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2007(Sun) 09/30
現代のガキの知能に驚く(283)
親戚のガキは小学2年生と1年生なわけで、ネットで言うと俗にいう消防。
まあ私からすると鼻くそ程度のものと思っていたんだが、これが大誤算。こっちはガキ共の名前すら忘れていたのに、向こうはちゃんと名前を覚えてくれている。
ガキ弟「あ。DSのソフト買ってくれたお兄ちゃんだ」
ガキ兄「おい。ゴウ兄ちゃんだよ」
ガキ弟「そうだっけ?」
財前「…」
ちょっと最近小さい子にリアル会っていなかったので一種のカルチャーショックを受けたが、小学生ってこんな会話できたっけ?こっちは話が合わないと思って話しかけるつもりもなかったんだが…。
ガキ兄「ゴウ兄ちゃんの部屋行こうぜ」
ガキ弟「行こういこ~」
財前「は?駄目だダメだ。おまえらが来たらタバコが吸えないだろ」
ガキ兄「えへへ」
純粋というかなんというかいきなり私の部屋にドカドカと入り込んでくる。
財前「おい… ダメだって。」
そしていきなり部屋にあったXBOXをガキが発見する。
ガキ兄「あ。やっぱりゲームがあった(゚∀゚!!」
ガキ弟「WIIだWIIだ」
WIIじゃない…。XBOXなんだが、今時のガキはWIIしか知らんのだろうな。ゲームコントローラーみたらWIIと認識しているようだ。
まったく…ヌルゲーマー共が。
ガキ兄「兄ちゃんWIIやっていい?」
財前「これをか?無理無理。難しいから。WIIとは違うの」
ガキ兄「大丈夫だよ~」
財前「おまえらの知能でXBOXができるかよ。DSともレベルが違うんだぞ」
ガキ兄「いいじゃん別に やらせてよ」
財前「ったく。しょうがねえな…」
まったくこのバカ共が…。XBOXのソフトは地球防衛軍くらいしかないんだぞ。地球防衛軍などガキの知能では絶対に無理。照準を合わせることすらできんはずだ。
財前「ほら。このボタン連打してみ」
まあ大きい蟻の敵を見て驚いて楽しむくらいの知能はあるだろうと思ってやらせてみたが…次の瞬間驚くべき光景を私は目の当たりにすることになる。
なんと…はじめはボタン連打だけしていた小学のガキがどんどん自分で操作法を見つけて行くではないか!!
ガキ兄「あ。このボタンで狙いが変わるよ」
ガキ弟「何だよ~この武器弱い~」
財前「…」
おい。こいつら。武器の強い弱いがわかるのか?こういうなんていうか3Dシューティング系のゲームはやったことすらないはずなんだけど…。
DSにはそういうソフトないだろう?

ガキ兄「あ。お金が出た。とれとれ~」(お金ではなくアイテム)
ガキ弟「兄ちゃんずるい~俺のお金とるなよ」
ガキ兄「へへへ」
ガキ弟「ねえボスはいないの?」
財前「いやだから…お金じゃなくてな」
まったくゲーム内容については理解してないが、敵を倒すという目的はわかるらしく、結構サマになってる。
武器の射程が短いとか威力がどうとか既に言ってるし…。
あの…小学生ってこんなに知能高かったっけ?(笑)。なんか普通に地球防衛軍のEASYレベルくらいならプレイできてるんですが…。
ガキ兄「兄ちゃんもっと強い武器ないの?」
財前「え…あるにはあるんだけど…ちょっといろいろ難しくて…。」
そう。地球防衛軍の武器は癖があるので知能が必要なのだ。ロケットランチャーは適当に撃つと自爆するし、地雷はガキには扱えないはず。使えるのはマシンガンとミサイルくらいのもんだろう。こんなの説明しても理解不能だと思われたが…。
なんと数十分プレイしている間にガキ共は完全に仕様を理解。地球防衛軍のEASYで7面まで行ってしまった。
財前「マジかおまえら。ちょ…これは予想外」
ガキ弟「簡単だよ」
財前「まさかここまでやるとはな。OKOK。じゃあ本格的に教えてやるぜ。いいか。このステージはな。ここが…」
ガキ兄「あ~もう飽きたから別のゲームする」
財前「ぇ…」
敵が強くなってゲームとしての知識が必要な所まで来ると…この年だとどうやら思考停止してしまうらしい。そりゃそうだ探求して乗り越えるといった面倒な作業をまだ好む年ではない。
ということは地球防衛軍で遊べるのはここが限界ということなのだろう。
開発者泣かせだねぇ(笑)。
そしてやはりというべきか…忍耐力もないようだ…。一つのゲームで遊ぶのは30分が限界。
それよりもゲーム中に使うガキの言葉遣いが凄い。
驚くべき言葉を連発するのである。
ガキ弟「あ~下手こいた~」
ガキ兄「アリが気持ち悪すぎるんですが」
ガキ弟「そんなの関係ねぇ」
ガキ兄「ロード時間が長い件について」
ちょ… おまえら(笑) なにその言葉遣い
2チャン用語とか使うなよ(笑)。
まあその認識はないんだろうけど、周りのガキがこういう言葉使ってるから自然と意味もわからず使ってるんだろうな~。
東京のガキの癖に関西弁とかたまに入れて変な言葉使うな~と思ってたけど、ネット用語とテレビの小島とかお笑い芸人の言葉をマスターしているのにはホント驚愕した。小学生の低学年てもうこんなのわかるのか??
あ…侮れん…これは。一応母親に言っておいた。
財前「Kちゃん。あんな言葉使わせたらダメだよ」
K子「何が?」
財前「ガキが変な台詞とか言ってるでしょ」
K子「ああ。あれね~。いろいろ学校で覚えて来ちゃうのよ。お笑い芸人の言葉でしょ?」
財前「まあそうなんだけど一部ネット用語も…」
K子「いいんじゃない?周りの子も使ってるし、そういうの覚えないといじめられるんでしょうね」
財前「…」
…
おい。このブログ読んでる人で学校の先生はいるか?
なんだよこの状況は。
…いいのか…。おい。日本の未来の幹部がこんなんで…。なんか信じられないような汚い言葉知ってるし、それを悪気もなく使ってるんだぞ。
絶対ネットから仕入れてるものだ。一部の頭のいい小学生のガキ大将かなんかが2ちゃんとかそういうの見て、それをリアルで威嚇とかで使ってるのを覚えたんだろう。
…。
普段低年齢とリアルで関わることがないだけにこれには驚いたよ…。さすがに。
その後しばらく「押し入」に入って何かかくれんぼしてるので放っておいたら、ガキ共がPSPを発見してきた。というか。PSPって誰かにあげてたような気がするんだが、いつ自分の手元に戻ってきてたんだろう?妹にあげたのはDSだったっけ?全然自分は思い出せない(笑)。
ガキ兄「あ。お兄ちゃんPSP持ってるジャン」
財前「あれ?そんなのあったっけ?ああ。そういや買ったんだった魔界村のために」
ガキ弟「やっていい?にいちゃん」
財前「よし。貸してみろ。電源いれてやる」
そういってPSPを受け取り電源を入れようとしたが、充電が切れていてつかない。ガキに充電器を探させてからそれをつなぎスイッチON… ってあれ?
電源スイッチがないんですが…これ…。
財前「あれ?おかしいな…。電源スイッチがないぞ…」
ガキ兄「CDが入ってないんだよ」
財前「ああ。そうかそうか。じゃあカセットをって… あれ?これどこにCDなんて入るの?」
ガキ兄「え~」
ガキ弟「できないの?」
財前「ちょっとその箱貸せ。説明書が入ってるはずだ」
そう。PSPて結構電源ボタンとかカセット取り出しとかわかりにくいというかなんというか…買ってから総計5回くらいしか機動させてない上に買ったのすら忘れていたのでやりかたとか全然忘れていた。
そして説明書を見る。
財前「ふむふむ。ああ。右下になんかあるらしいぞ。電源ボタン」
ってあれ?
ちょ…ガキがもうPSP起動させて魔界村プレイしてるんですが…
財前「ちょ… おまえらなんでわかったんだ!! どこ押したんだ!?」
ガキ兄「ここ押すんだよ」
PSP持ってない人のために念を押していっておこう。 まじで電源ボタンはわかりにくいんだ。ガキにわかるわけがないんだが。
財前「マジか。おまえら…」
まあさすがに魔界村は難しかったようで弟の方は数歩しか進めず怒り狂う(笑)。しかし小学2年の兄の方はなんと1面をクリアしてしまった!!
う…嘘だろ!?
めっちゃむずいんですけど…これ。
ガキ兄「あ。隠しアイテム出たよ」
ガキ弟「コンテニューあるの?これ」
ガキ兄「パワーUPアイテムなんかあるのね~」
ガキ弟「ここは普通のジャンプじゃ届かないよ~」
どう考えても違和感を感じずにはいられない兄弟の会話…。コンテニューとか隠しアイテムという言葉をこの年で知ってるのが信じられない。
自分の時ってどうだったっけ…。ドラクエ2とかグラディウスの時代だけど…。ん?ドラクエ2…。 う…う~む。よく考えると自分がガキの頃も結構難しいゲームやってたんだっけな。
なにせあのファミコンだし。
そう考えるとこれは普通なんだろうか?
でも私は小学生くらいだと「そうび」っていう言葉すら知らなかったはずなんだけど
そういえば私のブログの読者も小学生とかいるんだっけな…。
!?
そうか。これは生の意見が聞けるチャンス!!こいつらに総回診を見せてみよう。フフフ。こいつらの知能ならわかるはずだ。ガキの生の声が聞けるとは。これは期待できる。
さっそくPCを起動。
財前「おい。おまえら。ちょっと来い」
ガキ兄「??」
普通のサイトと言うと興味をなくすので多少誇張表現して興味を煽る。
財前「このサイトなんかおもしろいらしいよ。見てみ」
ガキ兄「なになに?」
ガキ弟「なになに?」
そして結果は…

ガキ兄「なにここ。つまんね~字ばっかじゃん」
ガキ弟「絵がないとか糞だ~。」
財前「いや…違うって。絵じゃなくて文の内容をだな…」
ガキ弟「ゴウ兄ちゃんこんな「うんこサイト」より俺らの方がいいの知ってるよ」
ガキ兄「YAHOOは?YAHHO。そこでポケモンて打ってよ」
財前「待て待て。ほらこのページとかどうだ?絵があるだろ?」
ガキ兄「うわ~なにこの幼稚くさい絵」
ガキ弟「こんな下手サイトしか知らないの?兄ちゃん。ねぇねぇポケモンのサイトいこ~」
財前「貴様ら…」
驚くべき事にこのブログのコメント欄と酷似している言葉が飛び買う。こういうことか…
財前「おい。おまえらな。そういうのは思っていても絶対書き込んだりするなよな」
ガキ兄「何が?」
財前「書き込みだよ。書き込み。わかる?」
ガキ兄「ああ。カキコの事ね」
財前「カキコ…」
ガキ兄「面白い言葉をカキコするのが楽しいんじゃん」
ガキ弟「そうだよね」
財前「…」
なんという超絶的な自己中。
無理だ。こんなのに書き手の意志をくみ取れなんて無理だ;;
私がバカだった;;
いい機会なのでマナーをたたき込んでやろうと思ったが、話しても理解不能だろう…。もういいや。ほっておこう…。年を重ねればどうせこいつらも普通の人間にならざるを得ないんだからな…。
そしてその後ポケモンの公式サイトを見せられる。そりゃあさ…。絵とか綺麗だし、FLASHで映画みたいな映像も見えるけどさ…。言いたかったのはそういうんじゃなくて
しかもこいつらポケモンのサイトであろうと一切長文を読まない。なんか本能的にアイコンをクリックして動画や壁紙まで行き着いているような…。
母親に聞いてみると国語や学校の成績は決して悪い方ではないとのことなので、読解力がないわけではないようだが、長文をわざわざ遊びの時間に見る気はないということだろう。
う~ん。現在の小学生のほとんどをこれに当てはめるとすると、意外とこのブログや総回診の年齢層は高いんじゃないだろうか?
そう思わざるを得ないガキ共の対応なわけだが…。
だって聞いたでしょ。親戚のガキの総回診とこのブログの評価は
見る価値もない糞サイト(笑)。
もちろんパット見で中身なんてみてないわけだけど、評価ってそういうもんだよね。興味もたれなければそれで終了。文が長ければ何も伝わらない。
そう考えるとこのブログや総回診をとても読めるわけがないのだ。いや。読めるには読めるが、そもそも読もうとするはずがないのだ。
低年齢層向けのサイト作ってる任天堂なんかのゲームサイトって作るの大変なんだろうなあ。思ってみるとめいぽの公式サイトもトップページはなんか使いにくい感じのイメージに変わったが、それは低年齢層を意識して画像をボコッと全面にだす方針からなのかもしれない。
でもさすがにオンラインで繋がってもこんな感じでゲームやられてたんじゃ対戦したくはないなあ(笑)。WIIがたとえオンライン対戦が可能になったとしても私はやはり敬遠する。
そういう世界じゃないことがよくわかったよ…。実際に親戚のガキを見てみてね。
まともにできるわけがないよこりゃあ。オンライン対戦はXBOXユーザーとするのがやはり正解のようだ。間違いなくこんなユーザーはいないからな。
ようやくわかってきたよ。めいぽでもモラルとかなんとかいっても不可能だ。
罪悪感なんて芽生えることもないし、そもそもそういう意識でゲームをしてない。訴えること自体がナンセンスなのかもしれないね。
なんて思っても、前述したようにすごく知能が高かったりするからこの辺でまたわからなくなる。 小学生の先生。ご苦労お察ししますががんばってね(笑)。
当然ながら強請られてPSPは盗られてしまった。「やってないならいいじゃん」「使わないなら俺らが使ってあげるよ」「お兄ちゃん下手だからどうせこのゲームは無理でしょ」なんていう無茶苦茶な理由でプレゼントさせられるとは…。
言っておくがな。ゲームは500倍俺の方がうまいぞ。おまいら…。餓狼伝説も対戦やったからそう思ったんだろうが、ありゃ手を抜いたんだよ!!波動拳コマンドもできない奴と本気でやるわきゃねえだろうが
まあ…いいけど。中学生くらいになってもっと世間がわかるようになったら、本気出して叩きのめしてやる。言っておくが格闘ゲームなら死ぬまで負けないと思うぞ。
スマブラとかは涙目だから勘弁だけど;;
…
今頃は帰りの帰路の車のなかで兄弟揃って俺のPSPを楽しんでるんだろうな~。
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