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January February March April May June July August September October November December
2007(Tue) 07/31

新コンテンツの鍵は投げ賊にあった(76)

ナイトロード  … Comments(76)

 皆さんは弓や投賊の友達が何人くらいいますか? ギルドに弓や投賊は何人くらいいますか?

 昔から一緒だった友達…LVあがった今、何か変ってしまってははいませんか?

 高レベルになった途端にになぜか人が変ってしまうプレイヤーは多いです。まあこれは投賊という職業についてる人が非常に陥りやすいんですけど、事実は事実なんですよ。

 え?

 なぜかって?

 そりゃブログやサイトなど…周辺の考え方が悪い…というのも言えますし、職業の特色ともいえるんですね。


 今回は職業考察として投賊の事を書きます。

 ご存じの通り投賊はこれまで最高火力の座を欲しいままにしてきました。そして実際そうでした。その上あろうことか攻撃速度が速すぎるので総合ダメージもナンバー1…でした。

 多くのプレイヤーがその火力に取り憑かれ、強化によるダメージUPを目指し過ぎたがために書や武器相場も大幅にUP。

 これらを踏まえ投げ賊はこれまでは全職業の中でも別格として扱われてきたわけです。

 チャットに耳をすませばわかります。私の経験上、投げ賊ほどダメージや他者との火力差を気にするプレイヤーはいません。籠手がいくつだとか、最高ダメージいくらでたとか、そんな会話を毎日してる人も多々います。

 そうなるとそういう人たちに即発されて、これから育っていく投げ賊プレイヤーも似てきます。火力を追い求めるプレイヤーになっていってしまう。

 でも時代は変りました。

 4次職の実装で投賊は今や目立たぬ存在です。戦士のラッシュの性能に狩り効率で後塵を廃し、火力面でもまったく及ばない。さらには弓の暴風の矢の前にはトリプルスローも無力。

 投げ賊は現在、方向修正を余儀なくされているのは明かです。

 ですが…

 肝心の意識が変っていない。

 頼みの綱のユーザーブログに関してもそう。私もそろそろ4次ということもあり、有名なブログやユーザーサイトをチェックしましたが…

 驚愕の事実に驚きます。

 3次の頃とまったく考え方が変っていない…。

 SEあれば暴風に勝てるだとか、TT30さえあれば勝てるだとか、ユニコーン量産なれば勝てるだとか(実はそんなわけはない…)

 未だ火力にしか目が行ってない。

 いったい何なのかこのプライドは。往生際が悪すぎる。あろうことか火力最強の座を維持できないと悟った者は弓に移動する始末。
 
 もしかすると私のこの考えが間違っているのかも知れませんが…


070731reger.jpg




 ベノムやアンブッシュの情報が知りたかったのにこりゃあねえよ…。



 投げ賊の新たな魅力をスッキリと紹介してくれる人がいなかったことに悲しみを感じました。それ見て勉強しようと思ったんですけどね(笑)。

 まぁ見つけられなかったんだからしょうがない。まだ現段階では私は4次になっていないので、「こうじゃないかな?」的な考察しか書けませんが、理解してくれる人がいたらありがたいですねぇ。


 なぜ投げ賊はこんなに火力に取り憑かれてしまうのか 

 これにはちゃんと理由があります。

 わかりやすく例をあげるために、ちょっとこの人に出演して貰いましょう。

 ハイ。

 ケンタウルス HP35000

m180.gif


 こいつを狩るとすると、バーサク20のDKであれば、バスター1発で楽勝OK、鉾だと2発。ブランディッシュ30も1発で確殺です。

 時給はユーザーブログから調査すると約8.5M~9M。

 35000HPということはバスターであれば一発が12000×3でれば済む話であり、ブランディッシュなら18000出ればOK。
 
 後はどんだけ強化しても同じです。バスター35000ダメージの人だろうが、50000ダメージの人だろうが効率は同じ。

 この場合 火力=効率

 ではない。1発で倒せる火力さえあれば効率はもうプレイヤーの腕か武器速度でしか変らない。

 但し、投げの場合はクリティカルによってダメージが底上げされているので、ノーマルヒットの分も考慮すると如何にトリプルスローであっても
 
 1発確殺は100%あり得ない。(1~3発)

 しかし強化で火力を底上げすることで1発で倒せる確率があがります。つまり火力が高ければ高いほど効率もそれに比例して上がる。

 火力=効率

 という事になる。弓も同じ事が言えますが、こちらは熟練度を90%まで上昇させるスキルがあるので幾分か確殺計算がしやすい。


 次にファイアブル HP45000

m13.gif




 もの凄く強いDKならバスターで1発で確殺ができるはずです。普通のDKで2発確殺、強い強化をあまりしなくても2発確殺の敷居は低い。

 1発確殺を目指すのは辛いとしても2発確殺ラインなら容易に到達可能。ということはある程度の火力さえあれば

 効率UPのためにもう攻撃力強化をする必要がない。

 これはナイトにも同様の事が言えます。


 次に…
 
 バイキング HP50000

m77.gif


 

 180LVくらいのDKであれば8割方バーサク状態のバスターで1発確殺ができるようです。時給は10Mくらい?といったところでしょうか。

 ここでは2発確殺の方と差がでますが、時給10Mであれば2発確殺の人は他の狩り場で1発確殺狩りを行うことで到達可能。

 つまり火力に大きな格差があったとしても大して実際の狩りの効率は変らない。

極論を言うと骨龍が2発確殺行けば… あなたはLV200のDKと狩り効率は変らないかも知れない(笑)。

 そんな世界です。


 ただ…

 投げとなると話はまた違ってきます。HP5000となると先ほどの考えで行くと結構効率は変ってくる可能性があります。
 
 火力を上げればあげるほど効率も徐々に上がっていく感じ。

 もちろん地球がひっくり返ろうとも投げ賊には一発確殺の狩りはできません。

 これを踏まえると



 ①ダメージ安定タイプ(DK、シャドー、パラディン、ヒーロー、ビショップ)

 1又は2発確殺ラインを満たす火力さえ持てば、狩り効率は火力の差でなくプレイヤーの操作のうまさ、頭脳で決まる。例えばライディングの使用箇所、ラッシュの使いどころ、狩り場の周り方等。プリーストはジェネシス連打で凄いことに…



 ②ダメージ不安定タイプ(弓、弩、投) 

 確殺率が安定しないため効率は火力によって決定する要素が高い。プレイヤースキルや頭脳によっても効率は変動するが、これらは火力を上げることで差を縮めることができる。反面火力も弱く狩りも下手な場合…差はさらに開いてしまう。



 ③プレイヤースキル依存タイプ(火魔) 

 毒狩りする場合火力はほとんど必要としない。プレイヤースキルと頭脳で効率はほぼ決定する。…が反面ある程度の操作レベルを満たすと効率は頭打ちになる。 



 4次になって火力が信じられないほど全職業上がったので確殺ラインが低くなってるんですね。今一番強い敵でも2発で倒せる事がザラですから、あまり火力には拘らなくても上級プレイヤーと効率はたいして変らないといった状況が今度どんどん生まれてくるはずです。

 これはこれで利点ですが、反面ある程度強くなってしまうと効率は今後永久に上がらず、目指すべき目標が…なくなってしまう怖さがあります。

 反面、弓や投賊が火力にこだわってしまうのは当然の話と言えます。何しろ火力を上げれば上げるほどそれに比例して効率は上がっていくんですから。終わりがない。強さに対する要求に頂上がないのです。

 火力にしか目が行かなくなるのはとても自然な流れなんですね。タイプ②は火力UPを目指すのが一番単純で明快な答えですし。


 現在におけるボス戦でもそうかもしれません。SEがあれば確かに投げ賊は火力面でもトップクラスですから。

 でもね。

 今の投げ賊には勿体なさ過ぎるんですよ。これは。

 火力上げたら効率が上がるのは確かなので別段今までは、チャットでこの事ばかり話されても腹立つ事もなかったんですが、

 4次の投げ賊ともあろうプレイヤーが火力の話題というのはその影響力を考えた場合悲しい事態かもしれません。今まで散々にやってる…それは。

 というより新しい何かを見つけるプレイヤーが今のめいぽにはもうほとんど残ってないのかもしれない。


 現実的に私が聞きたいことを誰も言ってくれていない。

 籠手がどうとかダメージがどうとか弓に負けるとか、そんなんを聞きたい訳じゃない(笑)。  

 投げ賊はプレイヤースキルに依存というタイプ③と言うにはちょっと無理があるかもしれませんが(だいたいLUK倍増、係数5.5とかでかすぎるんだよ…) 、4次は③のタイプに近いはずなんですよ。

 火力云々は弓職が言えばいい。

 投げ賊はもっとベノムやアンブッシュに対する考察がもっとあっていいんじゃないかなぁと思うわけです。


 フフフッ まあもっとも…


 だいたいネタは割れてきてます。友達に無理矢理ベノム使わせて調査しましたからね(笑)。
 
 まずベノムですが

 ①ベノムは攻撃力にまったく依存しない。(5000~21000ダメージ?)
 ②LUKにも影響されない
 ③防御無視
 ④HP1以下にはできない

 調査した結果…こういうことだと思います。

 こりゃ無茶苦茶ですよ。タイプ②だったはずの投げ賊の根本を覆す仕様です。なんたって火力関係ないんですからね。しかもですね。

 毒でHP1以下になることはないわけで、なんと上級者と確殺数が変らなくなる事態に陥ることもあるかもしれないのです。

 この感じで行くとデスね。このベノムの性能を使うと

 投げ賊にしかできない新しい狩りが出来る可能性が大いにある。

070731qazvhio.png



 今一番メルが儲かるのはどこでしょうかね。

 武器庫?
 
 この辺はよくわかりませんが、例えばね。

 1発確殺が8~9割くらいの敵を探すとしましょう。トリプルスローが20になれば多分見つかります。HP15000~20000くらいの敵が狙い目?  

 でさらに走り去ることでETC取得をすべてペットに任せられるMAPを見つける。(リプレのもここやルディの時計?)

 トリプルスローで1発確殺で狩りながら、1発で死ななかった奴は無視し、2週目にライフドレインで処理する。(この場合パワーアップスキル発動などの敵で一度攻撃してる事がわかる敵が望ましい)
 
 うまくハマればメル取得だけで絶対1.5Mは超えられるはずなんですよねえ。ドロップも当然でるからウハウハなわけです。

 以前にクルセイダーのワンワン地獄沼で皆さんからの15分時給計測を頂いた事があったんですが、これと同様の事が行えれば、新しい狩り場が開拓できるはず。
 
 さらにいうともしかしたら余り攻撃力とか関係なくて、狩り場によっては火力低い高い関係なく全員が参加できるような形にできるかもしれない。(ベノムのおかげ) 

 そうなると集会の仕方も洗練されてきてメル時給2Mなんて話もでるかもしれない。

 
 この1段階上の試みになると

 


 アンブッシュ

 スキルLV30 ダメージ100%、持続時間12秒、攻撃範囲200% 6体
 攻撃回数は1分間に約39回?。


 
  
 「アンブッシュ+アベンジャー」は理論上「アベンジャー」だけを連打するよりも強いとは思いますが、普通に使うスキルじゃないことは容易に想像がつきます。アイデアスキルの予感がぷんぷん。

 これを加え

 ベノムがトリプルスロー何発で何%の確率で何回毒の期待値があるのかを計算し、その算出を基に立ち回りを考察すれば

 ユーザー参加型の狩り場考察コンテンツが成り立つ。

 こうなると3次の時とは違い、ただ剣を振り回すだけ、ただ集会するルートを確立するだけの単純作業ではなくなる。









 ここに敵が2体沸いてたら無視。3体沸いてたらこうして、4体ならアベンジャーで毒期待。5体ならアンブッシュを置いて…

 いやいやそうじゃないだろう。そこはこうすべき。

 え? じゃあお前はそれで効率いくつでてるんだ?

 え?これくらいだけど? 

 マジで?そのLVで?







 なんてユーザー同士が討論する余地が出てくる。

 もちろん%を含めた複雑な要素から成り立っているので、そう簡単には結論は出ない。狩り場に新しいやり甲斐が加わる。

 というかちょっと複雑すぎる感じがするのは懸念事項ですけどね(笑)。

 
 もうラッキーを投げるだけ、アベンジャーを投げるだけ…といった単純な話では終わらない事が4次の投げでは可能になるはずなんです。


 現状でこういうの出来る職って非常に少ないんじゃないかなと思ってます(まあだからわざわざ途中で挫折せず1から4次まで育てたわけですが…)


 あのワンワン地獄沼の一体感をもう一度。


 もう「火力が低いから負ける」というタイプではなくなったことを提案できればうれしいです。

 なんとか投賊を頭脳職に昇華させたいですね。

 ジェネシス連打、モンスターライディングバグ利用狩り、ラッシュ→ブランディッシュ連打狩りもいいでしょう。

 ですが私の場合はそれじゃ駄目なんですね。プレイヤーとしては経験値が莫大に得られて最高ですけど、サイトの事を考えるとそうも言ってられない。サイト管理人としてはマイナス要素が大きい。

 そういうことしてるとユーザー参加型のコンテンツができないんですよ。一体感が生まれない。単純すぎてこの狩り場をみんなで追求しようというものが生まれないんですね。連打してりゃいいんだから…。コンテンツとしては時給を報告する以外に意味を持たない。

 4次は最終形態ですから。

 4次スキルだけ使って楽しめる現状はいいですが、これに飽きたとき、メイプルストーリーは徐々に衰退していくはずです。

 火力の底は確実に見えてきてます。 

 そろそろファンサイトで今までとは違った試みを提案し、ユーザー参加型で何かをやっていかないとまずいですよね。 


 まぁ…あと数ヶ月は準備にかかるとは思いますが…

 
 ようやく新しい提案のコンテンツができそうな予感です。
 

 それができれば…


 桜ゴウもあの「天咲ゴウ」に肩を並べられるかもしれませんね。


image1241.jpg


 

 え? 投げ賊だけじゃなくて他職でもしてくれって?

 う~ん…。

 申し訳ないことにユーザー参加型コンテンツは…たまたま投げ賊になってしまいましたけどね。無理ですよ…。前みたく複数キャラはですね…。LV120↑は経験値が膨大なのでとても育成できませんよ。


 他職の場合は…RENORIさんとかヨツ宗さんとかいるでしょ。そっちに任せておけばいけるでしょう…。まぁ自分でやるとかさ。

 どうでしょうね。でもブログやサイト見ればわかると思いますよ。プレイに比重を置いてるのか、ブログやサイトに比重を置いてるかの姿勢がね。

 うん。多分ですが、そのとき他サイトを巻き込むとするとメンチカツさんやマッカチンさんに頼めば協力してくれると思う。彼ら熱いしね。


 


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January February March April May June July August September October November December
2007(Mon) 07/30

4次職ありきの現状でのモチベーション(46)

ナイトロード  … Comments(46)

 さて

 OFF会やらサイト更新やら様々な事がありましたが、桜ゴウの方は順調に育成を進めています。

 なんというか… 天咲の頃と比べると格差が比較になりませんね。

 070730gertytrer.png


 あの頃はこんなダメージ(シャープアイズ)絶対出ませんでしたから。

 イエペペとルイネルでLVをあげていたあの頃から比べるとソロでのケンタウルスがあることにに加え、土日の骨PTに入れて貰ったりする現状では体力、精神的負担を含めると当社比で3倍以上の育成スピードが出ています。

 あの頃と比べて獲得経験値があまりに違いすぎる。

 まあ… そりゃ古参のプレイヤーはアホらしくなって辞めるのもわかるなぁ…という感じですね。


 でもしょうがないですよ。今後これ以上に高レベルの敵の追加はどんどん行われるでしょうし、育成はさらに楽になるでしょう。そしてLV120という敷居は限りなく低くなる。

 経験値やメル、強さばかりに目をつけていると後に待つのは…

 パッチでそんな努力はすぐに壊れます。


 そういう意味ではメイプルストーリーというゲームはキャラ育成だけに視野をおいてプレイするよりは、別の何かを目的にプレイしなければ割に合わない、後で後悔する…という風にも見えます。

 大事なのは効率や黒字率じゃないというのを身をもって体験してますよ。

 2年前のハーミット「天咲ゴウ」育成

 現在のハーミット「桜ゴウ」育成


 この2つを比べてどっちの内容が濃く、そして有意義だったかと問われればもちろん2年前ですから。

 桜ゴウの場合、というより現在の場合、LV130近くにならないと新しいコンテンツも作れそうにないし、落ち着いたプレイができそうにもない。

 時代も変わったと言うことでしょう。


 でもね。経験値などを考慮せず、純粋にアクション性やゲームとして見たとして


707330gegerrgh.png


 以前の高レベルプレヤー御用達の…この状況と



 今の主要狩り場の この状況

20070730165601.png


 どちらがしびれるかといえばもちろん後者です。先ほどとは逆。この点に関していえばパッチでの新要素実装は歓迎すべき事となります。

 もちろん3次の時点ではちょっと背伸びした状況ですけどね。これは。

 4次になって火力が合ってくるようになってきてからが本番でしょうか。

 
 …


 そして

 4次前のLVということで
  
070730rtrertetrtssa.jpg


 友達の好意で武者なるものに誘っていただける機会がありまして、やってみましたが…なるほど、姉御と一緒な感じでしょうか。

 しかしビシャスみたいにしてくれれば日課としてはいいものの、時間沸きではこのざまです。実装して始めてお目にかかりましたもん。

 武者…。 悲しくなります(笑)。


 でもどう足掻いても姉御のインパクトには及びませんねぇ。

 アジト実装当時が凄く懐かしい。
 
 …


 なんか昔話みたいになってしまいましたね。

 でも最近そういうのを強く思うんですよ。

 Mバイキングを狩ろうものなら涙が出てくるほどです。…思い出がありすぎる。

 Mバイキングとか実装されてから未だ一度もスポットライトが当たったことがございません。強いて言えば椎茸実装直後くらいでしょうか。

 なんか存在そのものが消えようとしてる感もある。

 今や確かに効率もたいしたことないし、ドロップもなし。狩る意味がありませんが

 この敵ねぇ。火魔や斬り賊で黒字を出そうとすると、もの凄く熱いんですよ。かつて水兵さんや私も果敢に挑みましたが、逢えなく撃沈。

 高額ドロップも持ってない時点で狩る意味は「赤字職でどうやって黒字を出すか」この1点しかない。

 最悪です。もちろん黒字を微量に出したところで何かプレゼントがあるわけでもなく、報酬もない。

 自己満足の象徴ですね(笑)。

 今のプレイヤーが狩るわけがない。

 しかし楽しかったですね~。ここでの斬りはどう足掻いても投げには勝てませんでしたし。黒字を出すのがあまりにも理不尽だった。

 それだからこそ、記事で黒字、高効率を見せてびっくりさせてやろうという一心で創意工夫できたわけですが

 日々撃沈。現実を思い知らされる。


 ホントやりがいがありすぎた。そういう思い出がありすぎる。コイツは。熱い敵すぎた。 


 でも今だと4次の斬りなら楽に黒字なので、もうやる意味がない。


 なんか4次が強すぎる。もっと理不尽な状況が欲しい。


 そういうわけで

 今は早く理不尽な部分を体感したいとがんばってる段階ですね。
 

 桜ゴウも特に刺激される要因がないまま4次前まで来てしまったわけですが、


 それは育成当初からわかってました。なにしろ投げは前にやってる上前よりも育成はすこぶる楽なんですからそれも当然。
 
 でもね。

 4次が実装され、前述したようなやりがいのある職がなくなった今、もう熱い何かはないものか…と探して自分なりに考えた結果

 敢えて桜ゴウを作ったわけです。

070730htgetghr.png


 3500ダメージを食らう敵。

 ナイト、クルセは死なない。赤字も4次パワーが揃えばたいしたことはない。
 魔法使いはMGあるのでたいしたことはない。どの道MGはきれない。
 弓はパペットと暴風で処理できる。石弓は氷がある。
 

 現在最強のこの敵をターゲットにした場合、 
 
 あのMバイキングの憂鬱のような理不尽な要素を作り出せるのは
 

 バーサク状態のDKと投げ


 しかないとの自分の判断です。火魔もMGきれれば熱いんですけどねえ。

 
 うん。

 恐らくDKはバーサク状態のHPで…隙が大きすぎるバスターで狩りをするとあまりにも不憫そうです。スラッシャーだと多少楽そうなので不可。

 投げの場合、HP回復薬所持を0にしてライフドレインだけでこいつを狩るとすごく刺激的な感があります。

 特に桜ゴウは初心者装備なので、防御力が0に近いというのも…またたまらない緊張感を産み出すはず。

070730ikyujyjt.jpg


 なんか縛りプレイ的なマゾプレイしか興味がないのは理不尽なファミコンで育った故の弊害なのか。 

 
 これをするにもベノムが揃うLV130が一つの指標となりますので、ここまで行かないと記事にする意味もなければ自己満足も得られない。

 あくまで現在は4次標準の話が前提になりますからね。


 …

 
 やはり性格的に経験値を得てLVあげるのが目的のRPGは性にあってないですね(笑)。こんな無駄なことばかり考えてしまいます。
 
 石弓続けてればジャクム報酬や狩りでウハウハなんですけどねえ。

 なんか、あまり興味がない。

 そういう意味ではTT習得がジャクムとか拷問ですよ;;



 
 今度やるオンラインゲームがあるとしたら

 LV要素のない純粋なアクションゲームをしたいものです。
   
 まあこの場合対戦格闘ゲームじゃないとダメなんですが、聞く話によると鉄拳5がオンライン対戦可能となる模様。こちらは凄い楽しみ。 これが成功したらいよいよバーチャファイターも来るか!?
 
 うむ。あと数年ですね。

 あと数年で「数試合の対戦をしたら落ちる」という私としては理想的なゲーム環境が日本も整うはずです。

 今の若者がこういう事に興味を持ってるのかどうかは不安ですが、話が進むとうれしいですねえ。ホント待ってるんだから。



 来たるべき未来が近い事を想定すると

 
 今年、最終職である4次を実装したメイプルストーリー

 これはもう最終形態とも言えるわけです。切り札。

070730gnhrwsthtrhrth.jpg


 この切り札がこの時点で来たということは
 

 自分にとっては恐ろしく時代状況に合ってることがわかりますね(笑)。


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January February March April May June July August September October November December
2007(Fri) 07/27

1000万アクセス サンクス (めいぷる総回診)(85)

財前ゴウの総回診 … Comments(85)

 さあ。そういうわけでございまして。
 
 今日もひとつがんばって行かなアカンな~と思ってるんですけどもですね。


 実は






 メイプル総回診が1000万hitを達成致しました!





070728terff.jpg


 もちろんお約束の1000万ヒット達成時にアクセスカウンターが破壊されるのはお約束!!

 今日まで東京出張なので気づきませんでした;;



 
 本当にありがとうございま

 した!!

 皆さん本当に感謝しております。

 これで少しは私もハクがついたかな?



 う~ん。でもね。

 作成当初はこれほど利用されるホームページになるとは思いもしてませんでした。

 何かね…。今現在は何か、私のものというより…こう…なにか別物のような気がしています。

 不思議なものですね。 

 もはやメイプル総回診は何か自分のものという気がしない。

 あれはみんなのために残したものですし、そういう風に活用されてるような気がします。

 

 身近、愛着感でいうと、このブログの方が遙かに大きいです。リアルタイム進行ですし…

 自分の中での話ですけどね。

 そうなるとこっちを盛り上げていきたいということで去年からがんばってるわけですが、メイプル総回診とのアクセス数の差は未だ500万アクセス…。

 絶望的で圧倒的な差です。

 日々のアクセス数でも5000は負けているのでこれは簡単に勝てるものではないですね。まあ諦めますか(笑)。

 数えたことはありませんが、ブログと総回診の全ての文字数を合わせるとどれくらいになるんでしょうね。

 1000万文字はいってるでしょうか?。 

 どこかで聞いたことがあります。

 活字が主のHPを作る場合、アクセス数よりも文字を多く打っているのが基本だと。
 
 …

 大変なことですよ。これは…。ね。

 1000万文字とかとても無理です。てかこれを実現しようとすると1日1万語打たないと…。


 =====○)д`);.・;゛;ブッ  

 
 まあ私の中では1000万ヒットだからと言って急に何かLVUPするわけでもないのが残念ですが、今後も皆さんのためにがんばって行かなアカンなぁ…

 と思ってる次第であります。 
 
 
  








 あと。鉾マンのOFF会報告①ですが、鉾マンとの電話で言われたんですが、龍希君の名前は龍騎士からとったのではなかったとのこと。

 どうやら私の聞き違いだったようです。

 まあさすがに3日間全部の会話をすべて覚えるという暗記力はなかったようです。

 よって①は修正しておきました。

 宜しくお願いします。 
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25

January February March April May June July August September October November December
2007(Wed) 07/25

徳島in鉾マン OFF会 其の③(59)

女性関係徒然 … Comments(59)

 
 徳島in鉾マン OFF会 其の①
 
 徳島in鉾マン OFF会 其の②






 7/14 PM5:00

 バーベキューに行く時間が近づく。しかし鉾マンと弥美ちゃんは赤ちゃんをお風呂に入れたいらしく、お風呂を貸して欲しいという。
 
 なぜだ? バーベキューでまた臭いや油がついたりすると思うが…

 まあしかしそこは事情もあるのだろう。

財前「じゃあ入ってきなよ。1階にあるから」

鉾マン「OK」


 鉾マン、赤ちゃんを連れて風呂場に行こうとするが…

鉾マン「ちょっと待ってゴウさん。お風呂沸いてるの?」

財前「え?」

鉾マン「この時間だし」

財前「沸いてるって何が?」

鉾マン「お・風・呂に湯は入ってる?」

財前「シャワーするんじゃないの?」

鉾マン「…オイオイ。 赤ちゃんがシャワーなんてするわけないでしょ…。湯船に湯が入ってないと無理だよ」

財前「!? そりゃ駄目だ。今から入れてくる」

鉾マン「…」

弥美「…」

彼女「…」


 どうやら赤ちゃんというものは親が湯船にザボンとつけて、体洗ってあげてまた親が湯船の中に入れてそれでお風呂ということらしい。

070724rewff.jpg



 そんなん全然知らなかった…。

 またここで叩かれる。


鉾マン「普通知ってるよな~ こういうこと。シャワーとは普通おもわんだろ」

弥美「ウンウン」

彼女「ワタシもそれは知ってた」

財前「そんなんは女が知ってりゃいいんだよ」

弥美「…」

彼女「…」


 だいたい。そんなことは保健体育の時に習ってないと思う。いや、絶対に習ってない自信がある。
 
 まあ。今回でよくわかったから次から「知ったか」するけど。フフフ

 というより私はそれどころではない。

 おいちゃんが入ってる間、不安で一杯だったのだ。

 なにしろこの雨だ。それに風。おいちゃん夫妻の赤ちゃんへの対応を見て感じたが、今までは少しの雨でさえ当たらせていない。

 ラーメン屋の時しかり、スーパーの時しかり。

 つまりここから推測するに…


 赤ちゃんは少しの雨に当たってはいけない (多分)

 ということになる。台風の中連れてくるくらいだから「少しくらいの雨は当たっても問題ないのかな?」と私は思っていたがどうやらそれは違うようだ。風邪でも引いたら大変な事になるから大事に大事を取っての予防処置なのだろう。

 ここに大きな問題がある。

 実はバーベキューで使うタケ夫妻の家までの道は非常に狭く、普通車は入れない。軽自動車がギリギリというところ。故に来るものは皆近くの広場に車を止めて、その家まで歩いていくのである。この間約200メートル。

notuda_009.jpg



 200メートルである。そしてまさに今台風まっただ中。 

 まあ強行すれば大きい普通車でも行けなくはないが、溝に落ちたり、脱輪したりしたときのリスクを考えるととてもそんなことはできない。

 かといって広場に車を置いてとても赤ちゃん抱えて歩いていくのは無理。傘など役にはたたないだろう。

 となるとタケ夫妻の家に直接車で乗り込むしかないわけだが、鉾マンの車はワゴン車なので家までは入れない。私の車もセダンとはいえ、全長が長いタイプなので無理。

 実はこれにさっきから頭を悩ませていた。山口からせっかく来てくれた以上、赤ちゃんに被害が出るようなことは避けたい。


070724rgrfgfwfefggf.jpg


 …

 …

 !?

 そうだった。タケの嫁の車はそういえば軽自動車じゃないか!!
 
 早速電話。

 プルルルルル  プルルルルルルルッルルッルルル

 ガチャ

財前「おい。今家か?」

タケ「おぅ」

財前「おまえの嫁に変ってくれ」

タケ「今化粧してるから駄目っぽい。」

財前「早くしろと言ってくれ」

タケ「ああ。駄目駄目。一度し出すと1時間は動かない。で?どうしたんだ?」

財前「ちょっと悪いんだけど… 俺の家まで車で迎えにきてくれよ」

タケ「は? お前の家から俺の家は車で3分じゃないか」

財前「赤ちゃんがいるからあの広場に車止めて歩いていくのは無理だ。直接お前の家の車庫まで送って欲しい」

タケ「ああ…なるほどな~。でも嫁の車は軽だからそんなに乗れないぞ?」

財前「赤ちゃんとあと2人乗せてくれればいいんだ。俺ら二人は自分のでいくから」

タケ「そうか。じゃあ化粧が終わり次第行かせる」

財前「そんなトロイ化粧待てるかよ。じゃあおまえが来てくれないか?」

タケ「ああ… 俺今パンツ一丁だから無理」

財前「早く着替えろよ(笑)」

タケ「山口の人とかいるんでしょ?服選びに難航しちゃって…」

財前「もういいや…じゃあ何時くらいに来れそう?」

タケ「6時には嫁を行かす」

財前「…OK。6時に頼んだよ~」


 …

 その後、鉾マンが風呂から帰ってくる。電話はじめて終わる頃に帰ってくるとかやけに早い風呂だけど…。
 
 ああ。そうか。赤ちゃんが湯冷めするから早く出なきゃいけないのか…。親になるといろいろ大変である。

 安心させるために鉾マンにはさっきの件を伝えた。「雨には当たることはないから心配するなと」。

 するととんでもない返事が返ってきた。

鉾マン「ゴウさん。バーベキューには俺が持ってきた日本酒を忘れずに持っていって」

財前「…え?」

鉾マン「嫁が飲むし、俺もそれは飲みたい」

財前「あ…ああ。酒ね。OKOK」



 d23-new1.jpg


 この酒。獺祭という名前だがバーベキューで皆が飲んで絶賛。うますぎだった。後味もいいしね…。


 …


 しかし…なんたること。日本酒の心配とは…。外は台風だというのにまったくそれまでの課程の心配していないじゃないか。

 まあタケの家の周辺状況を知らないから無理もないか(笑)。

 私を信用して任せてくれてあるのか、気にしてないだけなのかどっちなんだろう(笑)。


 まあ…タケが迎えに来てくれる以上、もう心配はなくなってるし敢えて不安になるようなことを言うこともないだろう。

 これでひとつの不安は除かれた。

 しかし…懸念事項はもうひとつあった。

 これは

 23名にも及ぶバーベキューである。共通の友達も多いが、実は…私つながりの友達が多いので、全員が顔見知りということではない。つまり呼んでる徳島の友達も、会場の人を全員知ってるという奴は少ないのである。

 ここに山口の二人が入る。 果たしてうまくいくのか? 

 鉾マンは社交的だからまあ大丈夫だとは思うのだが、弥美ちゃんが心配だ。赤ちゃんの世話しながらになるし…。知らない人しかいないわけだし…。 

 さて… これをどうするかだが… 

 例えば、私が気を遣って友達に鉾マン中心の話題を振り続けるとしよう。それってどうなんだろうか?どうもこう、気を遣ってる感が出て不自然にはならないだろうか。

 全員が集まったときに改めて紹介するという手もあるが

 それもなんか特別扱いみたいで逆に気まずくなる気がする。

 …

 そういえば…根回しはすでにすんでる。

 全員に電話して「山口の人が来るからよろしく」って言ってあるんだった。う~む…こうなると…
 
 どうなんだろうか…。

 私が話し相手になればそれで終わりだが、それは明日明後日でいくらでもできる。せっかく20人もいるのにそれじゃ意味がない。できれば鉾マンには私以外の徳島の人と話をしてほしいのである。

 そのためにこの場を用意したのだから。

 ふむ… ここは…

 敢えて何もしない方がいいかもしれない。お客さん扱いじゃなく、ごく自然に対応するという形にしよう。

 そういう空気を味わって貰うだけでも悪くない。

 鉾マンの事だ。打ち解けるのはそれほど時間はかからないだろうし。
 
 確か…

 山口に私が行ったときも鉾マンが「徳島の奴来るぞ~」とバーチャ仲間を集めてくれたが、現地に行ったとき特に紹介とか特別扱いされてた感じはなかった。

 ごくごく自然な感じ。
 
 うむ…今思えばこれはこれで鉾マンも気を遣ってくれてたのかもしれん。

 よし。こっちも自然対応で行こう。変に特別扱いしない方が二人もやりやすいはずだ。

 …

 鉾マン、弥美、彼女と談笑してる間に、こう考えを纏めた。故に申し訳ないことにこの間の会話はほとんど実は聞いていない。

 







 7/14 PM6:00

 タケの嫁が到着。

 鉾マント弥美ちゃん、赤ちゃんを乗せ、タケ邸に送迎。

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 バーベキュー開始は7時くらいとなっているため、1時間で準備しなくてはならない。

 キャベツ、タマネギ、ニンジン、ピーマン

 これを切るわけだ。一応断っておくが、私は料理を一応できる。東京の一人暮らしの時に自炊していた経験は伊達じゃない。 

 だが… 残念ながら誰かから指導して貰って料理をしていたわけではなく全て自己流。料理本を見ての味付けのため

 まあ食える… といったレベル。

 それに自分で食うだけのものを作っていたので見た目などは最悪に近い…。それを事前に鉾マンと彼女には言っておいたはずだが…

 キャベツを切ってるときに二人がとにかくうるさいのだ。

 それは確か…

 私は自己流でいつものようにキャベツに包丁を入れようとした瞬間だった。


財前「よし ばっさり行くぜ!!」

鉾マン「ちょ!!」

彼女「きゃっ!!」

財前「え( ゚Д゚)!?」

彼女「何してんの!?」

財前「え…何ってキャベツをだな…」

鉾マン「違う違う。キャベツの切り方は最初そうじゃないでしょ」

彼女「外葉をはがしてから縦半分に切るの!!」

財前「は? キャベツに切り方なんてねえよ」

彼女「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」

鉾マン「ちゃんと…切り方はあるよ…」

財前「一体誰が決めたんだ そんなことを」

鉾マン「まあいいから聞け」



鉾マン「こうやってだな。こうだ。やってみ」

財前「…」


 言われた通りに半分に切る。…これはいつもとやり方が違うんだけに…。やりにくい…。

財前「それで?この後どうするの?」 

鉾マン「ゴウさんキャベツみじん切りできるんじゃなかったの?」

財前「いや…そりゃできるけど、いつもこうやって切らないんだよ俺は。ここからのやり方が… あるんでしょ?」

彼女「その後半分のキヤベツを更に横半分に切るの」

財前「はい…」



ザクザク…



財前「じゃあこれでOKね。よし。いよいよ千切りにして、みじん切りにするぜ!!」


 よっしゃ。これで…「キャベツの切り方手順」なんて言うワケのわからないものから解放された(だいたい切り方手順なんてねぇよ。勝手に決めた奴誰だよ)

 もう、ここからはどう切ろうと自由だな。


 あとはこれをザクザクと切りゃいいだけ


 そしてそうしようとキャベツを切ろうとした瞬間


鉾マン「うお!?」

彼女「ちょ!! 何してんの!次はキャベツの芯を取るの!芯を取らないとまずくなるでしょ?」

財前「は? 芯? なんだそれ」

鉾マン「芯は食わないの」


 芯か…芯ね… へぇ。そうなのか 

 そういえば自分の料理してたときは芯とってなかったな( ´ノω`)コッソリ

 芯か筋か何か知らないが、そんなの焼きゃあわかりゃしねえんだよ。まったく。もったいねえとは思わないのか。

 みみちいねぇ。


 まあいいや…。

 さて…と。これでいよいよ千切りできるな。

 よし行くぜ!! 


 とキャベツを切ろうとすると… 


 また…



彼女「きゃ! 危ない;;」

鉾マン「おいおいゴウさん。そのキャベツの切り方はないよ」

財前「はぁ!? まだ何かあるのかよ…」

鉾マン「手切るってそれ。血がついたのなんて食えないよ」

彼女「あ~。そんなんじゃ危ないから私がもうやるよ」

財前「ちょっとまて…おまいら…まだ手は切ってないだろ」

彼女「絶対切るってそれじゃ」

鉾マン「だいたい似合わないんだよなあ。料理する格好が」

彼女「明らかに浮いてるよね」

財前「格好は関係ねえだろw」


鉾マン「あると思うよ」

財前「…なんでキャベツごときでこんなに言われなきゃならないんだ…」

鉾マン「いやいや。ゴウさんキャベツ千切りできるって言ったからこうなるんじゃないか」

財前「もち。できるさ。だから今やろうとだな…」

彼女「じゃあやってみてよ」


 まあ…確かに千切りとは言っても実際の見た目は悪い。全然細くは切れてないんだが、これはたこ焼きにいれるキャベツ。

 適当にみじん切りにしとけばOKなんだよ。

 なんでこう課程の段階で言われるかなぁ。

 結果だろうが結果。完成したたこ焼きが美味しればそれでOKなんだよ。

 重要なのは味だ味。

 野菜の切り方がどうとか千切りがどうとかそんなんはどうでもいいんだよ。

 …というのが一人暮らしで自己流料理をしてきた私の理論だったんだが、どうやら料理がうまい人の目から見ると駄目駄目。

 でも そんなの関係ねぇ 

 …

 =====○)д`);.・;゛;ブッ
 

そして、みじん切りをはじめるも


鉾マン「工エエェェ(´д`)ェェエエ工 なにそのやり方」

彼女「そんなの食べたくない;;」

財前「いえ…だからこれは課程であって… 最終的にはですねちゃんとみじん切りに…」

鉾マン「そんなやり方見たことないよ」

彼女「うん」

財前「だからこれは自己流でして…」


 なんだ… まだ決められたマニュアルみたいなのがあるのかよ…


財前「え~と… じゃ…じゃあどうやるんスか?」

彼女「何?やり方知らないの?」

財前「常識的なやり方は知らないです…」

鉾マン「こうやるんだよ」

 そういって鉾マンがみじん切りを披露。

 何この人… 包丁裁き うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!


財前「ほほう… なるほど。それだと早いね。ほ~ そんなやり方があったとは…」



 しかし切ってる間に電話がかかってきて一時その場から抜ける。


 なんと勇輝夫妻が台風が酷いのでやはりこのバーベキューには来ないというのだ。開始10分前でのキャンセル。いわゆるドタキャンである。
 
 しかしそれを来ている友達に伝えると、非難囂々。

 口々に

 ドタキャンとかありえねえよ

 俺らはがんばって来たのにアイツらは来ないの?

 山口の人に失礼だ 徳島の人間の温かさがわかってもらえない

 ガキじゃねえんだから台風ごときでドタキャンするなよ


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 ETC…


 罵声が飛び交う。せっかくのイベントなのに…雰囲気が悪い。

 しょうがない… 私が来て貰えるよう頼み込むしかないな…。この辺は主催者の辛いところ…。


 プルルルルッルルル  pルルルッル


財前「もしもし?」

勇輝「はい」

財前「やっぱ来てくれ」

勇輝「いやあ…俺はいいんだけど嫁が…」

財前「みんな来てるしさ」

勇輝「え?キャンセルなし?」

財前「一応ね。ドタキャンなんて真似をしたのは君らだけだよ」

勇輝「そうか…そりゃ悪いな…」

財前「なんとか嫁を説得してくれないか」

勇輝「う~ん…わかった。なんとかしてみる」

財前「おまえで駄目なら俺が頼んでやる」

財前「宜しく頼む」



 そして嫁を説得。

 果たして…来てくれるだろうか?
 
 確かに台風の中でやるのは無謀だったとは思うが… せっかくみんなのスケジュール合わせてやってるのに台風ごときで中止するわけにはいかない。


 そんな私の思いとは裏腹に鉾マンがせかす


鉾マン「ゴウさん何やってんのよ。キャベツのみじん切りはまだ終わってないよ?早くしないとさ」

財前「いやいや今友に連絡をだな…」

鉾マン「連絡終わったなら早くみじん切り!!」

財前「あ…ああ… しかしだな…今ちょっと重要な…」

鉾マン、彼女 「言い訳無用!!」


 いや…これは言い訳ではないんだが…

 私には主催者としての仕事も…  orz


 そして…

 鉾マンと彼女の指導の中、財前担当のたこやき材料作りは完成。

 だが、その間に彼女は焼き肉の食材をすべて切って準備しているのには驚いた。凄い…やはり頭が上がりません…。

 




 7/14 PM7:15 

 ドタキャンしていた勇輝夫妻が来てくれた。

 やはり山口県の人に失礼…というのが理由らしい。これぞ義理人情。

 これで全員集合。
 
 バーベキューが開始できる。しかしまだ肝心のたこ焼き器の準備ができていなかった。

 みんなはもう机に集まってて早く肉を食べたそう。

 もう野菜は切れてるし、肉はカットされてるし焼けば食える。  

 じゃあもう初めて貰うか…と思い、



財前「じゃあ肉焼いたりして適当にはじめてくれ。俺たこやき準備すっから」

 と言ったのがまずかった。


鉾マン「おいおい。主催者がちゃんと音頭取ってくれないとはじまらんよ」

勇輝「おまえ始めくらいちゃんとしろ!!」

財前「そ…そうだね…」 


 23人もいるのに…なんで「自分が音頭取る!!」といってくれるような奴がいないんだ…。何から何まで全部俺かよ…
 
 「お茶」ギルドで問題が起こったときもそれに近いけど、世の中理不尽だねえ。まあ、実際はそういうもんか。


 よし。じゃあ山口のおいちゃんにも一言言って貰おうかな…


 ん?待てよ…

 そうだった。新婚の新築でこれやらして貰ってるから… 煙とか油とか…掃除が大変だし… 家提供してもらってるタケ夫妻にも気を遣わないと…

 あんまり勝手に自分らだけ楽しむのもまずいよな…

 ん?そうだ!!

  だから新婚、新築祝いとしての目的も作っておいたんだったよ…危うく忘れるところだ。 危ねぇ…。


 よし。じゃあここはタケに言わした方がいいな。



財前「じゃあはじめよう。今日は山口からのお客さんがいるから皆さん仲良くしてあげてください。それとタケの結婚式後の新築祝いも兼ねているということになってます…。 おいタケ、お前なんか一言。」

友達一同「????」

友達A「なんでタケなんだ?」

友達B「え?新築新婚祝いも兼ねてたの??」

友達C「聞いてねえw」

鉾マン「あれ?これって俺らのためのものじゃ…」

弥美「新婚、新築? 聞いてない…」



 一同シーン…

 しまった。そういえば新婚、新築パーティーというのは私がタケに気を遣って言ったただけで来た奴らは全員

 山口県の人歓迎バーベキューということになってるんだった(笑)。

 まあいいか。 
 


タケ「ええ? ちょ… え…え~と。皆さん楽しんでください… 山口の人も徳島へようこそ!!」


 よし。OKOK。余計な事は言わなかったか。

 こいつが口ベタで助かったぜ。
 
 そしてバーベキュー開始。みんなホットプレートで肉を焼きはじめた。

 これでしばらくは大丈夫だな…。さっそくたこ焼き器の準備をするか…。

 とたこ焼き器をコンセントに刺して鉄板を温めようとした瞬間だった。 


 突然家の電気が真っ暗に… まさか…台風による停電?!?!?!?


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 ぎゃ~ 

 うお~ 電気落ちた~

 ちょ… マテッテ…


 みんなが一斉に騒ぎ出す。そしてブレーカーをあげると…


 …

 電気復活。


勇輝「おおおおお。危ねぇ。こんなときブレーカー急に落ちたら火傷するよなw」 

鉾マン「ホットプレート2枚は電力取りすぎなんかな」

彼女「でもさっきホットプレート温めてたときブレーカー落ちなかったけど?」

タケ「ウチはこんなに電力使うことは想定してねぇw」

ひさし「なんかの電力が余計なんじゃないか?」


 …


 まったくこいつらは…。電気ついたんならさっさとはじめろよ。一言言ってやるかビシッとな。うろたえるなと。
 

財前「おい。おまえら」

一同「!?」

財前「ブレーカー落ちたくらいでビクビクするんじゃねえ。さっさと肉を焼いて食わないと始まらないだろ。さっさと焼け」

タケ「おい…財前」

財前「それに先にたこやきってわけにもいかないからな。今からたこやきここで焼くからとにかく肉焼きを早くしてくれ。」

タケ「おい…おい。財前…」

財前「ん?何よ」

タケ「いや…おまえなんだよ。この停電の原因は」

財前「は?」


 ど…どういうことだ…。あれ?なんか友達みんなの視線が痛い…

 え?私何かしました?


財前「え?俺はなにもしてないが…」

タケ「あのな… 」


















タケ「おまえのたこ焼き器の電力が余計なんだよ」 



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財前「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工」

タケ「それ別部屋に持って行って1人でやってくれ」

財前「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

勇輝「まったく…何させても邪魔な野郎だ」

鉾マン「…」

弥美「…」

彼女「いや…勘違いしないでね。 別にゴウ君はいつもみんなにこんな扱われ方されてるわけじゃないの。 ね?弥美ちゃん;;」

鉾マン「…」

弥美「…」

彼女「弥美ちゃん;;」

鉾マン「徳島の人は変な奴が多いってゴウさんから聞いてたけど…これは…結局」

弥美「ゴウさんが変なだけな気がする…」

彼女「;;」

鉾マン「他の人普通だよね…」

弥美「それにゴウさんが別部屋いくって言う話なのに誰も気にしてないよね…」

彼女「…」







財前「おまえらコラ!!ちょっと待てよ。別部屋で1人でやるとか勘弁してくれよ。ふざけるんじぇねえ」

タケ「しょうがないだろう。電力が足りないから無理なんだよ。焼いた(たこ焼き)はこっち持ってきてくれればいいから」

勇輝「つまりそのたこ焼き器はこの部屋に必要ない」

財前「おいおい 待て待ってくれ。話せばわかる。考えようじゃないか。いい案を」

勇輝「…」



 すると ポンッ… と勇輝に肩を叩かれる


勇輝「しょうがねえなあ…。よしわかった。バカにもわかるようにクイズ形式で教えてやるよ…。な?」

財前「な…なんだと!?」

勇輝「いいかな? 財前君。みんなが焼き肉しようとしてます。道具はホットプレート2枚とたこ焼き器が1個です。でも電力の関係でこの中の2つしか使えません。
 
 さあどれを外しますか?」

財前「…」

タケ「おお。そりゃあいいクイズだw」

勇輝「どうしました?」

財前「そ…それは…」


 さらに勇輝が私の肩をポンッと叩く

勇輝「まあ…そういうことだ財前君。君も男なら聞きわけたまえ」

財前「…」


 そう言って勇輝は焼き肉を焼きに行った…。

 お…おのれ…台風にビビッてドタキャンしようとした厨の癖に…。

 すかさずタケが慰め。


タケ「でもせっかく材料用意したんだから?使わないわけにもいかないし…」

財前「…」

タケ「財前。コンセントは… あっちの部屋の隅にあるから… まあ1人で頼む」

財前「…」

タケ「じゃ そういうことで」

 
 … 

 自分だけ別部屋でたこ焼きを1人焼いてろと?

 そういうわけか…。 
 
 まあ…焼き肉が無事開催された時点で私の仕事は終わってるので…別にいいかな。
 
 けど鉾マンと弥美ちゃん。全然知らない人20人に囲まれることになるけど… 大丈夫かなあ。 その辺は誰かが気遣ってくれるとありがたいけど… そう気が利く奴はいるだろうか?

 まあ…鉾マンは社交的だから大丈夫だろう…。

 こんなのは想定外だったし… なんとかして貰おう…。



 …


 早速私は1人別部屋へ移動し、たこ焼き器に油を引く。

 そして…

 第一弾を焼いてみたがこれは良い出来だ…


 うむむ。ここでひっくり返して… すれば良い感じになるはず。

 フッ… おいしく焼いてアイツら思い知らせてやるぜ。 

 たこ焼きの味は…


 キャベツのみじん切りがどうとか千切りがどうとか、そんなつまらん事で決まるんじゃないってな!! 



 クックック…

 待ってろよ…












 PM7/14 7:30

 隣の部屋ではみんなよろしくバーベキューが始まったようだ。

 良かった良かった無事開催されて;; 

 来た奴は何もしらんのだろうな。この集まりがどんな苦労のもとに行われているのか…



  まあ…いいけど…


  隣の部屋から声が聞こえる。

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友達A「うめえ~何この肉」
 
友達B「おいもっと焼け焼け」

タケ「やさいはこっちのプレートで焼くなよw」

友達C「ん?そういえば財前は?」

勇輝「ん?さあな。うるさいの居ない方がいいだろ」

友達C「それもそうだなw」

タケ「ああ。後でたこ焼きあるからね~」

友達D「おおおおお」
 






 クソッ…

 あ…あの野郎…

 後でおぼえていろ



 そんな事思いつつ…たこ焼きをやいていると


 4割くらい焼けたくらいで彼女が手伝いに来てくれた。どうやら別部屋で1人で焼いてる私に気を使って来たらしい。




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彼女「はい。焼けた肉もってきたよ」

財前「そうか」

彼女「ねぇ大丈夫?」

財前「見ろよ。いい焼け具合だろう?」

彼女「違うよ…」

財前「ん?」

彼女「1人でたこやき焼いてて寂しくない?」

財前「ああ。なんだ。そんなことか(笑)」

彼女「何よ」

財前「台風でこれだけの人数を集められたんだ。もうそれで充分満足。後はみんなで楽しくやってくれればいい。」

彼女「そうだね」

財前「それにちょっと疲れた。」

彼女「そう…。 でもおいちゃんや弥美ちゃんはどうなのかなぁ? 知らない人ばっかだろうけど…」

財前「鉾マンはただ者じゃない。初対面の人とでもうまく打ち解けられる感じだし。 まあ自分でうまくやるって。心配ない」

彼女「そうね~」


 そして

 9割くらい焼けた頃…


 勇輝やタケや友達数人がこっちの別部屋に流れてきた。

 そして鉾マンも弥美ちゃんも… なんだ?なんだ?暇なのか?

 それともあっちは人が多すぎて熱いか(笑)。


勇輝「おい。たこ焼きはうまく焼けてるのか?糞オヤジ(笑)」

タケ「あ~お前~!!その辺に汁をこぼすなよ。掃除が大変だろ」

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財前「ああ。ごめんごめん」

勇輝「あんまりうまそうじゃあねえなあ」

財前「…」

勇輝「なんだなんだ財前。暗いなあ。せっかくお前を心配してきてやったのによ」

タケ「1人じゃ寂しいだろう。俺たちで良ければ手伝うぜ…」

ひさし「ああ… 俺たちに出来る限りの事はさせてもらうぜ」

財前「お…おまえら…;;」


 なんて優しい奴らなんだ… みんな結局私の事を心配して;;



勇輝「さてと…」

 シュボッ…   とタバコに火を付ける勇輝。

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タケ「さて…と」

 シュボッ

ひさし「さて…」
 
 シュボッ


誠司「まあ財前… おまえも大変だな」

 シュボッ



財前「…」




 







 こいつらたこ焼きとか全然見向きもしてねえ… 一向に手伝う気配もなし。


 っことは…



 お…お前ら…



















 タバコ吸いに来ただけかよ!!(笑) 












 




財前「お前ら大概にしとけよ…」

勇輝「で?そろそろ焼けるのか?ちょっとつまませろ」

財前「この糞野郎が!!」
 
 すぐさま奴の手をどける。

勇輝「!?」

財前「何もしてねえクズ野郎が気安く触ってんじゃねえぞ」

勇輝「なに!?」

財前「料理もできねえ男はやる奴の気持ちがわからんバカばかりだからな」

彼女「…」

勇輝「偉そうに…たこやきとか焼くだけじゃねえか」

財前「それは、たこ焼きを作ったことがない者の…幼稚な愚問だよ」

勇輝「…」

財前「まずはおいちゃんと弥美ちゃんに食って貰おう」

鉾マン「ん?」


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鉾マン「いいの?」

財前「もちろんだよ」

鉾マン「じゃあ遠慮なく…」

財前「ウンウン」



 そして…鉾マンが試食。

 ドキドキ…








 …














鉾マン「ソ…ソースが…かかってない…これ…」












財前「エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?」







財前「あ…ああ。それは運が悪いね。丁度かかってないのに当たっちゃったか…」

勇輝「くじ引きじゃねえんだぞ。全部にかけとけよw!」

財前「うるせえな。調整がむずいんだよ」

勇輝「ショボイ奴だ」

財前「あぁ!? 台風ごときにビビッてドタキャンしようとしたお前に言われたかねえんだよ」

勇輝「な…なんだと!? あれは…嫁がだな」

財前「フッ… どちらにしもショボイ事には変わりないんだよ 勇輝君」

勇輝「いやあれは嫁が拒否したから俺は… だから…」

財前「だから嫁の言うことに従ったと?」

勇輝「そうだ」


 クックック…

 私はポンッと勇輝の肩を叩く


財前「君も男なら聞き分けたまえ。だから君をショボイと言ってるんだよ」

勇輝「き…貴様~」

鉾マン「…」

弥美「…」

彼女「あっはっは(笑)」






タケ「くっだらねぇ…」

 シュボッ

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ひさし「まるでガキのケンカだな…」

 シュボッ…

誠司「夏休み…か」
 
 シュボッ… 

敏夫「うむ。こういうのが…沸く季節だ」

 シュボッ…

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 …

 そして…


 完成したたこ焼きをみんなの元に持って行くと意外な程好評。

 やはり…課程じゃない。 結果なんだ。


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 それに気をよくし、さらに焼いて自分のたこ焼きが如何に素晴らしいかを皆に説いた。

 図ったかのように賛辞と罵声、聞くに堪えない突っ込みが飛び交う。

 うん…これでいい。


 鉾マンと弥美ちゃんは困惑気味だが私達仲間のいつもと変らぬ光景が展開される。別段ケンカしてるわけでもなく、言い争ってるわけでもない
 
 私たちにとっては タダの… いつもの当たり前の風景。

 こいつらは台風の時でもやるといったら来てくれる。全員揃わないと意味がないという仲間意識もアル程度はある。

 

 何かを鉾マンと弥美ちゃんに感じて欲しかった。

 
 みんな仲間が好きだから集まり、気を遣うことなく言いたいことを言う。そういう関係を長い年月をかけて作り上げてきたのだ。 

 鉾マンと弥美ちゃんからしたら知らない人ばかりで気を遣ったかも知れないが、何か… 感じるものがあってくれたと信じたい。
 

 その後…

 バーベキューは無事に終わり、台風の被害に遭うことなくみんな岐路についた。


 そして

 その後の日曜月曜と香川の讃岐うどんや鳴門のうずしおを遊覧船で観光。

 今回のOFF会では鉾マンと弥美ちゃんの赤ん坊への並々ならぬ愛情を感じた。口には出さなくても様々な行動でそれは充分にうかがい知れる。

 自分の子供ができたら是非参考にさせて貰おう。
 

 今回は

 楽しんで貰えたんでしょうか?



 


























 さて… いかがだったでしょうか皆さん。

 さすがに3つに分けてもたった1日分くらいしか書ききれませんでしたが、これ以上書くとなると多大な負担になりますのでご了承下さい。それはおいちゃんが書いてくれるかと…

 またコメント欄にて多少関係ない「いざこざ」があったようですが、これは後にも見返される記事の可能性も高く、関係ないコメントは全部消して「何もなかった」ということにしています。

 こういう事は簡単にできるので、皆さんも今後はそういったコメントは無視するようにお願いしますね。


 







 鉾マン視点から見た徳島OFF会はこちら



 財前ゴウ観察日記IN徳島 ①  執筆 おいちゃん

 財前ゴウ観察日記IN徳島 ②  執筆 おいちゃん

 財前ゴウ観察日記IN徳島 ③  執筆 おいちゃん

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2007(Mon) 07/23

徳島in鉾マン OFF会 其の②(70)

女性関係徒然 … Comments(70)

 
 徳島in鉾マン OFF会 其の①




 徳島in鉾マン OFF会 其の② 

 7/14 AM10:30


彼女が到着するのを待っている間… 

 奥さんは赤ん坊の寝かしつけに忙しい様子。

 …

 ふと見とれる。なぜかというと私は赤ん坊とあまり接したことがなく、どうやって寝かしつけてるのだろうか?とか0歳に果たして感情とか意識とかあるのか?的な事に非常に興味があったのだ。

 当然会話は止る。

 …

 ハッと気づく。

 ま…まずい。こういう展開になるとまた鉾マンがマニアックな話を…


鉾マン「ゴウさん」

財前「え…?」

鉾マン「ドラゴンナイトなんだけどさ」

財前「…」

 やはり来たか… これ言うと弥美ちゃんの機嫌がだな…そういうのはだな…弥美ちゃんのいないときに…


 話題を逸らそう。


財前「あ…ああ。それよりおいちゃん赤ちゃんの名前なんだけどさ」

鉾マン「ぬ?」

財前「いやぁ。まだ聞いてなかったな~と思って」

鉾マン「ああ。○○だよ」  … 

財前「…え?」

鉾マン「○○だよ」   … 龍騎士??

財前「な…なに?」
 
鉾マン「○○だよ」  … 

財前「は?ちょ…もう一回」

鉾マン「○○だよ」

財前「な…なんだって? 龍騎士?」

鉾マン「聞こえてるじゃん。でも龍騎士じゃない。○○!!」

財前「ああ…その名前ってさ。まさか…ドラゴンナイトから取った?」

鉾マン「それはない」

財前「そりゃそうか…」



鉾マン「大マジ」

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財前「でもなんでその名前?」

鉾マン「ぬな?」

財前「良い名前とは思うけどさ」

鉾マン「う~ん。まぁね。画数があるからさ。俺の名字だとこの画数の漢字を選ばなきゃならないんだけど、その中でこの名前が一番格好良かった」

財前「そうか~ たまたまなのね」

 
 耳を疑った…。世間一般には普通にある名前なので全然おかしいことはないが、ドラゴンナイト命の鉾マンがこの名前付けると…

 明らかに狙ったかのようでどうもおかしい(笑)。


 でも鉾マンは狙ったのではなくあくまでも画数から行くと、この名前が一番しっくりきたと言うことらしい。

 世の中って…面白いですよねえ。運命…って…



財前「いやぁ けど驚いたよ。 ガキの名前には(笑)」

鉾マン「ゴウさんがドラゴンナイトを意識するから変なんだよ。それ意識しないと別に普通じゃないか。困るよ。それ意識されると。」

財前「まあそうだけど…弥美ちゃんがつけたんじゃないよな?」

鉾マン「俺の即決」

財前「やはりな…そんなところだろうな…」

鉾マン「いい名前だろう?」

財前「ま…まぁ…な。その名前だと強くなりそうだなぁ。将来。」

鉾マン「今でも充分凄いよ。見てよ。この体。まるまる太ってるでしょ?それに道行く人はみんな○○の事かわいいって立ち止まるしさ。この子は何かを持ってるな」 

財前「…」


 出た、出た

 誰もが陥るという「我が子びいき」。

 簡単に言うと親バカ。完全に酔ってしまっている。我が子に…。

 特にめいぽでもDK一筋だった鉾マンだけに、一度好きになるともう止められないのは火を見るより明らか。まあ…ここは機嫌でもとっておくか。


財前「うんうん。確かに他の子とは違うな。格好いいし、かわいさもトップクラスに入るだろう」

鉾マン「ウンウン」

財前「それに鉾マンに似てるな」

鉾マン「ウンウン」

弥美「!?」


 げ! ヤバイ。弥美ちゃんが反応してしまった。


弥美「ゴウさん。この子は私に似てるんだよ!!」

鉾マン「!?」

財前「え…あ。そういえば弥美ちゃんにも似てるなぁ」

鉾マン「まあそうとも言えるかもしれんが、俺のパーツも入ってる」

弥美「入ってねぇよ」

鉾マン「良く見ろよ。この辺とか俺にそっくりじゃないか」

弥美「どこが!?」

財前「…」


 …

 正直に言おう。

 ハッキリ言って0歳の時点でどちらに似てるとかいうのはあり得ない。だいたい見てもさっぱりどっちににてるのかわからん。

 つまりこれほど不毛で無駄な争いはないのだが…

 やはり我が子となるとこうなるのか

 また話を変えないと…



財前「まぁまぁ…そう言わずに…かわいいからいいじゃないか」

弥美「…」

鉾マン「…」


財前「それよりほら。もうすぐ来るよ。彼女。あ。そうそう。電話してみようかなぁ。どこまで来てるか」

弥美「え?もう近いかな」

財前「近い近い。この時間ならきっと近いさ。

鉾マン「ホウホウ」


 OK食いついた。これでよし…と。


 早速電話してみるともうすぐそこまで来ているらしい。 
 












 7/14 AM11:15


 親ばか騒動が終わって数分後…

 ピンポーン 








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彼女「お・ま・た」 





弥美「キタ――(゚∀゚)――!!」

約1時間半遅れでどうやら彼女が到着した模様。弥美ちゃんが異常な反応を見せる。


彼女「あ!? 弥美ちゃ~ん おひさ~」

弥美「'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ」
 
鉾マン「ヤァ。おひさしぶり~」

彼女「あ。おいちゃん? ようこそ徳島へ~」

財前「ったくよ~。1時間半も遅れてきていい気なもんだな」













彼女「何か文句ある?」 

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財前「イ…イェ…」

鉾マン「…」

彼女「アタシの家からここまで来るのに1時間もかかるんだからしょうがないでしょ?」

財前「そ…そぉっスよね…」

彼女「あ。赤ちゃんかわい~♪」

弥美「半年なのよ~」

彼女「すご~い。まだお乳なの?」

弥美「うん。まだお乳」

彼女「やっぱりそうなんだぁ~」

弥美「結構吸うんだよ~」

彼女「ええ~。どんな感じ?どんな感じ?」

財前「…」

鉾マン「…」


 …

 
 なんだ…コイツは…

 来て早々いきなり打ち解けているとは…。しかしこれでしばらくはOKだろう。今の内に鉾マンに頼まれていた事をやっておくか。


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財前「おいちゃん。動画の撮り方教えてって言ってたよね?」

鉾マン「おお。そうそう。JOYTOKEYも持ってきたから今撮れるよ」

財前「じゃあ教えるわ。これ最強伝説にUPするの?」

鉾マン「ウン。RENORIとは違う本物のDKの狩りってものを世に知らしめるよ」

財前「そうか~ じゃあやるか。とりあえず狩ってみてくれ。撮影するから」

鉾マン「OK」


 そしてパソコンの電源ON。さてキノコアイコンを…クリッ…


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 しかしその瞬間… 


彼女「!?」

弥美「!?」




彼女「ちょっと何してるの!?まさか今からゲームする気?」

財前「ぇ!?」


 まずい…いきなりはやはりまずかったか;; 


彼女「山口からせっかく来てくれてるのにパソコンつけて何しようとしてるわけ?」

財前「いや…違うよ。違う。これは違う。違うよ。これはだな。おいちゃんが…教えて欲しいと言うから… 俺が別に… やるわけじゃないんだ」

彼女「何をやるの?」


 ピピピ… 言い訳コンピューター始動


財前「…」

財前「た…台風情報を…」

彼女「!?」

財前「た…台風情報をNETで調べるのさ」

彼女「あ。そっか~」

財前「バーベキューが心配だからな」

彼女「ウンウン」

財前「お…おいちゃん。台風がどうなってるか…調べてよ」

鉾マン「え? よ…よし…。え…え~と。いま台風は…」






鉾マン「今日の夜直撃みたいだね…」


財前「おいちゃん動画は後だ。今は無理」

鉾マン「OK…」



財前「ほぅ…なるほどな。やはりNETを見て正解だったようだな」

鉾マン「ウンウン」

財前「やはりこういうときこそネットよ」

鉾マン「ウンウン」

財前「今の時代ネットくらいできんとな。ゲームもしかり。これがないと世間についていけんしな」

鉾マン「ウンウン」

財前「それに子供にも小さいうちからパソコンにふれあった方が将来のためにもなる。 うん。俺のガキにもパソコンを教えないとな。そのためにも俺は今の内から…」


 とりあえずPCの利点を並べる。


 フフフ… PC嫌いの人間にはこうやって日頃からネットの便利さを説き、次第に理解をしていってもらうことが重要。

 この努力を怠ってはいかん。

 しかし…


彼女「うわぁ。○○君の手すごいちっちゃいね~」

弥美「周りと比べると大きい方なのよ?」

彼女「ええ~そうなの~??すごいすご~い」

弥美「♪」



 ちょ…肝心なところを…聞いてねぇよ。このアマ。


 ここ重要なのに;;


 …


 そんなこんなで時間も流れ…。ふと目を向けると弥美ちゃんの様子が変。なにかこう落ち込んでるようで…ふさぎこんでいる。

 ど…どうしたんだろう… 急に…

 まさか鉾マンがめいぽしようとしたから(注意:私はしようとはしてない鉾マンがやりたいと言い出しただけ)怒ってしまったのか?


財前「あれ… 弥美ちゃんどうしたの?」

弥美「…」

財前「おい、おいちゃん。変なこと言うからこうなるんだぞ」

鉾マン「え?」

弥美「…」


 せっかくのお客さんなのに雰囲気悪くするのは絶対に避けなければならない。よし。ここは弥美ちゃんとマンツーマンで…
 
 そう思い弥美ちゃんの方に近づく…

彼女「ちょ…!! ゴウ君何してんのよ!!」 

財前「へ…?」

鉾マン「ゴウさんそりゃねえよ」

財前「え?ちょ… な…何事?」


 私は弥美ちゃんの機嫌を取ろうと近寄っただけなんだが… なぜ…

財前「いや。俺は弥美ちゃんがなんか調子悪そうに向こう向いてるから慰めようとだな…」

彼女「弥美ちゃんは今赤ちゃんにお乳あげてんの。覗く気!!」

財前「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

鉾マン「そうだよ(笑) うちの嫁の生乳見る気か?アンタ」

財前「す…すいません…」


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 _| ̄|○


 わかるわきゃねえだろ… 

 俺は気を遣ってだな… くそう。なんでこう…裏目裏目に…


 …












 7/14 PM11:45


 赤ちゃんの昼飯お乳タイムも終わり、今度は私たちが飯を食う番。 


 今日は徳島ラーメンで昼飯という手筈にしてある。
 
 
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行ったのは中華そば「いのたに」という店だが、これは鉾マンにも大好評だった。自信を持って勧めていい。ここは絶対にうまい。

 横浜のラーメン博物館に出店したほどで、そこでも関東の客層に絶大な人気を博していたのだから間違いがあるわけがない。

 中華そば いのたに

 皆様も徳島に来た折には是非お立ち寄り下さい。徳島駅から車ですぐです。



 超有名店のここ。いつもは並ばないと入れないのだが、今回は12時前に来たことと台風時に行ったこともあり、並ばずして座れた。

 この辺は赤ちゃんもいるので気を遣っての行動だが、12時半にもなると客が増えて満席状態に;;危ないところである。あと数十分遅れていたら座れなかったということか…。

 しかしなんなんだ?こいつらは。台風の時にまでラーメン食いに来るか?普通? おまいら自重しろ! こっちはお客さんがいるんだよ。

 隣では


鉾マン「ああ。これはうまい。これはうまいわ。ヤバス」


 と鉾マンが大喜び。やはり「いのたに」をチョイスして正解だった。

 残念ながら赤ちゃんはラーメンを食べることが不可能なようで、ご飯粒1,2粒食べたのみだった。

 まあしょうがない。ラーメンは体に悪そうだし。

 帰りにどこか寄ってもよかったが風が強かったためまっすぐ家に帰る。



















 7/14 PM2:00


 順調順調すこぶる順調。

 台風の中徳島に来てくれた夫婦2人にまずはいい案内ができたと勝手に自覚。何しろ今日6時からはバーベキュー。

 総勢20人でのイベントです。楽しくないわけがない。 

 そしてこれが成功すれば接待は70%終わったも同然。とにかく今日が重要なのである。なんとかなったな…とホッと一安心したとき

 …あろうことか、ふとした会話に足下をすくわれるのである。

 そう。一昨日の彼女からの電話無視した件。あれは実は… 

 「口が滑る」とはまさにこの事を言う。


鉾マン「そういやゴウさん昨日まで東京だったんだって?」

財前「ああ。そうだよ」

鉾マン「仕事大変だねぇ。」

財前「まあ。そうでもないけどね。東京は月1回は行くし。慣れたもんだよ」

彼女「あ。聞いて聞いて~。そのとき無視したのよ?この人。私の電話~」

鉾マン「おいおい。ゴウさんそれはイカンぞ」

財前「いや。無視じゃないんだよ。気づかなかったんだって」

鉾マン「俺なんて彼女の電話無視とかしたことねえよ」

財前「そんな四六時中彼女の電話を気にしてられんよ」

彼女「それにこの人。全然メールしないし。この1年でメール何回やりとりしたかなぁ…」

財前「1年間で10通くらいじゃない?」

彼女「それくらいかな… だってアタシがメール打っても返ってこないし」

鉾マン「マジか」

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弥美「1年で10通というとメール1ヶ月に1通?」

財前「電話でいいんだよ電話で。電話の方がシンプルだし」

鉾マン「ゴウさんそれはイカンぞ~。俺たちどうだっけ?メール1日200通くらいしてたよね?」

弥美「うん。それくらいやってた」


















財前「何!? 1日200通だと!?」 








財前「1日200通とかメールできねえよw」

鉾マン「普通だと思うよ」

財前「200通も用事があるわけないだろ」

鉾マン「いや。そう考えるから駄目。来たメールにとりあえず返信する。そういう考えじゃないと。用事なんてのはなくてもいいの」

財前「用事がないのならメールを打つ必要がない」

弥美「○○ちゃん、ドマ;;」

彼女「うん;;」

弥美「…」

鉾マン「話には聞いてたけど…ゴウさんは典型的な日本男児だねぇ」

彼女「いいの。メールに関してはあきらめてるし;;」

財前「会社のPCメールならまだしも、携帯電話メールなど…現代人の幼稚な産物だよ」

鉾マン「でも電話無視はいただけないんじゃない?」

財前「…」


 ここでちょっと苦しくなってきた。なんで電話を一度無視したくらいでここまで責められないとイカンのだ。

 いや。違う。無視じゃない。気づかなかっただけなのだ。

 スルーしたわけじゃない。昨日は仕事のお客さんと接待の飲み会。しかもオランダから来た外人が相手だ。

 向こうからすると1年に1回しか日本に来ないからこちらとしても誠心誠意全力で接待してあげたかったのだ。

 それなのに… たかが一回の電話でこうも愚痴愚痴言われるのは我慢ならん。ここはビシッと言うしかないな。



財前「いいか?良く聞け。俺は無視したんじゃない。気づかなかったんだ」

彼女「また言い訳~」

鉾マン「着信履歴チェックしたらいいだけじゃん…」

財前「それにな。昨日は外人のお客さんと大事な飲み会だったんだよ。電話に出られるような状況じゃない。」

彼女「…」

鉾マン「…」

財前「つまり…昨日は飲み会の終わる深夜12時まで俺は仕事。プライベートな時間などなかったんだよ」

鉾マン「う~んそれでもなぁ」

財前「俺はやるべきことをやって結果的に無視という形になっただけの話」

鉾マン「ふ~ん。外人のお客さんかあ。それってどういう店で接待するの?そういうの凄く興味ある」

財前「フフフ…。日本のお客さんのようにはイカンぞ。外人が喜ぶのはやはり外人の女の子がいる飲み屋よ。フィリピン系とかヨーロッパ系とかな。これは普通じゃ探せない。怪しい店も多いからな」

鉾マン「ゴウさんそういう店知ってるんだ」

財前「いや違う。昨日はたまたま六本木で店を探しているときにな?黒人の客引きがいてさ。なんか外人のお客さんが興味もったみたいで「じゃあそこに行こう」って事になって行ったんだ」

鉾マン「へぇ~。怪しくなかったの?その店は」


財前「ああ。全然OK。代金は3000くらいで安い。けどそれ以外にチップで1000円札5枚くらい飛んだかな~」

鉾マン「チップ? チップってなによ」

財前「ああ。チップっていうのはな。女の子がトップレスになって踊るんだけど、そのときに自分の目の前で踊ってくれたりしたらパンツに1000円挟んだり…」

鉾マン「トップレスって…生で見えちゃうの。それ触ったりも出来るん?」

財前「まあな…触ったらチップをパンツに… って、あ…」

鉾マン「てことは…ゴウさん5枚も1000円札使ったって… まさか…」










弥美「( ゚Д゚)!?」

彼女「はぁ!?」 
 








財前「!? し…しまっ…」

鉾マン「ゴウさん…そんなことで電話を無視したの…?」

彼女「…」

財前「い…いや…こ…これは… あくまでも…仕事…というか… 外人が行きたいと言うから…」



 ピピピ 言い訳コンピュータ始動…

 

  しかし何も起こらなかった…




  …



  駄目だ…。もう終わった…。もはや言い訳は不可能…。これ以上しても後の祭り



財前「接待だったもので…」

彼女「でもフィリピン系の女の人の生乳を間近で見たワケね?しかもトップレスってそのまんまって事でしょ?」

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鉾マン「なんでさ…ゴウさん。しゃべらなくて良いことまでしゃべるわけ?」

財前「_| ̄|○」

彼女「アンタが連れて行ったんでしょ?もう!! 最低!!

鉾マン「最悪~」

弥美「最低~」

財前「俺が連れて行ったんじゃない。話をちゃんと聞いてくれ。外人がそこに行きたいと言ったんだ」

彼女「…」

弥美「( ゚д゚)ハッ!… だからさっき私の乳を…」

彼女「!?」

財前「違う!! それは違う!!」



 …

 おいちょっと待ってくれ… さっきのはマジで違うって。なんでこう…ひとつ膿が出ると次々に疑われ出すんだ。



財前「おいおいちょっと待ってよ;; 話が飛躍しすぎてる!! 良く聞いて;;」

彼女「…」

財前「決して俺が連れて行ったというわけでもないんだよ…心境としてはね。せっかくオランダから日本に来てくれてるんだし、羽を伸ばして貰おうと思いまして…接待なんスよ。接待…」

弥美「接待って言えばなんでもいいの?」

彼女「弥美ちゃんもういいよ。こういう人だし」

鉾マン「まぁまぁ… 仕事ってそういう面もあるし…」


財前「でも事情をわかって欲しい面もあるんです…接待という…」

彼女「接待なら接待に徹しれば? なんでゴウ君がチップをパンツに刺す必要があるの?」

財前「いや…それは… 俺だけツーンとしてると周りも冷めるし、一体感を出して一緒にしないと外人さんも…」

鉾マン「…」

彼女「もういい。これ以上聞きたくない」

鉾マン「それは連れて行ったのはゴウさんだけ?」

財前「複数の社員がいました…」

鉾マン「だよね…まぁ…しょうがない部分も…」

彼女「何がしょうがないの?」

鉾マン「ハイ…」






財前「あの…Jリーグの話でもしませんか?」

彼女「はぁ!?」

鉾マン「Jリーグ知らない」

弥美「興味ない」

財前「そ…そうですか…」


 言葉ひとつで地獄に堕ちるとはまさにこのこと。

 言い訳するわけではないけれでも、逆の立場となって考えてみて欲しい。今回日本に来日してくれたのは私の会社と10年以上も取引のあるオランダの会社の社長と輸出部長。

 この10年で日本に来たのは初めて?か2回目くらいのはずです。

 もちろん1次会の食事会では私の会社の社長も重役も社員もいました。そこで楽しく食事をしました。

 しかし

 2次会は、重役から

 「おい。2次会は担当社員だけで行ってこい。社長と俺たちは遠慮するから。 どこか女の子がいるところな? 探して連れて行ってやれ。 俺らがいると外人さんもやりにくいだろうからな。 今回は特別にそういう店でも会社で領収書切ってやる。好きにすてこい。頼んだぞ」

 こうやって言われてたんですよ。
 
 外人と社員だけで好きにしてこいと。普通2次会というのは領収書は切れないし、重役さんもいるんです。私も数年会社にいますが2次会で領収書が通るというのは初めての経験。

 通常ありえないんです。

 それを「やれ」ということは外人さんにそういう接待をして楽しんでもらえって会社の意向なんですよ。そういう時はあるんです。社会に出ている以上。
 
 私情とか出せるわけがない。

財前「私は彼女がおりますので辞退します」

 ↑こんなのはバカです。


 そしてたまたま入った店が…トップレスの外人が踊るショーパブみたいなところだったというか…


 しかしね…。何も言わなければバレなかったんですが…

 つい言ってしまったというか… まあ彼女はそういうところ理解はあるのでそんなに内面は怒ってないとは思うんですけどね(笑)。 




鉾マン「まあ…そういう仕事もあるわな」
 
彼女「それはわかるけど、隠しておいて欲しいよ。やっぱり聞くと気分悪いし」

鉾マン「ウンウン。そういう事ポロッと言う方が悪い」

弥美「(苦笑)」

財前「以後気をつけます…」



 …

 これは…あくまでも1例。


 なんとPM2:00くらいからバーベキューの食材を買いにくPM4:30くらいまでこの話題を含め、別の話題でも責められまくり。
 
 2時間半も責められっぱなしです。ぐうの音もでません。

 しかも私だけ…


 後はブログに彼女の事を多少誇張して書きすぎてることを責められたり、鉾マンが如何に彼女(弥美)に尽くしているかという事例を並べられ、それを私の対応と比べられてスコスコ言われて…

 だいたい鉾マンは彼女がトイレに行くときについて行くし、車のドアも彼女が乗るときに開けて乗せたりもしてたらしい。

 そんな奴と比べるなよ…。ほとんどいないってそんな奴…。

 言い訳コンピュータもこうなっては役にたたず…。 

 
 考えてみてください。

 今回必死に20人も集めて…企画練って…いろいろ考えて…

 OFF会の準備に勤しんだのに 仕事の接待とかブログでの彼女の扱いとか、普段の彼女の接し方とか、メールとか…



 それがそんなに責められるべき事なんでしょうか?


 そういう男が世の中には多いんじゃないのか?

 仕事に公私混同は禁物じゃないのか?

 確かに多少は仕事とブログに重点を置きすぎていた所もあるかもしれん。だが結果的にそれは報酬となって跳ね返り、結果的にブログも将来なんらかの形で役にたつはずじゃないか。

 知り合いが出来たり、何かいろいろ教えてくれたり。

 
 それを将来必ず彼女に還元する。それでいいと私は思っている。


 …


 だがこれも運命。

 こういう星の下に生まれたのだとあきらめるしかない。

 課程で言われるのは仕方ない。まだ結果が出ていないのだから。
 
 リアルではこのように責められ、ブログでも「嘘だの自演だの」言われて読者に責められる(笑)。 (まあこれは一部ですが)

   
 皆さんもくじけないように。
 

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 少年よ… 大志を抱け 




 

 7/14 PM4:30


いよいよバーベキュー開催まであと2時間程度となった。外は当然雨。大型台風接近で風も強くなってきた。

 さて…果たして開催できるのかどうか。

 そして… みんなは本当にこの台風の中来てるれるのかどうか。

 私としては食材をどうするかよりもそちらの方が気になっていた。


 大型スーパーまで車を走らせ、4人で食材を選んでいく。

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 キャベツ、ニンジン、ピーマン、ネギ、ししとう …ETC

 正直言うと20名分の分量というのが如何ほどなのかよくわからない。弥美ちゃんと彼女はまあ2個ずつ買っておけばなんとかなるだろう的な考えのようだ。

 ここに私のリクエストでたこやきの元とたこ、そして刻みネギ、卵を買って貰った。同時にたこ焼き器でたこ焼きすればアクセントとしていいかな?という親心である。

 そしていよいよメインの肉。これを選ぶことになった。

 しかし不幸な事にこのスーパーには手頃な肉がなく、困惑。

 まさかこのご時世、中国産の肉を買うバカはいない。しかし国産肉はこのスーパーでは目が飛び出るほど高い。

 ゆえに肉専門店に移動。ここでそろえることとなった。総勢20名分の肉の分量。おわかりになる方はいるだろうか?

 私の見立てでは1人200㌘。つまり200㌘×20で4㎏必要。これで充分。
 
 しかしこれは男が20人での分量。今回は女6人、男16人なのだ。

 これより少し少量の3.5㎏。これで足りる。


 肉屋の親父に豚バラ肉、牛カルビなどを注文し、総計3.5㎏の肉を購入。その後車に乗り込むと… どうやら鉾マン、肉にはうるさいタイプらしく、いろいろと確認してきた。

鉾マン「ゴウさん肉いくら買ったの?」

財前「3.5㎏だよ。多分これでも余るな」

鉾マン「3.5㎏!? 絶対足りないって。1人350㌘は食うから×20人で7㎏は必要」

財前「7キロ? それはないって。女の子もいるんだぞ?」

鉾マン「俺400㌘は食うから大丈夫。男はもっと食うでしょ」

財前「それはない。俺アメリカ出張行ったとき300㌘の肉でも結構食べかねたからね」

鉾マン「足りないと思うなぁ」

財前「まぁまぁ。たこ焼きもあるんだから大丈夫」

 
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 今だから言いますが結局肉は500㌘くらい余りました(笑)。意外とね。みんな食べないんですよ。自分用の皿にポンと300㌘の肉が乗るなら食べますが、焼き肉やバーベキュー形式では意外と食は進まない。

 これはもう経験上わかってます。食べながら話したりするので、普段よりも食べる速度が遅く満腹感が満ちるのが早いのです。

 まあ鉾マンは土木系の仕事なので、周りはガタイのいい人ばかりなんでしょう。そりゃまあ…そういう人は400㌘でも足りないわな。


 …


 そして…


 食材を購入し、いよいよタケの家へ。


 果たして友達はこの台風の中何人来てくれるのだろうか。






 このとき…

 まさか、昼だけでなくバーベキューでも全員から袋だたきに合うとは夢にも思っていなかった。













徳島in鉾マン OFF会 其の③



 



 OFF会報告は次で終わりです。

 おいちゃんよ。何をしてる。早く書いてね。


 
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