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2011(Wed) 09/21

大学時代回想23 強く儚い ろくでなし(31)

財前History … Comments(31)

 この記事は管理人の大学時代の回想記(実話)です。
 回想1 「一楽木工」から見ないと意味がわからない箇所がある点はご容赦ください。

defined
11/09/18 大学時代回想24 進めば地獄、泣けばチンピラ
11/09/15 大学時代回想23 強く儚い ろくでなし
09/10/30 大学時代回想22 3年後に明かされた真実 (コメント --)

09/10/29 大学時代回想21 縁結びという名の目くらまし (コメント 73)
09/10/26 大学時代回想20 かたはらいたし 激震の鎌倉 (コメント 87)
09/10/23 大学時代回想19 甘い運命をお膳立てしましょう (コメント80)
09/02/18 大学時代回想18 何年経っても変われない男の…末路  (コメント63)
09/02/16 大学時代回想17 恋の脳内麻薬の作用と副作用? (コメント41)
09/02/10 大学時代回想16 情けねぇ男二人の友情 (コメント67)
08/07/30 大学時代回想15 帰れない者達 (コメント96)
08/07/25 大学時代回想14 マグナム砲の覚醒 (コメント62)
08/07/20 大学時代回想13 友情と恋愛(ノリ編)  (コメント49)
08/07/18 大学時代回想12 動き始めた思惑 (コメント68)
08/03/25 大学時代回想11 無駄が必然に変わった日 (コメント69)
08/03/13 大学時代回想10 阿鼻叫喚の魅力 (コメント71)
08/03/11 大学時代回想9 ホッケー女のイメチェン文化祭 (コメント33)
07/12/03 大学時代回想8 友情と恋愛 (コメント91)
07/11/27 大学時代回想7 研究室所属 (コメント57)
07/11/22 大学時代回想6 社会人の鏡 (コメント59)
07/11/19 大学時代回想5 バイク免許所得の先に… (コメント49)
07/11/13 大学時代回想4 ストーカー財前  (コメント192)
05/10/04 大学時代回想3 リリカの再来  (コメント11)
05/09/17 大学時代回想2 4月応援団  (コメント13)
05/09/16 高校時代回想1 一楽木工  (コメント24)






 


 世田谷区桜ヶ丘。

 大学に入って3年。

 ずっと同じアパートに住んでいる。今、私の学部である農学部はこの場所にはない。厚木にキャンパスが移動したからだ。厚木はここから電車で1時間以上かかるので常識的に考えれば引っ越したほうが良い。

 だが私はこの場所を移動しなかった。なぜならこの部屋には数えきれないほどの思い出があるからである。私の大学生活の全てが詰まっており、今更この場所を引っ越すことなどできない。

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 それに農学部と畜産学部以外は相変わらずキャンパスは世田谷区桜ヶ丘にあり、この部屋は学校から歩いて5分の距離に位置しているため、この3年間の間にできた多くの友達が今だにこの家に遊びに来る。

 移動できるはずがなかった。


 だが時折激しい寂しさに襲われるのも確かだ。

 それはやはり彼女がいないからであろう。

 リョウさんと活発に活動していた頃は毎日がナンパやアクションの連続で息つく暇もなく時が流れていた。寂しさなどはそれほど感じなかった。むしろ家にいる時が唯一の休息場所だったとも言える。だが今は違う。私も4年生になり、リョウさんも昔のような遊びをする事はない。

 厚木の研究室に行く…家に帰る…厚木の研究室に行く…家に帰る

 日々の生活はこれの連続であった。

 亜美さんとも…まだ数週間の間だけだが距離を置いている。


 里沙とノリは相変わらず良い感じなので、ノリも私の家に立ち寄る機会が減っている。


 もしかしたら

 …少し寂しいのかもしれない。


 こんな時は友達を家に呼んで酒を呑むか、馬鹿騒ぎするのが一番なのだが、事前にアポを取っていないとそう簡単に友達が家に来てくれることはない。なぜなら皆…家は遠いのである。埼玉、横浜、果ては群馬から通っている人たちもいるのだから…。


 それにしても

 この感情は何なんだろう。



 好きな女性には見向きもされず、他の新たな女性に手を出す勇気もない。家で何をしようにも何をしていいのかよくわからない。反面、友達はなぜか自分のお膳立てで幸せになっている。

 やりきれない思いでPlayStationを起動するが、気持ちが乗らない状態でゲームをしても面白くはない。


 このまま寝てしまおうか。

 いや…寝たらまた朝になり、また同じ日々が繰り返されるだけだ。


 …


 こんな時…救ってくれるのはバイクである。

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 家にいても何も変わらない。

 何か…今の私には非現実が必要だ。

 私は家の外に置いてあるドラッグスターのカバーを取り、エンジンをかけて夜の道へと飛び出した。



 なんなんだろうか。この感情は。

 無性に腹が立ってくる。なぜかはわからない。苛々するのだ。

 なぜ自分は幸せではないのかという事に腹が立つ。

 多分これは彼女がいないからだ。きっとそうだ。

 それはつまり直接的に言うとなぜ「亜美さんはつきあってくれないのか」という事になるのだが、そう考えるのは脳が拒否する。あまりにも幼稚な考え方だからだ。

 そしてバイクで80キロ、100キロとスピードを出していると、いつも思う。

 このまま壁に激突したら俺死ぬよな?…と。

 これは四方を鉄とガラスで覆われている車とは違い、バイク乗りなら常に考えることだ。転ければ死ぬと直感的にわかるのだから当然だ。目の前を100キロ超のスピードで車が走っているのだから当然といえば当然だ。

 バイクに乗っているとき…それはつまり死というモノを身近に感じられるという事でもある。

 死は今すぐ目の前にあるのだ。

 そんな状態なのだが、不思議と自分が今おかしい思考状態にあるとは思わない。

 だがいつもこの状態は私を戒めてくれる。バイクに乗ると全てを忘れられるのである。

 恐らく危険状態に常にあるため脳内麻薬が出まくっているのだろうと思う。

 
 私が今ここでハンドル操作を間違えて死んだとしよう。もちろん家族を含め多くの人が悲しむだろう。しかしそれで何か世の中が変わるかといえばまったくそんな事はない。別に何も変わらない。

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 次にこう考えてみる。

 じゃあもし私がこの先生きて行くとして…亜美さんと相思相愛の仲になったとしよう。別に誰も喜びはしないだろう。私が喜ぶだけだ。そしてそれで何か世の中が変わるといえばまったく変わらない。何ら変化はない。

 つまりそういう事なのだ。

 そんな事は別にどうだって良いことなのである。

 なんせ自分は世界の人口から考えると69億分の1に過ぎないのだから。

 
 バカみたいな話だが、バイクに乗ると不思議とこういった思考になり、スッと気持ちが楽になる。

 「あ。別にいいんじゃん。別に。」

 という考えになり、そのまま成り行きに任せて生きていけばいいという結論に達するわけだ。



 もちろん今、こういった考えを文章で読むと可笑しい。馬鹿だ。普通に考えて。

 でも成人になりたての男にとって、たまにはこういった考えをする事も大事なのである。感受性が高い時期なのだから。

 普通に生活をしていると、どうしても小さい殻に閉じこもってしまう。

 例えば私で言うと、ここ数ヶ月は亜美さんの事と、大学の事しか考えてなかった。物凄くチッポケな世界である。その世界に登場人物は恐らく30人もいないだろう。

 だが実際には69億人の世界があるわけで…


 と考えるとスッと楽になるのだ。

 これは頭でわかっていても実行するのは難しい。


 今日最愛の女性に振られたとしよう。かなりショックを受けたとしよう

 そして自分にこう言い聞かせたとしよう。

 「なあに。大丈夫さ。女は世界に39億人もいるのだから。」

 もちろんこんな事…頭ではわかっている。だが実際そう簡単に割り切ることはできない。人間、なかなかそういう世界は見ることができず、どうしても「明日教室で会ったらどうしよう…」とかそういうチッポケな世界の心配をする。

 どうしてもそうなってしまう。

 だがバイクに乗って猛スピードで突っ走るとそれらは全て解決する。


 そんなチッポケな考えは死という現実の前には無意味だからである。

 自分でもわかっているのだ。もし、この先走っている道路に小さい子石があったら… それでスリップしたら…私は死ぬのだから。そこには理由などはなく、ただあるのは運のみ。運だけなのである。

 実際それで死ぬ人もいる。世の中そういう風に理不尽にできているのである。


 不思議なものだ。
 
 気持ちが楽になると急に食欲が湧いてくる。



 寂しい男とバイク。


 
 この2つの要素が合わさって腹が減ったとなれば行くところは決まっている。


 
 ラーメンである。


 ここでパスタとか定食とかいう選択肢はあり得ない。


 ラーメン以外にはあり得ないのだ。



 現在21時30分。となれば行くところは決まっている。


 東京都世田谷区羽根木。
 
 つまり下北沢周辺。


 ラーメン「なんでんかんでん」である。



 もう何回リョウさんと来たかわからないラーメン屋だが飽きるということはない。やはり偉大なのだ。

 ラーメンが出されると…さっきまで「このまま死のうかな…」なんて思ってたのに「やっぱ生きてるって最高だな」ってなる。

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 さっきまで猛スピードで走ってたための極度の緊張、そして風の風圧、そして寒さ、バイクでこの店に来たという高揚感。これらがコンボとなって合わさってラーメンがさらに美味しく感じるのだ。

 そして「なんでんかんでん」に来る客を見てさらに安堵感を得るのだ。そこにはチャラチャラした奴などはいない。誰を見ても真剣にラーメンを食べている。サラリーマン…学生…その辺のオヤジ。

 なんて素晴らしい世の中なのか。


 そう。女などいらないのだ!!

 
 この一杯のラーメンがあれば!


 …


 なんか今思えばバカ丸出しなのだが、そういう年齢だったんだからしょうがない。

 

 



 そして…

 とりあえずこれで明日からまた吹っ切れた感じで日々を過ごすことができる事を確信し、家路につく。


 また寂しい気持ちが自分を襲う。

 大学生活があと少しで終わってしまうのに彼女がいない寂しさと焦りが襲う。

 だが今はさっきまでの自分とは違う。

 「そもそもおまえ、好きな子を彼女にできた試しがないじゃないかw」

 なんてツッコミを自分自身に入れる余裕が今はある。

 だいたい彼女なんていなくたって良いのである。人と比べるからダメなのだ。飯が3食食える。それで充分なのだから。


 行く宛のない行きと違い、帰りは早い。

 特に下北沢から桜ヶ丘など30分もかからずに着いてしまう距離だ。家の近辺に来たあたりでスッとエンジンを止めギアニュートラルで家の前まで走る。一応このバイク…マフラーを改造してあるので音がうるさく夜は住民の迷惑になるのだ。

 そしてギアニュートラルで家の前を照らした時、家の前に妙な人影がある事に気づいた。





 まさか…

















 亜美さん!?


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 そう直感したのだ。まさか亜美さんが私の家へ来るとは!?

 …だが違った。


 そこに立ってたのは青柳だった。

 青柳は木ではなくて私の友人だ。私が過去に所属していたギター部で最も力を持ってる実力者で、彼とは1年生の時から仲良くしている。また彼の家は埼玉にあるため学校から2時間半近くかかる。それゆえよく私の家を寝床として利用していたのである。

 ギター部の実力者とは言ってもイケメン、ビジュアル系…というタイプではなく、どちらかというと「さだまさし」「井上陽水」系。

 なんていうか…職人系の古い時代の男である。結構思ったことをズバズバ言うのが特徴で、少し自分に酔う所がありナルシストも入っているタイプ。

 彼は私がギター部を突然辞めたことを根に持っており、最近はそれほど姿を見せなかったのだが… 

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青柳「おう。久しぶりだな」

財前「ああ。どうしたの?」

青柳「いやあ。泊めてもらおうと思っておまえを待ってたんだよ」

財前「そうかそうか。でもおまえ俺が帰ってこなかったらどうするつもりだったんだ?」

青柳「そしたら別の奴の家に泊まるつもりだったよ。俺友達は他にも一杯いるからさ」

財前「そ…そうか」

青柳「まあ飲みながら話そうぜ。今日は」

財前「OKOK」



 そしてお互い部屋の中に入り、青柳が買ってきた酒を飲みながら昔話に花を咲かせる。

 話を聞いていると彼はどうやら研究室で嫌なことがあったらしい。こっちの事はおかまいなしに自分の話だけを延々としている。もしかすると…その愚痴を私に聞いて欲しかったのかもしれない。


青柳「それで?おまえ彼女できたのかよ」

財前「いや。できてないな」

青柳「なんだよそれ。おまえギター部辞めてから全然冴えない男になったよな~」

財前「そ…そうか?」

青柳「ギター部に入ってた頃はおまえ光り輝いてたよ」

財前「そんな事ないと思うぞ(笑)」

青柳「まあ勝手に辞めた奴がどうなろうと知ったこっちゃあないけどさ」

財前「…」

青柳「まあ今は俺が完璧にやってるから安心しろよ」

財前「そうか」

青柳「おまえもギター部にいれば最高の経験ができたし、人間的にも成長したのになあ」

財前「ああ…」

青柳「俺は凄い成長したよ。あれから。本当に人間的にも成長したと実感してるもん」

財前「そうだな…」

青柳「ギター部もいつの間にか俺が中心になってさ。いや~参っちゃってさ」

財前「…」




 そこから延々と青柳のギター部についての自慢話を聞かされた。

 まあこんな事を言うのも何だが、私は今、ギター部に一切の興味はない。何の未練もないし、またそこに行きたいとも思わない。ただ、入ってよかったとは思ってる。今だにギター部時代の友人が何人かいるからだ。ギター部に入ってなかったら彼らと会うことはなかったのだから。青柳もその内の一人である。


 だが私には青柳に責められるべき理由があった。

 青柳が私を攻めたいのもわかる。


 それは私がギター部を辞めた理由があまりにも自分勝手過ぎたからだ。

 それは大学2年生の時だったが、言わば私はまだ青く若かった。そして田舎者だった…。


 そうとしか言えない。

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 過去の話に遡るが、私は大学に入った時に舞い上がっていた。それは徳島のド田舎からいきなり首都の東京に来たからだ。「どんな事が起こるんだろう!?」その期待の連続だった。

 だってここは東京。毎日がエキサイティングな日々になるのは間違いないのだから。

 しかしそれが思わぬ落とし穴にハマることになる。

 あまりにも東京を高貴な街だと思い過ぎていた私は、既に入学式の時点で現実を現実と認識できていなかった。まるで…夢の街にいるような感覚だったのだ。それゆえ全学生の中で5人しか入らない応援団の勧誘に見事に引っかかり、東京の大学に来たのになぜか学ランを来て大声を張り上げている始末。

 まさに非現実だ。大学に来て学ランを着てるとかもう…考えられないアホである。

 「俺たちこそが至高だ! 俺たちこそが最高なのだ」

 みたいな訳なわからない言葉に洗脳され、右も左もわからない内に抱き込まれてしまっていたのである…。そして5月のGWになった瞬間にバスに監禁され、そのまま目隠しをされてどこかわからない場所へと連れて行かれる。

 ホテルにつくとそれまで優しかった先輩の態度が一変し、鬼に変わる。そして逃げないようにと財布と鍵をホテルの金庫に入れられ… 腕立て1000回とか3時間マラソンとかそういう体をイジメ抜く精神修行を延々と1週間やらされたのだ。

 こういう場合、唯一の救いは食事なのだが、実はその食事こそが地獄。

 「応援団は至高だ!! 釜の飯は一粒たりとも残してはならない!!」

 なんていう訳のわからない理由で釜の飯を全部食わされた。もちろんこれはお茶碗とかそういうレベルの話ではない。そのホテルにある釜の飯を全てという意味だ。

 つまり食べ物を粗末にしてはいけないという考え方をそのまま実践している形。

 ホテルにある釜だ。釜の飯を全部平らげなくてはならないのだ。

 
 人間の食べられる量を明らかに超えていた。

 まさしく地獄絵図とはこの事である。

 
 もちろんそんなものがいきなり腹に入るわけもなく、皆トイレで吐いていた。3食すべて吐いている者もいた。その後は声出し。

 外に出されて「あの海の向こうにいる者たちに俺たちの誇りの声を聞かせるんだ!」


 なんて訳のわからない理由で声出しを延々とさされた。

 そもそも海の向こうとかここから目で見える範囲でも島なんてないし、街もない。そんな向こうまで声が聞こえるわけがないじゃないか。だいたいこの海…太平洋じゃないのか?

 ハッキリ言って体を壊しに行ったようなものだった。

 
 だがこの時、私は実は応援団をやめようとは思ってはいなかった。確かに地獄のような光景でキツかったが、元々マゾ的な性格を持っており「まあこれはこれで良いかな」なんて風にも思っていたのである。

 なぜならこれは非現実な光景。

 もしかしたら、こういう事を4年間続けると貴重な経験になるのではないか…。なんか凄い人間になれるのではないか。

 そう考えていた。


 しかしその考えは覆される。

 なんとよくよく観察するとこんなキツいシゴキをされているのは1年生だけで、2年生はそれほどシゴキを受けてないし、3年生は1年生をシゴクだけ。4年生にいたっては神みたいな存在に君臨しており、合宿場に来ても遊んでいるだけである。

 つまりこんな非現実的な事を強いられるのは1年生の間だけなのだ。


 2年生になると教育する側に周り、3年生になるとイジメル側に回る。


 シゴカれるのは別に良かったが、来年入ってくる1年生をシゴクとか御免だった。なんで花の東京に来て後輩を虐めなくてはならないのだ(笑)


 ゆえに応援団は5月のGW(ゴールデンウィーク)の合宿が終わってから即辞めた。

 もちろん彼らはグルになって私を引きとめようとした。驚くべきことに先生まで私を引きとめようとした。

 まあいつものアレである


 「おまえはこの程度の事で辞めてしまうほどの弱い人間なのか?」
 「今目の前の事を成し遂げられない奴に未来はない」
 「そうやっておまえは人生から逃げてばかりいるのだな」
 「おまえはこのまま辞めれば人生の敗北者だぞ。このままで良いのか!?」


 GWの合宿が終わって辞めようとしたのは9人いた応援団1年生の内の6人である。


 3人は上記の先生と先輩の言葉に感化されて応援団に残った。
 4人は私を含めて辞めた。(その内の一人は3ヶ月後に応援団に戻った)


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 つまり辞めれたのは3人。辞めた内の一人は応援団のショックから立ち直ることが出来ず…ついに大学まで辞めてしまった。学校に行った時、応援団に会うのが怖かったらしい。実際それが原因で一人は3ヶ月後に応援団に戻ったのだから相当な事があったのだろう。


 そして実はこれまで体育会系をしてきた者にとって

 「おまえ…逃げるのか?」

 という言葉はかなり効果的である。
 
 例えば応援団に戻った一人は過去高校時代に野球部だったらしい。彼はこれまで全ての事をやり遂げてきたのだろう。だから応援団から逃げ出すという自分を許せなかった。

 ゆえに応援団に戻るのだという。

 戻る時、私も彼に誘われたが私はキッパリと断った。

 
 なぜなら私には現実がシッカリと見えていたのだ。

 私は彼とは違った。

 そもそも引き止め工作の「逃げる」「お前は弱い奴だ」とかそういう言葉にまったく効力を感じなかった。簡単な話だ。

 要は応援団に入ったこと自体が間違いだったのだからそもそも最初から道を間違えているのである。 

 
 私にとって大事なのは女だったのである。東京に来たのだ。良い女と気持ちイイ事をしたいと考えるのが当然だ。これが応援団にいると出来ない。まあ…できないことはないかもしれないが、学ラン来て学内をウロウロしている男に素敵な女性が刺激を受けるとはとても思えなかった。

 そういう汗臭い事は私は高校時代柔道部で終わらせているのだ。もう御免だあんなのは。

 私は女性とチョメチョメしたいのだ。それだけなのだ。


 恐らくこの女性への強い憧れが応援団から危うく受けそうになった洗脳を打破したと思う。

 今思っても応援団をこの時点で辞めて本当に良かったと思う。ここは自分を褒めたい。本当に。

 
 大学生活最高の判断。それがこの応援団をこの時点で辞めれた事だったと思う。



 そして応援団の合宿が終わった5月の中旬…

 もう間違いは犯す訳にはいかない。すぐに目的を達成するために私は動いた。とにかく女性だ。女性の集まる所…。女性ばかりのハーレム生活を送るにはサークルしか無いと。

 そう考えて入ろうとしたのがギター部だったのである。

 もちろん入ったのは単純な理由だ。とりあえずギターが弾ければ女にモテるだろうと。

 それにギターを弾いてる奴はだいたいイケメン。だから良い女もそういう所に集まってるに違いないと。

 そう思ってギター部に入ったわけである。


 それ以上でもそれ以下でもない。目的は女。それだけ。


 しかしここでも私はまたミステイクを冒してしまう。

 間違いを起こしてしまう。

 もう今思うと大学1年の頃の私はストーカーの件も含めて呪われていたとしか言い様がない。

 なんと私の考えていたギター部というのはギターサークル…の方で、私が入ってしまったギター部というのは別のギター部だったのだ。

 東京農大の農友会ギター部というのはバンドとかビジュアル系とかそういった類ではなく…ギターをオーケストラのようにパートに分けてクラシック音楽を演奏する部活だったのだ…。

 つまり簡単に言うとお固いギター部。クラシック音楽演奏部…だったのである…。


 入るべきはギターサークル。農友会ギター部ではなかったのだ。


 ここに入るのはマズい。名前をよく見ればわかる事だったはずだ。


 しかしもちろん…この時点の私はそんな事を知る由もない。



 とりあえずよくよく話も聞かずに農友会ギター部に入ってしまった。



 


 そしてここからの話は本当に嘘のような話の連続で…私が入ったことによってギター部は前代未聞の問題を抱えてしまう。これはもうOBまで巻き込んで…

 私の素行が原因で会議まで開かれたのだからとんでもない事態だったのだ。


 精神的にかなり参った。



 まあこれが原因でまた私はギター部を辞めることになるのだが…

















 それは次に書くことにする
































今日の1曲 越路吹雪 ろくでなし



 生まれてない時代の古い曲。この曲を知ったきっかけは「志村けんは如何でしょう」
 http://www.youtube.com/watch?v=jBfwYe-v3i0



56616_orig.jpg
Borderlands 字幕付き動画UP中  
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2011/09/24 18:42 [ 編集] 読者さん MAILURL

なんか災厄を引き起こす体質系主人公みたいでいいなー。

2011/09/23 20:11 [ 編集] 読者さん MAILURL

↓多分次の話への布石の会だと思うよ。

2011/09/23 15:55 [ 編集] 読者さん MAILURL

ほとんど今までの回想のダイジェストやないか(笑)

2011/09/22 14:22 [ 編集] ロニコー MAILURL

家が近くてびっくり!
しかも農大ですかwww
年に最低2回はいきます。
ビックリの連続でコメしました^^;
環七のなんでんかんでん、昔はうまかったが今は・・・

2011/09/22 05:48 [ 編集] 読者さん MAILURL

↓大学は楽しませてくれるところじゃないぞ?

自分で楽しむところであり、自分で勉強する所。受け身の人には楽しめないよ。

そもそも義務教育じゃないんだから。勉強しに行くっていう大義があるんだからつまんないに決まってるだろう

2011/09/22 02:16 [ 編集] 読者さん MAILURL

財前さん、ついに今日日本でも発売ですよ、Gow3。この時を延期が決まってから、いやいや2に飽き始めた頃からずっと待ってました。海外でも好評価続出ですし、今日帰ってやるのが楽しみです。→http://www.kotaku.jp/2011/09/gow3_frankenreview.html

2011/09/22 01:30 [ 編集] 読者さん MAILURL

財前に騙されて大学入ったがつまんなさすぎてワロタ

2011/09/21 18:58 [ 編集] きしょーしゅ MAILURL

うおお!
大学回想きたああああああああああああああ
続き楽しみにしてます!

2011/09/21 18:38 [ 編集] 読者さん MAILURL

大学回想来たあああああああああああああ

めっちゃ続き気になってたああああああああああ

2011/09/21 18:28 [ 編集] 読者さん MAILURL

「全は一」「一は全」ってことですね分かります。

2011/09/21 17:29 [ 編集] 読者さん MAILURL

このブログ小学5年生からみてるのにいまはもう高2だよ
こんな俺も今は私立の高校でいま必死に受験勉強してる・・・・
財前さんはイギリスに・・・・
このブログと一緒に成長してる人は俺いがいにもたくさんいそうだなwww

2011/09/21 17:29 [ 編集] 読者さん MAILURL

久々にひきこまれたわ

やっぱ財前すごいよな

2011/09/21 17:22 [ 編集] 読者さん MAILURL

財前さんの文深いものがっていいですね

2011/09/21 16:31 [ 編集] 読者さん MAILURL

やっぱおもしろいなw

2011/09/21 16:27 [ 編集] sage MAILURL

まってましたw大学回総ww

2011/09/21 16:07 [ 編集] 読者さん MAILURL

更新お疲れ様です。
なんか感動w
次回も楽しみにしています。

2011/09/21 15:40 [ 編集] 読者さん MAILURL

バイクに乗ったわけじゃないけど


こんなものか っていうのはなんとなくわかる、気がするだけかもしれないけど。

2011/09/21 14:30 [ 編集] アズラ MAILURL

キテターー

2011/09/21 14:20 [ 編集] 読者さん MAILURL

何年待ったと思っていやがる……

こっちゃあもう大学生になっちまったわww

2011/09/21 12:14 [ 編集] 読者さん MAILURL

なんか6回くらいよんじゃったわ

2011/09/21 11:52 [ 編集] 読者さん MAILURL

久々の大学回想記面白かったです^^

「現実を現実と認識できていなかった」
すごい分かる^^

大学は理想だぁ~



P.S. イギリス滞在記も期待しています。

2011/09/21 10:49 [ 編集] 読者さん MAILURL

深いなぁ

2011/09/21 10:26 [ 編集] 笹カマ MAILURL

大学回想やっぱりいいですね

2011/09/21 10:12 [ 編集] 読者さん MAILURL

続きあったんかww

2011/09/21 10:06 [ 編集] 読者さん MAILURL

文章力すげー
ひきこまれる

2011/09/21 09:32 [ 編集] 読者さん MAILURL

朝5時からずっと読み返してきたけど…
他の人とは人生経験が二回りくらい違うw

2011/09/21 08:32 [ 編集] 読者さん MAILURL

久々にきた!

2011/09/21 08:10 [ 編集] 読者さん MAILURL

ついにきたああああああ!!!!!!
待ちわびたぞ

2011/09/21 07:02 [ 編集] 読者さん MAILURL

やっぱりハンパねぇな(笑)

2011/09/21 06:58 [ 編集] 読者さん MAILURL

ウェヒヒ

2011/09/21 06:46 [ 編集] I魔法ちゃんI MAILURL

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