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2011(Sat) 09/24

大学時代回想24 進めど地獄、泣いてチンピラ(27)

財前History … Comments(27)

 この記事は管理人の大学時代の回想記(実話)です。
 回想1 「一楽木工」から見ないと意味がわからない箇所がある点はご容赦ください。

defined
11/09/21 大学時代回想23 強く儚い ろくでなし  (コメント 30)
09/10/30 大学時代回想22 3年後に明かされた真実 (コメント 78)

09/10/29 大学時代回想21 縁結びという名の目くらまし (コメント 73)
09/10/26 大学時代回想20 かたはらいたし 激震の鎌倉 (コメント 87)
09/10/23 大学時代回想19 甘い運命をお膳立てしましょう (コメント80)
09/02/18 大学時代回想18 何年経っても変われない男の…末路  (コメント63)
09/02/16 大学時代回想17 恋の脳内麻薬の作用と副作用? (コメント41)
09/02/10 大学時代回想16 情けねぇ男二人の友情 (コメント67)
08/07/30 大学時代回想15 帰れない者達 (コメント96)
08/07/25 大学時代回想14 マグナム砲の覚醒 (コメント62)
08/07/20 大学時代回想13 友情と恋愛(ノリ編)  (コメント49)
08/07/18 大学時代回想12 動き始めた思惑 (コメント68)
08/03/25 大学時代回想11 無駄が必然に変わった日 (コメント69)
08/03/13 大学時代回想10 阿鼻叫喚の魅力 (コメント71)
08/03/11 大学時代回想9 ホッケー女のイメチェン文化祭 (コメント33)
07/12/03 大学時代回想8 友情と恋愛 (コメント91)
07/11/27 大学時代回想7 研究室所属 (コメント57)
07/11/22 大学時代回想6 社会人の鏡 (コメント59)
07/11/19 大学時代回想5 バイク免許所得の先に… (コメント49)
07/11/13 大学時代回想4 ストーカー財前  (コメント192)
05/10/04 大学時代回想3 リリカの再来  (コメント11)
05/09/17 大学時代回想2 4月応援団  (コメント13)
05/09/16 高校時代回想1 一楽木工  (コメント24)












 ギター部に入った時、私はなぜか注目された。

 理由はわからないが、恐らく応援団だったという事実と、そこを1ヶ月で辞めてきたというのがギター部の面々にとっては非常に物珍しかったようだ。

 その上に、私は応援団の命令で強制で坊主頭にされていたので、それも影響していたのかもしれない。

dfgarger.jpg



 まあ無理もない。


 真面目なクラシックギターオーケストラ部に応援団上がりの身長185cmの坊主頭が入ってきた。


 これで目立つなという方が無理な話である。

 
 実はこの時、私も周りを見渡した時に違和感を感じてはいた。ギター部という印象とは、かけはなれた人ばかりなのだ。皆それほどオシャレではないし、非常に真面目な感じの青年、女性が多い。

 どちらかというとこう…古いというか…

 しかしまあギターといえば引き語りもあるわけだからそういうもんなんだろうとこの時は勝手に自分で思い込んで、とりあえず入部に関する話を聞く事にした。

 あくまでも私の目的はギターが弾けるようになるという一点であり、ギター部自体の活動についてはまったく興味はない。ギターをうまく教えてくれるかどうか。それが重要だった。


ギター部「やあ。ギター部に入りたいのかい?」

財前「そうです」

ギター部「まず最初に言っておくけどさ。俺たちは真面目にギターを弾く部なんだ。サークルとは違う。わかるかい?」

財前「どういう事ですか?」

ギター部「サークルというのは遊びさ。遊び。好きなコトやってるだけで何の責任もないだろ?でも俺たち農友会は違う。ちゃんと学校から部費が出てるからそれなりの事はしないといけない。」

財前「それなりの事というと?」

ギター部「12月に定期演奏会があるんだ。俺たちの最大のイベントはそれさ。そこで観客を楽しませること。それで東京農業大学の宣伝にもなるし、学校も部費を払っているという面目が立つわけさ。だからそのためにも12月の演奏会はキッチリとした演奏をしなければならない」

財前「なるほど」

ギター部「簡単に言うと12月の定期演奏会と11月の文化祭の演奏が2大イベントになるかな」

財前「年に2回ですか。それ以外の時はどうしてるんです?」

ギター部「もちろん練習さ。」

財前「なるほど」

ギター部「まあ普段の日はバイトとか勉強が忙しければ練習も休んでいいし、部室に来る必要もないけど、定期演奏会や文化祭前は来れる日は毎日必ず来なければならないよ」

財前「ふむふむ」

ギター部「その辺りの規律があるっていうのがサークルとの違いかな」

財前「なるほど。学校の宣伝のために活動しているのがギター部であると」

ギター部「そうだね。だから自己満足のサークルとは違うのさ。」



財前「ふ~む…という事は…ギターサークルに入るよりはギターの上達も早いんですかね」

ギター部「そりゃあ練習時間が違うからね」

財前「バッチリですね。ギターがうまく弾けるようになりたいからギター部にしたんですよ」

ギター部「そうなんだ。ギターは部費で購入している分が何本もあるから基本的にはそれを使っていいよ」

財前「え?そうなんですか?」

ギター部「そこがサークルと違うところさ」

財前「なるほど…」

ギター部「とりあえず体験で入部してみなよ。丁度さ、低音のパートの人が欲しかったところでさ。君、背が高いから調度良かったんだよね」

財前「低音のパート?」

ギター部「まあオーケストラだからね。それぞれのパートがあつのさ。主旋律を弾く人は小さいギターを使って中音は中のギター。そして低音は大きいギターを使うのさ」

財前「へ~。ギターの大きさって均一じゃなかったんですね」

ギター部「クラシックギターはそうだね」

財前「じゃあとりあえず体験入部します」

ギター部「いいね。じゃあそうしなよ」



 これは当時大学1年生の6月の話である。

 要はこのギター部というのはオーケストラのギター部でサークルとは活動内容が違う。なぜなら学校から部費の一部を貰っているので、学校の宣伝をどこかでしなければならないため、11月の文化祭の時と12月の定期演奏楓一般の人に演奏を聴かせるのだという。

 特に12月は重要で大きなホールを貸しきって演奏会をやるらしい。

 
 気になったのは反しの節々に「サークルとは違う」という言葉を入れていたこと。そこまで強調するものなのか?と個人的には思っていたが、この時はそこまで気にならなかった。

 つまりそれだけ真面目にしてるんだなあと勝手に思い込んでいた。


 私はとりあえず体験入部をし、部室のギター部の面々に挨拶をした。

 皆良い人だ。応援団の話をすると「大変だったね~」「応援団なんて辞めて正解だよ」と言ってくれる。

 私は大学に入って初めて何かやさしさに触れたような気がして安心感を得た。

 そして思ったのだった。ここギター部は良いところだなあ…と。


 しかし一人だけ…まるで何年もギター部に居座っているようなオーラを醸し出し、既にギターをなぜかうまく弾きこなしている男が部室の隅にいた。

 見るからに中年。気難しそうな性格をしている人なのはわかった。

 恐らくギター部のキャプテン…か何かではないだろうか。存在感が半端ない。とりあえず新入りの私はその主に挨拶をしておく必要があると思い、その主に挨拶をする。


財前「あ…あの…ギター部に体験することになった財前ですけど…」




青柳「ん…」

gow08.jpg

青柳「誰だ?おまえ…」

財前「は…はじめまして!」

青柳「ん? …ああ…。何だ?おまえ新入りか」

財前「は…はい。まだ体験入部ですけど」

青柳「ガハハ。そうかそうか。いやあ。新しい仲間が増えるのはいい事だ。絶対気にいるぜ!?この部。いい人ばっかだしよ」

財前「そうですかw」

青柳「で?名前はなんていうんだ」

財前「財前です」

青柳「へ~。どこ出身なんだお前」

財前「徳島県です」

青柳「徳島か~行った事ねえなあ。俺は埼玉だな」

財前「ほうほう」

青柳「それと俺は青柳ってんだ。まあ今後ともよろしく頼むよ」

財前「こ…こちらこそよろしくお願いします」



財前「ギターうまいですね。今度よろしければ教えて下さい」

青柳「ん?ああ。ガハハ。まあ俺も毎日練習してっからよ。ちょっとはマシになったかな」





 …

 …や…やべえ。

 この人とんでもない威圧感じゃねえか。きっとギター部キャプテンに違いないな…。
 
 まあとりあえず挨拶しておいたし…大丈夫だろう。




 その後私は、明らかに1年生であろうという集団の方に向かい、色々と話しを聞くことにした。
 
 どうやら応援団とは違い、この4月に入部した1年生がギター部は15人もいるらしい。

 そしてその内の半分以上が女性という素晴らしい環境。

 この時再び応援団を辞めてよかったと心から感じた。やっぱりあんな所にいるもんじゃない。


 ただひとつ気になっているのは女性が多い割には綺麗な人がいない事だった。

 少なくとも今日見た部員の中に「かわいい」「彼女にしたい」と感じた女性は一人もいなかった。まあこの部分は少々残念ではあったが、そもそもギター部に入った理由はギターが弾けるようになって女性を口説くという目的なので気にならなかった。

 そもそも大学全体レベルで言えば東京農大には数千人も学生がいるのである。

 特に拘る必要もなかった。


 という事はギター部の部室にこれ以上いる必要はない。

 まあとりあえず今日のところは挨拶も済ませたし…帰るか。




 と思って出口の扉に手をかけた時だった。










青柳「おうおうおう。おまえなんだ?もう帰るのか!?」

gow08.jpg











財前「え…」

青柳「せっかく来たんだしもうちょっと部室にいろよ。もし何だったらギターもそこにあるし弾いてみればどうよ」

財前「は…はぁ」

青柳「なに。今日アルバイトとか?」

財前「い…いえ。アルバイトはまだやってません」

青柳「じゃあいいじゃん。もうちょっと遊んでいけよ部室で」

財前「は…はぁ…わかりました」

 

 …

 なんという威圧感…。だがキャプテンに言われたら仕方ない。

 だがギターを弾くにも弾き方をしらないので… それにギターを弾けっていっても、ギターケースにはなんか個人的シールとかステッカーとか貼ってあって明らかに誰かの私物っぽい雰囲気。

 明らかに共有のギターとかじゃない。
 
 勝手に弾いてはいけない雰囲気が漂ってるのだが…。それに今日来たばかりなので友達もいないし、正直座ってるだけは苦痛なんですが…。

 1年生に話しかけようにもなんか…雰囲気的に暗そうな人が多くて何か話しかけづらいというか…なんかもっとアホっぽい奴はいないのだろうか。

 でも青柳キャプテンの言うことに逆らって帰るのもどうかと思うので、とりあえず部室の端に正座して座っていると…





 「ちぃ~~す」



 という挨拶と共になんかとんでもない奴が部室にやってきた。

 なんとその男…赤髪のロンゲ。

 それでいて顔は結構イケメン。

 syankusutop.jpg


 これは…私が当初イメージしていたギター部…というかギターサークルにいそうなお兄さんな感じの男である。
 
 私はこの時淡い期待をした。

 おまえ…ギター部であってくれ。そして1年生であってくれ…。


 コイツとならいきなり打ち解けて友達になれそうな気がする!


 

 …



 そして



 どうやら私の予感は的中したようだ。奴は調子よく先輩にペコペコ頭を下げて挨拶したあと、1年生と思われる集団のグループの方に入っていった。見るに1年生は奴とタメ語で話している。そして奴は先輩とは敬語で話している…。

 つまり確定である…。奴は1年生。そしてギター部であると。

  
 だが私の方もあの集団の中に飛び込むのは気が引けた。何しろ私は今日入った新入りである。いきなり彼らのところへ行って「やあ。よろしく~」と言うのも変な話だし、「あ。僕も1年生なんですけど友達になりません?」っていうのも変な話だ。

 と言ってこのまま帰ろうとすると青柳キャプテンにまた怒られるし…。


 …というわけで

 とりあえずタイミングを待つことにしたのだが、チャンスは意外と早く訪れた。どうやらあの赤髪の男…1年生の集団と最初は調子よく話していたが、すぐに話題が尽きたらしくなぜか今ぼっちになってる。

 一人ぼっちになってる…。


 まあ無理もない。そもそも見るからにあの真面目そうな軍団と赤髪の奴は人種が違うし、話も合うわけがないと思う…。


 そんな風に観察していると私は奴と目が合った。

 途端に奴の目が輝き出す。


赤髪「あれ?あれ?お兄さん新入り?」

財前「え…ええ。そうです」

赤髪「ちょ…デケエなw 身長高すぎない?」

財前「そうですかね…」

赤髪「ああ。敬語はいいよ。俺も1年だから」

財前「おお。そうなの?よろしくw」(知ってたけど)

赤髪「うわぁ。なんかうれしいなあw ギター部で初めて気が合いそうな人に会ったよ」

財前「そう?」 

赤髪「俺は敬助ていうんだ。よろしくな」

財前「よろしく」

敬助「それとさ。聞いたよ~。君応援団に入ってたんだって?」

財前「ああ…まあ… でもなんで知ってるの?」

敬助「いや。あそこの1年の奴らに聞いたよ」

財前「聞いてたのかw」

敬助「なんか君さ。怖がられてたよ~。あそこの奴らに」

財前「え?なんで?」

敬助「そんなん普通に考えたらそうじゃんw 坊主でその身長だろ? それに応援団上がりってww ヤバいっしょ」

財前「…確かにww」

敬助「まあ俺も同じようなもんだけどさ~。どうもギター部の面々とは馴染めなくてね~」

財前「その髪じゃあなあ…」

敬助「だよな~w どっちかというとギターサークルのノリなんだよね。俺って」

財前「じゃあそっち行けばいいじゃん」

敬助「まあ様子見てからかな。サークルなんていつでも入れるし。やろうと思えば掛け持ちでもいいしね」

財前「なるほど」

敬助「色々経験したほうがいいでしょ。大学生活楽しまないとさ。応援団も良い経験になったでしょ?w」

財前「おお!君わかってるねえ。そりゃもう金払ってでも経験したほうがいいぞ応援団」

敬助「まじで?何するのよ応援団って」

財前「腕立てして応援するだけ」

敬助「ギャハハハハ。なんだそれ無茶苦茶面白いじゃん。ギャグだなww」

財前「真面目にやってる人もいるからギャグじゃないけどw」

敬助「ほう?じゃあ実際どうだったの? 楽しかったの?応援団って」

財前「実は…かくかくしかじかで…」





財前「応援団…。アリかナシかでいうと…」

敬助「うんうん」

財前「ナシだな」

敬助「ギャハハハ。おまえ面白いな」

敬助「しかしすげえな!腕立て1000回とか今時やってる奴いるのかww」

財前「口で言うのは簡単だけど地獄なんてもんじゃないぞ!?」

敬助「ギャハハハ。そりゃそうだ。俺にはできそうにないや」



 なぜかわからないが、赤髪の敬助とはいきなり意気投合した。

 コイツ…良いやつだ。

 しかも驚くべきことにコイツ…結構イケメンだなあとは思っていたが、それもそのはず。生粋の東京人で、なんと子供時代…「さわやか3組」という番組に出演していたタレントでもあったのだ。

 さわやか3組というのは恐らくほとんどの読者が知ってると思うが、NHKの教育番組の15分枠の番組。学校で見たりした人もいるのではないだろうか?

 1987年4月~2009年3月まで放送されている。

 

 どうやら芸能関係の仕事をしていたのは子役時代だけだったらしいが、まさかタレントだったとは驚きである…。通りで整った顔をしているわけだ…。

 しかし…

 これだから東京は素晴らしい。これだから大学は素晴らしい。

 ちなみに赤髪の敬助とは今だに交友関係があり、今でも東京出張時にたまに飲むし、結婚式に呼ぶ呼ばれるの仲だったりする。

 そんなこんなで

 私たちの話はギター部の部室で最高に話が盛り上がっていたのだが…

 




 そんな私たちがうるさすぎたのか、ここで青柳キャプテンが…





















青柳「おまえらウルせえよ。お前らの声で俺のギターの音が聞こえづらいだろうが!」

gow08.jpg



 恐ろしくドスの利いた声。


 …

 あたりの空気がピリッと引き締まり、シーンと静まり返る。


 ヤバ… 少し話が弾みすぎたか…

 私の背中にとっさに緊張感が走った

 さすがに青柳さんを怒らせるのはヤバい… 

 しかし赤髪の敬助がこの時とんでもない行動に出た。


 なんとキャプテン青柳さんに向かってとんでもない暴言を吐いたのだ








敬助「うるっせえよ。大してデカイ声じゃないだろうが」

青柳「ああ!? こっちは練習してんだよ」

敬助「部室でしゃべっちゃいけないって規定はないだろ?」

青柳「くだらねえおしゃべりする所じゃねえんだよ」

敬助「頭が固い奴だなあ」

青柳「ああ!?」

財前「お…おい…おい敬助」

敬助「ん?」

財前「マズイだろ…」

敬助「何が?」

財前「なんでおまえ先輩にタメ口なのよ」

敬助「!?」

財前「青柳さんにタメ口はさすがにマズイだろ…」

敬助「あ。ギャハハハ。おまえ知らないの?」

財前「!?」

敬助「コイツ1年だぜ?」

財前「え?」

敬助「こいつこんな老けてるけど1年なんだよw」

財前「…」













































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工エエェェ(´д`)ェェエエ工

















財前「え…ちょっと待て。この人1年生なの!?」

敬助「そうそう。みんな勘違いするんだよなw」

青柳「…」

財前「お…驚かせやがって…」

青柳「俺は別におまえに先輩だなんて言った覚えはねえぞ?」

財前「いやあ。正直最初OBかと思ったよ。30代後半とかの」

青柳「そんな老けてねえだろ!」

財前「いやいや。老けてるというか、OBって言っても違和感ないレベルってだけ」

青柳「うるせえよ」

gow08.jpg

財前「でもなんでそんなギターうまいの? 昔からやってた?」

青柳「いや。始めたのはここに入ってからだ」

財前「じゃあ1ヶ月やそこらで弾けるようになったの?!」

青柳「まだまだだけどな」

財前「なんだギターって1ヶ月でそんなうまくなれるのか。じゃあ俺も練習がんばろうかな」

青柳「真面目に練習すればだぞ」





敬助「コイツ毎日弾いてるからなw 普通は短期間でこんなうまくならないぞ」

財前「そうか。敬助。おまえはどうなの?」

敬助「え?俺?まだギターに触ったことすらないわ」

財前「なるほどw」






 そんな感じでギター部1日目が終わる。

 なんとも…応援団と比べるとなんと楽な雰囲気だろうか。こうやって県外の人や東京の人と気軽におしゃべるができるだけで「大学に来て良かった~」という気になる。

 何しろ徳島県の人とは発音から言葉遣いから考え方から全然違うから凄い新鮮。

 なるほど~。これが大学生活というものなのか~。



 私とギター部とのファーストインプレッションは非常に良かった。

 未来は希望に満ち溢れていた。

 この楽しい雰囲気でギターも自然とうまくなり、彼女もできて、友達もできていけば言うことは何も無い。これぞキャンパスライフ。これぞ大学生活だと思った。


























 そして

 数週間後…
 
 私はいよいよギターの練習を開始することになった。先輩方が私に与えてくれたギターはバスギターというもので、普通のギターよりも一回り大きいものだった。

 そして私は低音パートというグループに分けられた。

 低音パート担当の先輩は女性のマチコ先輩。

 私はギターのことに関しては素人で無知だったため、私の体が大きいから大きいギターなのかな?と最初は思ったのだが、私と同じサイズのギターを女性も弾いてたりするし、明らかに背の小さい人も同じ大きいギターを持ってたりもしたので、その点だけが不思議だった。

 

 先輩が説明をする


マチコ先輩「さあ。皆さん。いよいよギターの練習です。私たちのグループはバスグループ。主に低音を担当するパートです。オーケストラで言うとオーボエ、ベース、ドラムなどの担当ですね。じゃあ最初にドレミファソラシドと弾いてみましょう。よく見ていてくださいね。ここがドです。」

財前「ほうほう…。ここがドか。」

マチコ先輩「そしてここがレです。ここがミ。私の指の形をよく見て下さい。こうやって弦を押さえます。ハイ。いいですか?じゃあドレミと弾いてみましょう。さんはいっ!」



 ド…レ…ミ…



 とりあえず音が出た。しかし非常に小さい音だがこれは…



マチコ先輩「はいはい。財前くん。弾き方が違うよ?バスギターの弦は親指で弾くのです。」

財前「え?親指?」

マチコ先輩「そうですよ。バスギターは親指以外使ってはいけません」

財前「親指だけ…?」



 ここで大きな疑問が湧き上がった。


 一応私もギター演奏を見たことがあるから知っているのだが、ギターというものは普通ピックというものを使って弾くのではないだろうか? 親指そのままで弾くとか聞いたこともないんだが…

 1177508410.jpg

財前「ギターはピックを使って弾くのではないのですか?」

マチコ先輩「ああ。それはエレキギターとか普通のギターはそうだよ」

財前「そうですよね」

マチコ「それは自分で一人で演奏したりだとか引き語りしたりだとかはそうだね。でもこれはクラシックギターだし、私たちがやるのはオーケストラだからそういう一人でやれる演奏じゃないのよ」

財前「え?」

マチコ「私たちは低音担当なので低音だけを弾きます。主旋律はファースト、セカンドと呼ばれるパートが担当。和音はプライム、そして重低音はまた別のパートが担当しているの。だから私たちは全てが合わさってひとつの音楽を演奏するのよ」

財前「えええ!? 俺は…一人で弾き語りとかしたいんですけど。」

マチコ「それはギターが違うし趣旨も違うわね。その場合は自分でギターを買って家で練習するといいよ」

財前「…」

マチコ「あ~実はそういう人多いんだよね。みんな勘違いして入ってくる。でもオーケストラも楽しいんだよ!?」


財前「わかりました。これってバスギターが弾けるようになったら普通のギターも弾けるようになるんですかね」

マチコ「う~ん。どうだろう。少しはマシかもね」

財前「…」





 …これは正直衝撃だった。

 ギターを親指だけで弾くとか正気の沙汰とは思えない。

 ギター部というのは合奏を主にしているというのは聞いていたが、まさか一つ一つのパートが単音を演奏してひとつの音を作るだなんて思いもしなかった。

 コレって言わば…

 ギターの良さを消してるということになるんじゃ…


 一人で演奏できて歌えるというのがギターの魅力なんじゃないの!?

 

 実際そうだった。

 ドレミファソラシドの練習が終わると次は曲の音楽の練習に入り、ドソラシドとかそういう単音を弾くだけに終始。それが各パート練習した後に合奏で合わせてみたのだが…

 なんか全然盛り上がらない…。

 そして1年生を除いて、2年生3年生がお手本を見せてくれるということになった。


 当然今の2年生3年生は去年の定期演奏会を経験してるわけで曲も出来上がってるし、キチンと曲を演奏することができる。そして私たちも初めてギター部のオーケストラの演奏を聴けるという事でかなりテンションがあがった。


 確かにひとつひとつの音はショボイ。

 しかし全てが集まれば…すべてが集まれば凄いんじゃないだろうか!!


 そんな期待を胸に先輩の演奏を聞いた。






 これについては文章では表現しきれないのでYOUTUBEから動画を拾ってきた。

 実際のギター部のオーケストラ演奏というのはこういう感じである。

 

 私はこれを聞いて衝撃を受けた。

 いや。衝撃なんてものじゃない。物凄いショックだった。


 え…何これ…の世界。

 そこには私の求めていたギターの形はなかった。私からすると何の魅力も感じない音色だったのだ。合奏、オーケストラになっても変わらない。まったく何も感じなかった。

 もちろん勘違いしないで欲しい。これは私個人の感想だ。

 私を除いたギター部の部員たちは先輩の素晴らしい演奏に感動していたし、先輩の凄い演奏を聞いて自分も頑張ろうと3年間、4年間もギター部で演奏し続ける人の方が多い。 

 つまり素晴らしいのだ。


 しかし私にはその良さがわからなかったというだけの話。

 なぜか。

 それはもうお分かりになるだろうと思う。

 この演奏にナンパな匂いがするだろうか? 女の危険な匂いがするだろうか?


 まったくない。

 要は女が欲しいからギターをするわけであって、私はこんな事にかまけてる暇はないのだ。


 …

 私はふと青柳を見てみた。…彼は先輩たちのギターの音色に泥酔している…。酔っている。目がトロンだ。

 やつとは話をしても無駄だ…。私は瞬時に悟った。 
 

 次に私は敬助を見てみた。

 一応奴も真面目に聞いているが、音色に酔ってはいない感じだ。
 
 近くによって敬助に聞いてみる。


財前「な…なあ。おまえ。この演奏聞いて正直な所どう思った?」

敬助「ん…ああ」

財前「俺は正直…ちょっと間違えたかなって思ったんだけどさ」

敬助「え?何を?」

財前「いや…この部に入ったことを…」

敬助「ぶwww」

財前「悪いが正直何の魅力も感じない。曲も知らないし…眠いし」

敬助「奇遇だな財前」

財前「ん!?」

敬助「俺もまったく同じ考えだwwww」

財前「やはりwwwww」

敬助「これ全然ロックじゃねえじゃんw」

財前「おまえロックしたくて入ったのかよここ」

敬助「いや…なんつうか。もっとこう…ノリノリ?っていうか」

財前「ああ…わかるよ…」



 そんな話をしている内に先輩の演奏が終わり、1年生からは大きな拍手が巻き上がる。
 
 パチパチパチパチ


 青柳なんかは感動しきりで


青柳「あの旋律やばくねえか!? さすが先輩だよなあ。最高の演奏だったよ><」 

他1年生一同「そうだよな! 俺もああいう風に演奏できるようになりたいなあ」

財前、敬助「…」



 何度も言うが私はギターのオーケストラを否定しているわけでもないし、ギター部を否定しているわけでもない。これはこれでアリだと思うし今でも素晴らしいものだと思っている。

 単に私の思っているギターとは違っただけなのだ。

 だから私はやらない。それだけの事である。





 …




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 それから私はあまりギター部には顔を出さなくなった。

 当然である。魅力を感じないから。

 それに練習しても親指でギターを弾く練習をしてもまったく意味が無いから…。だが家にはちゃんとギターを買った。もちろんクラシックギターではなく普通のギターだ。
 
 長渕剛とかその辺が使っているギターである。

 一応ギター部の練習で基礎はなんとなくわかっていたので、本を買ってとりあえず家で練習をした。

 だが、先輩も言っているようにここはサークルではない。

 ずっと部活に顔を出さないと先輩から電話がかかってくるのがギター部だった。一応部活なので…


 先輩から呼び出されるのだ。たまには練習にこいと。


 正直練習にはコレっつっつポッチも魅力を感じてなかったのだが、部室に行くことで青柳や敬助、他の1年生とも会えるので、とりあえず飲み会の約束とかそういうのをするために部室に顔を出していた。

 ギター部の練習はやる気はなかったが、1年生とかと飲むのは楽しかったのである。


 とりあえずこの数ヶ月の間になぜか
 
 青柳、そして敬助、それと公斗という奴と親しくなり、かなりの頻度で私の家で酒を飲む仲となっていたのだ。

 まあ別にギター部に行かなくても電話で彼らを呼べばいいだけなのだが

 とりあえずたまにはギター部に顔を出さないとバツが悪いし、練習と言ってもオーケストラの合奏練習。弾いたふりをしておけばOKという感じだったので…とりあえず的な感じで練習にはたまに顔を出していた。

 そしてギター部に在籍し、まともに練習しないまま月日は過ぎ、時は11月になり文化祭が始まり、そして12月になり定期演奏会が始まった。

 まあこの辺りは大学回想では

 07/11/19 大学時代回想5 バイク免許所得の先に… (コメント49)
 07/11/13 大学時代回想4 ストーカー財前  (コメント192)
 05/10/04 大学時代回想3 リリカの再来  (コメント11)


 に書いてる生活をしているだけ。つまり女性の尻を追っかけながらリョウさんとナンパに行く日々を送っていたのだから…ギターなんてまともに練習しているわけがないのはおわかりになると思う。

 実際は2週間に1回とかそのレベルでしか部室には行ってない。

 だからバスパートのギターとかまったく弾けるようになってない。

 だが私は1年生だったので無問題だった。


 そもそもバスパートの人間は私だけではない。同じ旋律を弾く人間が5人も6人もいるのである。別に私が弾けなくても彼らが演奏をすれば何ら問題はなく合奏はできる。

 私は弾く…フリをしているだけである

 弾けないのだから当然だ。


 そして

 そのまま文化祭、定期演奏会に突入。この文化祭と定期演奏会というのがギター部にとっての目的みたいなもので、ギター部の存続理由はこの2つのためにあると言っても過言ではない。

 何しろ東京農業大学の文化祭というのは別名「収穫祭」と言って、農大で育てた野菜や牛、研究成果などを一般の方々に販売したり、公開したりするのでかなりの人が来る。

 dfsgsergeg.jpg


 特に目玉が豚の一匹丸焼き…みたいな屋台である。

 その人達にギター部はひとつのブースを構えて演奏を聞いてもらう。

 そして定期演奏会はチケットを一般層に販売し、大きなホールを借り切る。そしてギター部のみでそのお客さんに対してギター演奏をして差し上げるのだ。これはある意味、東京農業大学の宣伝でもあるので部費がでる理由にもなっている。

 なぜ部室にもロクに行かず、演奏もできない私がなぜギター部に所属していたのか。

 なぜ辞めてなかったのか。

 その理由はここにあった。

 基本的に大学の文化祭、収穫祭というのは高校生や中学生の頃とは違い、全員参加ではない。

 基本的に3年生からの研究室、そして1年生2年生に関しては農友会と呼ばれる部活か大きなサークルに入っていないと参加できない。

 そう。誰でも参加できるわけではないのである。


 私の見積もりでは半分以上の学生は収穫祭に参加しないと思う。

 大学というのはそういうものなのである。

 自分で何か行動してないと本当にイベントも何もなく終わってしまう。これはあまりにも勿体無いのだが、実際そうなのだから仕方が無い。どこにも所属してなければ収穫祭に来る理由がないのだ。

 それはまあ…客として来るというのもアリだが、東京農大の学生が客として参加するというのは少し違うと思う。どうせなら運営側として参加したいという気持ちがあるはずだ。


 そんなわけでとりあえずはギター部に参加しておけば一応農友会という名目の元で文化祭で大きい顔ができるわけである。

 ハッキリ言うとこれがキッカケで他大学や一般人の女性と知り合うこともできるわけだ。

 なぜなら農大生目当てに東京農大の収穫祭に来る高校生や…他大学の女子学生も結構いたりするから。

 
 実際収穫祭では女子高校生とちょっと良い思いをさせてもらって…この展開は美味しすぎるとしか言い様がなかった。
 

 しかしだ。

 しかしだ。

 確かに収穫祭で一般の女子高生と仲良くなりおいしい思いをしたものの、実際これって…リョウさんと一緒にナンパに行っても同じことができるわけで、別に収穫祭でなければできない事でもない。

 もちろん収穫祭に運営側として参加できるなら…もしかして「チズエさんとも…」という下心もあるにはあったのだが、残念ながら「チズエ」さんは収穫祭自体に参加しておらず、これは完全に無駄骨に終わる。


  302-4.jpg



 こうなると唯一の優位性はギター部の演奏を一般の方に聴いてもらって喜んでもらうという事だったのだが…


 正直言って延べ人数にしてギター部の演奏を聞きに来た人数は数十人。

 数十人である。
 



 もちろん私はこの人数を否定しているわけではない。これはこれで良いと思う。

 しかしだ。私としては少ないと思ったのだ。

 
 私はギター部に入って収穫祭も定期演奏会もまだ経験してなかった。だから何らかの期待は持っていたのだ。先輩が口癖のように「文化祭と定期演奏会がギター部の活躍の場所だから!感動するよ!」と言ったからどんなモノかと期待しすぎていた所もあったのかもしれない。

 収穫祭に来た客は数十人。

 少し私はこの人数には疑問を持った。


 そしてその後の12月…定期演奏会が開催された。

 これはギター部の単独開催だ。ホールを借りきってチケットを買って貰って一般人に来てもらう。



 しかし…

 そのホールに来たのは同じく数十人だった。

 多分20人か30人くらいだったと思う。

 そして…ほとんどがOBであり知り合いだ…。


 
 これって宣伝になってるんだろうか?

 冷静に考えると疑問だ。


 だが1年生も、他の2年生、3年生も凄くテンションが上がっていた。打ち上げの飲み会でも「俺たちはやったぞ~~!!」「今年の定期演奏会は最高だったな!!」なんて感じで盛り上がっている。

 感動しまくってる。

 
 何度も言うがもちろん私はこのギター部の活動を否定するわけではない。素晴らしいと思う。

 しかし私にとっては違った。ベクトル自体が違った。

 明らかにおかしかった。これは敬助も同じ疑問を抱いていた。


 少なくとも私には自己満足にしか見えなかった。

 確かに定期演奏会で一般の人に音楽を聴かせる…という事で目的は達成しているのかもしれない。確かに大学の宣伝にもなるし、東京農業大学に対する良いイメージ作りにも役立っただろう。

 だからこそ学校からも部費が出ている。


 だが果たしてこれで宣伝になっているのだろうか?

 例えばこの時代にはまだインターネットはそれほど発達しておらず、Youtubeもニコニコ動画もなかった。だからこの時にはできなかったのだが、もし演奏をビデオカメラで取って今Youtubeで上げれば…

 少し宣伝すれば再生数は100を超えるはずだ。


 ある意味ではこの時点で定期演奏会を見た人数に勝つことになる。宣伝としてはこちらの方が効果的な手法となる。


 また当時思ったのだが、農友会というのが大学のイメージ作りに必要な団体であるのであれば、OBしか客の来ない定期演奏会をするのではなく老人ホームで演奏してはどうかと思った。

 ソッチの方がよほど大学の宣伝にもなるし良いイメージを地域に与えるのではないか。


 皆が定期演奏会の成功の満足感と高揚感に浸っていて「飲み会」をしている中…私はそんな事を考えていた。


 だが、もちろん老人ホームで弾こう!なんて提案するつもりはない。

 そもそもギター部はこれで辞めるつもりだったからだ。
 
 収穫祭も定期演奏会も経験したし、もはややり残したことはない。私としては2年生になったら「チズエ」さんが所属しているスキーサークルに入るつもりだったからだ。


 大学生活というのは人生に1度しか無い最良の時である。


 無駄な時間を費やしている暇など無いのだ。


 
 そんなわけでスキーサークルに入ろうとしたのだがここで問題が起こった…。

 今は12月…。知っての通り私たちギター部は定期演奏会を終えたので新入生が入ってくる4月まで目立った活動はない。言わば休息期間であるのだが、逆に言うと私たちは2年生になる準備の期間を与えてもらっているとも言える。

 ちょっと考えて欲しい。

 私たちの部活はギターオーケストラだ。オーケストラ。

 つまり演奏者だけではなく指揮者というのがいる。

 歴代東京農業大学の指揮者というのは学生が努めてきた。

 k449749259.jpg
 
 指揮者は2年生の指揮者と3年生の指揮者がいる。もちろん3年生の指揮者がメインだが、指揮者はそれほどすぐには育たないので2年生の間に指揮者を選定し、1年間の修業を経て3年生の指揮者になるのだ。

 ゆえに私たちは来年2年生になるという事でギター部の指揮者を決めようという話になった。

 これは非常に重大な会議で厳格な投票の元で指揮者が選ばれる。

 
 もちろん一部の変わり者以外は指揮者などやりたくはない。

 当然である。みんなギターが弾きたくてこのギター部に入ってきているのだから。

 誰がギターではなく指揮棒を振る指揮者になろうと思うだろうか。ここは音楽大学ではないのだ。指揮者になったからと言って就職に有利になるわけでもなければ、学校から良い成績を与えてくれるわけでもない。

 ゆえに音楽やオーケストラが本当に好きな人でないと指揮者などできない。


 それを選ぶ会議がこの会議だ。


 投票は1年生だけの投票によって行われる。

 当然多数決だ。一番票が多かった者は問答無用で指揮者にならなければならない。

 もちろん希望者がいれば別だが、希望者などいるわけもなかった。

 私的には「ギターがうまい青柳がすればいいのでは?」と思っていたので家で飲んでいる時などに何度か青柳に「おまえやれば?」とか言ったりもしたのだが、どうやら青柳は「俺が演奏をやめたらギター部の演奏が軽くなるだろ」という理由で演奏者に留まりたいようだった。

 
 …

 この時…私は読みがあまりにも甘かった。

 
 私はギター部の練習にほとんど顔を出していないしギターが下手だ。正直…敬助と遊んでいたことしかほとんどギター部の活動らしい活動をした記憶はない。

 だから私が指揮者に選出されることなんてありっこないって思ってた。

 そんな事は起こるはずがないと考えてもいなかった。


 そりゃあそうである。まともな頭をしていれば私を指揮者に選んだりはしない。



 だってどう考えても真面目に練習するわけがないし、指揮もまともにするわけがない。






 あり得ないのだ。いや。あり得てはいけないのだ。私が指揮者に選ばれるなど。









 だいたい他の部活の奴らからも言われていたのだ。


 もう敬助とか財前がギター部にいるだけで笑えてくるって。そもそもおまえらが真面目にあの演奏をしているだけでギャグでしか無いって。だって明らかに人種が違うから…

 
 そう言われていたのだ。

 考えてみて欲しい。敬助はロン毛で赤毛。そして私もこの時は坊主ではなく、この6ヶ月で髪は伸びロンゲでパーマで茶髪だった。


 それがこういう中に入って座ってギターを演奏していたのた。

 

 あり得ない。おかしい。明らかに浮く。人種が違う。絶対浮くに決まってるじゃないか。私と敬助とか…。

 実際雰囲気はこんな感じだったから想像つくと思う。

 そりゃ他の人は笑うと思う。実際に結構話題になってて…他の部活からも「ギター部にいる赤毛と茶毛のロンゲ二人がギャグだ」って有名だった。珍しくてわざわざ見に来るヤツらすらいた。

 まあそれはそれで楽しかったのだが、実際私はストーカー事件で名前は結構売れてたし話題は不要。それにこれ以上真面目なギターをやるのは苦痛だった。

 いや…具体的には真面目にやってない。そもそも弾けてない。ギターを空弾きというか…ほぼエアーギターに近かったから。どうでも良いのだこんな演奏など。ギターで合奏などなんの意義も感じない。

 だから私は早く辞めたかったのだ。

 ギター部を。 

 スキーサークルとかで早くハっちゃけたかったのだ。

 真面目なことなど望んでないのだ。大学は遊ぶところなのだ。社会人になって遊べなくなる前に全てを経験しておくところなのだ。

 立ち止まっている暇など無い。真面目にギター部などでかまけてる暇など無いのだ。




 わかっていた。


 そんな事は私も敬助もわかっていた。



 もちろん…


 この投票で指揮者などに選ばれなければその計画はスムーズだっただろう。





 しかしあろう事かこの会議で私が指揮者に選出されてしまったのだ!!







 そう。私に投票があったのである。











 理由はわからない。さっぱりわからない。

 だがこの1票をバカヤロウの敬助がギャグで入れたことは間違いない。それは良い。そんな事では指揮者にならないから。しかし他の人は指揮者を「勉学に励むこと」を理由に辞退した。

 本来指揮者の事態は許可されないのだが、運が悪い事に選ばれた人たちは特待生であり、成績が低下すると奨学金が打ち切られる…という大義の理由があったため特別に許された。

 そうなると次の矛先は私である。

 私は大学の成績はもちろんトップレベルではないので奨学金目当てに勉強をするという理由がない…。

 そうなると途端にみんな「指揮者は財前」という声が高くなる。

 理由は「面白そうだから」とか「今までにない指揮者が見れそう」とか「ギター部を楽しくしてくれそう」とかそういう理由だったと思う。

 アホばかりとはまさにこの事である。


 これを見ていた先輩たちは「財前が選ばれたんだから財前が指揮者だな」とか勝手なことを言っていたので私はハッキリと言った。私は指揮者などやるつもりはないと。

 ていうかヤル気がないと。

 でもまあ前で指揮棒を振るだけ?ならやらないでもないと。

 
 そもそも練習には相変わらず参加するつもりはなかったし、真面目にクラシックを演奏する気もなかったのだから。

 指揮者というのは部に一人しかいない。演奏者というのはたくさんいる。つまり代わりがいる。指揮者は代わりが効かない。この時点で考えればわかるはずだ。指揮者は練習には基本的に毎日参加しなければならない。演奏者のように休めない。代わりがいないのだから。

 練習に毎日参加しなければならないとか愚の骨頂である。

 それにギター部のことを本当に愛し、曲の編曲までしなければならない。


 無理だ…。そもそも私はギター部を愛してはいないのだから。



 そんなの私にできるわけがないだろう…ていうか練習に毎日来るわけがないだろう…。


 もちろんそんな事はギター部の部員もわかっていたと思う。だが恐らく…指揮者をやりたくないという気持ちから、とりあえず私に決めておけば後はなんとかなるだろうと思ったのだろう。財前も心変わりして指揮者を真面目にやるかもしれないと思ったのだろう。



 …


 だがこの流れは止まらず私は指揮者に選出された。

 たった1票で。

 もちろん私は真面目にやる気はなかった。こんな1票で指揮者にされるなんて酷すぎるとしか言い様がない。だが逆に考えるとほとんど練習に参加してなかった私を指揮者にする…という事は

 つまり彼らにもそれなりの覚悟があってのことなのだろう。私はそう勝手に理解していた。

  


 …



 しかしこれがとんでもない事態を招く結果となる。

 なんと指揮者というのは前で指揮棒を振るだけの存在ではなかった。なんと週に1回…指揮者学校というのに通わなかればならないという話を先輩より聞かされたのだ。

 そしてそれは部費で指導費を支払っているのでサボるのは許されないとのことだった。

 冗談じゃない。

 私はこの当時リョウさんの影響でバイクの免許を所得している最中であり、指揮者学校などに行っている暇はなかったのだ。

 だいたい部活動で絶対に休んではいけないとかあり得ない。


 これは仕事か!? 仕事なのか!? 

 それに馬鹿らしくなってくる。もし私が指揮者を一所懸命したとしよう。1000人とか10000人を相手に演奏をするというのなら力も入るだろう。しかし現実はどうだ。

 実際には収穫祭でちょこっと一般人数十人の前で演奏するのと、定期演奏会で数十人のOBに演奏するだけ。


 これだけのために私の貴重な時間を1週間に1度も潰すのか!?


 あり得ない。あり得ない暴挙だ。大義名分がない。モチベーションがない。



 もちろん何度も言わせてもらうが、ギター部の活動を否定するわけではない。彼らは素晴らしいと思う。

 だが私は違う。それだけなのだ。


 そもそもギターに対するイメージからして彼らとは違うのだから相容れるわけがない。



 dfsggr.jpg






 …


 結局この後私がどうなったかは…お察しの通りである。

 指揮者学校よりもバイクの免許を優先したので…1ヶ月後にすぐに問題になり、私のためにギター部で会議が開かれた。

 そこで私はハッキリと言った。

 「これだけ縛られるのなら指揮者などやる気はない」と。


 だが2年生の先輩、3年生の先輩は必死に私を説得した。いや…説得したというよりも私を何か…犯人というか悪者扱いをして問いただしている…というのが正解かもしれない。

 この時の同級生…1年生の悲痛な冷たい…何か汚いものでも見る目で私を見ていた光景は未だに忘れる事はできない。

 彼らの心の声が聞こえてくるようだった。


 「なんでコイツ指揮者に選ばれたのに真面目にやらないの?」
 「部費で指揮者学校の経費が出てるのよ!?なんでサボるの?馬鹿なの!?」
 「こんなバカでも指揮者してくれないと私たちの誰かが指揮者しなきゃならなくなるからな」
 「こいつ無茶苦茶でしょ。指揮者に選ばれたら少しは改心して真面目にすると思ってたわ」

 
 悲痛だった。あまりにも悲痛だった。

 そしてなぜか敬助も悲痛だった。

 なぜなら彼は私に1票を入れた張本人であり、彼自身もかなり欝で参っていたのだ(笑)


 もちろん私もギター部の人たちの気持ちはわかる。

 そもそものギター部に対する気持ちが違うからだ。私は初めて3年、2年生の演奏を聞いた時からギター部の活動に対してまったく興味がなかった。そもそも演奏にも感動しなかったし、自分がそうなりたいとも思わなかった。それに収穫祭や定期演奏会に対しても意義を感じなかった。自己満足にしか見えなかったのだ。

 だが他の1年生は先輩の音楽に感動し、ギター部の定期演奏会にも誇りを持っていた。

 ゆえに彼らはギター部を自分たちの大学生活の青春と捉え、真面目に大切に思っていたのだと思う。



 だから私に腹が立ったのだろう。私を許せなかったのだろう。

 でも私を選んだ時点でそれは…叶わぬ願いというのがなぜわからなかったのか。

 それは彼ら自身が指揮者ではなく、演奏者でありたいという事を望んだことに甘えがあったのかもしれない。




 この事態は長引き、遂には私の家に引退した4年生、OBまでもがやってくる事態となった。

 この時様々な事を聞かされた。


 「東京農業大学ギター部の長い歴史の中でこんなにふざけた指揮者は初めてだ」から始まり「おまえには指揮者に選ばれたという責任感はないのか」という事まで…

 30代の年のOBに延々とギター部の素晴らしさを聞かされ、意義を話された。

 これ…応援団の時と同じである。

 延々と自分はダメ人間だという事を聞かされ、それを脱出するには頑張るしか無いだろう!みたいな事を聞かされる。

 明らかに余計なお世話だった。なんだこの糞な説教は。ギター部に入って演奏したから良い人間になれるとでも言うのだろうか?

 あり得ない。そんな事はない。

 私には高校時代に青春し忘れた人たちが今必死にそれを取り戻そうと部活動に打ちこんでいる様にしか見えなかった。

 不必要だ。私にそれは不必要だ。

 東京に私は4年間しかいない。大学は4年間しか無い。こんな事をしてる場合ではないのだ。


 OB、4先生に私はそれを話した。

 とにかく勘弁してくれと。ギターはギターでも私はアコースティックやエレキの方をしたいわけで、ポンポンと単音を親指で弾いてる場合じゃないんだと。それにやりたいことが他にいっぱいあるんだと。

 OB、4年生はキレそうになりながらも、コレ以上は時間の無駄だと思ったのか…


 わかったよ。このろくでなし野郎が


 という捨て台詞と共に帰っていった。


 だが…

 その後、この会議は3回以上開催された。

 開催理由は当然「財前の件について」という議題で…。そうそれほど指揮者というのは大切なポジションであり、それほど指揮者というのはギター部にとって重要な存在なのである。

 だからそんな重要な役に私を置くのがまちがいだと何度も…


 毎週私を攻めるだけの会議が繰り返された。

 これに遂に敬助は耐えられなくなり彼はギター部を辞めた。なぜなら彼は私の良き理解者でもあり、ギター部の活動に疑問を持っているひとりでもあったからだ。彼も私が責められるのを見て苦しかったのだろう。彼も私と同じで部活動を真面目にする気はなく、ただそれを利用してギャグやネタ的に生活を楽しみたいだけだったのだ。

 今のギター部は彼にとってそういう場所ではなくなっていた。それだけの話だ。

 そして

 肝心の私はこの時、丁度バイクの中型免許が取得完了し、400CCのドラッグスターを購入。

 バイク(ドラッグスター)のローンを払うためにバイトをしなければならなくなったので、焼肉屋で働くこととなっていた。ゆえに指揮者などさらにやってる場合ではない…。

 バイトをしなければならない。

 それに散々部活で「おまえは社会で通用しない」とか言われていたが、いざアルバイトをしてみると社会人の人たちに厳格に指導されサボるどころではない。こっちの方がよほど厳しい。だが金を貰ってると思うと納得してそれに従うことができる。

 アルバイトは楽しかった。それはまだ知らない社会だったから。


 こうなると私には時間がない。



 結局ギター部は辞めさせてもらった。

 本当はもっと早く辞めさせて欲しかったのだが、指揮者というのはそれだけ誰もがやりたくない役職だったためかなり長引いてしまった。


 もちろん辞められたのはもう一つの理由がある。



 それは新しい指揮者の目処が立ったからだ。



 そう…



 ここで…



 次期指揮者と決定したのが…





 というより




 次期指揮者として…



























 どうやら俺の出番のようだな…

gow08.jpg























 と指揮者を自ら立候補したのが…青柳だったのである。



 











 これが未だに私が青柳に頭が上がらない理由でもあり、彼が私の家に来た時、彼がどうしても私に嫌味を言ってしまう理由だ。

 彼はギター部を信じており、ギター部の道は正しい道だったと確信ている。それが間違っているなどあってはならない事だ。

 反面私はそれとは正反対の意見だ。続けなくて本当に良かったと思っている。

 そもそも続けていたら今の私はないだろうから。



 だが青柳にとって私はひとつの指標でもある。私は彼よりも不幸せでなければならないのである。

 それを証明することが彼…すなわち青柳の道が正しかったことを証明する事になるのだ。



 私は青柳がそれを意識的に望んでいる事は薄々とはわかっていた。これは辞めた敬助も同じだ。

 ゆえに青柳と酒を一緒に飲むと私と敬助は青柳をフォローし、彼を褒める機会が多くなる。


 「青柳おまえスゲエなあ」、「俺たちはやっぱダメ人間だよ」という事を彼の前で言う。そうするだけで青柳は機嫌がよくなり、3人で美味しいお酒が飲めるのだ。

 まあ人生ってそういうものだ。それが一番うまく行くのだから。これは暗黙の了解ってものだ。

 会社に入ったらそれを過度にならない程度に上司の前ですれば良い。それだけのことだ。

 

 実際そう思っているし、青柳がやってくれて本当に私は助かったのだから。感謝しているのだ。















 という事でこの件に関する話は終わり。

 また次回からは話は彼が家に来た所まで戻ります。






























今日の1曲 耳かきの唄 長渕剛






56616_orig.jpg
Borderlands 字幕付き動画UP中  
 「買わないなら見ろ!」無理やりシリーズ化

 ・【Borderlands】Mordecai スナイパーライフル Only Part1
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2013/04/30 04:31 [ 編集] - MAILURL

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2011/09/28 17:33 [ 編集] 読者さん MAILURL

中学でクラシックギター部やってるものです。
大学だったら間違いなくやらなかっただろうなと思います←

2011/09/27 01:11 [ 編集] 読者さん MAILURL

なんか今メイプルストーリーランキングは不正が横行していて、変なのが上位に来てますね。

こういうのがあっちゃうと誰もランキング見なくなるからランキングブームもいよいよ終わりかな。見る価値ないのばっかり上位じゃん

2011/09/27 01:09 [ 編集] 読者さん MAILURL

↓それは俺も思うわ。

数えてもキリが無いほどこの人はメイプルストーリーに関するコンテンツを作ったからなあ。当時俺はガキだったからただ楽しんでただけで、まあ俺も大人になれば財前と同じ事くらい簡単にできるだろって思ってたが、今社会人になってみると全然マネできねえww

ていうか逆に学生の時よりも時間はないし、感性も退化してるし、恥ずかしさが邪魔するし…で正直言ってまだ学生時代の方が財前に対抗できた気がする。

ていうか
財前みたいなのがメイプルストーリーをしてたのが奇跡っていうのは、メイプルストーリーブログランキングを見れば一目瞭然だろ。

酷いのばっかで泣けてくる。普通はあんなもんだよ。ブログなんて

2011/09/26 21:02 [ 編集] ニート MAILURL

普通の日常を書いてるんだけど財前さんの書き方がうまいから読者を引き寄せるんだね

こんな人が数あるMMOの中よくぞメイプルストーリーをやってくれたと思うよ

2011/09/26 16:23 [ 編集] 読者さん MAILURL

俺は見れるけど…スマフォだからかな?

確かに長文すぎるから旧式の携帯では難しいのかな。フルブラウザをダウンロードしてみれば?どこにあるかは知らないんだけど…

2011/09/26 16:19 [ 編集] 読者さん MAILURL

携帯からこの記事が見れない…

なんかレスポンスが不正ですって言われる。同じ人いる?

長文すぎるのが原因かもしれないけど何か見る方法ないかな。

2011/09/26 14:58 [ 編集] - MAILURL

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2011/09/26 14:30 [ 編集] 読者さん MAILURL

こんなに長文なのに、
読んでて苦にならないwww
大学回想どんどん更新しちゃってくださいww

2011/09/25 22:02 [ 編集] 読者さん MAILURL

財前さんのブログだからこの長文が普通だと錯覚してしまっているのですが、コメとかみるとやっぱこれって他と比べるとすごい長文なんだなーと改めて思います

自分の思想だと、オーケストラとか陸上の棒高跳び、砲丸投げとか弓道とか剣道とかetc..なんかあんまりその後の人生で一人だけでは披露できなかったり、それがかっこよくなかったり、そもそもやる場面が少ないようなことってイヤなんですけど、財前さんも同じ思想の方でいらっしゃったんですねw
そう考えると器械体操、ブレイクダンス、ギター、ボーカルとかこのへんに惹かれてしまうんですよね
すごい偏見ばかりのコメでした

2011/09/25 13:41 [ 編集] - MAILURL

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2011/09/25 01:38 [ 編集] 読者さん MAILURL

もっと早くにこの話をききたかったwww
サークル入ってないから大学祭行く意味が・・・・

続き楽しみですw

2011/09/24 23:21 [ 編集] mtgard MAILURL

オーケストラの低音担当に笑ったw
×オーボエ、ベース、ドラム
○ファゴット、バスクラ、コントラバス(ウッドベース)、チューバ

オーボエは高音です
ベースはコントラバスの間違えかな?
ドラムはそもそもオーケストラにいないことがほとんど
打楽器という意味のドラムならいるが

2011/09/24 20:39 [ 編集] 読者さん MAILURL

大学回想面白いです。
彼女いない高校生より

2011/09/24 20:24 [ 編集] 読者さん MAILURL

初コメです
長いですね(笑)
http://dngmtk.blog.fc2.com/?pc

2011/09/24 18:43 [ 編集] 読者さん MAILURL

クラウド・・・

2011/09/24 14:42 [ 編集] 読者さん MAILURL

私も高校でエレキやってますが、あれはやる気が起きませんねw
あの中に赤髪と長身応援団は合いませんねw

2011/09/24 13:27 [ 編集] 読者さん MAILURL

↓×4
まさに俺がそれw
今では同じバイクのドラッグスターに乗ってるw
月日が流れるのは早いもんだ

2011/09/24 13:21 [ 編集] 読者さん MAILURL

いちいち青柳に笑ったww

2011/09/24 12:43 [ 編集] 読者さん MAILURL

人生経験ってやっぱり大きいよね。

2011/09/24 11:43 [ 編集] 読者さん MAILURL

現役農大生です。財前さんの話を聞いたから農大に行ったと言っても過言ではないです。

ギター部…10年くらい前に財前さんがいたと思うと感動的ですね。今では1号館が潰れて近代的な新校舎が完成しましたよ

2011/09/24 07:45 [ 編集] 読者さん MAILURL

長渕剛をその辺扱いとかなんて言い種www

2011/09/24 07:21 [ 編集] 読者さん MAILURL

大学回想書き始めたのが2005年。今2011年。

これ読んでた中学生は今大学生になってる。

感慨深いだろうなあ。自分が大学生になって初めて財前の大学回想がまた深くわかると思う。

2011/09/24 07:19 [ 編集] 読者さん MAILURL

文章も深いんだけど、今回驚いたのは耳かきの唄を最後に持ってきてるところだなあ。

こんなマイナーな隠れた名曲を知ってる…というか好きだなんて只者じゃないなアンタ。俺もこの唄が好きな口なんだ;;

2011/09/24 07:18 [ 編集] 読者さん MAILURL

2回に分けても良かったと思うww

2011/09/24 07:04 [ 編集] 読者さん MAILURL

相変わらずのクオリティの高さ(笑)

2011/09/24 07:01 [ 編集] 読者さん MAILURL

長文すぎワロタwww

他のブログなら、これを分割すれば2週間分の更新ができる文章量。

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