さて、今回のパッチは
・ゲームガード強化(これによりほとんどのSSソフトが使用不可に)
・4月29日~5月6日 経験値4倍キャンペーン
・新称号が実装
・攻撃力+5 魔力+5 ピヨピヨマウス実装
・モンスターレイド実装
・ファミリーシステム実装
この辺りが中心の様です。まずは経験値2倍キャンペーン。20:00~21:00の経験値が2倍(サクチケあれば4倍)のようですので時間のない人はこの機会にどうぞ。4月29日~5月6日までです。

続いて新称号の実装。これについてはワールドで1個しか取れない特別称号が主なので一般プレイヤーはほとんど関係ないかもしれません。新称号は
こちら 続いて
攻撃力+5、魔力+5のピヨピヨマウスが実装。これは渡り鳥のクエストを10回(10回やって話す)すると得られる可能性が高いようで誰でもゲットできます。期間限定のアイテムですが、攻撃力+5っていう要素はバカにならないのでありがたい要素ですね。
続いてモンスターレイド。
これはボス敵とどんどん闘っていくというクエストのようです。
中盤になるとHP9000ないと即死。後半になるとダメージ20000食らうとか言われています。その上、誘惑、反射などのスキルを駆使してくるとの事。
ダメージが凄すぎです。もはやHPにAPを振れと言っているに等しい。もちろんRMのある人はドンドンMPをHPに振り替えしていく事になるでしょうね。そしてドラゴンナイトの役割がさらに大きくなるかもしれません。
ちなみにクリアしなくても繰り返すことで報酬にメイプルマフラーというものが貰えるようです。
モンスターレイド報酬 

メイプルマフラー
A Lv15、HP25、物防10、魔防10
B Lv30、HP50、物防20、魔防20
C Lv50、HP100、物防40、魔防40
D Lv70、HP150、物防50、魔防50
E Lv90、HP200、物防70、魔防70
ファミリーシステムについては後述します。 でも何よりも今回のパッチで大きいのはゲームガードの強化です。これによってチートやマクロは減るのでしょうが、一般プレイヤーに取ってかなり重大な問題が発生しています。
それはSSソフトが機能しないということ。ハックシールドが全部防いでしまうんです。

公式文章には

AhnLab HackShield for Online Game(通称”ハックシールド”)を導入しました。メイプルストーリーをより安全に楽しむためのセキュリティソフト『ハックシールド』を導入しました。
※ハックシールド導入に伴い
、一部のスクリーンショット撮影ソフトが機能しない場合があります。これは現状の仕様となりますこと、ご了承願います。
と書かれてますが、まさにその通り。恐らくブログを書いている人なんかは急にSSが取れなくなって大変ではないでしょうか? このままだとせっかくのファンブログの勢いが盛り下がりかねないので、ハックシールドがあってもSSが取れるソフトをご紹介します。(ていうかネクソンがやれよこんなのは…)
メイプルストーリーのSSは
パッチ後もこのソフト群なら撮影可能だ!!
候補① KIOKU (ダウンロード)
画像形式やイベントキーなどの設定を保存し、切り替えて使える画面キャプチャソフトパソコンの画面を撮影し、画像ファイルとして保存できるキャプチャソフト。キーボードまたはマウスから手軽にキャプチャできる。キャプチャ画像はBMP/JPG/GIF/PNGで保存することが可能。画像形式の変換機能やリサイズ機能も備える。
撮影ターゲットに指定できるのは、
・ デスクトップ(画面全体)
・ ウィンドウ全体
・ ウィンドウ内部(クライアント領域)
の 3種類。あらかじめプロファイルで設定されたイベントキーで画面をキャプチャし、指定フォルダに保存する。キャプチャを実行するためのキーは、例えば【Ctrl】+【Alt】+【X】のように、最大三つを組み合わせられる。キーボードだけでなく、マウスの左/右クリックを指定したり、キーボード+マウスのように組み合わせたりすることも可能だ。ファイルは、(基本的に)テキスト+連番の名前が付けられて保存される。テキスト部分では、保存時の「年/月/日/時/分/秒」を追加することもできる。「年」以外では、数値が1桁のときに「0」を前置して2桁にすることも可能(年は西暦4桁の固定表示)。連番はキャプチャした順に連番をひとつずつ振るもので、桁数や初期値をユーザが設定できる。
保存時に画像サイズを変更する機能もある。保存サイズは、縦×横のサイズを「倍率(%)」または「ピクセル数」で指定する。イベントキー、ファイル命名規則、画像形式などの設定は、「プロファイル」として保存しておける。一度プロファイルを保存しておけば、同じ条件で撮影したいときにプロファイルを切り替えるだけで設定を変更することが可能。非アクティブモードという動作モードが用意され、ソフトを終了させることなく、イベントキーの操作を一時無効にできるようになっている。
そのほか、画像ファイルを読み込んでフォーマットやサイズを変換できる「簡易イメージ変換ツール」などを備えている。 仕様上の注意点 (設定しないとSS撮影できません)

・設定→オプション 「ラグナロク2対策モードを使用する」にチェックを入れる事で撮影可能になる
・撮れない場合はディスプレイでディスプレイの指定をちゃんとする。
・撮影するキーはキー設定の「ディスプレイ:ウィンドウ内部」のところ。これにPrintScreen」キーを割り当て
・windous vistaの場合はkioku起動時に左クリックして「管理者として実行」を選ぶ事
敢えて言いますが
もちろん圧縮解凍くらいは知ってますよね? これができないとソフトは使えませんよ。圧縮解凍って何?って方は
このソフトを入れてくれ。
これでも真っ黒になる場合はディスプレイやPCの仕様により撮影不可能の可能性があります。もしくは設定が悪いか。ゆえにKIOKUで撮れないという人は
ここを参考にしてみて
それでも駄目なら
下のソフトを使いましょう。
候補② GetWinShot (
ダウンロード)

こちらもハックガードがあってもSSが撮れるソフト。ただ設定が多少難しいので気をつけて欲しい。保存フォルダとファイル連番をread meを観ながらうまく設定できたらあとはプリントスクリーンかALTを押しながらプリントスクリーン(Prt Sc)を押せば撮影できるはず。
注意点はメイポを起動してから起動させないこと。多重に出まくってヤバイことになります。必ずSSソフトを起動させてらメイプルストーリーを起動しましょう。
仕様上の注意
・
メイプルストーリーを起動する前に起動すること ・VISTAの場合は管理者権限で起動すること
・ファイル連番名は$Y$M$D$Nなんて感じで設定する必要がある。
このソフトが気に入った方はこちらのサイト様でさらに詳しく説明されています。是非ご参考にしてみて下さい。
夢日記 ver1.61からSSが取れなくなった方へ。
候補③ Capture STAFF (
ダウンロード)
こちらのソフトでも撮影が可能です。このソフトは中々の使い勝手。このソフトもメイプルストーリーに対応させるには
チェックが必要です。
設定→特殊設定→クリップボード監視を有効にするにチェック
これでOK。
ソフトの使い方についてはこちらのサイトにかなり詳しく乗っているので割愛する。
~ ゲームの画面をキャプチャしてみよぅ ~
サイト①
Capture STAFF- Light -の 偏った使い方 (日付は古いが詳しい)
サイト②
画面の中を何でもスナップ!「Capture STAFF - Light -」を使ってみる(日付が新しい)
候補④ Fraps 2.98 (
ダウンロード)
万能ソフトFRAPSです。これであれば確実に撮影可能。起動してF10を押せばSS撮影。CドライブのSSというフォルダに画像が保管されているはず。
ゆえにブログなどに貼り付ける場合は当然ながらJPGに変換して切り取る作業が必要になりますよ。BMPのまま貼り付けると大変な事になりますから。

一応フリーソフトですが、無料で使う場合は以下の制限がつきます。
1. 動画録画できるができる時間は30 秒 (連続してキャプチャすることはできる)
2. キャプチャした動画の上部に、「www.fraps.com」というロゴが入る(ただし小さめ)
3. スクリーンキャプチャはBMP のみ(有料版はJPGも可能)
4. PCの性能が低いと重すぎてまともに撮れない
フリーだと撮影がBMPだけというのは容量が巨大なので痛いところ(有料版はJPGとか可能)。ゆえにSS撮影目的であれば前述のKIOKUや他のソフトを使った方が圧倒的に良いです。これはあくまでもKIOKUや以下に書くソフトが使えなかった場合の最後の手段として使って下さいね。
もちろん有料版を買えば($37=約3700円)制限を解除した高機能バージョンを堪能できます。有料版になれば素晴らしい使い勝手ですから無問題。
ちなみにFrapsの旧バージョンの2.00というのはフリーでも制限がある程度解かれた特殊バージョンですが、これは仕様がかなり古い上に出回ってるファイルがウィルスつきなのが多く、かなり危険。触るなら自己責任で。ここでは紹介しません。
候補⑤
サクッとスクリーンショット (
ダウンロード)
メイプルストーリーのプレイヤーが作ったメイプルストーリープレイヤーのためのスクリーンショットソフト。ver1.61のハックガード実装を受けて作られたソフトなので当然ver1.61でもSSは撮れる。
制作者は
サクッとおいしいメンチカツ様。
まだまだ生まれて新しいソフトだけにバグ報告やデバックテストなどは数人で行われたようです。つまり情報が不足している?
せっかくメイプルプレイヤーから発生したソフト。ここは是非使ってみて使い勝手を試し、バグがあればメンチカツ様に報告してあげる…
ってのがプレイヤーの人情ってものでしょう。
導入方法 このソフトはインストールする前に、マイクロソフトが提供している.NET framework 3.5 という実行環境が必要。WindowsVistaには初期導入されているが、WindowsXPの場合は設定が必要。
Microsoft .NET Framework 3.5 後は他のソフトと設定はだいたい同じなのですぐに使えるはずです。わからない人は詳しく書かれている
メンチカツさんが作ったマニュアルを参照してみると吉。

機能としては
・撮影キーはF9キー~F12キー、ScrollLockキー、PrintScreenキーを指定可能
・保存するファイルの場所、名前を指定可能
・ファイル名に撮影した日付・時間を設定可能
・撮影時に音を鳴らして撮影の確認可能
・画像の保存形式はBMP、PNG、JPEGの3つから選択
・当然MapleStory Ver1.61でも撮影可能(Point!)
はい。以上です。
PCの環境によって使えるソフトと使えないソフトがあるのでそこは注意してくださいね。
でもこれでブログ執筆者は一安心。SSをバリバリとってバリバリ更新しよう。そしてこの記事が役に立ったと思ったら、記事にちょっと紹介文書いてこの記事(ブログ)にトラックバックやリンクして紹介してみてくれ。
SS撮れない友達に是非広めて欲しい。SS撮り方わからなくてブログやめるなんて悲しいだろ!?ブログなどを書いている方は是非参考にしてみて下さいね。
ていうか疲れたよ。これ書くだけで…。
…
一言だけ言わせて貰ってよかですか?
私は今日祝日じゃないんだぞ~~~!!
GWなんてないんだぞ~~~!! ちょっとこういう状況でブログを書くのは辛いんだけど… まあパッチがあったししょうがない。
でもこの疲れはさすがに狩りにも悪影響。
20:00~21:00が4倍なのはわかるけどなんか今ひとつモチベーションが上がらない。
昨日なんて3分しか狩れなかった。とにかく仕事しすぎて頭がチリチリでどうしようもない…帰宅したらグタリ。ていうか豚インフルエンザで業界は大変なんですよ。まったく…ねぇ。緊急データベースをネット上に設置しろとか言われてもそんな1日や2日で作れるわきゃないよね。
それに緊急連絡網を作れとか…300名くらい社員いるんだぞ。膨大すぎる。誰が誰に連絡するのよ(笑)。
あ。皆さんには関係ないですね;; すいません。
あ。そうそう。
さっきのソフトに関する質問は
メイプル総回診の掲示板を使ってみてね。PCの問題の場合もあるから
PCトラブル板などに情報が一杯あるはずだし、きっとお役に立ってくれると思いますよ。
そして次にファミリーシステムをご紹介します。
ファミリーシステム (ファミリー特権効果は11種類)

今回追加された目玉事項。
リス港のNPCに話しかけるとファミリーシステムに参加できる。自分より低いレベルのキャラクターのみジュニアに登録することができるが、LVが20以上離れていると誘えない(
LV20以内)。ジュニアは2人まで登録可能だが登録するには相手の同意が必要。
自分が登録したジュニアとその一段階の下の孫が経験値を得たりレベルアップすると名声度が得られる。.名声度は消費することで「ファミリーの特権」を使うことができる。
ファミリーの特権
・パーティーのドロップ率 1.5倍 (15分) 名声消費 : 700
・パーティーの経験値 1.5倍 (15分) 名声消費 : 800
・パーティーのドロップ率 2倍 (15分) 名声消費 : 1,200
・パーティーの経験値 2倍 (15分) 名声消費 : 1,500
・ファミリーのドロップ率 2倍 (15分) 下位ファミリー 6名以上接続時 使用可.
・ファミリーの経験値 2倍 (15分) 下位ファミリー 6名以上接続時 使用可.
・ファミリー員召喚 ファミリー員を自分の所へ移動させる
・ファミリー員 へ移動 ファミリー員がいる所へ移動する ・ジュニアは自分より0~20Lv下のプレイヤーだけ誘える
・エルダーになっても、他のエルダーの下にジュニアとしてつくことができる
・ジュニアが自分より高いレベルになると
名声度が下がる ファミリーシステムは簡単です。要は自分よりレベルの低い人をジュニア登録すればそれに応じた名声度を得られると言うこと。しかしそのジュニアが自分のレベルを超えると名声度はそれに応じて下がっていく。
よろしいでしょうか。これはメイプルストーリーです。 過信は禁物です。
信頼できる相手とファミリーを組まないと…始めはチヤホヤされるでしょうが、自分のレベルが親を超えると親の名声度はどんどん下がっていくので用済みとみなされ追放される危険性が大。そりゃ追放されても問題はないけど低年齢の内はこれにより精神的ショックを受ける可能性もあるだろう。

ハッキリ言ってこのシステムは低年齢層の多いこのゲームに置いて必ず将来トラブルの元になると予想できる。利用できるときは利用しておいて後でそのジュニアがLVが上がってくると捨てるというパターンが続出するはず。
経験値2倍とは言っても所詮は15分。大した時間じゃないのだが、これに低年齢層が安易に群がるのは容易に推測できる。
信頼できる相手を親に選ばなければ必ず嫌な思いをすることになる。何しろ自分よりLV20以下のジュニアしか登録できないシステム。危険すぎる。
LV20なんてLV差などないに等しい。今は2,3週間あればLV1~LV70になれるのだから。ジュニアが親のレベルを超えるとか日常茶飯事だろう。
となると
なんという餌をまくんだネクソンは。
深く…逆に考えてみるとこれは恐ろしいシステムであることがわかる。
ファミリーシステムは確かにかなり面白い。表向きは経験値2倍、ドロップ率2倍で誰もがファミリーに登録しようとするだろうし、レベルアップへのモチベーションも上がるので良質なシステムだ。
しかしだ。これはあくまでも表向き。
ジュニアが弱い内はいいが、ジュニアが親のレベルを抜けば親の名声度がドンドン下がるというシステムなのである。
こうなると親はジュニアの成長度合いによって自分もレベルアップしなければならないという衝動に駆られてしまう。
つまりファミリーに入っていると、これまでのようにキャラを安易に何ヶ月も放置しておくという事が気楽にやりにくくなる。

もちろんこれは私にも言える。LV130くらいまで育ててそのキャラはもう育成しないパターンが多いからね。そのキャラがファミリーに入っていてジュニアを多く持っていた場合…かなり迷惑をかけることになるのではないか。
一定まで育てられて放置されているキャラはレベルがあがらないので…いずれ子にレベルを抜かされるだろう。するど逆に今度はドンドン名声度はマイナスになって行く。その親も当然影響を受ける。
こうなるとこれを嫌ってそのキャラをファミリーから脱退させるという手があるが、ジュニアが下についていたらそう気軽に脱退できるとは思えない。
INして頑張らなければならいという強制的な恐怖に襲われるかもしれない。
なんというふざけたシステムだ。
ある意味INと狩りを暗黙に強制的に強いるようなものである。
これはギルドとは全く違う。ギルドは1人が脱退してもその1人だけの問題で済むが、ファミリーとなると下に多く連なっていくので責任は重い。

この責任というのが問題だ。これまで数年間見てきたがメイプルストーリーのプレイヤーに責任感があるかというと… ない。
皆無に等しい。無理なのだ。勝手に引退するし、勝手に去っていくのだから。
よほど管理されたファミリー、もしくは名声度とは別の意識で繋がった「絆の深い仲間」で結成されたファミリーでもなければうまくいくはずがない。名声度を目的に組まれたファミリーはすぐ崩壊に向かうのは目に見えている。
それがメイプルストーリーのプレイヤー層。これは低年齢ゲームの宿命なのである。秩序などないのだ。
もちろんLv180くらいの子にLV1のキャラを登録すれば半永久的に名声度は上がって行くであろうが…Lv20差でないと登録できないという縛りがそれを遮っている。
ここにネクソンその裏の思惑が隠されている。
安易にファミリーに入ってはいけない。
これはメイプルストーリーにプレイヤーを縛り付けるための恐ろしいシステムなのである…。
その例をストーリーでご紹介しよう。
ファミリーシステムの悲劇 良夫編 登場人物 (LV80良夫、LV100麻美、他)

Lv100麻美「はぁ~い。そこの君。ファミリーに入ってみない~?」
LV80良夫「え。。。ファミリーってなんですか?」
LV100麻美「いやん。知らないの?昨日実装された新システムよ。 ファミリーに入ると様々な特権が受けられるのよ?」
LV80良夫「どんな?」
LV100麻美「名声度を使うと15分だけだけど経験値2倍、ドロップ2倍になるのよ うふん☆」
LV80良夫「うおお。凄い。マイナス要素はないんですか?」
LV100麻美「マイナス要素なんてあるわけないじゃない うふん☆」
LV80良夫「マジすか!? じゃあファミリー入ります!」
LV100麻美「そうこなくっちゃw じゃあ入ってね」
LV80良夫「はい~」
…
10日後…

LV100麻美「ちょっとあなた。何してんの? さっさと狩りしてレベルあげなさいよ。私の名声度が全然上がらないじゃないの」
LV80良夫「え…だって僕ゲームは1日1時間だし…」
LV100 麻美「はあああ!? ふざけたこと言わないで。いいから敵を毎日狩り続けるのよ。じゃないとファミリーから追放するわよ?」
LV80良夫「え…なんで」
LV100麻美「あたしの経験値を2倍にするには名声度が大量に必要なのよ!! あんたがジュニアなんだからあんたの経験値が必要なの!!」
LV80良夫「はい…」
LV100麻美「今後は毎日INして狩りしてね!!」
LV80良夫「はい…」
LV100麻美「もちろんLV1あげないと寝ちゃ駄目よ」
LV80良夫「えええ!?」
…
15日後…

LV90良夫「麻美さん。ぼく頑張ってLV90にしたよ。そろそろ… 君と… ベッドイン…」
LV110麻美「あはぁん。いいわよ。今夜はゎたしをあなたに あ・げ・る」
…
LV110麻美「
なんて言うわけないでしょ! 汚らわしい!! LV90の分際で触るんじゃないわよ!!」
LV90良夫「ええええええええ;;」
LV110麻美「あんたなんてファミリーで言えば所詮わたしの下に位置する奴隷なのよ。身の程を
ざいまえわきまえなさい」
LV90良夫「でも頑張ったから…」
LV110麻美「は? あのさ~LV90程度で何勘違いしてんの!? アンタ全然駄目なのよね。その程度の狩りじゃ名声度全然来ないし」
LV90良夫「LV10もあげたのに;;」
LV110麻美「それにあんたHBやグループスキルないからモンスターレイドにも連れて行けないし。ホント使えないわね~」
LV90良夫「グループスキルはファミリーとは関係ないような…」
LV110麻美「なんか文句あるわけ!?」
Lv90良夫「いえ…」
LV110麻美「あ。そうそう。あんたサクチケは?」
LV90良夫「ないです」
LV110麻美「はぁ?? あたしのジュニアでサクチケないとかあり得な~い」
LV90良夫「え…」
LV110麻美「今すぐ買いなさい!!」
LV90良夫「ええええ;;」
LV110麻美「ただでさえ狩りしないのに当然でしょ」
LV90良夫「でもお金持ってないので…」
LV110麻美「じゃあ毎日徹夜で狩ってMTSでそのドロップ売って稼げばいいでしょ!!」
LV90良夫「でも徹夜で狩る…とか。実生活に影響しちゃうし…」
LV110麻美「じゃああんたの装備をMTS出売れば金になるんじゃないの~? ちょっとは頭使いなさいよグズ!! 」
LV90良夫「酷い;;…」
LV110麻美「それにあんたさ。ジュニアは? 増えてないじゃない。もっとジュニアを誘いなさいよ」
LV90良夫「その件なんですけど…僕友達あんまりいないし…知り合い少ないし」
LV110麻美「ファミリーのうまみを説明すれば楽勝よ。経験値2倍になるよって言って適当にその辺にいる厨房や消防を集めてきなさい」
LV90良夫「はい;; あ。もう落ちなきゃ…テスト勉強が」
LV110麻美「駄目!!!! ファミリーに入った以上は責任が伴うのよ!!!! アンタの上に何人ものエルダーがいるってわかってるの!?」
LV90良夫「それはわかりますけど…」
LV110麻美「だったら働いて経験値貯めてきなさい。でないと追放よ。アンタの代わりなんていくらでもいるんだから」
LV90良夫「な…なんでゲームなのにこんな苦労を;;」
…
90日後

LV130良夫「麻美さ~~ん」
LV120麻美「何よ」
LV180良夫「がんばってLV180にしました^^」
LV120麻美「ちょ…いつの間に!?」
LV180良夫「それにほら。ジュニアもたくさん作りましたよ」
LV120麻美「あ。そうなの…ってそのジュニアLV150超えてる子ばっかじゃない!!」
LV180良夫「大変でしたw 学校の成績落ちてまでやったんですよ;;」
LV120麻美「ちょっとアンタ!! やりすぎよ!このおバカ」
LV180良夫「ええええええ!?」
LV120麻美「あたしのレベル抜かしてどうすんのよ!! きゃああああ。あたしの名声度がマイナス15,000,000,000になってる!! 何よこれえ;;」
LV180良夫「えええ!? だって前に頑張ってレベルをあげろと…」
LV120麻美「バカじゃないの!? 限度があるでしょ限度が。あたしを抜かしちゃいけないの!!」
LV180良夫「へ?」
LV120麻美「下に位置するジュニアが親のレベルを抜かしちゃったら名声度が逆にマイナスになっていくっていうのがファミリーの掟なのよ!!」
LV180良夫「えええ。そうなんですか」
LV120麻美「ファミリーの掟はちゃんと読んでるの?あなた」
LV180良夫「一応読んだんですけど、読解力がなくてw」
LV120麻美「まったくこれだから…ホント文章を読めない最近のガキは困りものよね…」
LV180良夫「ひどい;;」
LV120麻美「それにアンタLV180って…あたしのボスのレベルもぬかしちゃってるし;; ヤバイヤバイわ。もしボスにこの事が知れたら…」
一方その頃ファミリーのボスは

疾風の政「ボス… 麻美のジュニアの良夫がLV180になったようです。既にボスのレベルまで抜いたようですね」
ボス「な。ぬぁんだとぉぉ!! 俺の名声度が下がるだろうがこのボケ」
疾風の政「す…すいやせん。あっしの管理不足です;;」
ボス「まあいい。そいつは用済みだ。消せ」
疾風の政「し…しかし一応その男はこれまでファミリーに結構な貢献をしてまして…」
ボス「うるせえ!! 関係ねえよ。俺よりLVあがったら用済みなんだよ」
疾風の政「で…ではどうしましょう」
ボス「
ポアしなさい」
疾風の政「へ…へい」
ボス「隠密に処理するんだぞ。その際拡声器などで我がファミリーの変な噂は流れる事はないようにな…」
疾風の政「へい…わかっております」
ボス「わかったら早くポアして来いや このボケ! こうしてる間にもワシの名声度が減ってるだろうが」
疾風の政「へ…へい!!」

疾風の政「おう麻美か。久しぶりやな」
LV120麻美「あ、あなたは 政さん;;」
疾風の政「てめえのジュニアは勝手にレベルをあげすぎなんだよ コラァ!!」
LV120麻美「すいません、すいません;; まさかこんなに上げるとは…」
疾風の政「すいませんじゃねえんだよ。このアマが」
LV120麻美「ひいっ;;」
疾風の政「誰に断ってボスのレベル勝手に抜いたんだ? そのガキは。ああ!?」
LV120麻美「はい;;」
疾風の政「この件はボスの耳にも入ってるぞ。どう落とし前をつける気だ? あぁん?」
LV120麻美「ボス;; まだお会いしたこともないのに」
疾風の政「まあいい。とりあえずそのジュニアを早く始末しろ」
LV120麻美「え~と…始末しろとは…どういうことでしょうか?」
疾風の政「鉛玉をぶち込んでこい。その際のファミリーの掟はわかってるんだろうな?」
LV120麻美「わかってます;;」
疾風の政「なら早くポアしてこい」
LV120麻美「わ…わかりました…」
疾風の政「しくじるなよ? 我がファミリーに変な噂が拡声器で流れたりしたら貴様もポアだ」
LV120麻美「はい;;」
…
LV120麻美「さようなら… 良夫」

ズギューーーーン
良夫はファミリーから追放されましたLV180良夫「!?!?!??! え…!? 麻美さん? なぜ…」
麻美は内緒拒否状態ですLV180良夫「ちょ…連絡が」
良夫のジュニア達「おいおい。どうなってんだ? 俺たち突然ファミリーから抜かされたわけだが」
LV180良夫「う…」
良夫のジュニア達「ん?良夫が一番上になってるじゃねえか。てことはてめえが原因か」
LV180良夫「いや…ちがうよ」
良夫のジュニア達「嘘つけ!! てめえの性だろ!! ふざけんな。俺たちは他のファミリー抜けてまでしてこっち来たんだぞ!? 責任取れよな」
LV180良夫「そ…そんな…」
良夫のジュニア達「俺たちの精神的被害は計り知れないぜ。とりあえず代価として俺たち全員にサクチケよこしな」
LV180良夫「えええええ。無理だよ。無理」
良夫のジュニア達「あ。そうなの。じゃあ君。この世界から消えて貰おうかな」
LV180良夫「ちょ!?」
疾風の政「残念ながら。消えるのはおまえらジュニア全員なんだがな」
ジュニア一同「ええええ」

LV120麻美「これもファミリーの名を汚さぬため。悪く思わないでね…良夫」
良夫以下のファミリー下層は全員消滅。
こうしてボスファミリーの「うま味」と「名声」は維持されたのであった。
この物語はフィクションです。
4/30追記
どうやらジュニアがエルダーのレベルを抜かしても得られる名声度が半減するだけでマイナスにはならないようです。申し訳ありませんでした。パッチ当日に書いた記事という事でひとつご容赦ください。
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