…。

 外は雨。観光はできない。だが夕方6時からのバーベキューは決定している。

 さて…どうするか…。

 私は充分に事前準備はやった。細かいことはやはりあいつに頼むしか…。女はそういうの得意だからな。私が大枠を決め、細かい詰めは彼女に任す。

 これが世の常というものよ。

 え? いやいや別に面倒だから任せるワケじゃない。

 そういうのに向いてないんだ男は。


 …


 鉾マン夫妻と話をしている内に弥美ちゃんが「彼女はまだ来ないの?」と言っている。
 
 まったく鉾マンは相変わらずすぎる。俺は世間話してるのにいきなりめいぽのマニアックネタとか言い出すからな。嫁の弥美ちゃんは女の話し相手を求めてるんだろう。弥美ちゃんが「彼女はいつ来る?」としきりに気にしだしている。

 それに彼女が来ないと全員揃わないのでどこにも行けない。

 …

 あいつは社交性がかなり高く、知らない人とでもすぐうち解けてしまう不思議な魅力がある。弥美ちゃんとも一回しか会ってないはずなのにもう仲良くしてるしな…。

 信じられん奴だ…。あれにはさすがに敵わない。


 待てよ…そろそろ…もう近くまで来てる頃かな…
 

 …


 ふと時計を見ると朝10時30分。


 約束の時間に30分以上遅刻している…

 
 フフ… 慣れたもんだ。


 彼女はだいたい待ち合わせ時間の30~1時間後にやってくる。
 
 
 まったく俺をなんだと思ってるんだあのアマ


 =====○)д`);.・;゛;ブッ
 



 …


 まもなく


 彼女が到着する。



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徳島in鉾マン OFF会 其の②







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テーマ: そんなふとした日常の1コマ。
ジャンル: 日記








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