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2011(Tue) 02/08
海外記5-3 イギリスがクイーンズイングリッシュでもゲームは万国共通の言語(73)
前話
2011/02/06 海外記① 一人の男がイギリスに立ち向かおうとして追った傷が深すぎる件
//////
さて
本日は日曜日という事もあり、通訳君が
「取引先の方の誕生日が来週なので、誕生日プレゼントを買いに行きたいんですけど、財前さんも行きませんか?」
と言い出したので一緒にロンドンまで行ってきました。ロンドンまでは車で行ったのですが、この都市…。
凄いです。
日本の常識では図れません。ロンドンといえば世界でも有数の金融都市なわけですが、とにかく日本との驚きに吃驚仰天です。
まずロンドンには渋滞を緩和させるための渋滞規制なるものがあり、平日の朝6:00~18:00までは普通の車が侵入してはいけないようです。
おわかりでしょうか。凄い発想です。普通の人が平日にロンドンに行ってはいけない。

もちろん日本人的発想(まあ私がそうでしたが…)ですと、
「そんな事言ってもみんなコッソリ行くでしょ(笑)」
みたいな感じになるんですが、そうでもない模様。
そんな子供だましの渋滞緩和策ではなく、本気。マジです。
これは国の政策であり、セキュリティも頑固に設定され、本当に完全に規制されているようです。
つまりはこんな感じ
通訳「いやあ。今日は日曜日ですからロンドンに行けるんですよ。普通ならここは来れませんから」
財前「来れない? なんで?」
通訳「渋滞規制ですよ。平日はここで働いている人か、関係車輌以外はロンドンに入れないんです」
財前「入れないってどういう事?柵でもするの?」
通路「柵なんてしませんよ」
財前「じゃあ無視して入る人もいるでしょ」
通訳「いませんよw」
財前「それはないだろ。だって道路を封鎖してないのにどうやって封鎖するのよ」
通訳「デジタルで封鎖してるんですよ」
財前「デジタル!?ちょっと意味が…」
通訳「関係車輌以外は入ったら警告を受けるようになるんです」
財前「じゃあ関係車両とそうでない車両をどうやって見分けるの?」
通訳「監視カメラですよ」
財前「カメラ!?」
通訳「カメラで随時車両ナンバーを撮られてるんです」
財前「マジか。そりゃあすごいな…。でも待てよ…。カメラで撮るだけじゃわからないじゃん」
通訳「何がですか?」
財前「いや。関係車両かどうか。そもそもカメラで関係車両かどうかをどうやって見分けるんだ?」
通訳「ロンドンに入る場合はですね。事前にインターネットで車両を登録するんです」
財前「何!?インターネットで登録だと!?」
通訳「凄く細かいですよ。1日なのか、それとも何時から何時まで通るのかで設定料金が違う」
財前「ほう」
通訳「1日で設定すればいいんですけど、時間設定の場合は遅れたりしてその時間帯以外で車で走っちゃうとお縄です」
財前「すご…」
通訳「登録したらそれがデータベースに登録される。すると監視カメラに写ってもスルーされますが、データベースに登録されてない車両が通ると敢え無くお縄を頂戴するという寸法です」
財前「なんとか抜けられないの?」
通訳「抜ける?」
財前「なんとかこっそり侵入する方法だよ」
通訳「無理ですよw 何考えてるんですか! 監視カメラあるんですから。侵入した時点で罰金登録です」
財前「侵入した時点で罰金か… なんという要塞」
通訳「でもここで働いてる人や観光バスが多すぎて結局渋滞してますけどねw」
財前「なんだそりゃ…」
通訳「もちろん以前に比べると渋滞はかなり改善されてますが」
財前「ほうほう」
通訳「でも車場などもそのシステムですよ。事前にインターネットで駐車料金を払っておけばそれで駐車できますから」
財前「駐車料の金を事前に払っておく?」
通訳「カメラを使った車両番号認識ならそういうシステムが可能なんです」
財前「それもカメラで見分けてるの?」
通訳「そうですよ」
財前「すげえな」
通訳「インターネットで事前に駐車料を払っておけば安くなったりします」
財前「じゃあ駐車料の券なんてないんだ」
通訳「ないところはないですね。特に空港とか」
財前「変な所でシステムが進んでるなあ…」
通訳「まあ…そうですねw でもインターネット回線は世界でも有数の遅さなんですけどねw」
財前「それはわかる。日本に比べると5分の1以下だよね…回線スピード」
通訳「その辺がイギリスっぽい所ですかねえ」
財前「俺困るんだよなあ…回線遅いと…」
通訳「ほう。なんでですか?」
財前「ホテルでニコニコ動画とか見てもさ~遅いんだよマジで。再生時間に追いつかない」
通訳「ニコニコ動画?」
財前「ああ。いや。別に…なんでもない」
実際ホテルでインタネットしててもかなり違和感。ハイスピードインターネットと書いてあるが、日本でいう田舎のADSLより低いくらいの回線速度…。

…とこのようにロンドンでは渋滞規制という名目で交通整備が行われていてインターネットで事前に料金を払わないと侵入はできないわけです。
土日以外は。
実際にイギリスの街並を見ると、日本と比べ様々な違いが目につきます。人は右、車は左。これは両国共通の交通ルールの基本ですが、街の様子を見るとロンドンは住宅地においてはやたらと路上駐車が多い。これは、もともとの街が、駐車スペース付きの住宅を持っていないことが原因。
駐車スペースを持とうにも、住宅が50年、100年といった歴史を持っているので、自動車対応型にはなっていない。そして景観、歴史の面からも日本みたいに好きに家を壊して新しいのを建てるということができない。したがって、フラット(ロンドンの集合住宅)の住人は、各人の駐車場がなく、路上駐車場に仕方がなく止めている場合が多かったりする。街もそれを容認している。
…
まあこの辺は私も会話で得た知識なので間違ってるところも多々あるかもしれません。
参考 ロンドンにおける混雑賦課金制度について
http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/jimusyo/175LOND/index.html
詳しく知りたいのであればこちらを見れば完璧に理解できると思います。まあ結局は日本とは歴史が違う…と言えばわかりやすいかもですね。
昔の建造物を本当に大事にしていて、みんなそういう家を改築して住んでるんですよ。そのおかげで街の景観が昔のままですし、ヨーロッパらしい雰囲気が綺麗に維持されています。
日本でいう京都みたいな感じですよね。国全体が。
そしてロンドンに行くとタワーブリッジや時計塔などがお出迎え。街並み自体は俗にいう都会と変わりませんが、ここには日本食レストランがあったり、日本SHOPなるものがあって味噌や味噌汁、日清カップヌードル、日本の雑誌等を売ってたりしました。つまり日本のものを手に入れられるSHOPですね。
へ~。ここに来れば日本の物が買えるんだ~という安堵と同時に…何か妙に寂しさを感じましたね。
なんていうんでしょう。
ここはイギリスなのに日本語の雑誌コーナーがある微妙さというかなんというか…。
そして店員さんに日本人が多かったので話しかけてみたのですが、みんな生き生きしていていいですねえ。中にはヤンキーのお兄ちゃんみたいなのもいて面食らいましたよ。
その中の一人にワーキングホリデーでイギリスに来ている兄ちゃんがいたので会話内容をご紹介します。
(確かコメントくれた人の中にもワーキングホリデーするって人いましたよね)
ワーキングホリデーとは wikipedia
ワーキング・ホリデー (Working Holiday) とは、二国間の協定に基づいて、青年(18歳~25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。
日本政府とワーキング・ホリデー査証(ビザ)に関する取極又は協定を結んでいるのは発効順にオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、中華民国(台湾)、香港の11か国である。原則として各相手国ごとに一生に一度しか利用できない。
イギリスに来て働いていた飯屋の兄ちゃんとの会話

財前「やあ」
店員「??」
財前「店員さん。日本人だよね?もうここで住んで長いんですか」
店員「あ~。俺ワーホリでアレなんで。もうこっちに1年半目くらいのアレっスね」
財前「わ…ワーホリ?」
店員「ワーキングホリデーっスよ。2年間は遊ぼうがアレしようが仕事しようがアレで自由って制度」
財前「ああ…。なるほど。1年半もいるのか…。でも大変でしょう?イギリスの生活は」
店員「そんな事ないッスよ!!イギリスは最高のアレっスよ!!」
財前「え…そうなの!?」
店員「どう考えても最高のアレじゃないッスか」
財前「なるほど…。ずっといるの?」
店員「いや。この4月に帰るからちょっとアレなんスけど…俺帰りたくないアレなんスよね~」
財前「え?日本に帰りたくないのか~…。ところでイギリスのどういうところがいいの?」
店員「う~ん。適当の所とかがアレっスかね。俺がヘマしてもみんな ”いいよいいよOKOK。楽に行こうぜ”みたいなノリでアレですし」
財前「なるほど…部屋とかはどうしてる? 借りるの大変じゃなかった?」
店員「あ~。俺は部屋はシェアでアレしてるんで。4人でアレしてます。シェアしたらアレも安いっすよ」
財前「おお。流行のシェアか。一つの部屋を4人で住めば家賃は4分の1になるって奴だよね」
店員「まあそういう感じのアレです」
財前「狭くないの?」
店員「全然アレっスね。こっちの住宅は部屋がデカイくてアレっスからね。部屋数も結構アレですよ」
財前「へ~。部屋数4つもあるのか…。色々君は凄いなあ」
店員「俺はそんなアレじゃないッスけど…。まあ思ってたより住みやすいアレですよ。トイレもアレですし」
財前「すごいな~トイレが一つの部屋に2つもあるんだ。う~んそうなのか…凄いな」
店員「あとは音楽とかパンクとかアレとか最高っスよね。こっちの奴ら。結構ホッパーでアレだしファッションもアレわかってるし、景色が綺麗でイマジネーションも湧いてくるってアレもあるんで」
財前「ほうほう…。なるほど」
店員「お客さんもこっちにアレするんスか?」
財前「4月からだけどね」
店員「ちょっと住んだら絶対こっちにアレしますよ」
財前「まあ…そうかもね。じゃあ色々ありがとう」
どうやら彼はワーキングホリデー。つまり日本で仕事をやめて2年間のビザを貰ってイギリスに来てるらしいんですが、会話の通りかなりイギリスが好きなようです。(実際の会話ではそこまでアレアレしてません)
でも彼の「もう日本には帰りたくない」という言葉にはショックを受けましたね。
やはり住めば都なのか…
まあ確かに結構イギリスの人は気さくなところがあって私もその辺は気に入ってるんですよ。通訳くんなんかは
「イギリスの人とかはプライドが高くて人を見下す傾向にあるんですよね~」
なんて言いますが、
そもそも私はビジュアル的にも感覚的にもイギリス人…というか北欧人よりも日本人は劣ってると思っている性分なもんですから見下されてもまったく嫌な気がしない。
彼ら…彼女らの顔。イギリス人はそこまででもないですが、特にノルウェーとかスウェーデンの人とかは溜め息が出るくらい綺麗ですよ。
なんかもう…別世界の人というか、別次元の人というか。
日本人で「俺の方が格好いい」なんて言える人は通訳くんと同様相当なナルシストなんじゃないかと思っちゃうほどです。はい。
むしろ人間っていきなり上に見られるよりも下に見られていたほうが後々有利になる場合も多いのに…ね。
まあその辺りは人それぞれの感覚かもしれませんが。
…
その後ロンドンの街をしばらく散策した後に、取引先の人の誕生日プレゼントを何を買おうかという事になりました。買うのは
取引先のジミーの奥さん用のプレゼント
取引先のジミーの息子さん用のプレゼント

の2点。まあ私は新参者ですし、通訳君がジミーさんとは親しくしてるのでジミーの奥さん用のプレゼントは彼がすぐに決めていましたが、どうも息子のプレゼントで悩んでる模様。
通訳「財前さん何がいいと思います?息子さんの誕生日プレゼント」
財前「いや~。わからないよ。その人に会ったこともないしさ。何歳なの?」
通訳「30歳くらいです」
財前「尚更わからないな…」
通訳「そうですか」
財前「服とかは?」
通訳「そういうタイプじゃないですね」
財前「そうか…何か趣味はある?釣りとか」
通訳「趣味…ですか」
財前「30歳なら絵とかiPadとかでもいいんじゃない?」
通訳「う~む絵ですか…う~む…」
財前「それか食べ物とか?」
通訳「そういえば彼はゲームが好きですね。彼の家に遊びにいくとよくゲームの相手をやらされますね」
財前「ん… ゲーム…」
何!?ジムの息子さんはゲーム好きだと…
こ…これは…
財前「ほ…ほほう。彼はゲームが趣味かね」
通訳「でも私はさっぱりですのでサッカーゲームでよくやられたり銃で撃たたりw 手加減なしですよ」
財前「ふむふむ。息子さんはそんなにゲーム好きなのか~。へ~。そうなのか~」
通訳「何か?」
財前「え?い…いや別に」
通訳「プレゼント何がいいですかねえ」
財前「じゃあゲームソフトにすればいいじゃんか」
通訳「え?ゲームソフト!?」
財前「そうだよ」
通訳「…なるほど!w」
財前「ゲームソフトなら結構簡単じゃないか」
通訳「え?そうですか?何買っていいかなんてわからないですよ…ゲームソフトなんて」
財前「任せなよ。俺だいたいわかるし」
通訳「マジですか?財前さんもゲームするんですか?」
財前「え?い…いや。ゲームはしないな。たまにシャレでやる程度かな」
通訳「そうですか。でもプレゼントに何がいいかくらいはわかりますか?」
財前「ジミーさんには今後公私に渡って世話になるし、出来る限りの事はしよう」
通訳「じゃあゲームショップに行ってみましょうか」
財前「そうだね」
…
…なんとジミーの息子は大のゲーム好きらしい。
これは彼とは気が合いそうだ。とりあえず仲良くなれることはもう確定的。
ゲームは会話が必要ないからだ。別の言語。
そう。コントローラーで語り合える。
そしてゲームソフトを買うために、タワーレコードの分身みたいな感じのCD、DVD、ゲームショップを見つける。

ほう…。
ん?これは…!!
待て待て待て。これはBorderlansのGOTYじゃないか。これ…確か日本のXBOX版では発売が…中止…
Borderlands
か…買おうかな…
って…あ。あれ?
こ…これは…
DEADSPACE2じゃないか!!
Dead Space 2 Walkthrough
これは日本での発売日が未定の名作…。
そうか。UKでは今週丁度発売されたんだっけ…マジか。
しかもMASSSFECT2まで普通に兼価版である。何!?
Boderlandsと合わせて2本で30£だと…。ほう。スーパーストリートファイターⅣも30£程度なのか(
1£=133円)
何かこちらのソフトって無茶苦茶安く売られているような気がする…。
しかし店内をみるとPS3よりもXBOX360ソフトの売場面積が圧倒的に広い。
なぜだろう…ハード販売数ではヨーロッパはPS3とXBOXと相違ないはずだが…。そしてWIIの売り場面積はPS3よりもっと狭い。
やはり海外ではXBOXなのか?
おお!? なんとなんと試遊台にDEADSPACE2が!! そしてプレイしているのは全部若い女性!!
マジかこれ。
イギリスではこんな黒いシューターゲムをこんな若くて綺麗な白人美人女性が人目を気にせず試遊する環境が出来上がっているというのか…
なんという光景。これはイギリス… 侮れん。
日本では絶対に見られない光景だ…これは…
ん? おお!? あれは… スーパーストリートファイターⅣの試遊台にも若い女性が!!
マジかこれ。
UKでは若い女性が格闘ゲームだと…
なんということだ… なんということだ…
こっちの人たちはゲームを恥ずかしげもなく楽しもうという気持ちを一般人も持ち合わせている。
これだ…これだよ求めていたものは…
イギリス人は間違いなくゲームを愛している…。
こ…これはイギリス…
意外と良い国かもしれん…

よ…よし。次は携帯ゲームコーナーへと突入してみるか。クックック…
モンスターハンター3とかこっちでは売れてないんだろうなあ。きっと3DSやNGPの話題が出始めてるはず。
その模様をウォッチャーして来よう。
え~と。携帯ゲームのコーナーコーナ~…
しかしここで呼び止められる。
通訳「財前くん財前くん」
財前「ん…」
通訳「財前くん財前くん」
財前「なんだよ…」
通訳「どれを買えばいいのかわからないんですよ」
財前「ああ… そうだったなそういえば」
通訳「え?」
財前「プレゼントを選びに来たんだったよね。ゴメンゴメン」
通訳「そりゃそうですよw」
…
財前「で? どの機種よ」
通訳「はい?」
財前「いや。ジミーの息子が持ってるゲーム機って何よ」
通訳「へ?いえ。だからゲームですよ」
財前「ん?いやゲーム機にも種類があるのよ」
通訳「種類?さあ…」
財前「え…まさか持ってる機種知らないの?」
通訳「はあ」
財前「サッカーを一緒にプレイしたってのは?テレビで?」
通訳「そうです」
財前「WIIくらいは知ってるよね?」
通訳「それは知ってますw WIIじゃないですよ」
財前「じゃあプレイステーションかXBOXだな~」
通訳「…」
財前「コントローラーはどんなだった? こうなんていうか…持つとこ尖ってたか?」
通訳「ええ。黒い感じで…あ!! プレイステーションって奴だったような…」
財前「じゃあこれかな?丁度試遊台あるけど」
通訳「ああ!!これですこれです。それとこのサッカーゲームですよ。いつもやってるのはw」
財前「え?こっち(FIFA)? こっち(PES)じゃなくて?」
通訳「こっちですね」
財前「なるほどw じゃあ通訳さんがジミーの息子とやったサッカーゲームってFIFAだ。」
通訳「FIFAですか」
財前「なるほど。やっぱりこっちではFIFAなのか~…」
説明しよう。日本ではそう有名ではないがサッカーゲームFIFAとは…
「FIFA」は今や「ウィニングイレブン」(PES)を超えたサッカーソフト。
サッカーゲームの最新版「FIFA11」が 発売開始直後のゲーム販売記録を更新。北米と欧州では10月2日までの発売開始1週間で販売数が260万本以上、 売上高が1億5000万ドル以上に達したとみられる。オンラインセッションの回数も1、2日の両日で1130万以上を記録した。
ウィニングイレブンはここ数年でFIFAにシェアを奪われ、最新作では3倍以上の売上差がついている。関係者いわく「ウィニングイレブンは日本でしか売れてない」
海外レビューハイスコア 『FIFA 11』vs.『ウィニングイレブン 2011』
北米では9月28日に発売のFIFA 11(FIFA Soccer 11)と、10月19日に発売のPro Evolution Soccer 2011(PES 2011/ウイニングイレブン2011)。今回は海外レビューハイスコア番外編として、両者のPS3/Xbox 360版の主要サイトレビューを紹介します。
FIFA vs. PES――日本以上に、海外ではクラシコやダービーといった雰囲気ただよう毎年秋のマッチアップ。ここ数年は改革路線が結実したFIFAと、経年劣化が指摘されていたPESという論調で進んできました。今年はどうだったのでしょうか。
http://gs.inside-games.jp/news/252/25207.html
http://www.computerandvideoys-fifa-a-lot/
PES = ウィニングイレブン
…
とまあそういうわけです。日本では賛否両論ありますが世界的セールスで見ると今や勝負は決まっていて…。事実ウィニングイレブンの3倍以上売れてるサッカーソフトですので今やグローバルスタンダードのサッカーゲームと言えます。日本で有名なゲームよりも世界で売れてるゲームを知り、プレイする。
これはイギリスで住んでいく私には最も重要な事項です。
もちろんXBOXでも発売されているのでノープロブレム。
財前「FIFAか。なるほど。これは帰っても忙しくなるな~」
通訳「ジミーの息子さん手加減してくれないから…私一回も勝ったことないんですよ;;」
財前「そりゃ大変だねえ。俺はFIFA買って練習しとくよ。ありがとう。かなり参考になる情報だ」
通訳「え?財前さんプレイステーション持ってるんですか?」
財前「持ってない。でも買うことにするよ。息子さんに会った時に対戦するだろうしね」
通訳「ですね…」
財前「じゃあとりあえずPS3のソフトを選ぼうか」
通訳「え?ああ。お願いします」
財前「っていうか…実はもう買うソフトは決めてるんだけどね」
通訳「ほう?どれです?」
財前「これだよ。デッドスペース2」
通訳「なるほど。これですか。39.9£… 意外と安いですね」
財前「こっちでの発売日が先週?くらいだったんじゃないかな。超人気作だよ」
通訳「わかりました。じゃあこれにします」
財前「あとこれもつけときなさい」
通訳「これもですか?」
財前「ああ。2本上げれば充分だろう」
そういって兼価版で売られていたスーパーストリートファイターⅣを通訳くんに手渡した。
これにて買い物が終了…
しかし通訳君が奇妙なことを言い出した。
通訳「財前くんまだですよ。あとまだBirthday Cardが必要です」
財前「何だって?」
通訳「Birthday Cardです」
財前「何だそりゃ」
通訳「こういうカードですよ。お誕生日プレゼントを渡すときはメッセージも一緒に渡さないと」

財前「お誕生日カードだと…」
通訳「はい。これをプレゼントと一緒に渡さないと」
財前「ぶww アンタ小学生かよw 男がプレゼントにメッセージカードつけるとか気味悪いことするな!」
通訳「え?」
財前「5歳の餓鬼に渡すんじゃないんだからさw。今時小学生でもこんなの貰わん」
通訳「は?いやいや必要ですよこれは」
財前「そんなのはナヨナヨしたナヨ男がする事だ。男ならそのままプレゼントを渡せよ」
通訳「いやいや…」
財前「なにがお誕生日カードだ。そういう年でもないだろう」
通訳「違うよ財前君。イギリスの誕生日プレゼントはね…」
財前「ん?」
通訳「誕生日プレゼントを渡すときにイギリスでは…」
財前「?」
イギリスでは…
誕生日にバースデーカード渡さなかったらバカ扱いされます

財前「工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工」
鉄板「これは不可避です。絶対です」
財前「え…」
通訳「イギリスで誕生日カードつけずにプレゼント渡したらそれこそ幼稚なバカ扱いされますよ」
財前「マジか!!」
通訳「そうですよ」
財前「お誕生日カードだと…そんなものを…」
通訳「5歳だろうが60歳だろうが80歳だろうが同じですよ」
財前「なるほどなあ。そういえば海外の人って家族を大事にするよね」
通訳「ですね。それにこのカードを渡すだけじゃダメで…」
財前「ん?」
通訳「直筆のメッセージもちゃんと書かないとダメなんですw」
財前「すごい…」
通訳「財前くんもこれは覚えておいたほうがいいですよ」
財前「そうだね…」
なんとなんと驚くべきことに…。
こっちでは誕生日プレゼントと同時に誕生日カードをつけてプレゼントを渡さないと「常識がない奴」って事になってしまうらしいです。
確かにどの店にも…どんな所にも至る所にバースデーカードというのが置いてある。
日本人からすると恥ずかしいけど、結構よい風習かもしれませんね。
暖かいというか…
ちなみにイギリスで誕生日を祝うにあたっての最重要アイテムは「風船」。子供も大人も誕生日は風船を使用する。職場などでその日誕生日の人がいると、部屋の入り口のドアに風船と一緒に派手な「おめでとう」の横断幕みたいなのがついていることも多いんだとか。
またイギリスでは、自分の誕生日の日には、ドーナツやお菓子を持って行って職場のみんなに配るのも常識だとか。こうする事で誰かの誕生日をみんなが祝福するようになるみたいです。
…
なんかこう…
様々な所でみえてくる「私の知らない世界」に戸惑いますが、1週間こちらに居たことで徐々に見えてきました。
まずやはりゲームは人気。
それもサッカーゲーム。そしてFIFA。
これはやっておくとこちらで友達を作る上でも便利そうですね。
そしてサッカーを勉強しておくことも大切なような気がします。話すときとかに必ず好きなサッカーチームは?って聞かれますから。
そして発音。
こちらの人に私の英語で話してもまったく理解してくれません。これはイギリス人が英語には特別厳しい耳を持っていて、日本人の汚い発音では聞こえないみたいなのです。
ネイティブの人は特にあまり変な英語を聞いたことがないので聞き取れないのだとか。
ゆえにまず発音から練習しないとまったく意味が伝わらない。
たった2音のRiverって発音だけでも「Sorry?」(なんて言ったの?)って聞き返されますからね…。
これは厳しそうです…。
とりあえずはこの辺を日本にいる2ヶ月くらいである程度勉強しておかないと…
4月からひどい目に遭いそうですので…
FIFA11 ElectronicArts

…というわけで今回の海外出張記はおしまいです。
学校も家もまだ決まってませんが、ある程度の方針は決まったので今回私はこれで帰国。家の事と学校の事は通訳くんとエージェントに任せます。
明日の夕方に飛行機に乗りますから9日の夜には日本に到着できる予定。
そこからまた鹿児島に出張して…東北に行った後に所々の残務処理を行ってまたイギリスへと帰ってきます。
4月ですね。
そこからは完全に待ったなし。
現地での生活が始まりますから、そこまでに日本でやりたいことはやっておきたい所ですね。
あと内緒コメントで海外に在住してらっしゃるたくさんの方からアドバイスを頂きましたが、大きな励みになりました。是非助けてください;; 今後とも宜しくお願いします。
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