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January February March April May June July August September October November December
2011(Sat) 05/28

UK滞在記3 立ちはだかるイギリスとブリティッシュ(17)

イギリス在住記 … Comments(17)



 イギリス、ヒースロー空港に到着。

 看板を辿ってバスチケット売り場まで歩き、ケンブリッジ行きのチケットを買います。しかしチケットを見て少し驚愕。なんとチケットには5:45分出発。8時45分到着という記載がありました。

 「何!? ケンブリッジってロンドンから3時間もかかるの!?」

 早くホテルに入って休みたかった自分としては少し残念な気持ち…。

  cambridge.jpg

 実際ロンドンからケンブリッジまでは通常1時間程度なのですが(列車なら今ハリー・ポッターで話題の《Kings Cross駅》と《Liverpool Street駅》から1時間~1.5時間。《Kings Cross駅》からの方が本数があり。)

 バスの場合、他の街も経由して最終到着地がケンブリッジに設定されているため、かなりの遠回りをしている事から3時間という時間設定になるようです。


 もしここに通訳くんがいたら


通訳「財前さん。バスだと3時間もかかりますよ!! 電車にしましょう。電車なら1.5時間で付きますから」


 となっていたはず。もちろん時は金なり。早いに越したことはない。そうすればそれだけ自由時間も取れるし、フリーな時間も取れます。

 しかし、私はそんな事はしない。

 そんなヘマはしない。

 そもそも調子こいて電車なんかに乗ったら変な所に到着して最悪ホテルにたどり着けなくなる可能性もあるし、降りる駅を駅の度に気にしなきゃいけない。それに地下鉄なら強盗に襲われる可能性もある上、乗り換えしろとか言われたら面倒くさい事この上ない。

 バスなら一本。乗ってれば目的地に自動的に到着。ケンブリッジは終点なので寝ててもOK。

 はい。どこをどう考えてもここはバスに乗るのが無難なのです。

 

 そして…バスにのること3時間…。スタンステッド空港などを経てついにケンブリッジに到着。そしてどうやらこのバスにはケンブリッジを目的に乗っている人が多かったらしく、私と同時に10人が下車。

 私は下車した所でさっそうと地図を広げ、ホテルの場所を確認する。


 クックック…

 GOOGLEMAPでホテルと家の地図は完璧に印刷してきたからな。完璧だ。


 ふむふむなるほど。ここがホテルか。


 え~とケンブリッジ駅から右手だな…ってあれ?


 …


 あ…


 …


 ここで私は重要なことに気づく。

 確かにホテル近郊の地図はプリントアウトしてきた。ホテルから語学学校への地図、道順も完璧だ。しかし…

 


 肝心の現在地が…わからないのだ…。あきらかにこの辺はケンブリッジ駅周辺ではない…。


 なんという盲点。なんというケアレスミス。


 バスが私を降ろしたこの場所は…一体どこなんだ…。


 そ…そうか!! さっきバスで一緒だった奴ら。あいつらに付いていけばそれらしい中心地に行けるかも!?


 そう思ったが、彼らは既に各々各自の目的地に向かってバラバラに歩き始めており、誰に着いて行っていいのかわからない。ていうかなんであいつらは道をわかってるんだ!?

 どうする… どうすればいい…

 しばし熟考。


 dfagargrragra.jpg

 そして、あることに気づく。バスが降ろしたこの場所… 目の前に非常に巨大な公園があります。それこそもう1面が緑。東京ドーム2個分?くらいの広大な敷地。

 きっと名のある緑の公園に違いない。

 これだけ巨大なんだ。きっと地図に乗っているに違いない!! となるとその公園をスタート地点に設定してホテルに向かえばいいだけ。


 ハッハッハ これは私にも運が向いてきたな。 

 さっそく地図を広げる。



 さ~てと。地図の中の巨大な緑の公園、公園… 公園はどこか… 









 な…?
















 ちょ… 待てよ(笑)!!

 dfgagrgggragr.jpg


 ここ緑の公園だらけじゃねえか!!


 どこだよここ(笑)

 デカイ公園は確かにあるが… 基本みんなデカイし… 特定できない。

 ん? この川がある公園は? もしかしてこの川の公園を探せばいいんじゃ…  

 え~とあそこに川が見えるけど、あれは池っぽいな…。 あんな池が地図にデカデカと載るだろうか? となるとあの川は川じゃないって事になってきて…

 そんな事を考えながら歩いていると街に大きな地図を発見。

 

 おおおお!? 街に地図があるじゃねえかあああああ!!

 
 OK。

 これなら自分の現在地がわかる!!
 


 え~とえ~と?

 20100815_02.jpg

 …どこだこれ…。
 
 それになんだこの地図… 私の持ってる地図と違くないか!?

 
 …

 駄目だ。終わった。これは終わった。打つ手なし。いくら地図があっても現在地がわからないんじゃ何の意味も成さない。

 
 …


 いや…まだだ。まだ最後の手段が残っていた。街の人に英語で聞く…という最後の手段が…。

 この方法はできれば使いたくない手段だったが… 背に腹は変えられない。


 さて…問題は誰に聞くか…だが?

 とりあえず時間も20時半を回っており、焦っていたので道を歩いている通りがかりの人に聞いてみることにした。


財前「Excuse me、I'm lost…」

外人「Sorry」

 
 2人に聞いてみたがこんな感じ。そもそも私の言ってる英語が理解されているのか理解されていないのかすら怪しい。それに丁度仕事が終わって帰っている人たちが多い時間帯なので、みんなあまり構ってくれない雰囲気が…。

 そんな中、困っているのを見かねたのか一人のおじさんが私に話しかけてきた。


外人「KGRKEGKEKGEGKEGKERGK?」(何言ってるかイミフ)

財前「I want to go to this point」(この場所に行きたいんですが?)

外人「ペラペ~ラ ojspjgsfdjpsjg」

財前「…」イミフ…

外人「psojfpojgperj…orgpejgerpjger…Taxi?

財前「!?」


 !? あ…今…タクシーって言ったか? タクシーって言ったよな?


財前「OK!! TAXI OK!! It's good idea! No ploblem!」(お~!タクシー!タクシーで行くよ。その発送はなかった)

外人「OK。COME ON WITH ME」(じゃあ付いてきなよ)

財前「OKOK」


 taxi01.jpg


 すると外人は歩き出し、数十歩歩いたところで立ち止まって1台の車を拾ってくれた。そして何やら運転手さんと話してくれて笑顔で去っていった…。

 な…なんと優しい人だろう。


 それにしてもこの車がタクシーなのか…。日本と違って車を見てもハッキリ…タクシーとわからないなこっちは。(日本はタクシーは天井に看板があるけどこっちはない)


 するとタクシードライバーが今度は私に話しかけてきたので、そのまま地図を渡すと、ホテルまで乗せて行ってくれた。

 しかも乗ってびっくり。なんてことはない…車に乗ったのはほんの1分程度。

 てことは… バスで降りた場所はほぼホテルに近い場所だったという事になる。
 

 …

 そして

 ホテルに着いた途端に心が落ち着いた。やっぱり人間…寝床さえ確保できてしまえば落ち着くものなのでしょう。


 それにしても不思議なものです。

 自分がどこにいるのかわからないときは大変でしたが、こうやって実際にホテルに来てみるとなんて事はなかったように思えます。

 そうですよね。よく考えると同じ人間ですし… タクシーとか地図とか公園、ホテルとかって世界共通なわけですし…。

 何か異次元の国のような気がするのはただ単に言語が通じないだけで他の部分は特に問題ないのかなとこの時になんとなく気づきました。つまり当たり前の話ですが、片言の英語がしゃべれれば海外なんてものは何の問題もないって事です。
 
 そしてこれは語学学校に通った1ヶ月後にも、さらに強く思うことになりますが、それは後述致します。
 


 実際にホテルに着いた後はスムーズそのものでした。

 もちろんタクシーが通った道を暗記していましたので、さっきの道まで一旦歩いて戻り、再度この辺りの地形を確認。その上でさっきの場所でもう一度タクシーに乗って語学学校まで行ってもらいました。

 これは翌日道に迷わないようにするためです。

 しかし…意外と語学学校までの道のりは難しく、自分の足では歩いていけそうになかったので、ホテルのフロントに頼んで朝タクシーを呼んでもらうことにしました。

 まさか初日から遅れるわけに行きませんからね。

 そのために急なスケジュールでイギリスに来たわけですから…。










 そして翌日…
















 朝7時に起床し、私はタクシーで語学学校へと向かう。

 …
 
 しかしこの時、まだ自分にはまったくわかってなかった。社会人から学生になるのがどういう事なのかという事を…。そして語学学校という場所がどういう場所なのかという事を。


 









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January February March April May June July August September October November December
2011(Fri) 05/27

UK滞在記2 日本とイギリス 現実と空想の間で(16)

イギリス在住記 … Comments(16)

 2011/05/20  UK滞在記1 ビザ申請?出発前に知っておくべきだった事 



 空港の発着時間は夕方過ぎであったが、見送りのために空港には友達が来てくれていました。もちろん1年経てば返ってくるのでそんなに大げさな事をしなくても良いのだが、友達にも色々と思うことがあったのかもしれません。

 しばらくの雑談の後… 

 徳島からの飛行機が東京へ向けて出発。

 度々の出張で飛行機にのるのは慣れていますが、今回のフライトはいつもと少し心境が違いました。私は飛行機の中で色々と思いを巡らせました。

 もちろんイギリスに着いてからの事です。

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 現在の予定ではイギリスに到着するのは日曜日です。そして月曜日から学校に行く…という予定になっています。つまり到着して次の日から語学学校に行く必要があるわけです。現在のところ、ホテルの地図と学校への地図はプリントアウトして持ってますが、果たして無事にたどり着けるのかどうか…非常に疑問でした。

 イギリス行きの話は決まっていたものの、自分自身今まで真剣に考えたことはなく「なるようになるだろう」で日々過ごしてきたわけですが、そろそろそういうわけにもいかない。

 ここでじっくりと今後の事を考えておく必要があります。


 まず第一に私はイギリスに行ったらどういう生活、生活習慣をやっていけば良いのか…という点です。


 日本でいる時とはガラっと変わるはずですね。

 何しろ仕事が勉強に変わるわけです。

 いつもは8:00に出社して18:00頃に仕事が終わる。仕事さえ終わらせてしまえば後は自由時間。そういう認識。

 しかしこの1年は学生。

 学生というのはある意味社会人よりも辛い部分があります。仕事はその仕事をやり終えれば評価されます。そして次のまた新しい仕事へと移る。しかし学生の場合は、勉強が本業なわけですから終わりがない。

 つまり語学学校で8:00~17:00まで勉強するとします。しかしこれで終わりじゃない。

 そこから家に帰ったら復習やら自分自身での英語の勉強やらを続けていく必要がでてくるわけです。


 家での勉強時間を何時間に設定すればいいのか…というのも本人次第。やるもやらないも本人次第。でも結果は必ず後で付いてくる。非常に難しい判断です。

 しかし、こういう時は無理に自分で考えず先人の知恵を拝借するのが一番。

 私はおもむろに既に買ってあった「英語の勉強の仕方」という本を手にしました。そこに書いてあることを実践していこうと考えていたからです。

 その本に書いてあったのは



 ・1週間に1冊の本を読め(英文)
 ・その本を読むときに辞書は使ってはならない。読み戻っても駄目
 
 ・毎日5000語の単語を眺めろ(覚えるのではなく毎日眺める)
 ・英語は毎日最低3時間聞け
 ・英語をしゃべるときはできるだけ大きい声でしゃべれ



 という事でした。その著者が言うには英語の単語は無理に一個一個覚えるから続かないのであって、毎日眺めるようにすればその内覚えている…という点と、本を辞書を引いて読むのはNGという点。どういう意味かというと、例えば会話している最中に辞書をひくことは不可能。再び聞くこともできない。だから本もその意識で読む。

 つまり文をただ漠然と読めという事です。それを1週間に1冊読んで数を重ねればその内読めるようになってるという話。あとは英語を聞くという事と(これは語学学校に行けば解決)、大きな声でしゃべるという点でしょうか。どうやら日本人はとにかく発音が悪いので普段から大きな声で大きな口でしゃべらないと発音がまったく身につかないらしいですね。


 これくらいならなんとなく…できそうな気はします。

 英語を無難に会話しようと想うと10000語くらいの単語が必要みたいなのですが「この量の英単語は無理に覚えようとせず毎日眺めたほうが結局長い目で見た場合に覚えるのは早い…」というのを聞いて閃いたのがこちらのソフトです。

 ak_tokuda.jpg

 はい。特打英単語ですね。元々はタイピングの腕を鍛えるものですが、このゲームの場合、英単語が次々に出てくる上にネイティブが発音を読み上げてくれるので完璧です。しかもタイピングをすることによって単語のスペルも覚えられるという…。
 
 昔は単語帳を眺めるだけの英単語勉強法しかなかったかもしれませんが、現代においてはPCがこれだけ充実していますからね。有利かもしれません。

 そして実は私…この英単語の特打のソフトを何本も持ってるんですよね。なぜか。

 まあなぜ持ってるかと聞かれると色々グレーゾーンな部分が見え隠れするので敢えて書きませんが、なぜか持ってるんですよ。はい。

 ちょっと忘れましたね…どこでどう手に入れたのか…。

regregaregr.jpg

 イギリスに持って行っている2TBのHDDの中に入ってます。

 一応こんな事もあろうかと英会話関係は5年?くらい前に様々なアプリを揃えておいたんですよね。まさか今頃…というか、ここにきて約に経つ時が来ようとは。家でのドリッピーなんかもあるので機会があれば聞いてみたいと思ってたりもしてます。

 次に考えるのはリスニングです。これについては学校の先生が嫌という程英語ではなしてくれるでしょうから、ある程度は問題ないと思いますが、家でも聞くとなると…思いつくのはテレビですね。

 まあテレビって簡単に言ってもイギリスでテレビを買うことが果たして可能なのかどうかですね。常識的に考えて電気屋さんで買って自分の家に配送してもらう…という手順になるんでしょうけど、これをどう店員に伝えればいいのか…

 絶望的です。

 まあしかし。相手も商売人。なんとかなるでしょう。恐らくテレビの問題はクリアできる。


 現状で頭が痛いのは何と言ってもネット環境です。

 これはキツイ。どう考えてもキツイ。日本でもそうですが、世の中には店舗型のネット屋なんてものは存在しません。契約のほとんどが電話とインターネットでの契約となります。

 となるとこれは絶望的。まず手のジェスチャーの使えない電話で注文するなどどう考えても不可能。次の手のネットでの契約も、そもそも家にネットが来てないのにどうやって契約するのか…という疑問が出てきます。

 しかもこればっかりは…ネットばっかりは


 まあなきゃないでいいか。


 というわけにはいきません。

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 何しろネットは私に取って命に近いほど大切な存在であり、これがなければ恐らく生きて行けないのです。ゲームをするにも今やインターネットがないと話になりませんし、NEWSや様々な情報手段もネットがないと手に入らない。そして何より…ブログも更新できないわけですから。

 この難問にはしばらく苦悩しましたが、最終的に

 語学学校の先生に頼めばなんとかなるだろう…

 という楽観論に達しました。

 そうなんですよ。先生が電話でネット業者に話してくれればいいんですよ。ほら。日本語で考えれば凄く簡単な事じゃないですか。
 
 例えば日本だとすれば


財前「もしもし?ネット業者か?」

ネット業者「そうです」

財前「この住所にネットを引きたいんだけど?」

ネット業者「はい。可能です」

財前「とにかくASDSLでもなんでも良いから」

ネット業者「そんな速度で大丈夫か?」

財前「一番いいのを頼む」

ネット業者「了解しました。では光ですね。何時お宅に伺えばよろしいですか?」

財前「とにかく早く来てくれ」

ネット業者「かしこまりました」



 この程度の会話で契約は済む。これを英語で言うだけなんだから先生ならお茶の子さいさいのはず。金は私が払うわけだし何ら迷惑を掛けることもない。完璧です。

 ネットさえ揃えば後は完璧。イギリスでの生活も日本と同じ環境に…と思いましたが、ひとつ問題がありました。

 はい。ゲーム環境です。

 日本ではXBOXを中心にゲームを遊んでいたのですがイギリスにはそれがありません。

 なんとかXBOX360を…イギリスに持ってきたかったのですが、あまりにも本体サイズが大きすぎるし、重量も半端ないので断念せざるを得ませんでした。こうなるとイギリスで買う以外にないのですが、イギリスには1年(予定では…)行くだけですからまたXBOXを買っても勿体無いだけ。

 う~む。

 そうなるとPS3を買うというのが現実的なプランになるが…



 …


 
 …



 
 そんな事を考えている間に東京・羽田に到着。すぐに成田行きのバスに乗り込んで成田空港ホテルへと向かいます。実は今回の成田空港のホテルは結構頑張りました。

 まあ出張費を超えるので自腹をいくらか切ることになるのですが、結構高級なところを予約したのです。


 理由なんて言うまでもありません。

 食事のためです。


 知っての通りイギリスは世界でも有数の飯がマズイ国です。これは私の印象ではなく世界の印象ですよ?そして実際そうのようです。もちろん日本食が食べれるなんて甘い考えは捨てなければならない。

 つまり…私が食事をして心底「おいしい(・ε・`o)」と感じられる日は…今日で最後なんです。



 さようなら日本の美味しすぎるラーメン

 さようなら日本の美味しすぎるお寿司

 さようなら白いご飯…

 さようなら味噌汁…


 
 美味しい物を食べる…この当たり前の贅沢を当たり前にできる日本人は幸せだな…

 今になってこの当たり前の事がどれだけ幸せな事なのか…見にしみてわかる。


 それ故の高級ホテルです。飯目当てです。

 
 d511.jpg


 会社からもらえる宿泊費は大幅オーバーなので差額を自分で払う必要がありますが…これまでに貯めた楽天トラベルポイントなどを駆使して、なんとか現実的に払える値段になったが故の贅沢。

 何しろ日本最後の日なのです。これくらいは許されてもよいでしょう。

 当然高級ホテル。成田空港に車で迎えが来る。

 私がホテルに着くとボーイが礼儀正しく小走りでやってきて


ボーイ「財前様。荷物をお持ちいたします」


 な…なんという気持よさ…。コイツはわかってない。コイツは絶対わかってないぞ…。私が実はこのホテルに楽天ポイントを使い果たして泊まってるなんて。わかってないはずだ。


ボーイ「財前様。荷物を置きましたらすぐにお出かけになりますか?それともすぐに食事に致しますか?」

財前「いや。少し仕事が残ってるのでな。それを済ませてから考えることにしよう」

ボーイ「はっ。かしこまりました!ご苦労様です!」

 
 クックック

 仕事など残ってるわけなかろう。実は何の変哲もないサラリーマンなんだよ僕。君も見る目がないねえ。


財前「しかるにここの飯はどこに行けば食べられるんだね?」

ボーイ「16階のテラスにございます」

財前「そうかね。え~と食事代は…」

ボーイ「財前様は宿泊人共に精算済みにございます」

財前「そ…そうだったかな」


 ふぅ…あぶねえ。実は宿泊費とメシ代が同じでなかったらどうしようかとチョッピリ不安だったんだよね…。


財前「ああ。それと」

ボーイ「はい」

財前「スポーツ新聞とか置いてないかな。ここ」

ボーイ「は…ス…スポーツ新聞でございますか?」

財前「うん。最近JALはケチ臭くて機内でスポーツ新聞読めない仕様にしちゃってるんだよね」

ボーイ「日本経済新聞でよろしければ…」

財前「じゃあいいよ。コンビニで買うから。近くにコンビニは?」

ボーイ「残念ながら…」

財前「…」

ボーイ「どうしても必要とならば買って来ますが」

財前「いやいや。いいよ(笑)」


 なるほど…。上流階級はスポーツ新聞などは読まないし、コンビニにも用はないという事か…。


 そして部屋に入ってシャワーを浴びて食事会場に行く。

 なるほど…中々素晴らしいレストランです。

pj_11eb4cfff59.jpg

 早速店員を呼ぶ 

財前「え~と…メニューはないですか?」

店員「ご予約、そしてご宿泊のお客様ですか?」

財前「はい。部屋番号は…」

店員「かいこまりました。財前様の場合、このコースになります」

財前「このコースしか選べないの?」

店員「これが当店で一番のコースでございますのでこれ以上は…」

djdfjgdp.jpg

財前「あ…じゃあこれで」

店員「かしこまりました」


 そして…実際に料理を食べてみるとかなり美味しかった。しかし何かが物足りない…。そう。そうなんです。貧乏性の性なのか、一般人の悲しい性なのか…

 イギリスに行ってしまうから…もう1年は日本の料理は食べられないからと…敢えて高級な和食レストランで食事をしたものの…

 食事を終えての満足感でわかりました。

 いえ…ここで食事をしたからこそわかったのかもしれません。



 私の食べたかったのはこんな料理じゃない。






 私の食べたかったのは…
























 カツ丼とうどん

 dfgargrgaergeagar.jpg















 人間不思議なものです。

 食べ終わった頭に浮かんだのは別の食材…。

 こんなに値段の高く、こんな一流シェフが作った料理よりも、カツ丼とうどんが勝る。これぞ日本人でありましょう。

 いや…具体的には和食を食べたわけだから、そういう事ではなく結局貧乏性なだけなのかもしれませんね。


 こんな単純なことをわかるために払ったお金は…

 思えば高い授業料でしたが、ひとつ大切な事を勉強したのも間違いない事実です。


 



 その後、部屋に戻ってみると…

 なんとスポーツ新聞が私の部屋の机に置かれていました。どうやらボーイさん。私の事を気にかけてくれていたらしい。

 それに多分これ… 普通のサラリーマンってバレてるな(笑)

 恐らく私がこういうホテルには二度と泊まることはないとわかってるから彼も気を効かせてくれたのだろう。そんな事を考えながらプロ野球の結果と今年、日本ハムの中田翔は活躍しそうだな…的な事を想像した後に静かに眠りに付く。
 



 翌朝…

 とくにこれといったトラブルもなく成田からイギリスへの飛行機は出発。フライト時間は13時間。JAL、ANAではなく料金の安いブリティッシュエアラインだったのでサービス面や食事面が劣るのでは?と考えていたが、すべてが杞憂に終わりました。

 実際JALとANAと比べてもサービスは遜色なく、椅子の座り心地も良好。

 機内で楽しめる映画の半数近くが英語だけだったりといった不憫もあるにはありますが、他の映画を見ればよいだけなのでまったく気にならないレベル。

 それにJALとANAの国際便はほとんどが満席の場合が多いですが、このブリティッシュエアラインズは乗客もそれほど多くなく快適そのもの。

 4人がけの席に私ともう一人だけだったので充分なスペースを堪能できた。飛行機に乗ったことがない人にはピントこないかもしれませんが、これは恐るべきほど重要な要素。

 4人がけの席に4人座った状態での13時間と、4人がけの席に2人だけが座ってる状態の13時間というのはまったくと言っていいほど違います。

 ビジネスクラス…とまでは言いませんが、この状態はもはや半ビジネスクラス状態なので体の負担を考えると非常に重要な要素なのです。JALではステイタスカードを見せても中々ありつけないこの環境にブリティッシュエアラインでは素の状態でありつけるとは…

 なるほど。日本人としては日本語が通じる安心なJAL、ANAで海外に行きたがる。

 反面英語が必須の海外交通会社は怖いから使いたくない。だから空いている…という寸法か…。



 クックック。なるほど。何事も人と反対の事をすれば競合がいなくなるとはよく言った物。


 これは…

 英語ができれば様々な面で色々なおいしい汁を吸えるかも…。









 

 そんな事を思いつつ映画、睡眠を交互にとりながら13時間の時間を潰す。



 そして…一生このままイギリスに飛行機が着かなきゃいいのに…



 なんて願いも虚しく飛行機はイギリスに到着。







 さて…  待ったなし…だ。
  














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January February March April May June July August September October November December
2011(Wed) 05/25

伊東家の食卓で未だに使っている技まとめ(0)

財前ゴウの総回診 … Comments(0)

伊東家の食卓のまとめ


新聞・雑誌のカンタンなくくりかた

用意するものは紐とハサミ。

p1.jpg
まずはひもでこんなワッカを作ります。
p2.jpg
わっかの中心に新聞や雑誌を載せます。
p3.jpg
左上のワッカの部分を真ん中へ持ってきます。
p4.jpg
次に右のひもをワッカにひかけるようにします。
p5.jpg
今度は下の紐をワッカに通します。
p6.jpg
あとは絞り上げてください。
p7.jpg
これで新聞くくりも苦にならない。


シールをティッシュで綺麗に剥がすやつ
①シールの端を爪でカリカリして少しめくる
②シールの上にティッシュを乗せる
③めくれてる所に指の腹を充てて、ティッシュを密着させたまま押し上げる様にゆっくり指をずらしてく
④粘着質が残ったら②③を繰り返す


炭酸を抜けにくくする保存法
ペットボトルを押さえて容器内の空気を抜いた状態で蓋をします。


Tシャツを一瞬でたたむ


くつひも
靴紐を蝶結びにするときに二重結びにするとほどけにくくなります。
強調文



大根の皮むきのやつ
葉としっぽを切ってからつまようじを皮の内側にある輪に深く刺し、上から下まで切れ目を入れます。指を端から端まで何度もスライドさせて少しずつ皮を剥がすと簡単に皮がむけます。



ぬるい缶ジュースが1分でキンキンに冷える
いっぱいの氷の上に缶ジュースを乗せて横方向に回転させる。
いつも冷蔵庫の製氷室に直接缶を入れて回してる。




伊東家の食卓の裏技まとめ



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January February March April May June July August September October November December
2011(Fri) 05/20

UK滞在記1 ビザ申請?出発前に知っておくべきだった事 (44)

イギリス在住記 … Comments(44)

 さて

 語学学校は… と書き始めたいところですが。

 実は海外は滞在している間の事も重要ですが、実はイギリスの語学学校などに通うために長期に滞在を希望する場合はその前の段階…つまり準備が非常に重要になってきます。

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 ゆえに今回はイギリスに行く前の話から始めて行きます。

 知っての通り日本人が海外に滞在するにはビザ…という物が必要です。

 これはある意味自分を証明?する証明書のようなもので、イギリス側としてもあまり証明書を持っていない人を受け入れたくないのがその理由です。

 例えばですね。中国とか色々国があるじゃないですか。そこから悪い奴がどんどん押し寄せてきたらやっぱり困るわけですよね。イギリスとしても…。特に住み着かれたりしたらたまった物じゃない。そういう意味でビザがあるわけです。

 もちろんビザがなくても入国は可能です。1週間くらいの旅行なら何ら問題はありません。しかし今回は長期滞在が前提なのでそういう話にはならないんですね。
 
 イギリスはビザなしで6ヶ月まで滞在可能ですが、必ず入国審査のときに「どのくらいの期間予定ですか?」と聞かれます。この場合に「6ヶ月」と答えるとかなり長時間足止めくらう可能性が大です。その上に他のヨーロッパの国などをこのまま旅行してしまうと入国拒否されて最悪の場合日本に送り返されます。

 そしてパスポートに×がついてしまうという…。

 つまりビザがない場合の長期滞在はあまりお薦めできるようなものではないということですね。


 ビザの種類は

 ・student visitor(最長11ヶ月間まで滞在可能、アルバイト、就労不可、配偶者不可、現地で延長不可)
 ・高度な学生?ビザ(1年間滞在可能で就労可、配偶者可、現地で延長が可能)


 の2種類。私がどちらを取得するかというと当然後者です。なぜならば嫁を連れていかなければなりませんし、現地で滞在期間の延長が可能という事があるからですね。

 ビザの申請を手伝ってくれる私の会社の通訳くんからは


 「財前さん。安心してください。ビザは簡単に取れますからw」


 なんて言われていたので私はビザの取得に関しては大して気にしてなかったのですが… 

 数日後、すごく楽観的だった通訳くんがいきなり手のひらを返したような事を言い出したのです。

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通訳「あの…財前さん。まずいことが…」

財前「どうしたんだ」

通訳「実はビザの件なんですけどね。ちょっと言い忘れてたんですけどテストがあるみたいなんですよ…」

財前「何!?テスト!?」

通訳「…」

財前「何のテストよ」

通訳「もちろん英語ですよ」

財前「…。そんなの聞いてないぞ…」

通訳「え~とですね。実は…イギリスのビザの種類がですね。この3月から変更になってしまったらしくてですね。財前さんは4月に行くことになってるのでその新制度の煽りを受けることに…」

財前「ええええ!? じゃあ3月までに申請してたら試験なしだったの?」

通訳「そういう事になるかもしれません」

財前「おまえそれを早く言えよwww。だったら2月に行ったわ」

通訳「…。で、ですね。一応模擬試験があるんですけどやってみます?」

財前「模擬試験なんてあるの?よし。見せてみろ」







財前「ほう。これか。なになに? インジュクレート オブ…」

通訳「ふむふむ」






通訳「どうです?」

財前「1問も解けん」

通訳「え!?」

財前「知らない単語ばっかりだ」

通訳「ま…まずいですよ財前さん… それが解けないとビザは…」

財前「え~と…これって…どれくらいのレベルなの?」

通訳「TOEIC700点以上ですね」

財前「てめえそんなの無理に決まってんだろwww」

通訳「えええ!?」

財前「おまえふざけんなよ… そもそもTOIEC700点も取れるんだったら、わざわざイギリスなんて俺は行かねえんだよ。わかるか?」

通訳「??」

財前「TOIEC700点も取れる英語力があったらイギリスに行く必要なんてないって言ってるんだよ!」

通訳「そんな事ありませんよ」

財前「それはおまえの話だろ。おまえは英語が話せるから外国に行けばそりゃ色々勉強になるんだろうが、俺は違う。俺は何もわからないんだぜ?あいつらの言ってることが」

通訳「またまたご冗談をw」

財前「おまえまだ状況がよくわかってないようだな。いいか。俺の英語力は中学生よりも劣るんだぞ?」

通訳「…」

財前「語学学校に行ってABCから習って来いって社長に言われてるんだぞ? わかるか? TOIECとか糞食らえなんだよ」

通訳「ABCから…」

財前「英語が話せる奴には俺の気持ちなどわかるはずもないだろうがな…。なんていうか…崖から落ちる?気分だよ。正直。助かる見込みはほぼない感じ」

通訳「しかし…これが解けないとビザが…」

財前「試験なしでビザを取れる方法ってないかな」

通訳「ないですね」(キリッ)

財前「あ…そう…」

通訳「…」

財前「…」



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財前「う~む…。困ったな…。」

通訳「…」

財前「なあ。この高度な学生VISA?じゃなくて…このさ。働いちゃいけないし配偶者も連れていけない。その上11ヶ月の滞在まで…っていうstudent visitorビザの方がテストが簡単とか言う事はないのか?」

通訳「え~とちょっと待ってくださいね。調べてみます」

財前「…」






通訳「あ。財前さん!!」

財前「ん?」

通訳「これ見てください。student visitorなら試験なしですよ!!」

財前「何!?マジか!!」

通訳「やりましたねww」

財前「よっしゃ~~!! って別にどうでもいいけどさ…」

通訳「え!?」

財前「別にビザが取れないなら取れないで他の奴が行けば良い話じゃん。そしたら俺別にイギリス行かなくて良くなるし」

通訳「でも今更それは」

財前「まあそうだけどさ」

通訳「でもこのstudent visitorだと奥さんは連れていけませんし、就労できませんよ?」

財前「そこが困ったところだな…就労は良いとして嫁を連れていけないのは流石にまずい」



 そう。ここで困ったことが起きてしまった。ビザなんて簡単に取れると聞いていたので安心しきっていたが、それは通訳くんが留学していた時代…つまり何年も前の話で、今…というか2011年3月からビザのシステム自体が変更になってしまっていたのです。


 丁度2011年の3月に変更という辺りに自分の運のなさが現れている気がしますね(笑)


 正直言っていくら11ヶ月であろうと嫁を連れていかないという選択肢はありません。なぜなら私のイギリス行きが決定したときに嫁は当然ついてくる選択をしましたから今の職場をこの3月末で退職していたのです。

 今更戻れるわけもありません。

 そうなんです。嫁は仕事を辞めているのです。

 よく言われます。会社の人からも言われたりもします。「おまえは会社に金だしてもらって海外に行けていいなあ~」と。しかしですね。それは他人ごとだから言えることなんですよ。

 もし自分が行くことになったら… いいですか? そう笑ってはいられません。

 特に妻子持ち。そして子供なんて持っていたら大変です。転校しなきゃならないし、英語わからないまま学校行かなきゃならないし、しかもいつ帰れるかもわからないのです。嫁も仕事をやめなきゃならない。

 つまり自己犠牲を払う部分が大きすぎるわけです。

 嫁が仕事を辞めることで我が家としては数百万円の収入が消えるわけですから。 


 本当は行きたくないし、こんなリスクあることをやりたくはなかったんですが、会社の事情もわかりますし、将来を見据えると腹を決めざるを得なかった…というのが本音ですね。

 はい。そうなんです。

 そうやって腹を決めて行く気も満々だったのに… こういう問題が起こってしまった。どうも通訳くんはなまじ英語ができる上に、世界各国の事を知ってるから自分の経験で物を言う所があってですね…

 2月に行っておけばこんなことには… と今更悔やんでももう遅い。

 今は4月1日です。学校が4月の11日から始まりますから、ビザはもう今週中には申請しないといけない。とにかく時間がない。その中で


 ・嫁を連れて行くビザを取るにはTOIEC700点の英語力が必要。
 ・この数日程度勉強した所でTOIEC700点とか無理。
 ・試験以外での通過は不可能
 ・今更後戻りはできない。

 
 さあ…どうしますか皆さん。

 この状況。11ヶ月ですよ。最悪自分一人で行けば会社的には解決します。しかしそれではあまりにも嫁が不憫ですし、子供も作る必要があるので… この11ヶ月間は結構重要なんですよ。

 それに嫁もイギリスに行くモードに入っちゃってて今更「ごめん。君行けなくなっちゃったww」なんて言えるはずもない。


 さあ…どうする…。 どうする…



 …











 …















 …














 …と

 ここである事に気づきました。

 高度な学生ビザは試験が必要。student visitorは試験が必要ない。でも嫁が連れていけない。語句を並べてみるとstudent visitorで問題があるのは嫁を連れていけないという1点のみ。他は問題ありません。

 student visitorでも期間は11ヶ月行けるわけですし、就労は必要ない。

 つまり私がイギリスに行くのは可能。会社の指令を守ることは可能。嫁が来れないだけ…


 …


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 という事はつまり…逆転の発想です。配偶者という考えを改めて、私がstudent visitorを取得する。そして


 嫁もstudent visitorを取得すればいいのです。

 
 つまりこういうことです


 財前…student visitorビザ取得
 嫁 …student visitorビザ取得

 


 そうです。そうなんですよ。嫁も英語はサッパリですが、テストがないならVISA取得は問題ない。


 もちろんstudent visitorを取るには「語学学校に入学する」という証明が必要です。つまり嫁の分の学費も払う必要があります。私の分の学費+嫁の分の学費で2倍の学費が必要なわけです。

 嫁の学費… 語学学校11ヶ月分の学費は約150万円程です。

 これを会社で出してもらえれば無問題なんですが、さすがにそういうわけにはいきません。
 
 そういう空気はないでしょう。恐らく。

 ということは…

 …ここは自腹で払うしかない…という事になりますかね。


 言い換えると…



 自腹で150万円払えば嫁をイギリスに連れて行けるって事です。



 究極の選択ですね。

 
 かなり高くつきますが、まあ…しょうがないですね。もちろん何か変な気はしますよ? 変な気はします。会社から突然命令されて

 「これから英語が我社も必要になる。おまえちょっとイギリスに行って英語の勉強をしてこい。1年~3年な」

 こんな事言われてですよ?


 嫁は会社を辞めて、さらに自分が150万円自腹切ってイギリスに行く!?

 変ですよね。なぜこんな自己犠牲を… そもそもイギリスに行かなくて日本で普通に仕事してれば何の問題もなかったわけで…。

 というのが冒頭の話に繋がってきます。私もこれまで人生経験を積んできて思ったんですけど、色々な話には必ず裏があってですね。一見凄そうに見える話も実は当事者にとってはそうじゃないんですよ。

 会社から命令されてイギリスに勉強に行くというのは確かに聞こえは良いです。それは将来を有望されてるって事でもありますし、それだけ期待されてるって事でもあります。

 でもその裏腹にやっぱり自己犠牲を払う部分というのはかなりの部分があったりするわけですよ。


 それに将来を考えてもこれってつまり… 将来的には世界を飛び回らなきゃならないことが確定でしょう?

 そんなの体が持つわけ… って不安もありますしね。そもそも私が英語をしゃべれるようになる保証もないわけですから。なったらなったで今日はUSA、明日はインド、明後日はイギリス…UAE 書けば聞こえは良いですが、果たしてそんな仕事って楽しい物なんでしょうか。


 私の趣味、喜びは世界旅行とか世界を股にかけた男になる事じゃなくて「引き篭もってずっとゲームする事」なんですよ…


 …とまあそれは置いておきましょう。


 とは言いつつも英語がしゃべれるようになったらなったで私にも利点は多々あるわけです。

 ゲームやインターネットが趣味の私には特に利点が多いかもしれない。英語がしゃべれたり聞けたりしたら私は完全に勝ち組です。


 例えば英語がわかったら


 ・オブリビオン英語版がプレイ可能。FALLOUT3が英語でプレイ可能
 ・インターネットで英語が読めるので快適になりすぎる。
 ・最近大人気の海外ゲームをそのままプレイできる
 ・XBOXのゲームの日本語版を待つ必要がない。
 ・海外のゲームサイトを見て楽しめる。
 ・海外のサッカー雑誌をそのまま読むことが出来る。

 ・ニコニコ動画に翻訳プレイ動画を上げられる。
 ・XBOXLIVEで外人と話しながら対戦ができる。
 ・海外の映画を吹き替えなしで見ることができる
 ・なんか英語ができたらスナックとか夜の女の子にモテそう
 ・英字新聞を出せば女性の視線を釘付けに。
 ・ブログ執筆で英語と日本語の二刀流が可能



 どうでしょう。完全に勝ち組でしょうこれ。老後の引き篭もり生活充実の要素が満載です。

 上記はゲームの事しか関係してませんがいいんです。別に

 とんかくゲームとインターネットが趣味の私にとって英語が聞けるというのはこの上なく大きなアドバンテージになるんですよ。

 仕事!?知りませんよ。そんなの。

 英語は結果的に仕事の訳にも立つかもですが、どちらかと言えば私に取ってはゲームに対する比重のほうが圧倒的に大きいですよね。GOW3が英語版のままできる… オブリビオン5が英語のままできる… YOTUBEの動画を全部理解できる… 洋楽の歌詞がすべて理解できる…


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 う~む…


 150万円… 払う価値があるかもしれない…。

 
 嫁…趣味…老後…エロ…  英語が話せればすべてが違ってくるかもしれない。



 …

 はい。ここからもわかりますね。

 結局こうなんですよね。なんだかんだで仕事だけじゃ人間生きて行けないんですよ。趣味がないと趣味が。そういうのが今回のイギリスに行く件でよくわかりました。

 恐らく英語が私の普段の生活にとってまったく不必要なものなら…

 それが仕事だけで必要なものだとしたら…


 この申し出は断っていたかもしれません。断れなかったにしても嫁はもしかして日本に残してきたかもしれません。


 でもこの英語が読めるというアドバンテージはやっぱり大きいですよね。ゲーマーとしては…。


  


 翌日…


 という事で通訳くんに相談。


財前「おい。良いことを考えたよ」
 
通訳「どうしたんです?」

財前「昨日の件さ。ビザの件で妙案が浮かんだ」

通訳「え?本当に!?」

財前「こういうのは可能かな。つまりな?俺が無試験でstudent visitorを取るだろ?」

通訳「はい。」

財前「同時に嫁もstudent visitorを取ってイギリスに入国するって寸法よ」

通訳「ん? ああああ!!」

財前「?」

通訳「その手がありましかww」

財前「な?こうすりゃバッチリよ」

通訳「いやあ。よくそんなの思いつきましたね」

財前「お?てことは…この案で行けるのか?」

通訳「なるほどですねえ良い案です」

財前「フフフ。そうだろう。そうだろう」

通訳「しかしstudent visitorを取得するには語学学校にその期間通うって証明が必要ですよ?」

財前「わかってるよ」

通訳「てことは…」

財前「ああ。」

通訳「奥さんの学校の費用はどうするおつもりです?まさかそれを会社で…」

財前「いや。それはこっちで払うことにする。心配ない」

通訳「マジっすか!? 11ヶ月だと150万円くらいしますよ?」

財前「承知の上だ」

通訳「財前さん…そこまでしてあなた…」

財前「…」

通訳「やっぱりあなた奥さんを愛してるんですね」





財前「ぇ…?」

通訳「??」

財前「あ。あ…ああ。ま…まあ…そうなるかな」

通訳「いい話だ;;」

財前「ははは…」

通訳「見直しましたよ;;」

財前「お…おまえ俺を今までどういう男だと…」

通訳「でもいよいよ道が見えてきましたね! 僕も財前さんに会えなくなると寂しくなります」

財前「ハハハ。まあ君も良き妻子を見つけたまえ。え~と…。君趣味はなんだっけ?」

通訳「もちサッカーですよ。サッカーをプレイすることです」

財前「あ~…そういうタイプかおまえ。社会人になって運動が好きとか未だに言ってる奴ってどうもイケ好かねえんだよなあ」

通訳「え?なんでです?」

財前「格好つけてんじゃねえよって感じ。それに…」

通訳「ええええ!?」

財前「そんなの年取ったら終わりじゃん。一人でできないし。」

通訳「まあそうなんですけど…でも他にやることと言っても釣りとかパチンコくらいしか…」

財前「まあおまえがそれで良いんならいいけどな。君も良き趣味を見つけたまえ」

通訳「はあ…」

財前「ゲームの事なら教えてやらんでもないがな」

通訳「ど…どういう意味です?」

財前「もういいよ。それでビザの申請は今日しなきゃなんだろ?何を用意すればいいんだ?」

通訳「ああ。必要なものはこれらです」


 そういって見せてもらったリストには様々な物が書かれてあった。


 student visitor申請に必要な書類(私の場合のケース)

 ・年収を証明できる書類 給料明細等(自分もしくは親に十分な収入があるか)
 ・貯金通帳、残高証明 (貯金が十分にあるかどうかの証明)
 ・大学卒業証明書 (これまでの学歴の証明)
 ・イギリスで住む場所 (住所)
 ・通う語学学校の入学証明書
 ・これまで取得したパスポートすべて (過去の文含む)
 ・イギリス⇔日本往復の航空券
 ・あなたの人間性を証明する推薦状(ビジネスレター)
 ・会社があなたにその期間有給、休職を与えるという証明書


 航空券の往復券が必要なのはVISAの関係。税関で審査受けるときに往復券がないと怪しまれたりトラブルがあったりするようです。

 あとは英語の大学卒業証明書に過去取得したすべてのパスポート…。

 この中でネックとなりそうだったのが貯金通帳。どうも残高的に300万円以上はないと駄目ならしい。それはやっぱり犯罪者や浮浪者を入国させたくないというイギリス側の意思の表れだろうけど(そもそも犯罪を犯すのはお金のない人の確率が高い)これって酷いですよね。

 もし…もしですよ?

 もし車を買ってたりしたら? もし家を買ってたりしたら?


 いくら貯金があったとしてもその時は0に近い金額の貯金しかないかもしれない。

 その時丁度VISAの申請とぶつかってたら…


 これは危ない…


 決してあり得ない話じゃない。多分貯金残高がないと危険人物とみなされ、ビザは許可されない。

 そう考えると恐ろしい…。そもそも「貯金額が足りなかったからイギリスいけませんでしたww」なんて事になったら社内で良い笑われ者です。それにですね。給料明細というのも凄いですよ。

 年収が低かったら入国させてもらえないって事になるわけで…

 「年収が低すぎてビザが下りませんでした;;」とかそんな恥ずかしい事、誰にも言えませんよ(笑)


 もちろんすべての書類を翻訳する必要があります。これを審査するのは日本人ではなく、外国人なので… 詳しくはこちらを参照してみてください。

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 UK Border Agency supporting documents guidance

 とりあえず銀行や会社の受付などを駆使してすべての書類を集め、通訳くんに通訳を依頼。その書類を持って翌日、東京にあるビザ申請センターへ行きました…

 …と書くのは簡単ですが。忘れてはいけません。今は4月。もちろんまだ私はイギリスに行ってません。この時まだまだ仕事に追われている日々なのでビザの申請で東京に行くという時間がなかなか取れない状況だったのです。

 それもそのはず。3月末~4月というのは採用試験真っ只中。さらにいうと日本は通常の状態ではなくて…

 3月11日に未曽有の震災が起こってからも私は盛岡や秋田、鹿児島、宇都宮辺りを出張してましたから心身ともに疲労困憊だったんですよ。

 2月後半くらいからは本当に殺人的なスケジュールで… 

 当時私的なブログを書かなかったのもそれが大きく影響してます。

 地震が起こってからも出張は続けていたので、実際に現地に行って被災現場を見たりもしましたし、秋田経由で盛岡に移動してたりもしたわけですから、その時の状況は今でも痛いほど脳裏に残ってます。

 そんな中で自分の日記なんて書けるわけありませんよね。

 個人的な事を書くなんて不謹慎きわまりないと自分では思っていました。あの光景を見ると…。

 まあしかしそんな状況下でも仕事はしなきゃいけませんし、VISAの申請もちゃんとしなきゃいけない所が社会人の辛いところなんですね。でも日本がこんな中でもビザ申請センターはちゃんと仕事してくれてるから助かるってのもあるんですけどね。 

 ビザ申請センターに行ってみるとその人の多さに驚きました。

 留学とかビザ取る人なんてほんの一握りだろう?って思ってましたけど、平日にも関わらずVISA申請センターには多くの人。こんなに留学する人って多かったのかとシミジミ。

 もちろんほとんどが学生です。話しかけられるはずがない。

 …

 しかしその中に一人…20代後半くらいの男がいます。自分と同じ年代の人だけに「スッ」と親近感が湧きます。もしかしてこの人も会社の指示で海外に勉強に行く人じゃなかろうか?

 勇気を持って話しかけてみる


財前「あの…すいません」

男「はい」

財前「あなたも留学を?」

男「そうです」

財前「そうですか。実は私も何です」

男「学生さんですか?」

財前「とんでもない。会社の指示で行かされる身で…」

男「おお。私と同じですねw」

財前「そうでしたか」 (やはり…)



 実はこの会話を書いたのは理由があります。この人は会社の指示でビザを取得し、英語を勉強中みたいですが、実はかれこれ6年以上海外に滞在しているみたいです。
 
 本当の意味でワールドワイドなサラリーマンなわけです。

 つまり私とは英語のレベルも何もかもが違うわけですが、ここで興味深い話を聞いたんですよ。これには私…目から鱗でした。衝撃を受けましたよ。

 英語の事についてなんですけど、日本にいたら英語って普段使わないじゃないですか。日常生活は日本語で十分だから英語の必要性をわかっていつつも英語の必要性を心の底からは感じていない。

 英語の教材を買ってもすぐに辞めますよね? 笑ってギャグにしますよね?

 そりゃそうです。追い詰められていないわけですから。日本語使えばいいわけですし。


 しかしですね。

 世界から見ると…というか世界の状況で考えると「今現在、英語ができないということ自体既に追い詰められている状態」のようです。

 例えば他の国々でグローバルで仕事をしようとしている人たちは英語がペラペラ。

 日本人のビジネスマンだけがしゃべれないみたいです。

 ここ重要ですよ? 日本人のビジネスマンだけが英語をしゃべれない。


 これは本にも書いてましたが、CNNのインタビュー、これは様々な国の人にインタビューが行われるわけですが世界に放映されても、英語のテロップのが入るのは日本での該当取材だけみたいです。

 それにどこの国でも英語のインタビューは英語で答えてるみたいなんですけど、日本人だけが英語で答えてないみたいなんですよ。

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 驚愕の事実だとは思いませんか。

 30年前、世界会議では同時通訳が聞けるイヤホンが会議室の席には用意されていたみたいです。みんな英語がわからないから同時通訳の音声を頼ってたんですね?

 でも今現在。

 あれから30年… 2011年。

 同時通訳のイヤホンを耳に当てるのは…なんと日本人だけのようです…。

 私もこの事は知りませんでしたけど、知ってみると驚愕です。

 まあこれ。私はこの男の人に勧められた本を読んで色々勉強になった事なんですけど、今やグローバルグローバルと言って日本の中小企業も英語ができなきゃ話しにならないわけですけど、実際問題として日本は英語に関してはかなり遅れてるって事みたいですね。

 他の国々のビジネスマンは今や英語が話せるのは当たり前で、今は英語が話せるってことに焦点は当たらず(もはや当たり前)、何か国語がしゃべれるかって事に焦点が当たるみたいです。

 まあ…そりゃそうですよね…

 私たちが世界旅行した場合って英語なら通じるって思ってるじゃないですか。

 世界のどの国でも英語ならコミュニケーションが取れるって…。みんなそう思ってますよね?私たちも。


 実際そうなんですけど、先進国である日本はどうでしょう?意外な盲点です。

 例えば世界から日本に旅行に来た人が英語で日本人に質問して通じるかというと…
 
 
 …微妙。


 って事です。これには多くの外国人が唖然とするみたいですよ(笑)。先進国で英語が通じない国があったのか!!って。日本って意外と色々な国々で有名ですからね…。


 まあ余談でした…けど、ビザの申請センターでこの男の人と話しててちょっと目が覚めたんですよね。英語はしゃべれないが当たり前じゃなくて…しゃべれないと駄目なんだって事に。

 日本にいるとわかり辛い事ではありますけど。

 まあこの答えは今この場所で聞かなくても語学学校に行ったら初日から痛いほどわかった事なのでアレですが、英語を勉強する前に感覚…というか、世界の常識…みたいなのに頭を修正してくれたのは大きかったかもしれません。


 そして私はビザを申請。インフォメーションの人から結果は2週間後くらいに返ってくると告げられました。

 ここで一つ疑問が…


 審査の結果は2週間後に返ってくる…

 審査の結果…

 え?審査!? 合否あるの?


 おわかりでしょうか…。審査の結果って… もしかして落ちることもあり得るわけ?って不安になりませんか!?

 調べてみるとそれが実際あるみたいだから怖い…。

 これは年収、預金残高…そして様々な書類に変な意図…というかおかしいところがあったら申請が降りないみたいなんですよ。無茶苦茶ですよね…。

 もちろん学生さんの場合は大丈夫ですよ。学校が推薦してるんですから。留学とか。

 しかしですね。私は違います。私とか怪しすぎるんですよ。

 「会社が私に英語勉強して来いと命令。仕事はしない。勉強だけ。1年は有給を与える。以上」

 現地に法人はない。おかしいっすよ…。これ。第三者が見たら絶対におかしい…。

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 おまえ誰だよって話です。

 そんな都合の良い話があるのかって話ですよね。

 でも私の力ではどうしようもないので一抹の不安を覚えながらも徳島に帰着し、2週間後の結果を待つだけとなったところでイギリスに行った後の事を計画することにしました。

 しかし…

 通訳くんが言うには、語学学校開始は4月の11日。今日は4月2日。ビザの申請に2週間かかるとなると学校開始に間に合いません。つまり…まあ多少は遅れるにしてもビザが降りたらその日に出発する事が必要だと。

 なんて残酷な奴なんでしょうか。

 私は結果を待つ身ですよ。ビザの申請の結果を不安な心で待つ身。ここ数カ月はイギリスの件と採用試験、その他仕事ETCで疲労困憊。

 「普通イギリス行く前とか休みもらえるだろ…」



 それなのにですよ? ビザが家に届いたらその日に行けとか酷すぎです。心の準備もあったもんじゃない。でも通訳くんの言うことは正論でうまく返せない。


通訳「ビザが家に届いたらその日に航空券を予約してその日に成田に向かってくださいね」

財前「おいおい。そんなの無理だろ。お別れの挨拶とかもあるんだぜ?」

通訳「今済ませてください」

財前「しかしな…いまお別れの挨拶ったって…ビザが合格するかどうかもわからないんだぞ!?」

通訳「はい」

財前「はいって…もし不合格だったら…お別れの挨拶した俺が馬鹿みたいじゃん」

通訳「しかしビザ申請に2週間かかると学校への入学が遅れます」

財前「わかってるよ」

通訳「学校はあなたを待ってくれませんよ。財前さんが学校に行くのが1日、2日、3日と遅れたとしますよね?」

財前「あ…ああ」

通訳「そうするとあなたの英語の貴重な授業が1個、2個、3個と消えて行くんです」

財前「…」

通訳「失った授業はもう受けることはできません」

財前「…」

通訳「1日でも授業を無駄にするのは勿体無いと思いませんか?」

財前「ま…まあ…そうだけどさ」

通訳「じゃあ心を決めてください」

財前「あ…ああ…」


 さすがに言い返せず…。しかしビザが届いてその日に往復の航空券を取るとか果たして可能なんだろうか?海外の飛行機ってそんな簡単に取れなかった気が…


財前「え~とさ…ビザが届いたら航空券は通訳くんが…取ってくれるんだよね?」

通訳「残念ながら。私明後日から出張でいないんですよ」

財前「え?マジで!?」

通訳「すいません。お役に立てなくて」

財前「お…おい。ちょっと待てよ。おまえがいないと…俺まだイギリスの家の住所とか学校の住所とか…」

通訳「はい。これがその住所です」

財前「はいってそんな簡単に…」

通訳「それでわかるでしょう?」

財前「こんなんでわかるわきゃねえだろ!! 地図とかそういうのは?それに部屋の鍵は?」

通訳「部屋の鍵は現地のエージェントが持ってます。そちらから受け取ってください」

財前「エージェントってどこにいるの…?」

通訳「それはまたメールします」

財前「…なあ。お前のその出張って大切なのか?延期できないの?」

通訳「無理…でしょうね。財前さんあなたインターネット得意なんでしょう? 住所や地図はGOOGLEMAPで調べればいいでしょう」

財前「え…GOOGLE MAP…」

通訳「ほら。こうやって住所を撃ちこめばイギリスの近隣地図が出ますよ」

財前「あ…ホントだ。凄いなあ。世界の地図も見れるんだね。GOOGLEって」

通訳「そんな事も知らなかったんですか?」

財前「うるせえな…」

通訳「航空券の予約はネットで行ってください」

財前「え?ネットで…」

通訳「それなら当日予約が可能ですし、オンラインチェックインもできますから」

財前「ちょ…ネットで海外の航空券を予約するの!?」

通訳「そうですよ?」

財前「いや…ちょっと待ってよ…。それはちょっっと不安だよ…。間違えてイランとかリビアとか行ったらどうするのよ…。やっぱり面等向かって人と話してチケットは取らないと…」

通訳「財前さんあなた本当にインターネットが得意なんですか?」

財前「いや…その…チケットとか旅行とかそういう系はあんまり…」

通訳「とにかく。私は他の仕事もありますし、財前さんだけに時間を取られるわけにもいかないので…これで」

財前「あ…おい…」


 この日は非常に連れない通訳君。

 後で聞いたら、会社が私に開いてくれるお別れ会に誘われなかった事を怒っていたらしい。

 でもこれは勘違い。彼は誘われなかったと思っかもしれないが、それは受付の子が通訳くんは出張だからと気を使って言わなかっただけ…。

 それに私は別にお別れ会のメンバーを決めてない。決めたのは受付の子だし、企画したのも別の人だし…

 私は関係ないのに…

 
 …


 困った。海外の事を社内で知ってるのはこの通訳くんのみ。後の人は聞くだけ無駄。

 そんな貴重な通訳くんを失い、ネットで海外航空券を予約しろとか… GOOGLEMAPで海外の地図を見て学校、そして自分の家に行けとか…

 こんなイジメがあるだろうか。
  
 そもそもイギリスに行けといったのは会社なのになんで自分で全部しなきゃいけないのだろうか…









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 …







 そして4月16日… 早朝…

 私の家にビザが届いた。滞在期間はキッチリ11ヶ月。パスポートにしっかりと印字されている。間違いない。これはビザだ…。

 そして… student visitorが降りたら降りたでホッとしたのも束の間…

 まだ心の準備ができてないまま通訳くんのあの言葉が胸に突き刺さる…

 そう…

 出発は今日だ。待ったなし。今日なのだ。


 私は早速会社に出発。 上司や部下に「今日出発します」と告げて混乱を招いた後、即効でPCを開き、海外航空券の予約にとりかかりました。

 海外航空券… もちろん取るのはANAかJALだ。

 特に私はJALの航空券に恩恵が大きい。飛行機は年間で出張などでかなり乗るから結構ステイタスの高いカードを持っていて、結構色々な面で優遇されるし、スチュワーデスからも特別扱いを受けられるのです。外国などの勝手の悪い国ではこのカードが大いに威力を発揮する。

 そしてJALのホームページに行ってみると…

 あったあった。予約のコーナー。

 クリックしていくとイギリス、ヒースローという表記。

 「フ…なんだ…。やってみると案外簡単じゃねえか。クリックするだけかよ」

 どうやら今日出発の便は間に合わないようなので明日出発の便を取る。つまり行きは4月の18日。しかしどうせ東京の前日に入っておく必要はあるので、どっちにしても今日徳島を離れなければならない。

 さらば徳島。さらばみんな…

 そう思いながらもネット予約を進めていく…。次は帰りの日の決定だ。実はstudent visitorの場合は行きの航空券だけでは駄目。なぜなら11ヶ月という期間が決められているから帰りの便の航空券も取っておかないと税関で引っかかる可能性があるのです。
 
 帰りは慎重に決定。やっかりこういうのはネットは怖い。確認が自分でしかできないから…

 慎重に2012年の3月を選ぶ。

 間違えるな財前。2013年じゃないぞ…2012年だ。2011年でもないぞ…

 心に自問自答しながら進めていく… そしていよいよ決定の時が…


 ついに予約が…


 …とその時私はとんでもない物を目にする。とんでもない物とはその金額だ。

 4月の18日出発。帰りは3月。その航空券をJALのネットで問い合わせると表示された金額はなんと…

 






























 84万8000円

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 工工エエエエエェェ(´д`)ェェエエエエエ工工


 おま…84万って… 正気かよwwwww


 語学学校の年間授業料と変わらねえじゃねえかwww

 
 相場は往復で30万円程度のはずだぞ!?


 いや…まて。間違えたんだこれは。間違えたんだ。そうだ。そうに決まってる。おちつけ財前。もちつけ。


 もう一度やるんだ。もう一度最初からやってみるんだ。


 フフフ… これだからネットは恐ろしい…。 84万ねんなんてありっこないのさ



 いや… 正確には… ありっこないって思ってた。 その時は



 イギリス往復が84万円もするだなんて…



 そう。そうなのだ。なんどもチェックしてクリックした結果。再度画面に現れた数字は…



















 


 84万8000円

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 同じじゃねえかよ…

 そう。これはANAでもJALでも同じだったのだ。それ故に私はさらに確信を深めることになった。つまりこの値段なのだ…この値段が世界なのだ…と。

 笑えてくる…。出発は今日。今日徳島を発たなければならない。しかしこの航空券の金額を会社にどう伺いしろと!?

 こんな金額を上司に請求できるわけがない…


 …


 …


 そうだ!! そうだった。やはりネットが悪いんだ。別にネットで取らなくても良いじゃないか。私にはこのJALステイタスカードがある。この番号を入力して電話したら直接オペレーターに繋がるじゃないか。

 フフフ。やはり最後は人と人との繋がりってわけか。


 そしてJALに電話。これまでの経緯を話す。


財前「お得意様番号45○5 4568です」

JAL「いつもありがとうございます」

財前「イギリスの往復チケットが取りたいんだけどいいかな」

JAL「はい財前様」

財前「それがさ…急な話で明日のなんだけど大丈夫?」

JAL「はい。可能でございます」

財前「マジで?いや~助かるなあw」

JAL「期間はいつからいつまででございますか?」

財前「え~とね。明日出発で帰りは来年の3月」

JAL「は?」

財前「明日出発で帰りは来年の3月」

JAL「あの…財前様。お帰りは来年の3月でございますか?」

財前「そうだよ」

JAL「その場合は半年以上の滞在ですのでVISAが必要になりますがご存知ですか?」

財前「VISA?VISAならここにあるよ」

JAL「さようでございますか。それならば了解いたしました。しかしながら半年を超える予約は金額が高額になってしまいますが…」

財前「え…」

JAL「計算しましたところ84万…。1年先の予約を抑えるのには割引がすべて消えてしまいますので…」

財前「やっぱり…」

JAL「どうなさいますか?」

財前「1年先の予約を抑えるのにそんなにお金がかかるの?なんとかならないかな」

JAL「残念ながらこの金額以外でのご提示は…」

財前「そうですか。わかりました…」


 ガチャ…


 困った…困った事になったぞ。これは。

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 まさか本当に84万円もするだなんて… これをどうやって上司に…

 上司もまさか「行くな」とは言わないとは思うが、この金額はさすがに即答はできないはずだから出発を遅れることは覚悟しないといけないかもしれない。

 通訳め… あいつまさかこの事を知ってたんじゃないだろうな…

 …

 しかしここで通訳が言っていたことを思い出す。


 「財前さん。あなたインターネットよくやってるんでしょう?」

 …

 一応ダメ元で検索。VISA 1年 イギリス往復 などなど。するとある情報が目についた。そう。国際航空券の1年後の予約は高いという私と同じ状況の話だ。

 しかし1年後の予約でも安く取れる方法があるという。それは…JAL、ANAのような日本の利権に縛られた航空会社ではなく…海外の航空会社で取る事だという。

 イギリスならイギリス航空のブリティッシュエアラインが良いとのこと。

 ほう… 早速ブリティッシュエアラインに飛ぶ。すると…

 こんなサイトが目の前に現れた。



 これは…


20110519 200601-1

 http://www.britishairways.com/travel/home/public/ja_jp


 …

 その情報は確かだった。日本の航空会社だと84万円もする1年後の往復チケットが…ブリティッシュエアラインだと…なんと23万円だった…

 なんというふざけた世界でしょうか。

 ANA、JALで取ると84万円。ブリティッシュエアラインで取ると23万円って…。60万円の差額は一体どこから…

 とそういう話は色々大人の事情もあるから置いておいて…

 早速23万円の航空券の伺いを会社に立てると当然ながら一発OK。

 それどころかこれまでの経緯を話すとヒーローのような扱いをされた(笑)。そりゃそうである。60万円も安くなったのだから。

 というより結構…航空券の件は部下を含めて「高けえw なんだこれボッタクリじゃねえか!」とか社内でワーワー騒いでたから上司の耳にもこれまでの経緯の話が入ってたらしい…。

 
 そして…


 
 皆に別れを充分に言えないまま…そのまま東京へと向かうため徳島空港へと出発。


 もちろん1年以上返って来れないので自分の車では行けない。 当然嫁の車で…
 
 なんか本当に寂しい出発。

 何もかもが急だ。何か忘れ物はないだろうか? 向こうに着いたら寝床すらありつけない可能性も…









 果たして…



















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2011(Tue) 05/17

The Elder Scrolls V: Skyrimへの期待とメイプルの転生システム(30)

Skyrim … Comments(30)

 さて、海外滞在記2は次の記事にする事として今回はオブリビオンの事を紹介させていただきたいと思います。なんていうんでしょうか。ようやくネットが繋がった上にオブリビオンの新作の情報とかもちょっとづつ出てきててテンション上がりまくりなんですよ私。

 詳細は以下を見てください。


 The Elder Scrolls V: Skyrim(オブリビオン2)発売決定!!

 世界初。「The Elder Scrolls V: Skyrim」の詳細が,Bethesdaプレス向けカンファレンス
 └初心者のためのオブリビオン(Oblivion)とFall Out3 情報纏め

 oblivion_l097.jpg

 まあ今更説明する必要もないと思うんですけど、現状では自分の中で最高のRPGですね。恐らく金輪際超えることはないであろうと思っていたドラクエ2,3、FF2,3に匹敵する衝撃を自分に与えてくれたゲームです。

 とは言うものの実は私もオブリビオンはネットで見つけたゲームで、あんまり日本では売れてなかったものの、コアユーザーに非常に評判が高く、こりゃあ手を出してみないといけないなって思って買ったのが始まりだったんですよ。
 
 …で、やってみて全然面白さがわからなくて1時間くらいプレイしてそのまま1年?くらい放置してたんです。というのも私も洋ゲーに慣れてなかったですし、日本のRPGとかが体に染み込んでいてチンプンカンプンだったからですね。

 その後、ニコニコ動画とかが台頭してきて、オブリビオンの動画を見る機会があってですね。「あ。なるほどこういう風に遊ぶのかw」ってわかって…それで再度始めたんですよね。


 そしたら見事に大ハマリ。「なんだこういう事だったのか!!」とか「なんという洗練されたシステムなんだ!」とか「まさに奇跡のゲームじゃないか!」なんて感動しきりだったわけです。


 昔私が見た動画とは違いますが、今だとこの人のプレイ動画が凄いと思いますね。状況や才能が神がかっているというか…。

 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13260037

 初心者がオブリビオンをする動画ですけど、プレイじゃなくて…笑いの…才能が。オブリビオンをやったことない人でも楽しめると思います。

 同社が出したソフトでFALLOUT3というシリーズもあるのですが、こちらはどちらかというとストーリー重視という感じで…楽しいのは楽しいんですが…雰囲気が暗いのも災いしてオブリビオンには個人的な感想としては劣ります。


 その次回作なわけですから買う買わないを判断する必要すらなく、「出るのであれば買わざるを得ない」わけですが、実は今回はちょっと事情が違うんですよ。

 こちらを見てください。The Elder Scrolls V: Skyrimの発売日と対応機種、そしてトレーラーです。

 ・The Elder Scrolls V: Skyrim
  対応機種:PC/PlayStation 3/Xbox 360
  欧米での発売予定日:2011年11月11日 
  日本での発売予定日:未定

 Elder Scrolls V Skyrim: Official Gameplay Trailer


 まあこのPV見たらオブリビオンが好きな人は平常心ではいられないはずですね(笑)。

 ただ…ですね。この2011年11月発売というのが何の因果か自分に密接に関係しているんですよ。

 なぜなら私はイギリスで今英語の勉強中です。現在は5月。11月までは半年近くありますね? その頃には少しは英語ができるようになっているはずなんですよ。

 すると…ですね。なんとオブリビオンの続編が英語のままでプレイできてしまうという寸法ですよ。

 日本版?そんなもんは買いませんよ。そもそも翻訳の性で発売日が遅くなるし…何よりも待てない。そう。待てない。待てるわけがない。

 2011年発売というのはまさに運命を感じますね。

 何て言うんでしょうか。オブリビオン5をプレイするためには11月までに英語がわかるレベルに到達しなければならないわけで…そのためには苦労を惜しむべきではないわけです。

 本当に良い餌を与えれてくれたものです。

 まあ実際ですね…。オブリビオン5が出るということでテンションがあがっちゃってですね…。実は…



 こっちでプレイステーション3を買っちゃったんですよね…。

 pricecutps3.jpg

 いや。本当に申し訳ない。先週買っちゃいました…。本来ならばXBOXを使うところなんですけど、XBOXはあまりにも重量が重すぎて…実は日本の家に置いてきちゃったんですよ。それにこれは海外滞在記でも書きますけど、私がイギリスに行く1年間は自分のマンションを会社の人に貸してあげることになってて、その人が「ゲームしてみようかな」なんて言うもんだから「じゃあXBOX自由に使ってください」的な状況になってるんですよね。

 それに月々のXBOXLIVE費は今年の12月まで払い込んでしまっているので丁度良いかなと。

 で…ですね。当然迷ったんですよ。こっちのゲームショップで。XBOX買うかPS3買うかで。でもね。もう1台買うならば迷う必要なくPS3になるというか…なんというか。XBOX2台あっても仕方がないですから。

 でもGOW3の件があったんでねえ…。今年発売なんですよ。これはこれでプレイしたいけど…

 でも日本に帰ればXBOXはあるわけですから、プレイはその時でもいいかなという事で。


 こっちでまたゲーム機を買った大きな理由はThe Elder Scrolls V: Skyrimがそのまま英語でプレイ出来るのかどうかの確認です。

 それゆえPS3と前作のオブリビオンGOTYを買いました。

 当然すべて英語。字幕も英語で人がしゃべる言葉も英語です。素晴らしい。でもね。今はまったくわかりませんが、これから勉強していくうちに…きっと少しづつわかってきて、この英語がだいたい理解できるようになったら…

 私はThe Elder Scrolls V: Skyrimを英語版のままプレイできるということなのです。


 もし11月11日が来て…The Elder Scrolls V: SkyrimがPS3に刺さって…街の人が何を言っているのか理解できたとしたら…

 きっと私は昇天してしまうでしょう。

 人生初のエクスタシーを感じてしまうかもしれません。


 Elder Scrolls V: Skyrim - Gameplay Changes
 

 
 ちなみに今はこの開発者が英語で何を言っているのかを解析中です。すでに4時間かかって聞いたりメモったりしてますけど、未だに何言ってるのかよくわかってないという。

 ホント趣味の力って凄いですよね。

 当然といえば当然ですが普段こんなに勉強することはまず有りませんから(笑)

 
 ただ…XBOXとPS3を両方プレイしてみた感想ですけどXBOXの方がレスポンスが良いですね。PS3は読み込みとか色々な面で挙動が遅く、なんかちょっと感覚が違う部分があります。プレイステーションネットワークは無料なので良いですが、現在PSNはハックされて個人情報の大量流出を招いていますし、それに付随する有料化の話も出ている様子。なんか微妙です。

 この感じだとクレジットカードをプレイステーションネットワークに打ち込むなんてもっての他(危険過ぎる…)なのでDLCの購入などはできないかもですね。


  
 さて

 最後にメイプルストーリーですが転生システムなるものが実装されたようですね。読者さんからも「ご意見はありませんか?」と聞かれたりもするんですけど

 miyuki.jpg
 http://maplestory.nexon.co.jp/support/info/view.asp?no=545670

 非常に良いシステムですね…としか言いようがありません。

 冒険家とシグナス騎士団のためにある制度みたいなんですけど、非常に良いシステムじゃないですか。メイプルストーリーは知っての通りもう飽和状態で、これ以上のユーザー数の獲得は非常に手厳しい状況ですよね。現状のプレイヤーも今後辞めて行ったりもするでしょうし。

 そういう意味ではプレイヤーを繋ぎ止める良い方策だと思います。やっぱり私も1年後に帰ってですよ。誰もいなかったら寂しいですもん。もちろん友達は実際辞めてなくて別キャラに移っただけかもしれない。

 でもそれでも友録は消えてしまうから私の目にはみんないなくなったと思ってしまう。でももとのキャラで転生するのであればずっとそのキャラと友録してれば同じですから。

 あとは現状では冒険家が弱すぎて強い新職業を出せないってのもあるんでしょうか。バトルメイジとかやってみましたけど実際強すぎましたからね。あれ以上のをついかするなら冒険家を何らかの形で底上げする以外にないわけです。

 いずれにしても私はメイプルを本気でプレイするのは何時の日になるかわかりませんけど、今メイプルストーリーをしているギルド員や友達にはできるだけメイプルに残っておいて貰いたい…という希望があるので転生システムはグッジョブだと思ってるんですけどどうでしょう。

 転生とか強すぎるとか愚問ですよ。

 そんなものは杞憂に終わります。



 私にはこの先の状況が手に取るように分かります(間違ってたらごめんなさい) 

 冒険家を転生させまくって強いキャラができていきますよね?今後。でも何の心配もありません。だってその後にその転生させまくった冒険家なんて足元にも及ばない強さを持った…


 shibobi.jpg


 新職業が実装されるんですから。


 


 




ergrgtestt3t34t34twetert.jpg メイプル補完計画  「彫麗」
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メイプル補完計画 ニコニコ版  / Youtube版  
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