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2007(Sat) 03/17

八十八茶 其の31 魅惑の忍耐指南(187)

八十八茶 の旅 … Comments(187)

 
 前話 http://ninehalt.blog4.fc2.com/blog-entry-448.html







 生きてるってなぁんだろ…生きてるってなぁに♪



 





噂を聞きつけキノコ神社に来てみたものの一向に話が進展しない二人。

 しかし、話が職の話題になった辺りで…麗子の本領が徐々に明らかになっていくのであった






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八十八茶「あの… いろいろ知ってそうですし、いくつか質問してもいいですか?」

麗子「ゴホッゴホッ… い…いいわよ」

八十八茶「だ、大丈夫ですか?」

麗子「平気よ。ただの花粉症だから」

八十八茶「え… さっき鳥インフルエンザって…」

麗子「両方よ」

八十八茶「た…大変そうですね…」

麗子「それより何が聞きたいの?」





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八十八茶「え~と。それじゃあ私の職業の事を教えてください」

麗子「職業? なるほどね。 それで?あなたの職業は何なの?」

八十八茶「斬り賊です(●´ω`●) 」

麗子「斬り賊? へぇぇ。斬り賊って言ってもあなた上位職のMシーフ(斬り賊)にまでなってるのね。」

八十八茶「そうです~ヽ(*´∇`)人」

麗子「なかなかやるじゃない」

八十八茶「うぃうぃ」

麗子「わかったわ。斬り賊について知りたいのね?」

八十八茶「(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン」

麗子「まず知っておかないといけないのはね…」

八十八茶「ぁぃ」

麗子「一体…」




麗子「斬り賊の3大要素って何? って事なの」

八十八茶「斬り賊の三大要素… ドー(*`д´*)━ン」

麗子「まず一つは~♪」

八十八茶「??(´・ェ・`)」 」



麗子「とんでもない赤字率と~♪」

八十八茶「(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン 」




麗子「とんでもない弱さと~♪」

八十八茶「弱さと~」


麗子「あとは…」




















麗子「短すぎるリーチに決まってるでしょ!!」









八十八茶「∑(○ω◎ノ)ノェェエエ工?!」

麗子「ハッキリいって最悪ね」

八十八茶「そ…そんな;;」



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八十八茶「全然いいところがないじゃないですか(*゚д゚*)」

麗子「当然でしょ?」

八十八茶「そんなこと言われても…斬り賊は絶対強いと思ったのに…」

麗子「だからまずはこの現実を知ることが大切なの」

八十八茶「うぅ… でも感じ方は人それぞれじゃないんですか~?」

麗子「そう思うならもうあなたに何も言うことはないわね。勝手にしたら?」

八十八茶「ごめんなさい~;;」

麗子「じゃあもっと強い職でやりなおす?」

八十八茶「え?そんなことできるんですか?」

麗子「できなくはないわね」

八十八茶「オォオォオォオォオォヾ( ゚∀゚)ノ゙オォオォオォオオォ  是非お願いします~」

麗子「それなら遠くから攻撃するだけなのに攻撃力がバカ高いあの職や、自分を癒しながら攻撃できるあの職、敵を凍らせてたこ殴りできる職業もいいわよ」

八十八茶「凄そう!! じゃあそれになります!!」

麗子「でもそれでいいの?」

八十八茶「え…?」

麗子「楽することが決していいわけでもないのよ?それがあなたに何を与えてくれるの?」

八十八茶「え…え~と…」

麗子「私が愛するナイトやあなたが今就いてる斬り賊は確かに辛いわ」

八十八茶「…」

麗子「でもね。そういう職業でしか得られないものもあるのよ」

八十八茶「??」

麗子「例えば忍耐力ね」

八十八茶「に…忍耐力!?」

麗子「楽な職業では決して得られない…かけがえのないものよ」

八十八茶「オォオォオォオォオォヾ( ゚∀゚)ノ゙オォオォオォオオォ  なんか凄そう!1」

麗子「楽な道に走った私の仲間はみんな消えていったわ… 昔の… あの頃の… 彼らはもう戻ってこない。一度味を知ったらもう戻ってこないのよ。昔の自分は」

八十八茶「ナンデスト~!!!∑(゚Д゚ノ)ノ」

麗子「もちろん…そうならない人もいるけどね」

八十八茶「そうなんだ(´・ェ・`)」

麗子「強さを求める前にまずは己の心を磨かないとね」

八十八茶「うん」




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麗子「なるほど… あなたは見所があるわね」

八十八茶「そうですか~?」

麗子「最近は人の話を素直に聞くって事を知らない人が多いの」

八十八茶「ほぇぇ でもなんかもっと聞きたいです」

麗子「…」

八十八茶「…」

麗子「いいわ。合格よ。あなたには私のすべてを教えてあげる」

八十八茶「??」

麗子「まずはこの写真を見て」









不思議な光景だった。タダのSM嬢かと思われた麗子が意外にも精神論を語っている。

 もちろんその相手を選んでの事だろう。しかしMAPにただ座っているだけで散々「横殴り」扱いされてきた麗子にとって八十八茶は新鮮に映ったのだろう。彼女のような存在をいまの「めいぽ」は失いかけていた。そして麗子は彼女に過去の自分を見た。

 のではないだろうか







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麗子「ふふふ… これ何かわかる?」

八十八茶「(・ω・ノ)ノ゛う~ん。な…何か手裏剣のようなものが…」

麗子「そうよ。これは手裏剣。」

八十八茶「やっぱり手裏剣なんだ…」

麗子「でもね」

八十八茶「??」

麗子「これに当たると…」

八十八茶「?(´-ω-`) 」

麗子「これに当たってしまうと…」

八十八茶「当たってしまうと?」

































麗子「地獄に堕ちるのよ」





















八十八茶「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」














八十八茶「じ…地獄に堕ちるって…  ど…どういうこと?」

麗子「そんなのやればわかるわよ」

八十八茶「?(´-ω-`) 」


麗子「次はこれを見て」

八十八茶「え…」




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八十八茶「工工エエエエエエェェェェェェ(o゚д゚o) ェェェェェェエエエエエエ工工」

麗子「ウフフ」

八十八茶「か…鎌がいっぱいある… 危ないよ;;」

麗子「そうよ」

八十八茶「あ…あの~…」

麗子「何?」

八十八茶「この鎌に当たるとどうなるんですか?」

麗子「え?これに当たるとどうなるかって?」

八十八茶「(I。(- ェ -。(I。(- ェ -。)ウンウン」

麗子「決まってるでしょ」

八十八茶「ゴクッ…」




































麗子「死ぬのよ」


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八十八茶「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」 

















八十八茶「あ…危ないよ… そりわ…」

麗子「斬り賊やナイトは半端な気持ちじゃ勤まらないのよ」

八十八茶「で…でも…」

麗子「だからこの職業は価値があるの」

八十八茶「…」

麗子「一歩一歩こういう風に登っていくのよ。急いじゃ駄目」

八十八茶「なにこれ…」


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麗子「大丈夫。あなたならきっとできるわ」

八十八茶「はぁ…」

麗子「じゃあこれでお話は終わり どう?タメになった?」

八十八茶「もちろんです~」

麗子「がんばってね」

八十八茶「わ…わかりました。いろいろお話ありがとうございました~。勉強になったです(●´ω`●) 」

麗子「いえいえ」

八十八茶「じゃあ私はこれで~ (*′ω`*)ッ))ばぃばぃ.。.:*・゚☆」

麗子「??」






八十八茶「これから私も狩りがんばろ~」

麗子「ちょっと」

八十八茶「でもまずゎ かわいい敵から相手したほうがいいよね」

麗子「ちょっとあなた」

八十八茶「亀さんに弱いところ紹介してもらお~」

麗子「ねぇねぇ ちょっと」

八十八茶「…ん?(´・ェ・`)」



麗子「どこ行くのよ。こっちよ」

八十八茶「え?? あ。私は亀さんのところに帰るから。こっち方向なんです~」


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麗子「何言ってるのよ。忍耐MAPの入り口はこっちなのよ?」
 
八十八茶「ほぇ? 忍耐MAPの入り口????」

麗子「そうよ。あなたはこれから忍耐に行くの」

八十八茶「忍耐に行くって 何が?」

麗子「もお~とぼけちゃって~。 忍耐って言えばさっきの写真の場所に決まってるでしょ?(●´ω`●) 」

八十八茶「写真の場所…」

麗子「ウフフ」






八十八茶「写真の場所って… まさか…」

麗子「??」

八十八茶「忍耐ってまさか…」

麗子「そうよ あなたこれからそこに行くのよ」





























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八十八茶「ここに行くんですか━( ゚Å゚;)━!!?」






麗子「それも今すぐにね」

八十八茶「ナ (;゚ ロ゚ )ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!! 」

麗子「うれしい?」

八十八茶「無理です無理です無理です」

麗子「もう遅いわ。手続きしちゃったし φ(´∇`●)」

八十八茶「ヽ(Θ゚Д゚)ノマジスカァァヽ(゚Д゚Θ)ノ」

麗子「大丈夫よ。私が指南してあげるから」

八十八茶「そんな事言ったって鎌とか手裏剣とか… 地獄に堕ちるって~。゚(゚´Д`゚)゚。うぇぇん死んじゃうよ 」

麗子「そうよ。 でもね」

八十八茶「??」

麗子「挑戦したい気持ちもあるでしょ」

八十八茶「う~ん…そ…そりわ…」

麗子「ウフフやっぱり。 それがあなたなのよ」

八十八茶「え?それがあなた?」

麗子「そう…」

八十八茶「?」




麗子「それが あなたの いい・と・こ・ろ♪」

八十八茶「(-Д-*)…」


















Mシーフとはいうものの未だ狩りすらまともに経験していない彼女。

 険しすぎる道のり。そのため「めいぽ」の住人の半数以上が途中で諦めるといわれている忍耐MAP。

 彼女が挑戦するのはあまりに無謀。

 しかし…それはMシーフという職業も同じ。この職業をやりつづけるにはこれ以上の苦難が今後まっていると予想される。

 果たして…どうなってしまうのか




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生きてるってなぁんだろ…生きてるってなぁに♪





 


 1週間の出張から帰って更新。八十八茶を更新するのは非常に久しぶりでしたが、やはり大変です。もう辛い辛い(笑)。費やす時間も通常の日記の数倍ですからね…。でもこれがしたかったことなんですよね。書けば書くほど財産になりますし、年月が経っても普通の日記のように色あせることはない。

 今までならまた明日から普通の日記に逃げていたでしょう。また八十八茶の更新はしばらく先になっていたはずです。しかしもう普通の日記は書けません。

 そう決めましたからね(笑)。

 ある意味では前回の記事でそういう自分の中の甘えを塞いだとも言えます。そしてそうさせたのは読者様のコメント。
 
 前回の記事の300を超えるコメントの中にも批判文やブログを辞めろ、辞めてくれてせいせいしたというものがたくさんありましたが、これらが背中を押してくれたと言えます。

 転機って突然訪れるものなんですね。

 もちろん逆に励ましてくれるコメントも多々ありました。全部読ませて貰ってます。ありがとうございました。特に普段文章を書かないと思われる方が私の事で何十行も一生懸命コメントを書いてくれてるのを見ると自分は幸せ者だなと感無量です…。

 でもブログを書くのが嫌になったとか、ショックを受けているとかそういうんじゃないんです。ご心配はいりません。

 モチベーションを掻き立てるには自分を追い込むしかなかったんですね。気づいている方は気づいていたのかもしれませんね(笑)。


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テーマ: あさのあつこ
ジャンル: 小説・文学








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