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2006(Thu) 04/20

八十八茶 其の25 アルケスタ暗殺計画 (101)

八十八茶 の旅 … Comments(101)

 

 お~とこには~ 男の~  世界が~ ある

 例えるなら~ 空をかける~ 一筋 の流れ星~  ♪  


 ルパン・ルパン~  


lupin.jpg





 



  

ついに「とと様」に関する情報を得た私。もう大丈夫です。とりあえずは、この島にいるということさえわかれば良かったのです。

 無事でいてくれさえしてくれれば良かったんです(●′ェ`●)b

 この後エルナスに行けば恐らく会えるはずです。

 だって
 
   
 とと様探しのキーポイントはスノーボード。連想できるのは雪山エルナスしかありませんもの。

 スノボーをするとしたらあそこしかないわけですし(´・ェ・`)

 でもエルナスは前回ゾンビみたいな魔物に襲われ、泣きそうになった場所…。町の近くにいる魔物でさえ結構強いので、ここでちょっと修行してから行く事にします。

 せっかく下町に来たわけですしね(*・ェ・人)


 私は

 さっそく町を飛び出し、魔物が出没するという裏山へ行く事に。  


 …



 村の人は救世主が現れて以来、裏山にはそんなに強い魔物は出没しないと言ってましたし。

 私でも全然安心でしょう。



 でも…






 どんな魔物が…





 
 あ。着きました。下町の裏山。



 ほぅほぅ…。

 
 自然が一杯ですね。



 ん?向こうから歩いてくるのは?

 





060415r.jpg

 

 ヾ(*゚Д゚)人(*゚д゚)ノ オォォォ
 
 
 うさぎです。うさぎ。

 
 か…かわいい(●′ェ`●)
 


 なんかやけに急いでるうさぎもいるようですが、何かあるのかな?


060413gui.jpg


 え?

 うさぎを狩る?

 ウフフ…


 こんなかわいい魔物狩れないです(´・ェ・`)

 

 もっとこう…


 なんていうのでしょう。魔物っていう感じの敵じゃないと叩くのかわいそうですから。

 
 野蛮な男とは違うのです。
 
 
 まだ裏山には入ったばかりですしね。
 

 きっと奥にはそういう魔物が…。




 
060413drt.jpg


 ヾ(*゚Д゚)人(*゚д゚)ノ オォォォ


 ほら来ました。さっきのかわいいうさぎとは違い、襲ってきてます。いきなり私を食べる気満々ですし…。

 こういう魔物は気兼ねなく (´・ェ・`)

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 ウフフフフ… 虎さん。その程度ではわたくしの相手にはなりませんわよ?

 
 この場所でしばらく虎狩りを勤しんだ後に、私はさらに奥へ。

 …

 さすがにここまでくると…周りから…何か

 段々と何か怪しい空気が立ちこめるようになってきました。


 ん? 

 あれは妖狐でしょうか?



060420ft.jpg


 なんかこの場所に来た瞬間に気分が悪くなってきたような…

 なんか変な黒いものが…私の…周りを


060420gty.jpg


 
 なんともいえないこの感じ…。

 背後霊に取り憑かれたときと感覚的には一緒です。

 やっぱり危ない場所だったのでしょうか…。ここ。



060420tfrde.jpg


 そうは言っても魔物がいるのに休憩するわけにもいきませんので、血路を切り開き、さらに先に進みます。

 確か頂上には神社があると言ってましたし、そこまで行けばなんとか…。

 …

 私は妖狐を狩りつつ、山の道をさらに進んでいきます。でも進むほどに雰囲気が暗く、怪しい感じになっていくのが気になるところですが…。

 この先には一体何が…

 
 (゚Д゚;そゎそゎ;゚д゚)…


 …






 …







 あれ?なに?あの青い炎…


 まさか… あれ…




060420gta.jpg


 ((((((o┤;′゚゚Д゚゚`├o)))))ガクガクブルブル


 これは人魂…。

 人魂とは無念のまま不慮の事故を遂げ、現世に怨念を持ちつつ死んでしまった人間の魂が具体化して姿を現すというものです。

 一緒に石のおばけみたいなのもいますし… 

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 力任せに斬りつけてみましたが、効果は薄く、一向に浄化できる気配がありません…。

 …


 …


 ちょっと深入りしすぎてしまったようです。

 ああ…


 …うさぎちゃんの所で


 帰れば良かった~っД`*)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜

 
 ホントは頂上まで行きたかったのですが、どうやらいまの私の力ではこの変で限界のようです。

 肝試しは終わり

 帰る分くらいの薬は残ってますし、今回は大人しく…


 下町に帰る事にします。


 今度は…とと様と一緒に今度は来ようかな(*′ω`)
 

 そういえば…とと様今何をしてるのでしょう。やっぱりスノボーかな(´・ェ・`)  


 はやる気持ちをおさえ私はエルナスに出発しました


 …

































 
.:*~*:._.:**~*:._.:*~*:._.:*.:*~゚.+:。゚.゚.+:。゚.+:。゚.+:。゚.+:。゚+:。゚.+:。゚.+:。…━━━━・:*☆…━━━━・:*☆




 …
 



 一方…その頃  とと様は?



 






























ディラン「おい豆。集まったか?」

XBGZ「いや。まだだよ」

ディラン「急いでくれ。こんな事にかまけてる時間はないんだ」

XBGZ「わかってる」

ディラン「3色均一に集めるんだ。いいな?」

XBGZ「あいあい。でも何に使うんだ?こんな尻尾」

ディラン「儀式さ」

XBGZ「儀式… 前に言ってた黒魔術か?」

ディラン「さあな」

XBGZ「Dさん黒魔術はじめてから変わったよなあ。前はりりしい青年て感じだったのに… 」

ディラン「フッ 何事も形から入る方なのさ」

XBGZ「でも何に使うかくらい教えてくれよ」

ディラン「全部集まったら教えるさ」
 
XBGZ「うほっ」




 ここは天空の町 オルビス

 明らかに柄の悪そうな男が二人…犬を虐殺している。

 本来ならば今や絶滅危惧種である「ネクソン指定天然動物」3色犬を狩る事は違法なのであるが、オルビスの狩り場は過疎化(人口減少)しており、人が訪れる事はほとんどない。

 残念ながらもし通りかかったとしても、柄の悪い二人に注意をできる通行人は皆無であろう…。
 



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豆「そろそろいいんじゃないか?」

ディラン「まだだ…」

豆「ぁれんさんが限界みたいだけど…」

ディラン「よし俺がサポートに行こう。上を頼む」

豆「ラジャー」






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 八十八茶が旅をしているめいぽ島は一つの大きい問題を抱えていた。

 下町やオルビスなどの比較的魔物の弱い町では 魔物>人間 のバランスが保たれているが、一部の大陸…ルディブリアム、ジパングなどは猛者狩人達が結集しており、大量の魔物が日々狩られていた。力の差は明かだった。さすがの魔物も本来の活動ができず、魔物>人間 のバランスが崩れ、今や完全に 人間>魔物 という図式になっていた。
 
 こうなると次に行われるは当然人間同士の争い。

 悪の魔島「武器庫」では補佐役のプリーストのクローン(マイプリ)が大量に生産された。マイプリとは機械的にHSやヒールでの補佐を自動で行わせるクローン人間のことである。今や時間の制約に縛られないクローン人間を狩りに同行させるのが当たり前となっていた。

 人よりもスキルが重視される時代がすぐそこに迫っていた。

 清純なプリーストはこれに大きく心を痛めた。

 今やプリーストを本職とする者は絶滅寸前。一時はプリーストの護衛役とも呼ばれたDナイトも魔法を防御するエレメントレジスタンス(魔法盾)の力を失い、さらにHBマシーンと呼ばれるクローンDナイトが大量に生産されたため、転職を余儀なくされた者が相次いでいた。

 …

 人間<魔物 の図式が崩れた今、人間同士の要求が高レベルになるのは必然だった。

 こうなると最強職ハーミット(投げ賊)の台頭を止める術はなく、めいぽ島におけるほとんどの住民はハーミットに転職するのが主流と化していった。

 戦闘職として申し分のない性能を持つハーミット。お金を儲ける事にも長けており、彼らとPTを組む者も含めメルは日々大量に量産されていった。ハーミットの増殖で島は過度のインフレ(お金が島に溢れ、物価があがる)状態となっていた。

 ハーミットのハーミットによるハーミットのための秩序が構築されようとしていた。

 政府はこの流れを止めるため、手数料制度を導入し、重い税金を課したが、これは逆に斬り賊、弓賊の首を絞めるだけとなってしまい、さらなる貧富の差を生んでいた。   
     
 誰もが疑問を感じていた。

 
 どうしようもない…

 
 と同時に誰もが思っていた… しかし…ここに… 









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ディラン「よし…豆。そろそろいいだろう」

XBGZ「お?そうか?」

ディラン「あとはぁれんさんの分を足せば数は足りる」

XBGZ「ぁれんさん大丈夫かな」

ディラン「見てこよう」

XBGZ「あい」





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ディラン「ぁれんさん もういいぞ」

ぁれん「薬0だったのに誰も助けてくれなかった っД`*)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜

ディラン「泣き言を言うな おまえ最強職だろ?」

ぁれん「差別だ;;」

ディラン「黙ってろ」

ぁれん「…」

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ディラン「その変に落ちてる薬をひらえ」

ぁれん「ぁぃ…」




ディラン「フフフ…これだけ尻尾があれば奴を致死させるには十分な量だ」



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豆「一体なにを企んでんだ?Dylan」

ディラン「…簡単な事さ。この島の秩序を元に戻す」

豆「秩序を元に戻す??  どういうこと??」

ディラン「今まで不遇の待遇を受けた職の威厳を取り戻すのさ」

豆「ん?いや…さっぱり意味不明…」

ぁれん「職の威厳??」






ディラン「今この島ではどういう問題が起こっているかおまえ知ってるだろ?」

豆「ああ… 職の強さに差がありすぎるよね。俺の仲間の斬り賊もみんな死んでしまった…」

ぁれん「へぇぇ。そうなんだ。僕の仲間(ハーミット)はみんな無事だけど」

豆「無事なのはハーミットだけだっつの…」




ディラン「フッ そうだな。しかし奴らが弱くなればどうかな」

豆「いや…弱くできるわけないよ」



ディラン「それができるのさ…」

豆「え? ど…どうやって?」




ディラン「しれたことよ」

豆「??」

ぁれん「??」


















ディラン「

俺の黒魔術でアルケスタを抹殺する
















豆「ぇ?」

ぁれん「…」










豆、ぁれん「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工」






























豆「アルケスタって召還の石を作ってるtttty.gifあの老人?」

ディラン「そうだ。奴さえいなくなればこっちのものだ」

豆「な…何考えてんだよ 駄目だってそんなことしちゃ((((((o┤;′゚゚Д゚゚`├o)))))」

ディラン「ハーミットの強さは召還の石use30.gifの力に寄るところが多い。アルケスタさえいなくなればそう簡単に召還の石は手に入らん」


豆「お…恐ろしい考えだな…」

ぁれん「や…やめて;; 僕たちハーミットは召還の石use30.gifがないと…」

ディラン「泣き言を言うなと言っただろう」

ぁれん「(|||′□`)」

豆「無茶苦茶だ…(・ω・;A)アセアセ…」

ぁれん「ぁの… でも他の職の人も召還の石は使うかと…」

ディラン「そんなことは知らんな…」

ぁれん「…」












豆「でもこんな尻尾で何ができるの?」

ディラン「この3色の尻尾ev79.gifev78.gifev80.gifにヘクタの尻尾ev82.gifとコールドアイの尻尾ev54.gif、最後にタウロマシスの角ev45.gifを混ぜればバルログの包みev69.gifを作成できる」



豆「バ…バルログって…まさか…あの有名な魔界の魔物か?」

ディラン「そうだ…。それを奴の目の前で召還する」

豆「ぇ…」

ぁれん「ぇ…」











豆・ぁれん「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」





豆「ヤバイだろ。そんなん召還したら俺たちが逆にやられちゃうぞ?」

ディラン「心配はいらん。俺はHBで絶え、おまえはメルガードでバルログの攻撃を絶えろ」

豆「無茶すぎるよ…」

ぁれん「え…僕は?僕防御スキルないよ?」

ディラン「そんなことは知らんな…クックック…」

ぁれん「ヽ(ヽ′口`)ヒイィィィ!!!」

豆「ぁれんさん…職業がハーミットというのが運の尽きだったね…」

ぁれん「っД`*)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜」


ディラン「さあ…さっさとヘクタの尻尾を集めに行くぞ」

豆「おう!!」

ぁれん「いやだ~ っД`*)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜」


 …



 ぁれんの悲痛な叫びが辺りに虚しく響いた後、3人はヘクタの住む雪山へと向かいヘクタの尻尾の調達に勤しんでいた。


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ディラン「よし。OKだ。次はコールドアイの尻尾とタウロマシスの角だな」

豆「おう!!」

ぁれん「…」

豆「コールドアイとタウロマシスって…バルログがいる神殿に生息してる魔物だよね」

ディラン「そうだ。奴を神殿以外で召還するにはそれが必要なんだ」

豆「なるほど」



 


 …






 恐るべきディランの計画。そして危うし最強職ハーミット。彼らもまさかこういう方法で力を奪われるとは考えてなかっただろう。

 一見平和そうに見えためいぽ島の裏で、今まさに島の根底を揺るがす計画が徐々に進行していた。そしてそれは同時にアルケスタの命日が刻一刻と迫っている事を意味していた…。 


ディラン「タウロマシスの雷に気をつけろ」

豆「おう!!」

ぁれん「僕はコールドアイを担当します;;」

060420ftw.png




 …


 ディランとXBGZの刃の前に次々と倒れていく、百獣の王「タウロマシス」。


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 そして…

 遂にぁれんの集めたコールドアイの尻尾とディランの集めたタウロマシスの角が2000個を超えた。

 
 いよいよアルケスタ暗殺計画の序章が始まろうとしていた。



 …





ディラン「よし…OKだ…後はこいつを脅すだけよ」

豆「おう」

ぁれん「…」






ディラン「おい貴様。バルログ召還の袋を作成しろ」

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亡霊「なんじゃ貴様。いきなり無礼であろう」

ディラン「さっさとしろ。死にたいのか?」 





亡霊「…材料は揃っておるのか?」

ディラン「もちろんだ」

亡霊「な…何に使うつもりじゃ…」

ディラン「友達の3次転職祝いさ」

亡霊「祝いか…」

ディラン「すぐに作ってくれ」

亡霊「…わかった。お主無茶苦茶じゃが、不思議と邪悪な気は発しておらんからのう…信用しよう」

ディラン「…」

亡霊「しかしワシが黒い包みを作れるという事は誰もしらないはずなんじゃが…誰に聞いた?」

ディラン「さあな」

亡霊「…」





ディラン「豆、ぁれん…正義のためには多少手荒な事も必要という事を理解してくれ」

豆「まあ…そう言われるとそうかもしれないけど…」

ぁれん「もうどうでもいいです…」


















亡霊「できたぞ…」



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ディラン「すまんな…。これで転職祝いができるよ…」

亡霊「転職祝いとは…微笑ましい事じゃのう~」

ディラン「クックック… 微笑ましいか…」

亡霊「ん?」

ディラン「転職祝いと言っても、ハーミットから他職への大量転職祝いなんだがな…」

亡霊「?」

豆・ぁれん「((((((o┤;′゚゚Д゚゚`├o)))))ガクガクブルブル」

ディラン「それに…」

亡霊「それに?」

ディラン「貴様は口封じのためにしばらく封印させてもらう」


亡霊「…ぇ



   工エエェェ(´д`)ェェエエ工」


ディラン「心配するな。騒ぎが収まれば出してやる」








ディラン「豆、ぁれん…3日後に暗殺計画を発動する。それまでゆっくり休養しておいてくれ」

豆・ぁれん「…φ(′□`il)メモシトク・・・」
 
 
  




 …











 誰も知る由もない、アルケスタ計画。アルケスタが暗殺されればハーミットの力は間違いなく地に落ちるだろう。




 最強職ハーミットの地位は今や風前の灯火となっていた。




 一度栄えしものは、必ず滅びゆく




 世の道理ではあるが、こんなことを許していいのだろうか?

 残念ながらディランを止められる者は誰もいない。

 世直しこそ彼の使命でありロマン

 お~とこには~ 男の~  世界が~ ある

 例えるなら~ 空をかける~ 一筋 の流れ星~  ♪  
 
 ルパン・ルパン~  





 ギルド「お茶」のメンバーでも彼を止める事は不可能であろう。





 なぜなら彼はお茶の…




 ギルドマスター



 =====○)д`);.・;゛;ブッ


 …



 彼を止められるのは




 …





 …





 この物語の作者 



 =====○)д`);.・;゛;ブッ



 …












 彼を止められるのは…もはや



 …血を分けた肉親以外に考えられない。

 





 …










 そう

 
 それは…













 今エルナスに向かっている一人の少女…





 











 …意外にも



 全ハーミットの命運を握っているのは一人の斬り賊だった。













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生きてるってなぁんだろ…生きてるってなぁに♪












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テーマ: 物語
ジャンル: 小説・文学








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