生きてるってなぁんだろ…生きてるってなぁに♪ オルビス塔の地下下水道。
その下水道をさらに深く進んだ先に深海アクアロードはある。
しかし
海とは思えないほど華やかな景色の割に人の活気はなく、島の住民はアクアロードの存在自体を忘れている事も多い。
地球防衛軍本部、下町に次いで人口密度の低いこの場所
こんなところに一体… 何があるというのだろうか?
深海 アクアロード八十八茶「ぅちの鞄にお日様ひとつ~♪ 明日の分のお日様ひとつ~♪雨が降っても またあした~ (o・∀・o)」
深海MAPは地上MAPとは違い、泳ぎながらの行動を強いられるため普段と変わらない動きをするのは不可能。
生息する魔物の種類は多いが自由を奪われる海の中でおぞましい魔物と戦うのはあまりに無謀と言える。八十八茶
「何ここ… 全然人いないし、暗くてよく見えないし…
ホントに魔導師なんているのかなあ…
ん? あれ?
なんかあそこに箱みたいなのあるよ?
なんだろうあれ…
お。ヾ(*゚Д゚)人(*゚д゚)ノ オォォォ
こ…これ… 宝箱じゃん!!
オォオォオォオォオォヾ( ゚∀゚)ノ゙オォオォオォオオォ
何何?? 何が入ってるの~???+.゚(-ω-人)
誰の物かもわからないのに勝手に宝箱を開け始める八十八茶。 八十八茶「き…きっとすごい財宝が入ってるのよ~…+.゚(*′エ`*)゚」
ゲシッガシッ!! どうやら宝箱には鍵がかかっているらしく、箱を壊して開けようという魂胆らしい…。 ゲシッ… どうやら宝箱が空いたようである。八十八茶
「アイテム ホスィo((○゚ω゚○))oホスィ …って え?」
八十八茶「…」
どうやら中身は空っぽだったようだ… …
八十八茶
「なによこれ…
きっと誰かが先に開けたのね… 卑しい人たちばっかりでやんなるわ…。
…
でもどうしよう…。これ以上進むと帰り道が不安;;
そろそろダークロードが言ってた人食いサメや人食い魚も出そうだし…
…
だいたいここ暗いし… 道わかんないし… 息苦しいし…
ブツブツ…
…
…
チューチュー
チューチュー 八十八茶
「うん? あれ… なにこのチューチューいう音…。なんか…頭がクラクラと…
え…? あれあれ?? なんか体の力が… 抜けて…
…
目の前が霞んで ボーと…
って…
…
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工八十八茶「血を!! 血を吸われてる~~~!!(:゚;Д;゚:;)
ヤメテェェエエエエエエエエエエエ(((((゜д゜)!!!
ま…まさか!! これがダークロードの言ってた人食い魚!?
だ…駄目… 早く… に…逃げなきゃ… 」
皮帽子の上から血を吸われ、恐怖に怯える八十八茶。しかしこんな美味しい獲物を海の魔物が放っておくはずもなく… どこからともなく一匹…二匹と…八十八茶「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
いつのまにか2匹になってる!!Σ(・∀・|||)!!
来るな~来るな━━━Σ(д゚|||ノ)ノ━━━ッ!」
彼女はわかっていなかった。叫びながら逃げるのはここでは逆効果。その声を頼りに人食い魚が1匹…2匹と…集まってきてしまう。
ここでは音を立てないように泳いで逃げ去るのが正解である。
しかし人間は得てしてこういう場合冷静な判断ができないもの…
ばしゃばしゃと音を立てて泳ぐ上に、かなきり声で騒ぎまくる八十八茶…。
そんなことをしたら…八十八茶
「工工エエエエエエェェェェェェ(o゚д゚o) ェェェェェェエエエエエエ工工
なんかまた増えてる!!
もうイヤ━━。゚(゚′Д`゚)゚。━━!!~~
なんとかしなきゃ… なんとかしなきゃ…
…
い…一か八かだわ…
これはもう戦うしかない…
私マスターシーフだし、きっと大丈夫よね…
ダークロードに貰ったこの
カンディネ(期限付き)を使えばきっと…倒せるよね…
リンク「メイプルの雫様」 よ~し。やったるど~!! (メ`д´)ヶ
って… あれ???
なんか軽いよ…これ…
…
ちょっと…まって
これ… なに??
ていうかこれ…
期限切れてるじゃん!!
ヾ(;゚;Д;゚;)ノ 八十八茶「フルーツダガーになってる;;」 なんとダークロードから貰ったカンディネ(期限付き)は期限が切れ…最弱ナイフであるフルーツダガーへと姿を変えていた…
それもそのはず。あのカンディネは転職試験時のみを想定された武器だったのだ…八十八茶「なにこれ…
フ…フルーツダガー(LV8)って何よこれ!! いつのまに変わったのよ!!
こんなの 。゚(゚ノД`゚)゚。ひ…ひどすぎるよ~」
こうなるともう戦う事すらおぼつかない…
なにしろフルーツダガー程度では この程度のダメージが精一杯…。
万事休すかと思われたが、先日3次転職して習得したメルガードが彼女のダメージを肩代わりしており、ダメージ蓄積は致死量まで至ってなかったのがせめてもの救いだった。
八十八茶
「もう嫌… もうこんなとこ… 早く他の場所に移動しないと…
だいたいアルケスタとか私には関係ないのになんで私だけこんな目に…」
…
ヾ(+ω+`。)三(。´+ω+)ノ゙キョロキョロ
出口を探す八十八茶。八十八茶「あ!! あれは??」
八十八茶
「あった~ヽ(o′д`)人(′д`o)ノ゙ 出口があった!!
早く… 早くこの中に…」
…
どうやら出口が見つかったようである…。洞窟の中まではさすがに魚も追って来れない。 八十八茶「ε-(・дヾ・*) ふぅ~… 助かった~」
もう安心…
って…
あれ? 何… あれ…
ほら… あそこ…
なんか青い物が…
…
…え? ちょっと待って… ひょっとして ここ…
…
サメの巣じゃないの~!?
ヾ(;゚;Д;゚;)ノ あああああああ..・(((ヾ(li>д<)シ)))
もういや~~~~ あwせdrftgyふじこ…
サヨウナラ… (′Д`*)(′Д:;.:..(′:;...::;.:.:::;..
…
深海の恐怖は想像を絶する。普段は慣れない泳ぎで体力を消耗する上に、周りは暗く視界の悪さがさらなる恐怖感を募る。
その上にサメ、人食い魚から追いかけられたらたまったものではない。
それゆえに人がいない過疎地となっているのである。
恐怖のあまり気絶してしまった彼女を誰が責められようか…
だが 捨てる神あれば拾う神あり…
.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★.。・:*:・゚☆。・:*:・゚`★、。・:*:・゚` ☆
海の町 アクアロード昼子「子鉄。その辺でええ。はようそこに寝かし」
子鉄「そないな事言われても…意外に重いがな、この娘…」 昼子「子鉄はようしい」
子鉄「なんでワシがこんなことせなあかんねん…」昼子「よっしゃ。子鉄!! もうええわ。」
子鉄「もうええんかいな…」昼子「ほんなら びっくりさせて起こすで?」
昼子は魔法を唱えた。 ズゴーン!! 昼子「よっしゃ。これで傷も癒えてるはずや。どや?うまいこといってるか?」
子鉄「グチャグチャで何がなんやらわからんがな…」昼子「火魔でも治療くらいできるさかいにな~」
…
八十八茶「ぅ…」
昼子「お。気ぃついたで。子鉄! 子鉄!! ちょっと手かしたり」
子鉄「な…なんでワシばっかり…」昼子「よっしゃ。もう起きそうや。子鉄! 子鉄!! もうええで。あっち行っとり」
子鉄「あっちってどこに行けばええんや…」八十八茶「?? ウーン(´-ω-`;)」
昼子「お。 気ぃついたか?」
八十八茶「あれ?なんで私こんなとこに」
昼子「アカンでアカンで。あないなとこ行ったら命捨てるようなもんや」
八十八茶「ん?」
昼子「そんなLVでサメが狩れるかいな」
八十八茶「あなたは誰?(´・ェ・`)」
昼子「え? ああ。せやな。 子鉄!! 自己紹介したり」
…
子鉄「ワシは子鉄や」八十八茶「なんか猿がいる(・ω・`。)」
子鉄「き…聞こえてへんがな…」八十八茶「凄い凄い。紫の髪の毛してる(´・ェ・`)」
八十八茶「それになんか海に来て初めて人に会えた~(´・ェ・`)」
昼子「せやか~ まあここあんま人おらんからな~」
八十八茶「名前はなんていうんですか~?」
昼子「子鉄!! ちゃんと自己紹介しとけ言うたやろ!!」
子鉄「せやからワシはちゃんとさっき…」昼子「ぅちは昼子いうねん。」
八十八茶「ヒルコ?」
昼子「せや」
八十八茶「ヾ(o′エ`o)ノ*:.。∃ □ =ノ 勹 ゥ。.:*」
昼子「こっちが子鉄や」
八十八茶「子鉄? ヵヮ。゚+.(・∀・)゚+.゚ィィ!!」
子鉄「せやからさっき言うたやん…」昼子「この猿しゃべるんやで。」
八十八茶「( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー」
昼子「まあ声が小さすぎて何言うてるか聞きとれへんけどな」
子鉄「うるさいわ」昼子「ほなけどサメ狩りはまだ早いで。もうちょっとLVあげてからきいな」
八十八茶「工エ(´゜д゜`) 違うよ。サメなんて狩りに来てないよ」
昼子「へ? じゃああんたここに何しに来たん?」
八十八茶「ここに何をしにきたかって?」
昼子「せや」
子鉄「ワシもそれが聞きたい」八十八茶「え~と…魔導師を探しに…」
昼子「魔導師?? なにゃそれ」
子鉄「いきなり噛むなや…」八十八茶「え~と… 」
八十八茶はアルケスタがいなくなったことと、ダークロードに頼まれて魔導師を探しているということをゆっくりと説明…
そして…昼子「あ~。その魔導師って多分 ぅちのことちゃうか?」
八十八茶「え?」
子鉄「それはないやろ…」昼子「だって今時海でサメ狩ってる火魔なんて ぅち以外におらんで」
八十八茶「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工 じゃあ あなたが魔導師?」
昼子「まあそういうことになるかな~」
八十八茶「おおお。いきなり魔導師ハケ━━Σ(σ`・ω・´)σ━━ン♪」
子鉄「魔導師て…そんな呼び方せんでも…」…
昼子「けどな…」
八十八茶「??」
昼子「アルケスタ復活させるとか無理やで」
八十八茶「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」
昼子「そないなスキル火魔にあるかいな」
八十八茶「そうなの?」
昼子「そんなスキルあったら火魔が絶滅するかいな(笑)」
八十八茶「…」
昼子「あんま強うないから火魔は人気ないねんから…」
八十八茶「;;」
昼子「ひらめちゃんは ぅちよりLV高いねんけど、ひらめちゃんもそないなスキル持ってないわなあ」
八十八茶「ひらめちゃん?」
昼子「ああ。ぅちの親友や」
八十八茶「・Д´・ *)ホォホォ」
昼子「夕子姉ちゃんもそんなスキル持ってへんやろなあ」
八十八茶「(´・ω・`)ショボーン」
…
昼子「ま。別にええんとちゃう? 困るのはハーミットやし」
八十八茶「Σ(゚ェ゚(・ェ・ノ)ノ!! 」
昼子「ほっとけばええやん」
八十八茶「え…」
昼子「ぅち そんなことに興味ない」
八十八茶「きょ…興味ない…」
昼子「ハーミットがどうなろうと知ったこっちゃないねんσ(´-д- )ホジホジ 」
子鉄「無茶苦茶やな…」八十八茶「でも… 一応わたし頼まれたし…」
昼子「アンタMシーフやろ?? あんたも関係ないやん」
八十八茶「(・д・`。(-д-`。)(・д・`。(-д-`。)ウンウン♪ まあ…そうだけど(´・ェ・`)」
昼子「ハーミットは召還の石ないくらいが丁度ええんとちゃうか?」
八十八茶「・Д´・ *)ホォホォ そうなの?」
昼子「そりゃせやろ。なあ? 子鉄」
子鉄「なんでワシにふるんや…」…
八十八茶「でも… やっぱり…
ゎたしその頼みを聞くという条件で3次転職もさせてもらったし(´・ェ・`)」
昼子「…」
昼子「なんや知らんけど、あんたええ子やなあ」
八十八茶「え?」
昼子「ハーミットのためにそこまでするか?普通」
八十八茶「…」
昼子「まあ…方法がないわけでもないけど」
八十八茶「エェ━━━━Σ(`・ェ・ノ)ノ━━━━ッッ!!! ほんと?」
昼子「なあ?子鉄」
子鉄「せやからワシは知らんて…」八十八茶「どうすれば…」
昼子「神様の神器や」
子鉄「こいつ何言うとんねん…」八十八茶「神様の神器??」
昼子「せや。それお墓にお供えしたら死人が生き返るって噂があるねん」
八十八茶「オォオォオォオォオォヾ( ゚∀゚)ノ゙オォオォオォオオォ」
子鉄「嘘や…嘘や…そんなうわさ聞いたことない」昼子「せやけど… そう簡単には…」
八十八茶「それで神様ってどこに?(´・ェ・`)」
昼子「神様は職業毎におるで。斬り賊、投げ賊、プリ、ハミ…」
八十八茶「どの神様の武器でもいいの?」
昼子「そうや。どれでも好きなのいうてみ? 子鉄はどれがええと思う?」
子鉄「どうせならハーミットがええんやないか?」…
八十八茶「じゃあ斬り賊の神様にする(*`・ω・)ノ゙ェ」
昼子「じゃあそれにしよか」
子鉄「無視するなら聞くなや…」昼子「斬り賊の神か。せやったらヨツ宗はん と マッカチンはん がええな」
八十八茶「ヨツ宗と真っ赤チン?」
昼子「せや。どっちかの強化龍天を盗んでくるんや」
八十八茶「Σ(o゚д゚oノ)ノ ナンデストー ぬ…盗むの?」
昼子「そんなん売ってくれるわけないで。 盗むしかない。アンタ盗賊やろ?」
八十八茶「Σ(゚ェ゚(・ェ・ノ)ノ!! む…無理だよ 盗むなんて…そんなの」
昼子「しょうがないやん。それしか方法ないんやって」
八十八茶「(il´・ェ・`)ぅ・・・ぅ~ん でも…」
昼子「せやったらアルケスタは諦めるんやな~」
子鉄「最悪やこいつ…」…
八十八茶「じゃあ売ってくれるように頼んでみる」
昼子「せやから買われへんて。ヨツ宗はんの龍天なんて+118やぞ? 1200Mはするんとちゃうか?」
八十八茶「(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!! せ…1200M?」
昼子「せやから盗むしかないんや」
八十八茶「う~ん…」
昼子「ちなみにヨツ宗はん…こんな顔してる」
八十八茶「??」
LV170 神 ヨツ宗 :
写真 … よつばと八十八茶「なにこれ…黒人?」
昼子「斬り賊の神様言うてるやろ。モテモテやねんで」
子鉄「そんなに格好ええか?」八十八茶「(il´・ェ・`)そ・・・そうなんだ…」
昼子「よっしゃ。そうと決まればこの亀に乗ってヨツ宗のとこ行ってきぃ」
八十八茶「え?」
八十八茶「ちょっと… 何よこれ…」
子鉄「ワシの友達の亀厳や」昼子「ほなな。 うまいことやるんやで~」
子鉄「やったれ~」八十八茶「そんな急に言われても…」
…
ひょんな事で斬り賊の神様に会うことになった八十八茶…。果たしてヨツ宗とは一体何者なのか??
そして神器と言われる彼の龍天拳を八十八茶は手に入れる事ができるのか?
ヨツ宗の持つ「神の龍天拳+118」…
全サーバー屈指の強さと言われる龍天拳の運命や如何に…
今…神の龍天拳を巡る驚くべき出来事が人知れず起きようとしていた。
フリーマケット5CH 亀が案内したその先はフリーマケット。島の住人が各々のアイテムを好きな値段で売買する場所である。
亀のレーダーは既にヨツ宗を捕らえていたのであった亀「ここです」
八十八茶「ぁぃ」
亀「ほら。そこにヨツ宗様がおります。後はうまくやって下さい」
八十八茶「…」
亀「ではここでお待ちしてますね~」
八十八茶「じゃあ行ってくるね~」
亀のレーダーは驚くべき程正確だった。どうやらヨツ宗はここで狩り後の一服をしているらしい。
八十八茶「え~と。え~と。この写真の人を捜せばいいんだよね…」
…
キョロ((o(・ェ・o)-8゙..........゙8-(o・ェ・)o))キョロ
八十八茶「あ?」
ヨツ宗「ん?」
八十八茶「こんこん(●′3`●)」
ヨツ宗「Σ(・∀・|||)」
八十八茶「神様ですか??」
ヨツ宗「え? 神様??」
八十八茶「違うの?」
ヨツ宗「違うねw」
八十八茶「おかしいな~ 写真とそっくりなのに」
ヨツ宗「ん?写真? 」
八十八茶「▼o・_・o▼ヨツ宗様の写真もってるの」
ヨツ宗「ちょっと見せて」
八十八茶「いいよ~」
ヨツ宗「こ…これをどこで?」
八十八茶「え?それは言えないな~ ・Д´・ *)」
ヨツ宗「誰か配ってるのか…?」
八十八茶「じゃあやっぱりあなたは神様ヨツ宗さんでしょ?」
ヨツ宗「ヨツ宗はそうだけど… 神様じゃないw」
八十八茶「天使の輪っかついてるじゃん(●′ε`●)」
ヨツ宗「いや…これは…」
八十八茶「@(o・ェ・o)@」
ヨツ宗「で?何用なの?」
八十八茶「うん…実はね…」
八十八茶はアルケスタの件と昼子に言われた件をそのままヨツ宗に伝えた…
そして反応は…
八十八茶「かくかくしかじか」
…
ヨツ宗「え?マジ? アルケスタいなくなったの?」
八十八茶「ぁぃ」
ヨツ宗「ハ~ハッハッハ そりゃあいい。誰だか知らないがでかしたぞ!!」
八十八茶「え…」
ヨツ宗「奴さえ消えればこっちのもんだ。見ろ。このサベジの威力」
八十八茶「テラ スゴス… さすが神様(´・ェ・`)」
ヨツ宗「斬り賊も強いだろ~? でもハーミットはこの2倍近くのダメージをいともたやすく…」
八十八茶「工工エエェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエ工工 凄い」
ヨツ宗「な??わかるだろ??前々からおかしいとは思ってたんだよ。ハーミットの火力は」
八十八茶「うん…」
ヨツ宗「シャドーパートナーがなくなりゃこっちのもんだ」
八十八茶「な…なんでアルケスタがいなくなって喜ぶ人が多いんだろう…」
ヨツ宗「んで?お嬢ちゃんはアルケスタを復活させようとしてるの?」
八十八茶「うん。頼まれて…」
ヨツ宗「別にそのままでいいんじゃない?」
八十八茶「…」
ヨツ宗「無理に復活させなくてもいいじゃん」
八十八茶「そうなんだけど~ なんかかわいそうだし(*・д・*) 」
ヨツ宗「だいたいなんで俺がハーミットのために自分の龍天犠牲にしなきゃならないのか意味がわからないけど??」
八十八茶「だってそう昼子さんが言うんだもん…(・ω・`。)」
ヨツ宗「マッカチンさんの龍天でもいいんでしょ? マッカチンさんに頼んでよ」
八十八茶「真っ赤な人?」
ヨツ宗「え?」
八十八茶「ゎたしはヨツ宗さんに頼んでるんだよ~」
ヨツ宗「+118龍天は無理だよ」
八十八茶「そこをなんとか(*-ω人)オネガイシマスー」
ヨツ宗「ぃや…」
八十八茶「ヽ(*・ω・*)ノ(*・pq・*)(*-人-*)ぉ原頁レヽUます!!」
…
ヨツ宗「う~む…クレクレとは違うだけに対処しにくい…」
八十八茶「オネガイ。゚(゚つ□`*゚)゚。゚シマスゥゥ」
ヨツ宗「まあ…龍天+110ならあるけど… それじゃ駄目?」
八十八茶「え?それは神様が作った龍天拳ですか?」
ヨツ宗「そうだよw」
八十八茶「オォオォオォオォオォヾ( ゚∀゚)ノ゙オォオォオォオオォ」
ヨツ宗「これも100Mくらいするんだけどなあ…。 でもこれならまあ…特別に70Mくらいで手放してもいいかな…」
八十八茶「ちょっと昼子さんに聞いてみます~」
友チャット発動八十八茶「昼子さ~ん」
昼子「なんやなにゃ?」
子鉄「また噛んどる…コイツ」八十八茶「龍天拳+110ならタダでくれるって」
昼子「マジかいな!! 十分やで。やったなあ」
ヨツ宗「Σ(・∀・|||)え? い…いや タダじゃない…」
八十八茶「すごいやさしい人でした~」
昼子「さすがやな~ タダか~ さすがはヨツ宗はんや」
ヨツ宗「いや… タダじゃない…」
八十八茶「100Mくらいの価値があるみたいですよ?」
昼子「そりゃそうやろ。+110いうたら標準+25の強化やで」
八十八茶「ヨツ宗さん テラスゴス…」
ヨツ宗「だから…100Mを70Mで売ってもいいとは言ったけど…」
昼子「ぅち ヨツ宗はんのその心意気に打たれた;; 拡声器で叫ぶわ」
八十八茶「え?」
昼子「ちょっとまっとき」
拡声器
昼子:ヨツ宗様は消滅したアルケスタを救うため、自らの龍天拳を無償で捧げてくれるようです ヨツ宗「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工 なんで拡声器が…」
八十八茶「じゃあ早速 龍天拳 頂戴(´・ェ・`)」
ヨツ宗「やるわきゃねえだろw」
しかし…この拡声器を聞いたハーミットが黙ってられるわけもなく…。
召還の石を失った彼らは救世主を待ち望んでいた。
そしてアルケスタ復活の希望がヨツ宗と知るや否や天大量の感謝状(内緒チャット)が彼に送られたのである。
その数は想像を絶するものであった。 ヨツ宗「ん?何か急にラグが… ん? 工エエェェ(´д`)ェェエエ工」
八十八茶「どうしたの?(●′エ`●)」
ヨツ宗「
ぎぇぇぇl ハーミットから内緒の山が!!山が!! ああああ…」
八十八茶「交換窓開くね」
ヨツ宗「やめろw」
八十八茶「開くね」
ヨツ宗「内緒が処理できん ちょっとまてって おい;;」
八十八茶「あれ?これ+118の龍天だよ?いいの?」
ヨツ宗「いや…ちが… これは… 間違え…」
八十八茶「交換ボタン押して(●′エ`●)」
ヨツ宗「取り消しだ。取り消し!!」
八十八茶「押して(●′エ`●)」
ヨツ宗「いやだぁぁ」
八十八茶「往生際が悪いよ。神様(´・ェ・`)」
ヨツ宗「あああ。内緒が来すぎてラグが… マウスがうまく…動かん!!」
八十八茶「何してんの??」
ヨツ宗「あれ?ちょ… なんでマウスが勝手に…」
八十八茶「あ」
交換終了
時既に遅し… ハーミットからの大量の感謝の内緒チャットにより、ヨツ宗の思考回路(PC)はショートし、ラグが大量に発生。
なんと龍天拳118を交換してしまうと言うあり得ない事をしてしまった…。
ま…まさか…
しかし彼はやはり偉大なプレイヤーだった。まさかハーミットのために自らの至宝を差し出すとは…八十八茶「*・゜゚・*:.。..。.:*・゜アリ(人′I`o)ガトォ゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*」
ヨツ宗「il|i「アリエナイ!!」d(d′Д`;)il|i な…なんでこんな事に…」
八十八茶「これでアルケスタが復活するといいなぁ」
ヨツ宗「ちょ…おま…」
八十八茶「じゃあ神様ありがとね~」
ヨツ宗「返せよ!!後で絶対返せよ!!」
八十八茶「儀式で消えなかったらお返しにあがります~」
ヨツ宗「なに!? ちょとまて… それって消える可能性あるの?」
八十八茶「さぁ…詳しくは ゎたし知らないんです(●′エ`●)」
ヨツ宗「ちょ… ぐ…貴様… 同じ斬り賊なのに… ええい くそ!! なんでこんなに内緒が大量に… あ… ヤバイ… 落ちr…」
…
八十八茶「ありゃ? 神様落ちちゃった…(´・ェ・`)」
…
どうやら内緒コメントが大量に来すぎてパンクしたようである…。 …
八十八茶「じゃあ亀さん帰ろ~」
亀「あいあいさ~ いやあお見事でした」
八十八茶「神様ってすごく物分かりいいね~」
亀「そのようで…」
これにてアルケスタの復活が一段と現実味を帯びてきたのは言うまでもない。
最強の龍天拳を手にした彼女を待ち受けるものは果たして…
そしてアルケスタ復活の儀式は成功するのか??
もし失敗した場合次に狙われる龍天拳は…
生きてるってなぁんだろ…生きてるってなぁに♪ PS ヨツ宗様は龍天拳118を(2006年08月17日)現在ちゃんと所有しています。 お間違えのなきよう…。
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