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2007(Fri) 06/22

八十八茶 其の34 頂で舞い散る一厘の花(130)

八十八茶 の旅 … Comments(130)


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ぅ~ちの鞄にお日さんひとつ、明日の分のお日さんひとつ♪ 雨が降ってもまたあした~♪



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光の扉を見つけ、意外と簡単に忍耐MAPを走破した… と思うも束の間、その先にはさらなる厳しい道のりが待ち受けていた。

 なんと次の道はあの胞子がMAP一面を覆っていたのである。これではさすがに…。







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八十八茶「なにここ…」

 

 凄い光景です。進んでいくと、辺り一面に胞子がいっぱいになってきて…。


 ゴホッゴホッ…


 息もまともにできない状態になってきました。

 この胞子って昔からここにあるんでしょうか?


 なんか様子が変ですよ(´-ω-`)


 麗子さんが挑戦した時に胞子はなかったんじゃないかなぁ。だってこんな息苦しいのに段差を登ったりできるはずないですよ。

 とても人間が長時間居られる感じではありません。

 そうですよ。きっと麗子さんが挑戦したときはこんな胞子はなかったんですよ。

 
 うん。そうだそうだ。そうに違いないです(●´ω`●)


 だって胞子って毒ですよね~。危ないですよ。ここにいたら。

 
 緊急事態ですよ。


 どうしようもないですよ。


 もうこんな忍耐はやめて戻った方がいいですよ。

 
 うんうん。きっとそうだ。

 
 そうに違いないよ


 (*´・ω・)(・ω・`*)ネー


 …というわけで




 









 
八十八茶「こんこん」


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石像「ん? どないしたんや」

八十八茶「もう帰ります~(●´ω`●)」

石像「な、なんやと!? お嬢ちゃんもう3段階まで来てるやんけ。アカンアカン絶対もったいないって。次来たときはまた1から始めんとアカンのやで?」

八十八茶「いいよ。こんなトコもう来ないもん(´・ェ・`) 」

石像「さっきまでの勢いはどこいったんや~」

八十八茶「登るだけならいいんだけどね。胞子がいっぱいだから…」

石像「ああ。胞子な~」

八十八茶「子供産めない体になっちゃう...(*ノωノ)」

石像「そ…そうなんか?」

八十八茶「当たり前でしょ。こんな毒吸ったら体に害があるに決まってるよ。 早く出してよ~」

石像「せやか~。ほなまあ。最後一回登ってきいや。それで駄目だったら戻すわな」

八十八茶「え~」   

石像「最後1回だけや1回。ここまで来て簡単にあきらめたらアカン。絶対後悔するで。」

八十八茶「う~ん。まあ(〇´・ェ・)ゞィィヶド 」

石像「一応、修行って事になってるんやろ??」

八十八茶「うん」

石像「あんまり早帰ると麗子さんに怒られるで? まあお嬢ちゃんは3段階目まで来てるしな。ワイは充分がんばったと思うで。最近はここまで来る奴は珍しいからな~」

八十八茶「へ~(´・ェ・`)」

石像「まあ失敗してもな、うまいこと言ってクリアしたってことにしといたるから。」

八十八茶「え?いいの?」

石像「ええて、ええて。せやから最後に一回行ってき~」

八十八茶「ぁ~ぃ(´・ω・`)」







 石像との勝手な交渉で、なぜか忍耐をクリアしたことになってしまいそうな八十八茶。

 これは話の都合と言うよりも…大人の事情というべきか…













 う~ん…。


 最後の一回だけと言われたので…忍耐MAP最後の挑戦をしてみたものの…

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 一体誰がこんなところを登っていくのか疑問ですね(´・ェ・`)

 ほら。見てください。ここにはさっきの胞子の3倍くらいのでっかくて赤い胞子が飛んでますよ。

 あんなのに当たったらタダゴトではすまなさそうですよね…。

 あの胞子もさっきみたくHな事しそうですし(´・ω・`)



 触らぬ神にたたりなしですよ。


 やっぱりココ危ないよ。
 


 …


 さ~て


 もうこの辺でいいかな~(´・ェ・`)


 そろそろ降りちゃおうかな~。



 …





 でも


 そんなこと思ってる時ほど中々落ちないものなんですよね。

 
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 赤い大きな胞子に当たって飛ばされた先に丁度足場が足下にあったりして助かっちゃったり(´・ェ・`) 、何かわからないですが、たまたまジャンプがうまくいったり…

 赤い胞子は緑の胞子ほどHじゃなかったりで…
 

 
 そうこうしている間にですね。


 
 景色が変わってきたんです。なぜか胞子がなくなってきたんです??



 息苦しく無くなってきましたけど… これは? 


 はて…(´・ェ・`)。
  

 結構登ってきたので、ここは標高が高いのかなあ。高いところでは胞子は生息できないんでしょうか?


 これなら行けそうですけど(●´ω`●)


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 頂上ってまだまだ先なのかなあ?

 
 
 もっと先なら頂上行かずに


 もう帰るんですけどね~。










 胞子がなくなり喜び勇む八十八茶。どこかしらか余裕も出てきている様子だが世の中そんなに甘くはない。

 上の階層に胞子がないのにはレッキとした理由があったのである。

 そう。生息できないのではなく、刃物によって刈り取られ…


 











 

 あれ?

 何か急に雰囲気が変わった所に出ました。

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 あんなにたくさんいた胞子の姿も消えて、周りも静かな感じに…


 直感的に何かヤバそうです(´-ω-`)


 ココまで来ると高いので落ちると大変そうですし…


 こりは落ちてもいいように準備をしとかないと…。




 よ~し。









八十八茶「お~~い」




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八十八茶「お~~い」




 う~ん。やはり聞こえないのでしょうか? 下にいる石像さんに話しかけてるんですけどね。最後に挑戦して、降りるにしても落ちるにしても、ここまで登ると逆に恐いです...(*ノωノ)

 だってもう地面が薄っすらとしか見えないんですよ。

 落ちたら絶対無事では済みません。足の骨が折れちゃいます。(´・ェ・`)


 だからもしもの時のために、私が落ちたら石像さんに受け止めて貰おうと思って… 呼んでるのに…


 めいっぱいの声で叫べば聞こえるかな??







八十八茶「お~~い

























…やっぱり駄目なんでしょうか?























石像「なんや~!!」









 !?






八十八茶「オォオォヾ( ゚∀゚)ノ゙オォオォ  聞こえますか~!!」

石像「聞こえとるから返事しとんねやろが!! さっきからオイオイうるさいねん!!」


八十八茶「聞こえてるなら ヤッホ~ って言って~」

石像「え? な…なんで?」


八十八茶「大事な話があるの~」

石像「聞こえてる言うてるやろ~!! 別にヤッホ~なんて言わんでもええやん~」


八十八茶「早く~」

石像「よく聞けや~」


八十八茶「??」

石像「ヤッホーとか死語やから言いたないね~~~~~ん」



八十八茶「いいから言ってよ~~~!!」

石像「嫌や 言うてるやろ~~~~」


八十八茶「本当に大事な話なの~~~~~」

石像「…。 しょうがない奴っちゃな…    じゃあ言うで~~~。」






石像「ヤ…ヤッホ~」






八十八茶「聞こえないよ~」

石像「はぁ!?」




八十八茶「もう一回~~」

石像「…」











石像「ヤッホ~!!」


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八十八茶「おお~聞こえたよ~」

石像「せやか~!! で~~? 用事はなんやね~~~ん」

八十八茶「え~とね~。 私が落ちたら~」

石像「お~~。 お嬢ちゃんが落ちたらなんやね~~ん」

八十八茶「しっかりと~~」

石像「しっかりとなんや~~」




八十八茶「あ!?」

石像「落ちそうなんか~?」















 工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工


 ちょっと…Σ(о・Д・о)


 石像さんと話をしていて気づきませんでしたが、ここは…



 ここはあの麗子さんが写真で見せてくれたあの場所じゃないですか!!


 あの刃物がバリバリの… 危険地帯…

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 なんか血のついた手裏剣が…辺りをビュンビュンと…


 (;・∀・)ハッ…



 ってことは… まさか…まさか…




 あの写真で見たノコギリみたいなのものも…



 そろそろ…あ…あるんでしょうか?



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 嫌です;; あれだけは嫌です。


 あれは確か当たると死ぬとか言ってたし…



 …






 …





 もっと先ですよね? あんな危ないのがあるのは(●´ω`●)



 そうよ。きっとそうに違いないです。



 あんなの女の子が行ける感じじゃないもん


 (*´・ω・)(・ω・`*)ネー






 …



 ん?





 って…
  
 



 



 工エェェェ((゜Д゜))ェェェエエエ工



 やっぱり…











 



 八十八茶


「死のノコギリがあった~~!! 


 ヾ(;゚;Д;゚;)ノ」


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八十八茶「最悪だ~最悪だ~;; 行きたくない~。もう降りる~~~~~~」

石像「こら~。 途中で話しをやめんなよ~ どないしたんや~~~~」


八十八茶「でもこれだけ高いと…降りるにも降りられない…」

石像「お~~い。なんかあったんか~? 落ちたら何やて~??」

八十八茶「動きはそんなに早くなさそうだから、ジャンプしていけばなんとかなりそうだけど…」

石像「なんで黙っとんね~~ん」


八十八茶「考えるの!考えるのよ! 絶対突破口は…」

石像「お~~い。ヤッホ~」

八十八茶「ん!?」





そうでした。石像さんにさっき… でも、もう必要ないかも。



八十八茶「石像さ~~ん」

石像「お!? なんや~」

八十八茶「ちょっと黙っててくれる~?」

石像「…」






 


 とにかく後戻りするには上まで来すぎてますので、行くしかありません。

 
 よ~し。勇気を出して
 

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胞子を全て刈り取ってしまうほどの手裏剣とノコギリだが…

 手裏剣は直線にしか飛んでこず、ノコギリは当たると危なそうだが動くスピードが非常に遅く…。

 容易に避けられることを彼女はこれまでの経験から気づいた


 



八十八茶「なるほど~。危ないノコギリも当たらなければどうということはないのね~」(´・ェ・`)

 
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 シャアも真っ青である。







 数分後…


 
 ついに八十八茶は忍耐MAPのGOALに到達する。




 本人が覚えているのかどうかはわからないものの…



 彼女の職業は盗賊。

  
 この忍耐を経験しているうちに…いつの間にか盗賊特有の俊敏な動きを習得していたのかも知れない。





 そして…


 最後のノコギリ地獄を抜けた先に…





 







 一輪の青い花が咲いていた。 


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 この花に付けられている名札は「ゴウ」
 

 どうやらゴウという花らしい。
 
  


 そしてそのさらに先に…



 …




 今度は一輪の桃色の花が咲いていた。



 

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 どうやらこここそが最も高い位置にある場所。頂上らしい。


 そしてこの花はそのもっとも高い頂に咲く花。


 その花の名札には「桜」


 …と書かれていた。



 どうやら桜という花?らしい。


 
 気になるのは不思議な事にこの花のそばに立てられていた名札には「麗子」という押印がされてあったこと。


 そしてその名札の端に「あなたには相棒が必要。初心者装備の女をSearchせよ」と書かれていた事。

 
 これは…?



 麗子は八十八茶が頂上に到着することをあらかじめ予知し、この花を置いてあったのだろうか?


 いやそんな時間はなかったはずだ。


 そしてこの二厘の花の名前にはどういった意味があるのだろうか?






 だが


 徐々にではあるが…



 この日を境に彼女は…この世界の核心に確実に近づいていく。
 























 次回 「相棒誕生」


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ぅ~ちの鞄にお日さんひとつ、明日の分のお日さんひとつ♪ 雨が降ってもまたあした~♪


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