03

January February March April May June July August September October November December
2009(Thu) 09/03

郷に入らずんば郷に従え(95)

財前ゴウの総回診 … Comments(95)

 さて
 
 昨日より出張中です。関東地方に来てるんですが、人ゴミやばすぎ。

 これは新型インフルエンザが恐いですねえ。

 地元でインフルエンザかかるのであれば家で療養できるのでいいのですが、出張先で新型インフルエンザにかかってしまうと、ホテル待機になってしまい、地元に帰れなくなるので最悪です。

 oeprjgopwrjgrpogjsdfpogj.jpg


 特に東京駅とか危なすぎでしょう。人と接触する頻度がやばすぎる。階段、電車内、ホーム、食事屋、道と全てにおいて人、人、人、人、人なので休まる暇がない。東京は移動のために30分くらい滞在しているだけですが、それでも恐らく1000人くらいとはすれ違ってるんじゃないですかね。

 みんなよく感染せずに住んでるようなあって感心します。

 こちとら田舎に住んでるもので、人と接触する機会ってほぼ皆無なんですよ。会社以外で人とぶつかる状況って言うのがまずないですから。自転車で出勤してても、その20分間にすれ違う人は20人いるかいないか。こうやって数字で表すと寂しいものですけど、こういう環境じゃないと落ち着けませんね。やっぱ。 

 人ゴミは生理的にダメだ…。

 きっとこれだけ人が多いと余計な事を考えてしまうんじゃないでしょうかね。 田舎でいれば何もしてなくても外を見て「あ~今日も天気だな~」とか季節の鳥が飛んでたりすると「ああ。もうそんな季節になったか」なんて感じで一切文化的なプレッシャーを感じないんですが、東京に来るとそういうの逆に感じなくなっちゃいますもん。こんだけ人がいると、何か自分がちっぽけな存在なような気が起きてくるというか…

 「あ~何してるんだろう俺… ていうか俺って何なんだろう…」

 とか

 「あれ… 俺って何のために生きてるんだっけ…」


 なんて感じ?


 いやあ。田舎でいるときはこんなこと全然思いもしないんですけど、ちょっと東京なんかに出張できてみると急に思っちゃうんですよ。そりゃ目の前に人が1000人くらい出現すると面食らいますよ。「え…俺って…この中の1なのか…。ちっぽけだねぇ…」みたいな。

 sdfgfsdgdsgfadafgda.jpg

 もちろんこの中にはお偉いさんから重要人物から普通のサラリーマンから立場の違う人々が混在してるんでしょうけど

 所詮突き詰めていけばみんな誰もが飯食ってるだけの生物なだけなんですよね(笑)。

 そう思うと楽になった。


 大学の頃は色々経験できた東京で生活できて良かったとは思うんですけど、社会人じゃちょっと無理っぽいですね…。何してもいい大学生とは違って社会人は現実的な生活を強いられるので…。

 でもね。

 逆のこと思う人もいるんですよ。

 田舎なんて耐えられない。都会じゃないと無理って人も。






 あれは忘れもしません。

 今年の4月の話です。

 私は毎年恒例の新入社員研修の指導役を今年も任されましたので、2週間の新入社員研修で色々教えていました。今年の新入社員は4名。

 podgjopdsfgjfdsopgjdfpg.jpg


 東京出身 東京勤務 2名
 徳島出身 徳島勤務 2名 

 この4人が徳島で研修をするので当然東京の子も徳島にやってくるわけですね。それもかなりのど田舎。研修場所は農場とか工場なのでかなりど田舎です。

 当然町の旅館も用意して全員で旅館に泊まり込みの研修。朝から夕方までは工場、農場の力仕事をしたり、会社の仕事内容や礼儀を学んで、夜は夜で私のくだらない説教というか私が適当な話に付き合わすという最悪の状況です(笑)。

 別に好きでつきあわせてるわけじゃないんですよ?

 要はですね。ほっとくとみんな研修疲れですぐ寝ちゃうので意味ないんですよ。

 この時はわかってないんです。みんな。この時間が如何に大切かを。

 東京と徳島の子4人が一つ屋根の下で寝るとか今後2度と起こりません。研修が終わって部署に配属されるとそれぞれの上司の下で働く形になります。そうなると4人はバラバラの仕事につくわけで、2度と出張に行かない子もいますし、海外に行ったりする子もいるし、農場に行く子もいる。

 pdfjgposdjgopdfjgadopf.jpg


 つまり同じ仕事をするわけではないので、この先この4人が宿を共にするなんて事はあり得ないわけです。かなり低い確率です。

 でも同期。入社が同じ年の同級生というのはいつまでたっても同志で特別な存在なんですよ。競争相手でもあるし、腹を割って会社の話ができる存在だったりする。 

 2週間先はそれぞれの地でバラバラ。 
 
 となるとここしかないんです。この研修中しかお互いを理解し、仲良くできる時はない。


 というわけで、まあ無理矢理なんですけど…酒につきあわしたり、食事の場を用意したりしたり、無理矢理同じ部屋に押し込めてコミュニケーション取らせたり…っていうのをするんですね。

 私からするとこの辺は当然時間外の仕事であり、会社への無償奉仕的な意味合いになるので割に合わないところもありますが;;

 でも今年はとんでもないことが起きました。なんと研修終盤に差し掛かった頃、ある相談を受けたんですよ。まあ結論を先に言うと辞めたいって事ですけどね。東京の新入社員です。


佐知子「あの…財前さん。ちょっといいですか?」

財前「ん?」



 場所を移動


佐知子「あの…私…帰りたいんですけど…」

財前「え…どこに?」

佐知子「東京です…」

財前「…」


しばし沈黙。 ホームシックか!?


財前「まあまあ。研修はあと1週間じゃないか。あと7日くらい我慢できるだろう?」

佐知子「できません…」

財前「そう思い詰めずにさ。同期と仲良く楽しめばいいじゃないか。それとも同期と仲良くできないのかい?」

佐知子「そんなことはないです」

財前「え?仲良くはできてるんだよね」

佐知子「はい…」

財前「じゃあ仕事か…。仕事はしょうがないよ。でも君は研修中の作業をずっとするわけじゃないんだから。部署に行けばまた違う仕事もできる。わかるよね?」

佐知子「はい…でも仕事ってわけでもないんです」


財前「何!? じゃあ何なの…」

佐知子「…」

財前「げ!? ま…まさか。指導役の俺が生理的に合わないとか…!?」

佐知子「…」

財前「え?そうなのか?そうなのか?」

佐知子「それはないです」

財前「そ…そうか…」

佐知子「とにかく耐えられなくて… 帰りたいんです」

財前「じゃあ何なんだい?何が嫌なの?何が耐えられないの?」

佐知子「ここというか…徳島が…」

財前「ちょ…w 徳島が耐えられないって何よ(笑)」

佐知子「田舎すぎるというか…私ずっと東京の都会で暮らしてきたので…」

財前「あのなあ…東京だけじゃ暮らしていけないんだよ? 君が食ってるものはほとんど田舎から来てるんだから」

佐知子「そんなことはわかってます」

財前「だから俺たちみたいにこういう食を支える役割の仕事も必要なんだ」

佐知子「はい。でも恋しいんです。耐えられないんです」

財前「恋しい?? ああああああああああああ!! わかったそういうことか… 彼氏かw」


次の瞬間私は佐知子の言った言葉で衝撃を受ける。


佐知子「いえ… 彼氏ではなく…




 




 



















 佐知子「人ゴミが恋しいんです」


 pdjfgopajgopsdfjaop.jpg


































 な、なんだって~!?
  
 mn_mmr_nandartteeeeee.jpg















 バ…バカな。

 これは予想もし得なかった返事。



 なんと佐知子が恋しかったのは人混みだった。

 とにかく大勢の人がいないと落ち着かないらしい。信じられないことのようだけども。

 なんと…私が田舎の風景でないと落ち着けないのとは逆に東京で生まれ育った佐知子は人混みがないと落ち着けない体だったようなのです。
 
 詳しく話を聞くと…まず徳島は外に出ても誰もいないというのが耐えられないらしい(いや。実際はいるんだけど数人ってだけの話)

 まるで無人島に1人でいるような感覚になるのだとか。そしてこんな周りに何もないところでいるとか気が狂うんだとか。当然変な虫…もいるしムカデや蛇も出る。(アホか。出るに決まってるだろう。ここは地球なんだよ?人間様気取りが!!)

 dfigafgidagdjapag.jpg


 その上に田舎人特有の妙に馴れ馴れしいところも戸惑う上に、方言もあるので「ここはどこ?私は誰?」状態。

 これが積もり積もって精神的にまいってくるのだか。それに徳島は海で囲まれているし、電車もほとんどない。それに電車で本州に渡ることはできない。

 つまりある意味無人島…。歩いて帰れない。

 こういうのもプレッシャーになるのだとか。

 こう書くと彼女が根暗なように感じるかも知れないけど、そうじゃない。彼女は高校は運動部、大学はチアリーダーや運動部のマネージャーもやっていたバリバリの体育会系の明るい子なんですよ。

 こういう子であっても慣れない田舎はダメって事。

 田舎の人は都会がアウェーになるように都会の人は田舎がアウェーになるんですね。 



 これ以降…私は無理に田舎の良さを都会の人にアピールしたりするのをやめました。



 でもさ。その弊害もあるよね。見た目が綺麗な食材をみんな好んで食べるけどさ。それって私たちもねね?人に言えないような… こ … で 実は …  や …

 それに災害時どうするの? 田舎に逃げないんだな?そうなんだな? 東京に居続けるんだな?

 …

 おっと。

 これ以上はやめときましょう。


 人混みが良いって言うのも食材が見た目が綺麗なのが良いって言うのも全部表面的な事だよね。その本質は… 実は綺麗でもないんだけども。ある意味そういう事を知らないっていうのも幸せなのかもしれない。


 




 …




 今その子はもう会社を辞めてしまってますが、幸せにやってるのかなあ。























 ってヤバイですね。毎度こういう記事を書き出すとメイプルストーリーの方が… 


関連記事








Edit Comments(95) trackBack(0) |