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2006(Wed) 03/15

雪やこんこん(27)

財前ゴウの総回診 … Comments(27)

 今来ている出張先の岩手ですが、凄い事になってます。
 
 まったく油断してました。2日前からいるんですが、2日前は大したことなかったんです。何もなかった。

 舐めてたよ…北国を…岩手を…

 実はですね。…7時に起床し、さあ岩手支店に行こうと、意気盛んに出発しようとホテルを出ようとすると…


 ホテルの人から声をかけられます。


ホテルマン「おはようございます。ご朝食はどうなされますか?」

財前「パンだけ貰っていきます。歩きながら食べるよ。」

ホテルマン「歩きながら… でございますか?」

財前「はい」

ホテルマン「…」

財前「ではです」

ホテルマン「お客様、お車ですか?」

財前「え?いや出張だから歩きだよ」

ホテルマン「歩き…」

財前「??」

ホテルマン「タクシーをお呼びしましょう」

財前「いや。タクシー乗り場まで歩いていくから大丈夫です」

ホテルマン「コートか何かお貸ししましょうか?」

財前「いや、このスーツ意外とあったかいんです。昨日もこれでしたしね」

ホテルマン「だ…大丈夫ですか…?」

財前「はい」

ホテルマン「左様でございますか。いってらっしゃいませ」



 フフフ。さすがに5000円級のホテルだ。お客に対する気配りを忘れてませんねえ。まあ朝飯を歩きながら食べるとか私くらいでしょうから、気を遣ったのかもしれませんけどね。


 そしてエレベーターをおり、パンを食べながら、外にでると、



















 え…













 なにこれ…
























 工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工

  070315.jpg





  ちょ…マジ勘弁!! 
















 な…なんだぁこりゃあ!!?


 ちょ…20CMくらい雪が積もってるんですが…

 しかも視界が0に近い。雪の吹雪でまったく前が見えません。

 なんと

 自慢の漆黒のスーツが数秒で純白に変わってしまうほどの雪(笑)。四国はほとんど雪が降らないので…経験した事ないです。こんな雪…。


 ちょ…


 ホテルマンが苦い顔をしてたのはこれか…


 でも今更… 戻れないし…


 _| ̄|○




 まあ…とりあえず記念にデジカメで写真をパシャリ…。


 …


 しかし会社に行かねばなりません…。

 というわけでとりあえず駅のタクシー乗り場まで向かおうとしたんですが、結構遠いわけですよ。ホテルから駅は…。

 周りを見渡しても誰も歩いてる人なんていない…。

 みんなホテルまでタクシー呼んでるか、マイカーなわけです。

 
 …
 
 しかし、一度歩いていくと強がった以上後戻りは無理。男としてのケジメがありますからね(まあ無駄なケジメですが…)


 とりあえず雪に埋もれながら駅へと歩を進める内に…


 なんか雪が… すごくなってきたというか…

 
 みたことねぇよ…。こんな雪景色…。



 記念にとりあえず写真をパシャリ(笑)。

 




 しかしですね。岩手なんて私ほとんど知らないんです。ゆえに私が目印にしてたのは…なんかこう電信柱の看板とか目立つ家とかね。
 
 知らない町ですからそういうのを目印にいつも行ってるわけです。
 
 しかし看板とか雪に埋もれて一切見えない。家すら見えない(笑)

 ちょ…

 道とか…。駅とか行くとかこの状況では不可能なわけです。

 
 …

 しかし、ずっとこの道をまっすぐ行けば何かにいきつくだろうと歩いていたら…





 あれ…











 
 なにこれ…











 なんか…







 もう雪しか見えないんですけど…






 










 てか…























 ここ どこよ(笑))(i|!゜Д゚i|!)


050302.jpg


 最悪だ…。

 ちょっと君たち。あなた見知らぬ土地でこの状況に追い込まれたらどうする?てかね。人は誰もいないし、吹雪で前とかほとんど見えないんです。

 こんな田舎道では雪かきしてる人すらいない。てかこれ車走れるの?

 いくら雪に慣れてる東北人といえどもこれはさすがに無理だろう(笑)。 

 ありえん…。


 もうしょうがない。会社に電話。

 トゥルルルルルルル  ガチャ


財前「あ。藤さん。迎えに来てくれませんか?雪が酷くて;;」

藤「こんな雪の中そこまで行けませんよ。タクシーで来てください」

財前「いや… そのタクシーが…」

藤「いないんですか?」

財前「はい」

藤「じゃあそこまでタクシーを呼びます。どこにいるんですか?」

財前「ぇ…」

藤「ん?」

財前「どこって…ここどこだろう…」

藤「ホテルじゃないんですか?」

財前「それが…ちょっと歩いてしまいまして…」

藤「何やってるんですかw」

財前「…」

藤「まあ。ホテルにタクシー呼んでおくからそこまで戻ってください。ホテルの名前は?」

財前「○○ホテルです。よろしくです…」

藤「舐めてますね… 岩手を…」








 

 …


 その後、ここまで歩いた何倍もの時間をかけて結局ホテルに戻り、タクシーに乗って支店まで行きましたが、タクシーも雪で滑りまくってました(笑)。まあ運転手に聞くとこれくらいは日常茶飯事みたいですけどね…。
 
 てか滑って前の車に当たりかけたりしてんだけどねぇ…。しかも吹雪で前見えないのに前60㌔くらい出してるんですが…。

 危ないだろ…。


 これが普通なの?東北の人は…


 


 …



 
 支店について藤さんと話をしましたが、そりゃ凄い凄い。

 なんか今年は1メートル以上雪が積もった日とかあったとか。道路が雪で埋まっているので、路肩の段差に落ちて再起不能の車も続出だったようです…。

 最悪の場合、視界は30CMくらいしかなくなるとか…。

 おかしいですよね?



財前「てか…視界30CMでどうやって運転するんですか?」

藤「勘ですよ勘」

財前「勘…」

財前「いや…勘とか前見えないわけでしょう?」

藤「もちろん時速20㌔くらいですよ?」

財前「…」

藤「ちなみに住宅街は気をつけていないと、たまに屋根から雪がドバッと落ちてきて車がへしゃげます」

財前「ぇ…」

藤「最悪の場合… 車に乗ってなかったと考えると死に至ります」

財前「…」

藤「今日みたく興味本位で勝手に歩き回らないようにして下さい…」

財前「ぁぃ…」





皆さん。知らない土地では常識が通用しない。強がるのはやめましょう。



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