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2011(Tue) 02/08

海外記5-3 イギリスがクイーンズイングリッシュでもゲームは万国共通の言語(73)

海外滞在記 … Comments(73)

 


 前話
 2011/02/06 海外記① 一人の男がイギリスに立ち向かおうとして追った傷が深すぎる件


 //////



 さて

 本日は日曜日という事もあり、通訳君が

 「取引先の方の誕生日が来週なので、誕生日プレゼントを買いに行きたいんですけど、財前さんも行きませんか?」

 と言い出したので一緒にロンドンまで行ってきました。ロンドンまでは車で行ったのですが、この都市…。

 凄いです。

 日本の常識では図れません。ロンドンといえば世界でも有数の金融都市なわけですが、とにかく日本との驚きに吃驚仰天です。

 まずロンドンには渋滞を緩和させるための渋滞規制なるものがあり、平日の朝6:00~18:00までは普通の車が侵入してはいけないようです。
 
 おわかりでしょうか。凄い発想です。普通の人が平日にロンドンに行ってはいけない。
 
 dfgsergergergserggt555.jpg

 もちろん日本人的発想(まあ私がそうでしたが…)ですと、

 「そんな事言ってもみんなコッソリ行くでしょ(笑)」

 みたいな感じになるんですが、そうでもない模様。

 そんな子供だましの渋滞緩和策ではなく、本気。マジです。

 これは国の政策であり、セキュリティも頑固に設定され、本当に完全に規制されているようです。

 つまりはこんな感じ


通訳「いやあ。今日は日曜日ですからロンドンに行けるんですよ。普通ならここは来れませんから」

財前「来れない? なんで?」

通訳「渋滞規制ですよ。平日はここで働いている人か、関係車輌以外はロンドンに入れないんです」

財前「入れないってどういう事?柵でもするの?」

通路「柵なんてしませんよ」

財前「じゃあ無視して入る人もいるでしょ」

通訳「いませんよw」

財前「それはないだろ。だって道路を封鎖してないのにどうやって封鎖するのよ」

通訳「デジタルで封鎖してるんですよ」

財前「デジタル!?ちょっと意味が…」

通訳「関係車輌以外は入ったら警告を受けるようになるんです」

財前「じゃあ関係車両とそうでない車両をどうやって見分けるの?」

通訳「監視カメラですよ」

財前「カメラ!?」

通訳「カメラで随時車両ナンバーを撮られてるんです」

財前「マジか。そりゃあすごいな…。でも待てよ…。カメラで撮るだけじゃわからないじゃん」

通訳「何がですか?」

財前「いや。関係車両かどうか。そもそもカメラで関係車両かどうかをどうやって見分けるんだ?」

通訳「ロンドンに入る場合はですね。事前にインターネットで車両を登録するんです」

財前「何!?インターネットで登録だと!?」

通訳「凄く細かいですよ。1日なのか、それとも何時から何時まで通るのかで設定料金が違う」

財前「ほう」

通訳「1日で設定すればいいんですけど、時間設定の場合は遅れたりしてその時間帯以外で車で走っちゃうとお縄です」

財前「すご…」

通訳「登録したらそれがデータベースに登録される。すると監視カメラに写ってもスルーされますが、データベースに登録されてない車両が通ると敢え無くお縄を頂戴するという寸法です」

財前「なんとか抜けられないの?」

通訳「抜ける?」

財前「なんとかこっそり侵入する方法だよ」

通訳「無理ですよw 何考えてるんですか! 監視カメラあるんですから。侵入した時点で罰金登録です」

財前「侵入した時点で罰金か… なんという要塞」

通訳「でもここで働いてる人や観光バスが多すぎて結局渋滞してますけどねw」

財前「なんだそりゃ…」

通訳「もちろん以前に比べると渋滞はかなり改善されてますが」

財前「ほうほう」

通訳「でも車場などもそのシステムですよ。事前にインターネットで駐車料金を払っておけばそれで駐車できますから」

財前「駐車料の金を事前に払っておく?」

通訳「カメラを使った車両番号認識ならそういうシステムが可能なんです」

財前「それもカメラで見分けてるの?」

通訳「そうですよ」

財前「すげえな」

通訳「インターネットで事前に駐車料を払っておけば安くなったりします」

財前「じゃあ駐車料の券なんてないんだ」

通訳「ないところはないですね。特に空港とか」

財前「変な所でシステムが進んでるなあ…」

通訳「まあ…そうですねw でもインターネット回線は世界でも有数の遅さなんですけどねw」

財前「それはわかる。日本に比べると5分の1以下だよね…回線スピード」

通訳「その辺がイギリスっぽい所ですかねえ」

財前「俺困るんだよなあ…回線遅いと…」

通訳「ほう。なんでですか?」

財前「ホテルでニコニコ動画とか見てもさ~遅いんだよマジで。再生時間に追いつかない」

通訳「ニコニコ動画?」

財前「ああ。いや。別に…なんでもない」



 実際ホテルでインタネットしててもかなり違和感。ハイスピードインターネットと書いてあるが、日本でいう田舎のADSLより低いくらいの回線速度…。

 dfgsgergser.jpg


 …とこのようにロンドンでは渋滞規制という名目で交通整備が行われていてインターネットで事前に料金を払わないと侵入はできないわけです。

 土日以外は。

 実際にイギリスの街並を見ると、日本と比べ様々な違いが目につきます。人は右、車は左。これは両国共通の交通ルールの基本ですが、街の様子を見るとロンドンは住宅地においてはやたらと路上駐車が多い。これは、もともとの街が、駐車スペース付きの住宅を持っていないことが原因。

 駐車スペースを持とうにも、住宅が50年、100年といった歴史を持っているので、自動車対応型にはなっていない。そして景観、歴史の面からも日本みたいに好きに家を壊して新しいのを建てるということができない。したがって、フラット(ロンドンの集合住宅)の住人は、各人の駐車場がなく、路上駐車場に仕方がなく止めている場合が多かったりする。街もそれを容認している。


 …

 まあこの辺は私も会話で得た知識なので間違ってるところも多々あるかもしれません。

参考 ロンドンにおける混雑賦課金制度について
 http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/jimusyo/175LOND/index.html


 詳しく知りたいのであればこちらを見れば完璧に理解できると思います。まあ結局は日本とは歴史が違う…と言えばわかりやすいかもですね。

 昔の建造物を本当に大事にしていて、みんなそういう家を改築して住んでるんですよ。そのおかげで街の景観が昔のままですし、ヨーロッパらしい雰囲気が綺麗に維持されています。

 日本でいう京都みたいな感じですよね。国全体が。

 
 そしてロンドンに行くとタワーブリッジや時計塔などがお出迎え。街並み自体は俗にいう都会と変わりませんが、ここには日本食レストランがあったり、日本SHOPなるものがあって味噌や味噌汁、日清カップヌードル、日本の雑誌等を売ってたりしました。つまり日本のものを手に入れられるSHOPですね。

 へ~。ここに来れば日本の物が買えるんだ~という安堵と同時に…何か妙に寂しさを感じましたね。

 なんていうんでしょう。

 ここはイギリスなのに日本語の雑誌コーナーがある微妙さというかなんというか…。

 そして店員さんに日本人が多かったので話しかけてみたのですが、みんな生き生きしていていいですねえ。中にはヤンキーのお兄ちゃんみたいなのもいて面食らいましたよ。

 その中の一人にワーキングホリデーでイギリスに来ている兄ちゃんがいたので会話内容をご紹介します。


 (確かコメントくれた人の中にもワーキングホリデーするって人いましたよね)



ワーキングホリデーとは   wikipedia
 ワーキング・ホリデー (Working Holiday) とは、二国間の協定に基づいて、青年(18歳~25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。

 日本政府とワーキング・ホリデー査証(ビザ)に関する取極又は協定を結んでいるのは発効順にオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、中華民国(台湾)、香港の11か国である。原則として各相手国ごとに一生に一度しか利用できない。




イギリスに来て働いていた飯屋の兄ちゃんとの会話
dfgdgraegaergeargaer.jpg

財前「やあ」

店員「??」

財前「店員さん。日本人だよね?もうここで住んで長いんですか」

店員「あ~。俺ワーホリでアレなんで。もうこっちに1年半目くらいのアレっスね」

財前「わ…ワーホリ?」

店員「ワーキングホリデーっスよ。2年間は遊ぼうがアレしようが仕事しようがアレで自由って制度」

財前「ああ…。なるほど。1年半もいるのか…。でも大変でしょう?イギリスの生活は」

店員「そんな事ないッスよ!!イギリスは最高のアレっスよ!!」

財前「え…そうなの!?」

店員「どう考えても最高のアレじゃないッスか」

財前「なるほど…。ずっといるの?」

店員「いや。この4月に帰るからちょっとアレなんスけど…俺帰りたくないアレなんスよね~」

財前「え?日本に帰りたくないのか~…。ところでイギリスのどういうところがいいの?」

店員「う~ん。適当の所とかがアレっスかね。俺がヘマしてもみんな ”いいよいいよOKOK。楽に行こうぜ”みたいなノリでアレですし」

財前「なるほど…部屋とかはどうしてる? 借りるの大変じゃなかった?」

店員「あ~。俺は部屋はシェアでアレしてるんで。4人でアレしてます。シェアしたらアレも安いっすよ」

財前「おお。流行のシェアか。一つの部屋を4人で住めば家賃は4分の1になるって奴だよね」

店員「まあそういう感じのアレです」

財前「狭くないの?」

店員「全然アレっスね。こっちの住宅は部屋がデカイくてアレっスからね。部屋数も結構アレですよ」

財前「へ~。部屋数4つもあるのか…。色々君は凄いなあ」

店員「俺はそんなアレじゃないッスけど…。まあ思ってたより住みやすいアレですよ。トイレもアレですし」

財前「すごいな~トイレが一つの部屋に2つもあるんだ。う~んそうなのか…凄いな」

店員「あとは音楽とかパンクとかアレとか最高っスよね。こっちの奴ら。結構ホッパーでアレだしファッションもアレわかってるし、景色が綺麗でイマジネーションも湧いてくるってアレもあるんで」

財前「ほうほう…。なるほど」

店員「お客さんもこっちにアレするんスか?」

財前「4月からだけどね」

店員「ちょっと住んだら絶対こっちにアレしますよ」

財前「まあ…そうかもね。じゃあ色々ありがとう」



 どうやら彼はワーキングホリデー。つまり日本で仕事をやめて2年間のビザを貰ってイギリスに来てるらしいんですが、会話の通りかなりイギリスが好きなようです。(実際の会話ではそこまでアレアレしてません)


 でも彼の「もう日本には帰りたくない」という言葉にはショックを受けましたね。

 やはり住めば都なのか…

 まあ確かに結構イギリスの人は気さくなところがあって私もその辺は気に入ってるんですよ。通訳くんなんかは

 「イギリスの人とかはプライドが高くて人を見下す傾向にあるんですよね~」

 なんて言いますが、

 そもそも私はビジュアル的にも感覚的にもイギリス人…というか北欧人よりも日本人は劣ってると思っている性分なもんですから見下されてもまったく嫌な気がしない。

 彼ら…彼女らの顔。イギリス人はそこまででもないですが、特にノルウェーとかスウェーデンの人とかは溜め息が出るくらい綺麗ですよ。

 なんかもう…別世界の人というか、別次元の人というか。


 日本人で「俺の方が格好いい」なんて言える人は通訳くんと同様相当なナルシストなんじゃないかと思っちゃうほどです。はい。 


 むしろ人間っていきなり上に見られるよりも下に見られていたほうが後々有利になる場合も多いのに…ね。

 まあその辺りは人それぞれの感覚かもしれませんが。


 …


 その後ロンドンの街をしばらく散策した後に、取引先の人の誕生日プレゼントを何を買おうかという事になりました。買うのは

 取引先のジミーの奥さん用のプレゼント
 取引先のジミーの息子さん用のプレゼント

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 の2点。まあ私は新参者ですし、通訳君がジミーさんとは親しくしてるのでジミーの奥さん用のプレゼントは彼がすぐに決めていましたが、どうも息子のプレゼントで悩んでる模様。


通訳「財前さん何がいいと思います?息子さんの誕生日プレゼント」

財前「いや~。わからないよ。その人に会ったこともないしさ。何歳なの?」

通訳「30歳くらいです」

財前「尚更わからないな…」

通訳「そうですか」

財前「服とかは?」

通訳「そういうタイプじゃないですね」

財前「そうか…何か趣味はある?釣りとか」

通訳「趣味…ですか」

財前「30歳なら絵とかiPadとかでもいいんじゃない?」

通訳「う~む絵ですか…う~む…」

財前「それか食べ物とか?」

通訳「そういえば彼はゲームが好きですね。彼の家に遊びにいくとよくゲームの相手をやらされますね」

財前「ん… ゲーム…」


何!?ジムの息子さんはゲーム好きだと…


こ…これは…



財前「ほ…ほほう。彼はゲームが趣味かね」

通訳「でも私はさっぱりですのでサッカーゲームでよくやられたり銃で撃たたりw 手加減なしですよ」

財前「ふむふむ。息子さんはそんなにゲーム好きなのか~。へ~。そうなのか~」

通訳「何か?」

財前「え?い…いや別に」

通訳「プレゼント何がいいですかねえ」

財前「じゃあゲームソフトにすればいいじゃんか」

通訳「え?ゲームソフト!?」

財前「そうだよ」

通訳「…なるほど!w」

財前「ゲームソフトなら結構簡単じゃないか」

通訳「え?そうですか?何買っていいかなんてわからないですよ…ゲームソフトなんて」

財前「任せなよ。俺だいたいわかるし」

通訳「マジですか?財前さんもゲームするんですか?」

財前「え?い…いや。ゲームはしないな。たまにシャレでやる程度かな」

通訳「そうですか。でもプレゼントに何がいいかくらいはわかりますか?」

財前「ジミーさんには今後公私に渡って世話になるし、出来る限りの事はしよう」

通訳「じゃあゲームショップに行ってみましょうか」

財前「そうだね」


 …

 …なんとジミーの息子は大のゲーム好きらしい。

 これは彼とは気が合いそうだ。とりあえず仲良くなれることはもう確定的。

  
 ゲームは会話が必要ないからだ。別の言語。

 そう。コントローラーで語り合える。
 

 そしてゲームソフトを買うために、タワーレコードの分身みたいな感じのCD、DVD、ゲームショップを見つける。

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 ほう…。


 ん?これは…!!


 待て待て待て。これはBorderlansのGOTYじゃないか。これ…確か日本のXBOX版では発売が…中止…
 
 Borderlands


 か…買おうかな…



 って…あ。あれ?


 こ…これは…


 DEADSPACE2じゃないか!!


 Dead Space 2 Walkthrough
 

 これは日本での発売日が未定の名作…。

 そうか。UKでは今週丁度発売されたんだっけ…マジか。


 しかもMASSSFECT2まで普通に兼価版である。何!?

 Boderlandsと合わせて2本で30£だと…。ほう。スーパーストリートファイターⅣも30£程度なのか(
1£=133円)

 何かこちらのソフトって無茶苦茶安く売られているような気がする…。


 しかし店内をみるとPS3よりもXBOX360ソフトの売場面積が圧倒的に広い。

 なぜだろう…ハード販売数ではヨーロッパはPS3とXBOXと相違ないはずだが…。そしてWIIの売り場面積はPS3よりもっと狭い。

 やはり海外ではXBOXなのか?


 おお!? なんとなんと試遊台にDEADSPACE2が!! そしてプレイしているのは全部若い女性!!

 マジかこれ。

 イギリスではこんな黒いシューターゲムをこんな若くて綺麗な白人美人女性が人目を気にせず試遊する環境が出来上がっているというのか…

 なんという光景。これはイギリス… 侮れん。

 日本では絶対に見られない光景だ…これは…


 ん?  おお!? あれは… スーパーストリートファイターⅣの試遊台にも若い女性が!!

 マジかこれ。

 
 UKでは若い女性が格闘ゲームだと…



 なんということだ… なんということだ…




 こっちの人たちはゲームを恥ずかしげもなく楽しもうという気持ちを一般人も持ち合わせている。


 

 
 これだ…これだよ求めていたものは…










 イギリス人は間違いなくゲームを愛している…。
























 こ…これはイギリス…































 意外と良い国かもしれん…

 dfgsgregreeagegrea.jpg



 よ…よし。次は携帯ゲームコーナーへと突入してみるか。クックック…

 モンスターハンター3とかこっちでは売れてないんだろうなあ。きっと3DSやNGPの話題が出始めてるはず。

 その模様をウォッチャーして来よう。



 え~と。携帯ゲームのコーナーコーナ~…


 しかしここで呼び止められる。
 


通訳「財前くん財前くん」

財前「ん…」

通訳「財前くん財前くん」

財前「なんだよ…」

通訳「どれを買えばいいのかわからないんですよ」

財前「ああ… そうだったなそういえば」

通訳「え?」

財前「プレゼントを選びに来たんだったよね。ゴメンゴメン」

通訳「そりゃそうですよw」



財前「で? どの機種よ」

通訳「はい?」

財前「いや。ジミーの息子が持ってるゲーム機って何よ」

通訳「へ?いえ。だからゲームですよ」

財前「ん?いやゲーム機にも種類があるのよ」

通訳「種類?さあ…」

財前「え…まさか持ってる機種知らないの?」

通訳「はあ」

財前「サッカーを一緒にプレイしたってのは?テレビで?」

通訳「そうです」

財前「WIIくらいは知ってるよね?」

通訳「それは知ってますw WIIじゃないですよ」

財前「じゃあプレイステーションかXBOXだな~」

通訳「…」

財前「コントローラーはどんなだった? こうなんていうか…持つとこ尖ってたか?」

通訳「ええ。黒い感じで…あ!! プレイステーションって奴だったような…」

財前「じゃあこれかな?丁度試遊台あるけど」

通訳「ああ!!これですこれです。それとこのサッカーゲームですよ。いつもやってるのはw」

財前「え?こっち(FIFA)? こっち(PES)じゃなくて?」

通訳「こっちですね」

財前「なるほどw じゃあ通訳さんがジミーの息子とやったサッカーゲームってFIFAだ。」

通訳「FIFAですか」

財前「なるほど。やっぱりこっちではFIFAなのか~…」



 説明しよう。日本ではそう有名ではないがサッカーゲームFIFAとは…



「FIFA」は今や「ウィニングイレブン」(PES)を超えたサッカーソフト。
サッカーゲームの最新版「FIFA11」が 発売開始直後のゲーム販売記録を更新。北米と欧州では10月2日までの発売開始1週間で販売数が260万本以上、 売上高が1億5000万ドル以上に達したとみられる。オンラインセッションの回数も1、2日の両日で1130万以上を記録した。
ウィニングイレブンはここ数年でFIFAにシェアを奪われ、最新作では3倍以上の売上差がついている。関係者いわく「ウィニングイレブンは日本でしか売れてない」

海外レビューハイスコア 『FIFA 11』vs.『ウィニングイレブン 2011』
北米では9月28日に発売のFIFA 11(FIFA Soccer 11)と、10月19日に発売のPro Evolution Soccer 2011(PES 2011/ウイニングイレブン2011)。今回は海外レビューハイスコア番外編として、両者のPS3/Xbox 360版の主要サイトレビューを紹介します。

FIFA vs. PES――日本以上に、海外ではクラシコやダービーといった雰囲気ただよう毎年秋のマッチアップ。ここ数年は改革路線が結実したFIFAと、経年劣化が指摘されていたPESという論調で進んできました。今年はどうだったのでしょうか。
http://gs.inside-games.jp/news/252/25207.html
http://www.computerandvideoys-fifa-a-lot/
PES = ウィニングイレブン







 …

 とまあそういうわけです。日本では賛否両論ありますが世界的セールスで見ると今や勝負は決まっていて…。事実ウィニングイレブンの3倍以上売れてるサッカーソフトですので今やグローバルスタンダードのサッカーゲームと言えます。日本で有名なゲームよりも世界で売れてるゲームを知り、プレイする。

 これはイギリスで住んでいく私には最も重要な事項です。

 もちろんXBOXでも発売されているのでノープロブレム。


財前「FIFAか。なるほど。これは帰っても忙しくなるな~」

通訳「ジミーの息子さん手加減してくれないから…私一回も勝ったことないんですよ;;」

財前「そりゃ大変だねえ。俺はFIFA買って練習しとくよ。ありがとう。かなり参考になる情報だ」

通訳「え?財前さんプレイステーション持ってるんですか?」

財前「持ってない。でも買うことにするよ。息子さんに会った時に対戦するだろうしね」

通訳「ですね…」

財前「じゃあとりあえずPS3のソフトを選ぼうか」

通訳「え?ああ。お願いします」

財前「っていうか…実はもう買うソフトは決めてるんだけどね」

通訳「ほう?どれです?」

財前「これだよ。デッドスペース2」



通訳「なるほど。これですか。39.9£… 意外と安いですね」

財前「こっちでの発売日が先週?くらいだったんじゃないかな。超人気作だよ」

通訳「わかりました。じゃあこれにします」

財前「あとこれもつけときなさい」

通訳「これもですか?」

財前「ああ。2本上げれば充分だろう」



 そういって兼価版で売られていたスーパーストリートファイターⅣを通訳くんに手渡した。


 これにて買い物が終了…





 しかし通訳君が奇妙なことを言い出した。


通訳「財前くんまだですよ。あとまだBirthday Cardが必要です」

財前「何だって?」

通訳「Birthday Cardです」

財前「何だそりゃ」

通訳「こういうカードですよ。お誕生日プレゼントを渡すときはメッセージも一緒に渡さないと」

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財前「お誕生日カードだと…」

通訳「はい。これをプレゼントと一緒に渡さないと」

財前「ぶww アンタ小学生かよw 男がプレゼントにメッセージカードつけるとか気味悪いことするな!」

通訳「え?」

財前「5歳の餓鬼に渡すんじゃないんだからさw。今時小学生でもこんなの貰わん」

通訳「は?いやいや必要ですよこれは」

財前「そんなのはナヨナヨしたナヨ男がする事だ。男ならそのままプレゼントを渡せよ」

通訳「いやいや…」

財前「なにがお誕生日カードだ。そういう年でもないだろう」

通訳「違うよ財前君。イギリスの誕生日プレゼントはね…」

財前「ん?」

通訳「誕生日プレゼントを渡すときにイギリスでは…」

財前「?」









 イギリスでは…











































誕生日にバースデーカード渡さなかったらバカ扱いされます

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財前「工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工」

鉄板「これは不可避です。絶対です」

財前「え…」

通訳「イギリスで誕生日カードつけずにプレゼント渡したらそれこそ幼稚なバカ扱いされますよ」

財前「マジか!!」

通訳「そうですよ」

財前「お誕生日カードだと…そんなものを…」

通訳「5歳だろうが60歳だろうが80歳だろうが同じですよ」

財前「なるほどなあ。そういえば海外の人って家族を大事にするよね」

通訳「ですね。それにこのカードを渡すだけじゃダメで…」

財前「ん?」

通訳「直筆のメッセージもちゃんと書かないとダメなんですw」

財前「すごい…」

通訳「財前くんもこれは覚えておいたほうがいいですよ」

財前「そうだね…」




 なんとなんと驚くべきことに…。

 こっちでは誕生日プレゼントと同時に誕生日カードをつけてプレゼントを渡さないと「常識がない奴」って事になってしまうらしいです。

 確かにどの店にも…どんな所にも至る所にバースデーカードというのが置いてある。

 日本人からすると恥ずかしいけど、結構よい風習かもしれませんね。

 暖かいというか… 
 
 ちなみにイギリスで誕生日を祝うにあたっての最重要アイテムは「風船」。子供も大人も誕生日は風船を使用する。職場などでその日誕生日の人がいると、部屋の入り口のドアに風船と一緒に派手な「おめでとう」の横断幕みたいなのがついていることも多いんだとか。

 またイギリスでは、自分の誕生日の日には、ドーナツやお菓子を持って行って職場のみんなに配るのも常識だとか。こうする事で誰かの誕生日をみんなが祝福するようになるみたいです。

 
 …

 なんかこう…

 様々な所でみえてくる「私の知らない世界」に戸惑いますが、1週間こちらに居たことで徐々に見えてきました。







 まずやはりゲームは人気。

 それもサッカーゲーム。そしてFIFA。

 これはやっておくとこちらで友達を作る上でも便利そうですね。

 そしてサッカーを勉強しておくことも大切なような気がします。話すときとかに必ず好きなサッカーチームは?って聞かれますから。


 そして発音。

 こちらの人に私の英語で話してもまったく理解してくれません。これはイギリス人が英語には特別厳しい耳を持っていて、日本人の汚い発音では聞こえないみたいなのです。

 ネイティブの人は特にあまり変な英語を聞いたことがないので聞き取れないのだとか。

 ゆえにまず発音から練習しないとまったく意味が伝わらない。

 
 たった2音のRiverって発音だけでも「Sorry?」(なんて言ったの?)って聞き返されますからね…。

 これは厳しそうです…。 






 とりあえずはこの辺を日本にいる2ヶ月くらいである程度勉強しておかないと…


 4月からひどい目に遭いそうですので…

















 FIFA11 ElectronicArtsgsergsegergrst4t4.jpg



 …というわけで今回の海外出張記はおしまいです。
 
 学校も家もまだ決まってませんが、ある程度の方針は決まったので今回私はこれで帰国。家の事と学校の事は通訳くんとエージェントに任せます。

 明日の夕方に飛行機に乗りますから9日の夜には日本に到着できる予定。

 そこからまた鹿児島に出張して…東北に行った後に所々の残務処理を行ってまたイギリスへと帰ってきます。

 4月ですね。

 そこからは完全に待ったなし。

 現地での生活が始まりますから、そこまでに日本でやりたいことはやっておきたい所ですね。





 
 あと内緒コメントで海外に在住してらっしゃるたくさんの方からアドバイスを頂きましたが、大きな励みになりました。是非助けてください;; 今後とも宜しくお願いします。

















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その他の海外記 http://ninehalt.blog4.fc2.com/blog-category-30.html

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January February March April May June July August September October November December
2011(Sun) 02/06

海外記5-2  一人の男がイギリスに立ち向かおうとして追った傷が深すぎる件(100)

海外滞在記 … Comments(100)

 さて

 1月の27日から2月9日までの予定でイギリスのケンブリッジ近くに来ています。

 理由は4月から私はイギリスに転勤するからです。

 転勤と言ってもこちらに会社があるわけじゃなくて、これから作る…というか、将来作る…という非常に曖昧なもの。現地イギリスの英語学校に入って1年間英語を勉強し、人脈を作った上でイギリスに現地法人を立ち上げる。

 なぜなら、日本の未来を見た場合…常識で考えると日本だけでやっている会社のほとんどがこの数年間で淘汰されていくのは火を見るよりも明らか。

 ヨーロッパ、アメリカにも会社の根を張って、ビジネスを行い、これからの時代で生き残るには…今しかない。

 
 でもこれからスタートなので形になるのはかなりの時間を要するでしょう。


 恐らく…

 今回の仕事が評価されるのは20年後の未来…になるでしょう。

 
 hrthrhtrhshhshttrhhgfd.jpg


 というわけでですね。

 格好つけると上記が私がイギリスに駐在する主な役割となります。つまり会社の生き残りをかけて海外に進出するということです。まあ頭ではわかっていました。

 うちの会社も世界に出ないとなあって。

 頭ではわかっていても誰もしませんよね。進んで苦労する人なんていない。私もしません。


 会社でそういうのを考えるのは社長ですから。
 



 でもまさかこんな事をですね…



 


 自分がする事になるとは思いもよらなかったという…

 adfgaregergaeerg.jpg

 え? マジで僕なの? みたいな。


 ギャグです。 

 最初は1年て言われてたんですけど、まず間違い無く3年コースですね…これは。でも1年間はビザで行って後の2年間は日本と海外を行き来する…という感じになるのかもしれませんね。

 そして4月からこちらに来るということで今回の出張の目的はこちらの棲み家を探すことと学校を決める事。こちらを通訳くんと2人でなんとかしないといけない。

 その後、2月3日には社長がイギリスに来るのでそこで物件と学校を確認してもらって承認を得る。ここまでできればOKでした。




 しかし…これがうまくいきません。




 どうやら…4月からのイギリスはどうも地獄のようです。

 





 1月28日にイギリスのヒースロー空港に着くと通訳君から電話着信。どうやら通訳くんは私の到着時間を調べていたらしく連絡をしてきてくれたらしい。電話に出ると…

通訳「財前さん到着しましたか!!」

財前「ああ」

通訳「イギリスヒースロー空港からスタンステッド空港までバスにて移動お願い致します;;」

財前「え?バス?迎えに来てくれないの?」

通訳「財前さんはこちらの人間になるんでしょう?それくらい経験しないと」

財前「なるほど…。で?どうすればいいのかな」

通訳「手荷物を受け取った後、到着エリア(Arrival)に出ます。空港内標識にCentral Bus Stationと書かれてありますので、標識に従い空港直結のCentral Bus Stationまで歩きます。(所要時間8分)。16:10PM発(スタンステッド17:35着予定)のバスにご乗車お願い致します。
万一間に合わなかった場合は1時間後の17:10PM(18:55着予定)にご乗車ください。バスの情報はCentral Bus Stationの電光掲示版に表示されます。16:10PMの便名はJL727、最終目的地のNorwich行きで表示されています。7:10PMの便名はJL797、最終目的地のCambridge行きで表示されています。乗り場の番号、状況、遅れ等も電光掲示版に表示されますのでご確認ください。
最後に、乗る前にドライバーに何処まで行くか聞かれると思いますので、チケットを見せてStanstedとお答えください」

財前「…ぇ?」

通訳「それではお願いします」

財前「ちょ…え? よくわからなかったんだけど」

通訳「先程の工程は携帯のメールに送っておきますので」

財前「いや…ちょっと待っ…」


 プツッ  ツーツー



 …


 それからすぐに自分の携帯にさっきのバスの乗り方の詳細が送られてきた。なるほど…。まあバスに乗るくらいならなんとかなるだろうと思って税関を通ろうとしたが… 

 今回はまずこの税関で引っかかった。強面の税関がジロジロとこちらを見ながら話しかけてくる。当然私は英語なんてほとんど話せないので変な受け答えになる…。

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税関「そこで止まれ」

財前「はい」

税関「おまえは何が目的でイギリスに入国するのか」

財前「え~と。英語学校…」

税関「英語学校?じゃあ証明書を見せて」

財前「いや…それはない」

税関「は?」

財前「4月から」

税関「4月から…だと!?」

財前「そうです」

税関「じゃあ今回くるのは早過ぎるんじゃないか?」

財前「まあ…出張も兼ねてるというか…」

税関「ハッキリしろ。一体ここに何しに来たの?」


ハッキリ言えと言われても英語だから言えないわけで…


財前「住む家を…」

税関「住む家を何?」

財前「え~と…住む家を…さ…サーチしに来た」

税関「どこを探す?」

財前「ケンブリッジ」

税関「今回滞在するホテルは?」

財前「え? あ…通訳君に任せてあるのでわからない…」

税関「は?」

財前「いや…だから…」

税関「ホテルも決めないでくる奴はおかしい。おまえ何者」

財前「ノーノー;; 怪しい物じゃない。ホテルも決まってる」

税関「じゃあどこだ」

財前「え~と…Stansted Hotelだったかな」

税関「ネットで調べたがそんなホテルはない」

財前「え…ああ…」

税関「嘘なら嘘と言え。本当は何を目的できた?」

財前「え…いや…だから英語の勉強…」

税関「何か資料は持ってるか」

財前「あ!?そうだ。これがある。旅費工程表。はいどうぞ」

税関「日本語を俺が読めると思ってるのか…」

財前「あ…」

税関「ちょっと別室へ」

財前「…;;」


 こんなやりとりを30分以上も繰り返され…40分後にやっと開放。中国や北朝鮮、そしてエジプトなどの問題で最近はアジア人にどうも悪い奴が多いらしく、私なんてまるで犯罪者扱い。

 通訳くんに後で聞いたが、ジャパニーズと言っても背の高かったりすると怪しまれてネックになったりするらしい…。

 学校の証書やビザがあればスンナリと入れたのだが、今回はそれがないから仕方がないらしい。

 もうこんな状況で現地入りするのは2度と御免なんだが…。

 飛行機のエコノミーの狭さで腰がいたい上に、40分も立たされて強面に質問攻撃…。もうこの時点でもう疲労困憊。早くホテルでゆっくり寝たい…。

 そして通訳くんのメールに書いてあるとおりにセントラルバスステーションへと行き、Stansted空港行きのバスに乗り込んだ。

 1時間30分の行程で料金が片道約2500£だから日本とそれほど物価というか金銭感覚は変わらないらしい。


 そしてバスはStansted空港に到着。

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 そこに通訳君が車で迎えに来てくれていた。


通訳「いやあ財前さん。よくバスに乗れましたね心配しましたよ」

財前「税関で40分も止められて大変だったよ」

通訳「へ~。何かあったんですかね?」

財前「どうも学校とか訳のわからない事を言ったのが不味かったようだね…」

通訳「そういうときはバケーションとかミーティングとか言っておけばいいんですよ」

財前「なるほど! 会議って言えばいいのかw」

通訳「ではレストランとパブに向かいましょうか」

財前「え?いやいや。もういい。もうホテルかえって寝るし」

通訳「ダメですよ。取引先のジミーが来てるんですから」

財前「え…マジ…」

通訳「それでは向かいましょう」


 そうしてイギリス現地の取引先であるジミーさんと会食してパブでビールを飲んだら深夜3時になっていた…。理っておくが私は酒が好きでもなんでもないし、レストランの食事も美味しいとは思わない。

 その上に英語が聞き取れないのでジミーの言ってることは1割も理解ができない。

 つまりジミーと話しているのは通訳君で、私はただ黙って立っているだけなのである…。

 これはキツイ。

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 長旅した瞬間にこの出迎えとか…


 まるで地獄だこれは…。

 















 そして翌日の早朝。


 ほとんど寝られないまま


 いよいよ仕事が始まる。


通訳「今回は住居と学校を決める事が目的です」

財前「うん」

通訳「実は私も現地で家を借りるなんて初めてなのでよくわからないんですよ」

財前「え?マジで?」

通訳「でもまあ不動産屋に行けば簡単だと思いますよw」

財前「え?こっちにも不動産屋があるの?」

通訳「ありますよ」

財前「なんだ。ならすぐじゃないか。じゃあこの出張3日くらいで帰れるんじゃね?」

通訳「スンナリと決まればですね」

財前「不動産屋がいるならスンナリ決まるよww こりゃあ早く日本に帰れそうだ」



 と言っていたが…

 これが大間違い。

 しかし…二人ともこの時点でこの認識がまったく甘い事には気づく由もなかった。


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 まず家。

 通訳くんはアポを取っていた人を不動産屋と思ってたみたいだが、なんか雰囲気が全然違う。

 物件の事を聞いても「私は何もわからない」と言われる。どうやら知っているのは物件の場所だけのようだ…。

 よくよく聞いてみると実はこちらの物件探しは不動産会社の人がやるわけではない模様。

 物件のオーナーがアルバイトみたいなのを雇って、その人に物件を紹介させるスタイルのようだ。

 ゆえに商売人的雰囲気はほとんどない。


 実際その人と話をしようとするといきなり嫌な顔をされて

 「おまいらチャイニーズ?」

 みたいな嫌悪感丸出しの顔。こちらが
 
 「我々はジャパニーズ」と言うと、突然誰かと電話をしだして

 「おいおい。ジャップがこの家を借りたいんだってよw」
 「冗談やめてくれよなw」

 みたいな感じで話してる。

 そして

 「悪いがこの物件を紹介するのは無理だ。なぜならこの物件はほかにも借りたい人がいるから」

 とかいきなり訳のわからない事を言われる。

 その人も物件を貸したいから紹介してるはずなのにこちらがアジア人だとわかった途端に怪しまれる。

 相手の顔を見てればよくわかる。そういう感じだ。

 しかし通訳君が食い下がって

 「我々は会社人だ。日本に会社も持ってる。金はちゃんと払う。物件を貸すに値する存在だぞ」

 と言うと、相手も少しは話しを聞くそぶりを見せて

 「なんて会社だ?」と聞き返してくる。通訳君が

 「こういう会社だ」と言うと

 「それはイギリスにあるのか?」と聞き返してきて八方塞がり。もちろんイギリスの私の会社は登記していないのでない。つまり会社があることを証明しようがない。イギリスでは私の会社など存在自体がないのである。

 それならばと「英語学校に行くから家を借りる」と伝えても税関と同じく「証明書は?ビザは?学校の書類は?」と質問されて終わってしまう。

 そんなものはない。

 なぜなら私は学校に入学をまだしてないから…。しかも学校側も住むところが決まらないと入学願書を出せないシステムであるためどっちにしても出口なき道なのである。

 ないことを伝えると

 「ほらみろw やっぱりないじゃないかジャップ!w」と笑われる。

 
 これほどアジア人は信用がないのか…。

 今までぬくぬくと日本人として日本で生きてきた自分が恥ずかしくなった瞬間である。

 世界とはこういうモノなんだという現実に絶望を感じた。

 なんだかんだでやっぱり世界に出ると全然違う。家を借りるのですらこのザマなのか…。


 まあ逆の立場で考えると私も日本で家を持っていたとして、それを外人や中国人に貸すかと言われればそれは貸さないわけで…。なんとなくわかる気もする…。
 
 最後の手段として通訳君がゴールドのクレジットカード、そして腕に巻いているイザという時のためのロレックスを見せる。

 すると相手の反応が少し変わる。「お?こいつら金もってるのか?」みたいな感じだ。


バイヤー「ふ~む。なるほど。でもおまえら本当に日本人か?中国人じゃないだろうな」

通訳「断じて違う。我々はジャパニーズだ」

バイヤー「オーナーは言っている。おまえらは半年分の家賃を前払いで払わなければならない」

通訳「なんだと!?」

バイヤー「つまり半年分で6000£だ」(1£=131円)

通訳「…」

バイヤー「そして何か変なことを少しでもしたらその瞬間に追い出す。同意するか?」

通訳「ぐ…」




通訳「財前さん…。どうします?」

財前「仕方ないね。我々は現地人にとって信用ない存在なんだし」

通訳「わかりました」


 しかしこれでも私たちをオーナーに紹介してくれるかはその男次第で、もし紹介してくれたとしてもオーナーが拒否すれば家は借りられないようです。

 つまりハッキリ言って今回は望み薄。

 泣きそう。


 しかし次の物件の紹介人はやさしかった。すごく説明も丁寧な人で「おお。この人はやさしいじゃないか」と通訳くんと二人でニンマリ。

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 貸し部屋も悪くない間取りと綺麗さで、ここに決めよう…と思ったら家賃がヤバいくらい高額で卒倒。

 なんとこの部屋は1週間に1回掃除してくれるタイプの部屋らしく

 1ヶ月で3000£も必要。

 つまりさきほどの家賃の3倍。日本円で言うと1ヶ月35万円の部屋である…。


 これで通訳くんと私はこの男がやけに外国人にもやさしかった理由に気づく。つまり詐欺…というかボッタクリなのだこの男…。要はアジア人という事で貸賃を張り上げ、大金をせしめてやろうという丸出しの男だったということで…

 高いから借りないというと値下げをしてきたが、それでも借りられる金額ではなく、「もういい」と伝えるとなにやら汚い言葉を吐きかけてその男はどこかへ消えて言った。

 なんだここは…

 先進国イギリスでもこんなものなのか。

 部屋を借りることすらマトモにできないなんて…なんという絶望。


 泣いてもこれが現実。


 さすがの通訳くんも通訳だけならこれまでこなしてきたが、部屋を自分たちだけの力で借りるなんて初めての経験らしく打ちひしがれていた。


 そんな中で二人で出した結論は…

 誰か現地の人をエージェントを立てて仲介してもらう事



 これしかない。まずは現状把握。アジア人二人では部屋などとても借りられないことをまず自覚することが大事。ではどうするか。

 それにはやはり現地人を間に立ってもらうしかないのである。


 早速、イギリスの取引先の人に連絡し、その人の知り合いで不動産関係の人が丁度いるとの事で紹介してもらい、その人にエージェントになって貰った。



 翌日…


 その人との待ち合わせ場所に行くといきなり5件の物件がリストアップされていた。

 
 さすが現地人…。自分たちアジア人の力など無力なのだ。


 驚いたのはエージェントは女性だった事。そして肥満国NO2のイギリスらしく100キロはあろうかという巨漢だ。彼女が言うにはケンブリッジの部屋の平均家賃は1ヶ月で約1000£~1200£。

 これは日本でいう2LDKくらいの大きさでの話。

 6畳1間とかであればもっと安いのだろうが、今回は嫁もイギリスに連れていくのでそれくらいの部屋が必要なのである。嫁に欝やノイローゼになられても困るし、治安の関係でセキュリティもある程度ないと最悪犯罪に巻き込まれる可能性があるので…。
 

 エージェントを立てたことで交渉はある程度やりやすかったが、それでも貸すかどうかはオーナー判断になる。基本的にその物件のオーナーは表に出てこないし、我々の姿を見ることもないので、書類ですべて確認する。

 もしオーナーがジャパニーズ嫌いなら一環の終わりだ

 という意見はエージェントも同じだった。


 
 そしてその翌日…

 社長がイギリスに到着。ここぞとばかりに私がこれまで苦労を話すと終始上機嫌で「苦労させるために何の補助もつけてない。良いからもっともっと苦労しろ」みたいな事を繰り返すばかり。

 とにかく海外での苦労を経験して欲しいらしい。

 まあ気持ちはわかる…が。

 エージェントの人に紹介された物件全てを案内してもらう。社長も海外に何年間も学生に住んでいたという経験の持ち主ではあるものの、今回のような事は知らなかったようで

 「やはり海外に進出するのは並大抵の事じゃないな…まずは会社を登記か」

 しかし登記をするのには莫大なお金が必要。危機感を募らせていた。


 一応住まいは広さと値段を社長に確認して貰ったので、ベースはできた。後はもう類似物件をエージェントに任せて探してもらうしかない。



 次に学校探し。

 とりあえずリストアップしている所に行くと…

 これは参った。私は別に良かったのだけれど、どうにも通訳くんと学校側の先生が話しているうちに犬猿の仲になってしまったようでお互いに口喧嘩を初めているのだ…。

 私は英語がわからないので

 一体どういう事かと。何を言っているのかと通訳くんに聞くと


通訳「聞いてくださいよ財前さん! この女ですね。こっちが英語へたくそだと思ってABCから始めるビギナーコースを進めてくるんですよ」

財前「え?ま…まあ別にそこから初めてもいいんじゃない?」

通訳「そんな幼稚園クラスみたいな所はケンブリッジにないですよw ロンドンなんです。その教室」

財前「え!?それはまずい…」

通訳「でしょう?ケンブリッジで家も探してるわけですし」


すると学校の校長?みたいな女の人が今度は私に詰め寄る

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女校長「あなたが生徒のなりたい人?英語での受け答えはできるんでしょうね。うちの学校はそれが前提なのよ?」

財前「オ~。イエスイエス」

女校長「まあなんと汚い発音なんでしょう。ビギナー以下だわ」

通訳「言いすぎだ!!」

女校長「うちの学校はそういう方針だから仕方ないのよ」

通訳「そんなバカなことがあるか! そもそも受け答えができてしゃべれるなら語学学校などには来ない」

財前「ま…まあまあ通訳くん。入れればいいんだからさ。入れれば。ここはひとつ穏便にだな…」


 そんな中で空気の読めない社長は勝手に学校の庭なんかを散策をはじめ、さらに女校長に怒られる…。



女校長「勝手に学校内を歩きまわらないで!! 不審者として通報するわよ」

社長「ほえ?」

通訳「不審者だと!?我々は学校入学希望者だと言っているだろう。客だぞ」

女校長「不審者に入学して欲しいとは思わないわ。英語もしゃべれない癖に」 

通訳「馬鹿にするな!私はTOEFL600だぞ」

女校長「TOEFL?それはアメリカの基準ね。イギリスではIELTSなの。残念ね」

通訳「こいつ減らず口を…」


 社長も女校長の剣幕を見てようやくヤバい事に気づいたのか、急にしおらしくなって「もう帰ろう…」なんてボヤき出す。でも通訳くんは強気の女校長に見下されてることに我慢ならないらしくまだ口喧嘩中。

 無茶苦茶な状況である…

 そもそも通訳がなんで喧嘩してるのか。語学学校に入るのは私ではないか。通訳は関係ない。


財前「おい通訳。もういい。謝れ。」

通訳「えええ!?なんでこんなのに謝らなきゃならないんですか。これは人種差別ですよ」

財前「差別?」

通訳「我々を見下してるんですよ」

財前「おまえがその校長より背が低いからそう感じるだけじゃないのか?」

通訳「そんな事は…」

財前「とにかく人種差別なんて関係ない。君は俺がこの学校に入れるようにすればいいだけだ」

通訳「しかしですね!」

財前「仕事は結果が全て。入学できなければすべてパー。そういう世界。わかるよね」

通訳「はぁ…」

財前「とにかく頭を下げて謝って話をまとめてくれ」

通訳「わかりました」



 そして結果的に…

 よく聞くとオンラインでペーパーテストを受けてその基準に達しているかを自分で確認し、学校に入学してきてください…っていう話にまとまった。

 よく考えると話がコジレるわけがない感じがするのだけれども…

 どうも通訳くんは上から目線で女性から頭越しに言われたことが耐えられなかったらしい。

 例えば休みについても「イギリスは学生は1年間に3ヶ月くらい休みをとるので、そうするべき」と言われたのに通訳くんは焦ったらしく「こちらは会社で来るのだから休みは必要ない」と言ったらしいのだが女校長は通訳くんに対し「あなたはそれでいいかもしれないけど彼にも休みが必要でしょう?あなたその顔でサゾなの?」と答え、さらに通訳くんは「必要ないと言っているだろう!」なんて話で喧嘩してたらしい。

 アホである…。

 そもそも通訳くんはわかってない。

 イギリス人と日本人と並んだ時、どちらが優劣かと言えばそれはイギリス人に決まってる。

 見た目から言語からスポーツから何から何まで上だ。

 日本が勝ってる事と言えば手先が器用な事くらいかもしれない。



 そこを頑張って同列にしなくても…見下されてもいいじゃん。と私は思うのだけれどそう思わない人も日本には多いらしい。

 これは戦後たった60年で作り上げた日本人としてのプライドなのか。

 
 どちらにしてもこれによって学校に入れるかどうかも微妙な空気になって私は疲労困憊。


 こうなると日頃の疲れというか、安らぎはもはや食べ物とかゲーム、そしてTVにしかないわけだが、ゲームはできない。XBOXはないし、メイプルストーリーはイギリスから繋がらない…

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 どうしようもない。

 正直言ってゲームできないという事が一番精神的にキツイ。

 本当になにもやる事がない…。

 TVをつけても何を言っているのかさっぱりわからないので付けても意味ない…。

 これも辛い。

 最後の望みで食事があるわけだが、イギリスの食べ物が糞まずいというのは世界中でネタにされているほど周知の事実。実際マズすぎて話にならない。

 実際レストランにも行ってみたが、とにかく日本でいう不味いというレベルは超えていて


 吐き気を醸しだすマズさ。


 もはや罰ゲームと同意だ。これは。こんな飯を2日もレストランで食べると胃が弱ってしまうので通訳くんに「レストランに食べにいくのはやめよう…今日はスーパーでお菓子でも買って夕食を済ませたい」と伝え、3日の夜はスーパーで済ますことにしたが、実はスーパーも罠ばかり。

 まずカップラーメンだ。日清のカップヌードルは世界中で食べられてると聞いていたのでカップヌードルコーナーに行ったのだが、日清のカップヌードルがどこにもない。

 最後の生命線の日清がない。


 「なぜ日清がないんだ!!あの味は世界共通だろ」と通訳に怒鳴っても

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 「イギリスに日清のカップヌードルなんてありませんよ…」


 と返される始末。世界中で1億食じゃなかったのか!? あれはどこで食べれられてるんだ…まったく。


 しょうがないのでイギリス現地で作られてるカップラーメンを買った。まあカップラーメンである。どんなに不味くても…たかがしてれる

 そう思ってこのTESCOのカップラーメンを食べてみたが…

 予想に反して破壊的なマズさ。2口食べてやめました。(これはおみやげにしたいと思います)

 
 残った麺とスープはトイレに流して終了である。


 まさにアンビリーバボー。カップラーメン食って吐きそうになったのは生まれて初めてだ。


 次にお菓子。こちらはチャンスはあった。なんとプリングルスがあったのだ。だからそれを買えばノープロブレム。何も問題はなかったが、つい隣にあったオニオンのスナック菓子がおいしそうだったのでそちらを選んでしまいった。

 日本でいう投げ輪のお菓子。オニオンリングって奴だ。
 
 あれは美味しい。


 しかし… それは儚い夢だった。

 こちらも糞マズすぎて話にならない。腐った玉ねぎの味がそのままツーンと来る感じでとても食べられたものじゃない。

 玉ねぎの生の匂いがそのままついてるスナック菓子とか誰が食うんだと。


 こちらも即効で吐き気を催し、2個ほど食べて捨てた。



 結局どちらも敢え無くゴミ箱へと直行する事になったのである…。


 しかもそれだけでは終わらなかった。その後めちゃくちゃ口が臭くなってしまって… 寝られないという現実に直面。

 寝ようとしても自分の息が臭すぎて眠れないのだ。


 しょうがないから歯磨きしようとしたら歯磨き粉が丁度切れてて悶絶!!


 結局渡しは発狂しながら熟睡することなく朝を迎える事になった。


 ここ数日ブログ更新しなかったのも…この5日で心労が祟り、風邪で喉が痛い上に下痢中。しかもなんか足もジンジン痛む謎の病気にかかっている…。

 ゆっくり療養したいのだが、取引先のジミーが毎日に近いペースで飯やら酒やらに誘ってくれるのでまったくやすまる隙がない…。毎晩に近い感じで夜中の2時くらいまでパブで飲まされるし…

 ジミーが何言ってるか1割もわからないので、私は4時間くらい無言で飲んでるのと同意なのだ。


 下痢中でこの仕打ちは地獄以外の何者でもない。


 私は打ちひしがれたよ…先生。

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 英語が勉強したいだけなんだ… それ以外はないんだ… なのになんでこんな苦労を…



 あと3日だ…   あと3日で一時日本に帰国できる…





 しかしその後が問題だ…。



 4月から…こちらで1年に及ぶ生活…。

 
 言葉も話せない状態で私は…



 果たして耐えられるのか…






 























 そして皆さん

 日本人はいつでも食べたい物を食べ、望むものが全て近くにあります。

 日本での何不自由ない生活。


 それって凄く幸せな事なんだと私…今回気づきました。





 贅沢の極みの生活をしてますよ…。我々日本人は。
 




 まさか後ろ盾なく海外で生活することがこれほど難しいことだとは…。






 




  続き…

 2011/02/08 海外記5-3 イギリスがクイーンズイングリッシュでもゲームは万国共通の言語

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Cambridge, England.  Personally, I prefer Cambridge to Oxford. I think it’s like a little Venice in England.



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2011(Mon) 01/31

海外記5-1 ケンブリッジで1年以上勉強して来いという内示に悶絶(22)

海外滞在記 … Comments(22)

 
 さて

 今日はイギリスに来た最初の仕事として、取引先の主要人物と会い、その後に4月から住むことになるケンブリッジへと行ってきました。

 主な目的は入学する英語学校に入る学校の選定なんですけど、1年間もの期間入れる英語学校は非常に少数で(通常は数ヶ月)、既にどこに入学するかの候補はある程度決まっていたので、その学校と周辺の場所を見るだけである意味では終わりました。

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 そして住む場所の選定ですが、こちらでは普通…というか通常で約1000ポンド程度の家賃。日本円にして約13万円程度らしいです。まあ贅沢を言うつもりはないので、基本の値段の住処でいいんですが、1年間そこに住んで生活することになるっていうのが現実味を帯びてくるとやはり緊張しますね。

 友達もいないし、知り合いもいないので非常に不安であります。

 もしケンブリッジ周辺にお住まいの方がいらしたら是非連絡をくださいね;;

 英語の方はあまり心配しておりません。英語学校で真面目に勉強すれば3ヶ月程度で日常会話はほぼできるようになると聞いてますし、家でもXBOXで日々外人と会話してればノープロブレムでしょう。

 また私にはブログもあるので、書いた日本語の文章を日々英訳すれば結構な鍛錬になると個人的には思っています。


 でも唯一心残りなのが日本のメイプルストーリーができない事。

 やるならヨーロッパメイプルになるわけですけど、まあ勝手は知ってますし、英語がある程度できるようになれば総回診などを英語に直せばそれなりにイギリスでもユーザーが見てくれるかなあって考えてます。

 行く日取りも2011年4月1日からでほぼ決定。

 遅くても2週目までには入ることになるでしょう。



 
 一番驚いたのがケンブリッジという学生街の常識です。こっちの学生の優雅さと言えば凄いですよ。

 
美しいケンブリッジの町の散策、仲間とのパーティ、イギリス国内の小旅行はもちろん、多くの学生がヨーロッパ各国を旅行したり、家族の待つ国へ帰省したりする。

 ヨーロッパでは格安航空会社のネットワークが発達しており、主要な都市・観光地を網羅しています。格安航空会社は、乗客を運ぶという機能に特化し、周辺サービスを排したNo frills経営で格安価格を実現。価格が需要に応じて変動するダイナミック・プライシング・システムを採用しているため、早めに予約したり、需要の少ない便に搭乗すれば非常に安く旅行することが可能です。また、イギリスの国内旅行で鉄道を利用する場合も、事前に予約することで、日本における場合よりもリーズナブルに長距離切符を購入することができます。

 ケンブリッジ周辺ではStansted空港とLuton空港へのアクセスが良く、特にStansted空港はケンブリッジ市内からバスで50分、電車で35分と至近距離にあります。



 日本とは違い、こっちに来れば旅行しないほうが損みたいな感じです。例えば日本では徳島から東京に出張するのに2万5千円くらい片道だけでかかるんですけど、こっちだとケンブリッジに近い空港のSTANSTEDからドイツに飛んでも7000円くらいなんですよ。

 糞安い。

 1ポンド135円程度とレートは高いですが、スーパーマーケットなどを探索した感じでは物価自体が日本よりも圧倒的に安いので、このレートもあまり気にならない模様。

 どうやら日本にいる時よりもお金はかからなくてすみそうな予感。


 …がするんですけど


 このままテンションが上がっていくのか、はたまたイギリスに打ちのめされてテンションが下がって欝になって人生オワタになるのか。


 そこは運次第なのでしょうね…。


 社長からは「かかる経費(金)は気にするな。これは将来生きる金になるから」と言われてますけど、英語が話せるようになる事が前提なわけで、ある意味ではプレッシャーきついですよ(笑)


 今日もそうでしたけど、どんだけ耳をかっぽじって真剣に英語聞いてもね。わからないものはわからないですから…。





 続き
 2011/02/08 海外記② イギリスがクイーンズイングリッシュでもゲームは万国共通の言語
 2011/02/06 海外記① 一人の男がイギリスに立ち向かおうとして追った傷が深すぎる件










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January February March April May June July August September October November December
2009(Fri) 03/20

海外記4-1 ハワイ島と第442連隊戦闘団 時間の神殿(78)

海外滞在記 … Comments(78)

 さて

 行ってきました新婚旅行。


 というわけで

 これからラブラブな「おのろけLOVE記事」を書きたいと思います。




 コホン…

 今回はハワイだったわけですが良かったですよ。いろんな意味で。日本語は通じるし、日本語を向こうの人が話してくれるし、現地に住んでる日本人は多いしで安心できます。

 今はハワイに移民してきて4世、5世という日系人も非常に多い模様。起源は真珠湾の戦争みたいですけどね。



 
日系人
 日系人(にっけいじん)とは、日本以外の国に移住し当該国の国籍または永住権を取得した日本人、およびその子孫のこと。現在約295万人存在すると推定されている[1]。いわゆるハーフなどの混血の人も含む。日系人のうち日本に居住する者を「在日日系人」、日本以外に居住する者を「海外日系人」と呼びわけることもある。在日日系人は約35万人存在する。



 

 この日立の樹をはじめ、綺麗な海や自然のバカンスイメージが強いハワイですが

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 実は日本人として知っておかなければならない歴史もこの土地には多いということに気付かされました。

 ハワイに来てるのはバカンスが主なのはそうなんでしょうが、あまりにもね。

 あまりにも観光目的で浮かれた人が多い日本人観光客を見てると何か複雑な気分になります。

 ここに自分たちのルーツの歴史がたくさん眠ってることも知らず…



 


 これを知ってか

 バスのガイドさんはほとんど日系人なんですが、観光に焦点を当ててあまりしゃべりません。

 言うことには常に歴史が入ってます。

 

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 バスガイドさんの話
日本人は明治時代頃多数の人数がハワイに移民。そしてその後真珠湾戦争にて捕虜となった者もいたが、その日本人で編成された第442連隊jはアメリカ軍として日系人部隊が輝かしい活躍を見せた。 そして目覚しい勲功を貰った。特に危険な前線に赴いたのはこの日系人部隊である。

 ある米国人将校をして

「今までに指揮したどんな100人よりも彼らのような
100人を部隊に持ちたい」

 と報告させたほど。

 しかしそれとは裏腹に、戦後のアメリカ白人の日系人への人種差別に基づく偏見は変わることがなかった。部隊の解散後、アメリカの故郷へ復員した兵士たちを待っていたのは「ジャップを許すな」「ジャップおことわり」といったアメリカ人たちの冷たい言葉だったようだ。激しい偏見によって復員兵たちは仕事につくこともできず、財産や家も失われたままの状態に置かれた。

 だがそこから我らが先祖は頑張り、日系人の銀行を作り、政治家になり…今になってようやく私たち日系人はここハワイで通常の生活ができるに至った。これらはすべて1世、2世の先祖のおかげだ。われわれはその歴史を知っておき先祖に感謝する必要がある。



 これを聞いて

 私は感銘を受けましたね。

 ハワイに移住している日本人の彼ら。自らの先祖に誇りを持っており、5世、6世となってもその歴史を語り継いでいる。

 こういう話は大好きですね。
 
 私も先祖が戦争で頑張ってくれたから今があると思ってますから。でも大学時代にね。こういう話をしても友達は誰も興味を示さないし、戦争はあ~だこ~だで駄目だとかそういう底辺の話ばっかで終始するのであまり話し合う機会はなかった。

 その光景がダブったバスの光景。

 日系人のバスガイドには3人ほど出会いました。

 その3人が3人とも…彼らは必死に観光に来ている日本人に歴史、日系人の活躍を話すのです


 が

 ほとんどの日本人観光客は聞いてない。


 戦争、真珠湾戦争って言葉が出ると

 「あ~…また戦争か」「戦争とかしないし」「戦争?興味ないし^^」「戦争のこと言うなよ!!」「戦争?なにその野蛮劇」


 って感じの顔をしてお菓子やお土産をバリバリ食ってる。まるで興味がない模様。


 


 …


 アホすぎるだろ。こいつら。

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 平和ボケしすぎ。

 恥ずかしい。同じ人間として。

 恥というものを知らないのだろうか。長らく「戦争=タブー」とされてきたことで、それが当たり前だと思いこんでいる。その非常識を他国で晒すことが恥さらしということにまったく気づいていないのには驚愕させられる。

 「戦争=タブー」って何だ? 現実に世界のあちこちで起こってるわけだが。

 ほとんどの国はそうじゃなく歴史から学ぼうとしているのに

 こいつらは始めからタブーとして耳を傾けることもしない。

 そして「君が代」も歌わない。


 まあ新婚旅行に行っているのにこういうことで怒る自分も自分だが、先祖の歴史や日本人の部隊の頑張りなんかは評価してもいいんじゃないか?別に今戦争しようって言ってるわけじゃないのに。

 歴史の教科書には載ってなかったろう?こんな事。

 なんで感銘を受けないのか不思議でならない。なぜ黒歴史と決めつけ学ぼうとしないのか。

 われらには誇るべき偉業をなしとげた祖先がいるのに






 第442連隊戦闘団

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 第二次世界大戦中のアメリカ合衆国陸軍において日系アメリカ人のみで編成された部隊(ただし士官はその限りではない。また朝鮮系アメリカ人の少尉が一人だけいた)。ヨーロッパ戦線に投入され、枢軸国相手に勇戦敢闘した。その激闘ぶりはのべ死傷率314%(のべ死傷者数9,486人)という数字が雄弁に物語っている。さらにアメリカ合衆国の歴史上、もっとも多くの勲章を受けた部隊としても有名。


 
 ハワイに永住している日本人、バスガイド、観光ガイドは

 「今の礎を作った先祖は私たちの誇り。彼らの頑張りがあってこそ私たちの今がある」 

 と恥じらいもなくハッキリと私たちに言う。先祖は偉大だったと。


 なかなか日本では聞けない言葉だ。

 それはバスにいる人が同じ日本人だからこそ言ってる事でもあるだろうし

 ハワイに来る日本人がそういう歴史をほとんど知らないから、

 少しでも知ってもらおうと毎回言っているというのもあると思う。


 これはね。こんなこと言うのは当然のことなんだろうけど

 日本にいるとこういう言葉をほとんど聞くことはないし、歴史の授業でもハッキリと先生も先祖のことをどうこう言わずただの暗記科目みたいな感じになっていた事もあり

 不思議と新鮮な感覚がするんだよね。


 なぜか…。



 

第442連隊の功績
第442連隊は18143個の武勲章および9476個の名誉戦傷章を受章し、アメリカ軍史上最も多くの勲章を授与された部隊の栄誉に輝く。同時に累積戦死傷率314%を記録し、全米軍部隊中、最も損害を受けた部隊としても記憶されることとなる。

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* 名誉勲章(議会栄誉章) 1(アメリカ軍における最高の栄誉。セラヴェッツァ近郊での戦いで数々の殊勲をあげ、1945年4月5日に友軍をまもるために、投げ込まれた手榴弾の上に自らの体を投げ出して戦死したサダオ・ムネモリ上等兵が受賞。第2次世界大戦における名誉勲章の授与数は464、そのうち殊勲十字賞から格上げされた20とあわせた21の名誉勲章が442連隊に与えられている)

* 陸軍殊勲十字章 52(このうちの20に関しては、2000年6月に再調査の上で名誉勲章に格上げされた)
* 銀星章 560
* 勲功章 22
* 陸軍軍人章 15
* 銅星章 4000
* 名誉戦傷章 9486
* 大統領部隊感状 7枚(トルーマン大統領が自らの手で連隊旗に、第442連隊としては7枚目となる「大統領部隊感状」を括り付けた。これは合衆国陸軍では初めての出来事。7枚という数字は合衆国陸軍の最多受賞部隊でもある)

 格上げが多いのは、当時日本と戦争中のアメリカで日系人部隊を評価することにためらいがあったが、戦後そのしがらみがなくなり再評価されたためと、1960年代に公民権法が施行され、それまでの人種差別政策が是正されたためである。

 しかし日系人部隊の輝かしい活躍と目覚しい勲功とは裏腹に、戦後のアメリカ白人の日系人への人種差別に基づく偏見は変わることがなかった。部隊の解散後、アメリカの故郷へ復員した兵士たちを待っていたのは「ジャップを許すな」「ジャップおことわり」といったアメリカ人たちの冷たい言葉であり、激しい偏見によって復員兵たちは仕事につくこともできず、財産や家も失われたままの状態に置かれた。



 どうでしょう。

 たまりません。

 私は観光なんて一切興味のない人間だったんですが、こういう観光は大歓迎。歴史を交えた話を聞きながら当時の建物や跡地を見るのは最高だなとこの歳になって初めて感じましたね。

 そして

 やっぱ建物を見るだけの観光なんて何の意味もなかったんだな

 って事も改めて再認識したね。やっぱ無意味だったんですよ。皆が言う旅行とかはさ。

 まあしょうがないですけどね。日本の観光ガイドとかそんなこと全然言わないし、歴史と絡めた話はしないから楽しくなかったんですもの。


 でもいいですよねえ。歴史を背景に持つ観光は。

 特に

 
1945年4月5日に友軍をまもるために、投げ込まれた手榴弾の上に自らの体を投げ出して戦死したサダオ・ムネモリ上等兵が勲章をアメリカから貰ってます。


 こんなこと言われたらテンションが上がらざるを得ない。うおお。凄げぇ!って思うよね。

 でも周りを見ると景色見て観光ガイドの言ってる事を無視してる人が多い

 まあ良い。まあ良いよ。こんな奴らもうどうでもいい。

 だが我が嫁は違うぞよ。 我が嫁はこういう話をわかる女のはずだ。

 私は隣に座ってる嫁に同意を求める。



財前「おいおい。自分の身を盾にして手榴弾から仲間を守るとか最高だよな。な?」

彼女「何が?」

財前「いや。何がって我らが先祖の日本兵がだな」

彼女「そんな事よりさ」

財前「む?」










 …












 …










彼女「日焼けしちゃった(*ノωノ) 」

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財前「はぁ…?」



 
 …




 どうやら。


 
 ここにも平和ボケが一人いたようだ。


 


 以後スルーすることに。



 
 しかし日系人となり5世代が移り変わっても、ハワイにいる日系人の方々が非常にうまく日本語を話すのには感心しきり。

 2世からは実質ハワイで生まれ育つわけですから、英語だけでいいはずなんですけど、わざわざ日本語を勉強するようです。自分の先祖のルーツもあるということでね。

 もちろん日本語覚えたほうが観光の仕事がしやすく就職しやすいってこともあるんでしょうけど勤勉ですよねえ。





日系人の今と昔

 一世や二世の時代に第一言語として用いられた日本語も、世代が進むごとに徐々に現地語である英語にとって変わられ、自然な流れとして日本語を理解しない日系人が増えている。故に、家庭や居留国の日本語補習校などで日本語教育を受けた人物も少数ながらも存在はするものの、三世や四世の世代で日本語を話すことが出来る人々は主に外国語として日本語を学んだ人々である場合が多い。

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 近年はアメリカ人になろうとして努力し続けた二世~三世と違い、若年層に自らのルーツである日本にアイデンティティーを求める傾向が強くなり日本語学習者が以前より多くなってきている。

なお、1920年代前後に出生している二世の多くは、日本での教育費用が居留国のそれと比べて、安価であった事、または、日本文化を継承する目的で日本の学校に通う事がある種の流行になった時期があり、また、ネイティブの一世の親から直接日本語を習っていた場合がある為、戦時中や戦後直後に生まれた三世や四世と比べて日本語を理解出来る人口が比較的多い。

 特に、北米、及び南米へ移民した日系人の中には、第二次世界大戦中に強制収容所への収容をされたり、戦後暫くも激しい民族差別を受ける立場にあった者が多かった。その為、居住国国民であり、居住国に忠誠を誓っている事を示す目的で、一世や二世である親がわざと日本語を教えなかったり、日本文化を継承させない環境で育った世代が存在する。それでもハワイ・オアフ島のワイキキ界隈や、ロサンゼルスのリトル・トーキョー、サンフランシスコのジャパンタウンなどの日本人街では今でも多くの日本語の看板を目にすることができる。

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 日系アメリカ人は当初から偏見と差別に苦しむことが多く、生活も苦しかったが、汗水流して働き、教育熱心で、よきアメリカ市民になろうと努力していた。特に一世の世代は過酷な労働をこなしながら、稼いだお金を自分たちのためには使わず、子供たちの教育のために注いだ。第二次世界大戦中における日系人の強制収容など人種差別をもとにしたいくつもの障害があったものの、このことがやがて世代が変わるごとに、ゆっくりとではあっても確実に、日系人がアメリカ社会での地位を向上させていくことにつながっていった。

 また、日系アメリカ人がアメリカ社会の中に築いた日系人、すなわち日本に対する信頼が、第二次世界大戦後の高度経済成長期前後における日本企業のアメリカ市場への進出の際に、日本企業に対する信頼感の醸成に大きく役立つことになる。


 
 はい。

 ちなみにハワイ旅行に行った感想として

 日本から飛行機で行った場合、ホノルルというハワイで言う一番の都市に降り立つわけですけど、ホノルルは観光バスに乗って歴史を知る以外にあまりお勧めできませんでした。

 なにしろハワイの人口の75%以上がホノルルに住んでるので

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 都会すぎてかなり興ざめします。ビーチにも人が一杯だったし、海もそれほど綺麗じゃなかったという印象。やはり50年以上も中心観光地として君臨してきた影響は大きいようですね。

 町を歩くと東京と同じく30歩歩けば客引きに出会う感じでかなり困る。

 やられたのが「日本語勉強させてクダサ~イ詐欺」。

 いきなり


 外人「日本の事勉強させてクダサ~イ」 って近寄ってくる。そして後はうまいこと言われてね…


外人「富士山ハ何県にアルデスカ?」

財前「静岡県ですよ」

外人「OH シズオカ! シズオカは他に何が有名デスカ?」

財前「お茶とかかな」

外人「OH! オ茶!! スバラシイデスネ」

財前「まあね」

外人「オシエテクレテアリガトウ。お礼にコレドウゾ」

 とステッカーを渡される

財前「サンキュー」

 と受け取ると

外人「それ1000円にナリマ~ス」

財前「は?」

外人「それ買ってくれると恵まれない子供が助カリマ~ス」

財前「え?」

外人「ソレトモ孤児は餓死シロト言うのデスカ?」

財前「…」

外人「ホラ サッキノ人はコンナニ寄付シテクレタヨ」

財前「わかったよ…ほら」  千円渡す

外人「あと1000円クダサーイ。ソシタラ孤児喜ブネ」

財前「…」



 という感じで何人もやってきます(笑)。2人目には引っかからないでしょうが、1人目は無理。1000円はまず取られてしまうでしょう。

 ゲーム内のクレクレ君以上に酷い。

 …

 ということでね。

 ハワイに行くならホノルルには観光で1日の滞在にしてね。あとは地図で言うとカイルア・コナって書いてある島、つまりハワイ島に行くのが吉だと感じました。

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 ハワイ島はホノルル(オアフ島)に比べると人口が少なく、非常にのんびりしています。たとえばハワイに行ってのんびり海やビーチでたそがれたい場合に向いてるような気がしました。

 自然は多いし

 チョコレートとクッキーのものすごくおいしい店(Big Island)はあるし

 道をのんびり散歩しても客引きなんていないし

 住民自体ものんびりしてて

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 羽根を伸ばすには最適なのです。

 ホノルルにいたときには虫だのなんだのはまったく気にならなかったのに、ハワイ島にいたときは様々な発見があったからね。

 ほらハワイの蜘蛛とか↑ 果物?とか

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 まあこれからハワイにこれから行こうって人は参考にしてみてください。

 フライト時間は約7時間ですし、日本人の歴史は勉強できるし良いですよ。


 まさか

 本国である日本ではなく

 ハワイで自らの先祖の活躍を知ることになろうとは

 そして現地の日系人の方がこのような歴史に詳しいなんて

 
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 夢にも思いませんでした。


 日系人の彼らも広島の原爆ドームに来ると

 同じ気持ちを受けるみたいですけどね。そして同時にこんなことも思うようです。




 なぜもっと日本人は広島の原爆ドームをアピールしないのか。サミット開催地にするなど色々手段はあるだろう



 …



 と。



 なるほど…というよりも一歩国を外れると外からは「そういう風な目で日本を見てるんだな~」という感を覚えました。日系人と日本にいる人間の感覚って大分違いますね。ホント。

 逆に興味が出てきます。

 誰も本当の事は言わないとは思いますけど


 ハワイにいる日系人は今の日本人を一体どう思ってるんだろうか?


 って事に。本音を言うわけないけど、聞きたいなぁ。



 

 

 …と今日は長文になりました。

 まあ歴史も含めてね。皆さんにご紹介したかったなあと思って書いた次第であります。





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 そして

 今週。時間の神殿が実装されるようなので書こうと思ったんですがそれだと長過ぎるので…また明日書こうかと思います。

 こちらも結構長くなりそうですよ?。





 




 日立の樹  (ハワイイ ホノルル 公園)


            
                        






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2008(Sun) 10/19

海外記3-7 … Hara-kiriパワー2(59)

海外滞在記 … Comments(59)

 この記事は前日のHARAKIRI 1 を見てないと意味不明です。




 
 
 さていきなりラピュタでお出迎えしてくれた日本料理店だが
 
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 私は知らなかった。

 今やアメリカにも日本人向けのスーパーがあることなど。

 いや。日本人向けと言うよりもむしろ、現地アメリカ人に対しても日本食をアピールしている場所があることなど。

 これは想定外。

 そんなにアメリカに駐在している日本人て多いんだろうか?

 アメリカに行くと食生活がどうとかいうのは出張ではつきものだったが、こうして日本人向けのSHOPが所々にあることを見るに辺り、意外とアメリカで生活しても苦ではないかも知れない。


 なぜなら


 この店は

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 まず日本語ありき。

 日本語のついでに現地人用に英語が添えられている。

 当然値段は$表記。
 
 さらにいうと人も一杯で大繁盛している。

 な~んだ…だからうちの会社の駐在員もあんな涼しい顔をしていられたのか。

 こんなところがあるんじゃないか。

 さらに驚いたのがこの野菜。

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 なんと北海道産という表記。

 おわかりだろうか?

 これ北海道からわざわざ持ってきているのである(笑)。

 まさにカルチャーショック!!

 ここシカゴでは日本人が住みやすい環境がすっかり整えられていたのだ。


 一体なぜ… 

 それはわからない。過去の日本の栄光? それもわからない。

 どっちにしても今は不況だけに日本人の駐在員がそんなにたくさんいるとは思えないんだけどね。どっちかっていうとインドやそっち方面の人間の方が多いんじゃないかなあと思ってたんだけど。


 さらに凄いのがこれ。

 なんと浅漬けの元。 おわかりだろうか?
 
 これ英訳できない。 だから表記も

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 ASADUKE NO MOTO

 そのままじゃねえか(笑)。現地のアメリカ人の人はこれで理解できるのか?


 そして寿司をなんの戸惑いもなく買う

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 アメリカ人の方々。

 SUSHIってもうそんなメジャーだったとは…。

 もう頭が何が何やらこんがらがってきた。


 しょうがない。

 英語の上に日本語があるなんて場所。ここアメリカでは見たことなかったんだ。

 あり得ないと思っていたのだが…


 でもさすがに慣れてないのか企業の方でも戸惑いも見られる。

 さきほどの浅漬けの元もそうだが

 日本での超有名お茶である「お~いお茶も」

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 なんと英語で書くと 「Oi Ocha」

 「おい。お茶」ってオヤジが奥さんに言うアレ。

 一昔前の日本の食卓じゃねえか(笑)。

 仕事から帰ってきて「おい。お茶」と奥さんに言うのは亭主関白のデフォだが商品名をこれにしてしまうとは…。

 どっちかというと。

 「HELLO TEA」 

 これだろう。

 そんな感じで通訳君とスーパーにある食材に対して一品一品突っ込んでいると、義則がニヤニヤしながらやってきた。何か見つけたんだろうか?


義則「財前さん。通訳さん大変です」

財前「何?どうした」

義則「ロナウジーニョがいます」

財前「なんだと!? どこだ!!」

義則「そこです」






 あり得ない。ロナウジーニョがアメリカなんかにいるわけない。

 だって彼は今セリアAのミランで奮闘中なんだよ??



 でもそこって… 


 義則が指さす方を見ると…



















 全然違げぇよ!!(笑)


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通訳君「^^;」
 
財前「駄目だ…コイツ。まったくギャグのセンスがない」

義則「ええ!?」

財前「一生そこでROMってろ」

義則「…」





 そんな中、サエコと慶子は味噌汁の味噌?の粉末タイプを発見したらしく、そこでキャピキャピ言ってる。

 どうやら味噌の粉末タイプは日本でも珍しい品らしく、ここアメリカで売っていることに驚いているらしい。そうなんだろうか…。

 まあこんなスーパーに来たのに店員を「ロナウジーニョに似てるw」なんて騒ぐバカな義則とは目の付け所が違う。この辺りはさすがだ。

 …


 っと…

 もっと書きたいことはあったのだが


 残念ながらタイムアウト。駄目だ。もうこれ以上は無理。

 さっきのHARAKIRI 1の記事に時間を割きすぎた。

 集合時間まであと20分しかないのでもう書けない。

 飛行機後れたら洒落にならないからね…。




 え?

 帰って書け?

 
 無理だ。
 
 これは現地だから書けるのであって、日本に帰ったら雰囲気から状況から気持ちから何から何まで変わってしまうので、この記事のノリとはまた違ってくる。

 多分…そういうものだと思う。

 



 そういうわけで

 最後は乞食育成記に匹敵するほどのグタグタ内容の記事だったかも知れませんが如何だったでしょうか? 海外出張記。

 まあ自分としても過酷な海外出張の仕事の合間を縫ってこれだけの記事をかけたのは驚いています。オランダ出張の時も出張記を書きましたが、あのときは3日に1回?くらいのペースの執筆で…

 それでも書くのは相当キツかった思いがあります。 

 時差があるし、頭はボーとするしね。


 今回は乞食航海記の延長みたいな感じで書いてたんですけど、確かに文字量は全然違うし、結構更新時間も割いたんですね。

 これを見るとリアル日記なんて普段ずっと書くと、体力が持たないんじゃないかという気すらします。


 やっぱゲームを題材にちょこちょこ書いてたほうが体にはいいですねえ。


 ただこの1週間。

 日本で何があったかはさっぱりです。

 何かありましたか?




 まあ…帰りの飛行機で確認することにしますね。













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2008(Sat) 10/18

海外記3-6 … Hara-kiriパワー(51)

海外滞在記 … Comments(51)

 さて

 海外出張も今日で最終日。

 明日の12:00の飛行機に乗れば、13時間後には成田だ。

 となると到着は日本時間の日曜日の夜ということになる。

 
 そうか…日曜日の夜か。



 不思議なことに 

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 アメリカに来ていてもなぜか毎日更新が完遂してしまった。別にそう苦労したわけでもなく、無理矢理書いたわけでもない。だが縛りがなければ書かなかったかもしれない。

 正直毎日更新を課していた当初はそちらに気を取られていたが、これを3ヶ月も続けると別段どうということはなくなってきている。

 まあこれは私がどうこうとかそういうことじゃなくて

 インフレ、縛り育成、サイトコンテンツのために書き始めた乞食航海記。実際意味があるかどうかわからなかったが「やってれば何かが出てくるだろう」なんて軽い気持ちでやってきたが、最終的に結論まったく異質のモノになったと言える。
 

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              【がくぽ】ダンシング☆サムライ(途中)【手書き】 より



 続けていれば辞め辛くなる。

 7~8日続けて辞めるのは何の未練もないだろうが、3ヶ月も続けると辞めることの方に未練を感じてくるのである。これは皆さんの立場に置き換えても同じ事が言えるかもしれない。

 うまく利用して欲しい。 


 

 








 さて

 最終日の仕事も終わり、最後に行うべきは皆での反省会及び最終会議だ。

 ここで今回の海外出張の仕事内容の復習、再確認を全員でした後

 一言だけ言わせて貰った。

 もちろん新入社員に対するものだ。

 他の先輩は苦言を誰も言わないから私が言うしかない。
 
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 言いたいことはたくさんある。
 
 朝の集合時間の事。プライベート時間のたるみ。出張時の仕事に対する考え方。
 

 特に新入社員の反省会の言葉には唖然とした。「専門的な事だったのでわからなかったの。これが反省点です。日本でいろいろ勉強してわかるように頑張りたいと思います。」などという事を平気で言う。
  
 あまりに視野が狭い。

 わからないのは当たり前だ。そんなことはわざわざ言われなくてもこちらもわかっている。

 だがそこが彼らの強みなのだ。
 
 私たちは話や専門的な話を聞いてもある程度判る上、そこから現実の仕事の事にまで考えを発展させるので、モロに実務的な思考に陥る。要はすべて現実の仕事に変換して考えてしまうのだ。

 だが新入社員の場合、そもそも内容があまり理解できないのでこれは不可能。できるわけがない。

 ただ、だからこそ客観的に見ることができたはずなのだ。

 取引先がこちらの会社の事をどう思っているのか。どう感じているのか。雰囲気など

 第三者として見て何かを感じればそれでよかった。

 そもそも私たちと同じ事をしようとしたのが間違いなのである。せっかく真っ白なキャンパスなのにそれを生かせてないじゃないか。
 
 それを厳しく叱った。

 SMAPの影響でオンリーワンという言葉が流行ったのは知ってる。若い社員は皆それを口々に言う。何かできなくても、実力的に劣ってもオンリーワン、私は私。違う方向があるのよ。

 なんて感じだが実際やっていたことは

 オンリーワンでもなんでもない。
 
 私たちと同じ線上で、土俵ですべてを考えようとしてただけじゃないか。

 オンリーワンなのであれば反省会で私たちが気づかなかった客観的立場、新入生だからこそ言える言葉を言うべきなのである。

 専門的な事だったので… まだ知識がないので… まだ経験がないので… 

 そう言ってしまった時点で私たちと同じ土俵の目線に立ってしまっていた。それならわざわざ新入社員を海外に連れてきたりはしない。ベテラン社員を連れてくればいいだけの話。

 オンリーワンを否定はしないが 

 それならオンリーワンであった故の結果を出さなければならない。

 学生時代のように「俺は俺だから」なんて逃げ言葉だけでチヤホヤされる時代は終わったのである。すべては結果。この場で言うと結果とは…とりあえずは反省会での発言なのである。

 何も知らない新入生だからこそ見えた事実を堂々と発言すべきだった。 

 …ということだ。


 後は基本的な事項として朝の態度だ。

 この場合先輩よりも早く来るのが当然だと私は認識している。例えば7時集合の場合。私が6時50分に来るのであれば、それを先読みし6時40分に来ておく。

 これこそが礼儀。

 …


 だがそんな奴はいなかった。

 私はこれを教えるために30分前に集合したりもしたのだが、意味がなかった。この場合、私は新入生が6時40分に来ることを想定し、そのさらに10分前に来ておくことで

義則「よし…一番だな」

財前「甘いぞ貴様!!」

義則「げっ!;;」


 となり、次の日に新入生が6時30分に来るのを想定し、次は6時20分に来て


義則「よし…今度こそ…」

財前「おはよう。ゆとり君」

義則「げっ!?」

 となって朝の厳しさを教えるつもりだったのに… 奴らが来るのはいつも5分~10分前だ。これでは教えたくても教えることが何もない。

 「10分前集合だよ」なんて成人した人間に教える義理はない。そんなのは当たり前なのである。

 まあ今で言う
 
 体育会系のノリって奴なんだけど、もはや今の若い奴には通用しないのか…。

 まあこれも公的会議の場で厳しく指摘しておいた。

 うん。

 3年後、4年後が楽しみだ。


 当然ながら会議の場で怒ってたのは私だけだったけども(笑)。




 …と堅い話が長くなってしまった。

 18歳以上の話題はここで終わりにしよう。

 
 
 さて

 会議が終わった後で、うちの会社が新しく借りたというUSA新事務所の中を見学。


 へぇぇ。こんなオフィスができていたのか。


 そこで目に飛び込んできたのが事務所に置いてあったDELLの新PC。

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財前「げっ。何これ。DELLの最新一体型のPCじゃん」

USA駐在員「え?そうなんですか?」

財前「これ無茶苦茶性能いいですよ」

USA駐在員「へぇ…」

財前「いいなあ」

社長「おまえもこっちに駐在するならもっといいの買ってやるぞ?」

財前「ぇ?」

社長「欲しいのか?こういう良いPCが。うん?」

財前「ああ。いや…私はこのPCは性能がいいなと言っただけです。スペックの話です」



 …

 
 危ねぇ。いきなり地雷を踏むところだった。USAで仕事とか一体何をしろと(笑)。

 しかしこのオフィス…綺麗だな。

 一応写真に撮っておくか。

財前「おいサエコ」

サエコ「ふにゃ?」

財前「!? 会議終わったからって気を抜くなてめえ」

サエコ「ふぁい;;」

財前「ちょっとそこに座れ。ほら。」

サエコ「え?なんで…」

財前「オフィスの写真を撮るんだよ。モデルだモデル」

サエコ「はい」

財前「よ~し撮るぞ」


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財前「よし。題目(ゆとりと絵画)写真が完成」

サエコ「ひどいっ><」

財前「さっきの俺の会議の発言聞いてたのかてめえは。反省しろ反省」

サエコ「;;」

社長「まあまあ。もういいだろう。あんまり怒るな」

財前「…」

義則「財前さんも管理職なんだからパワハラに気をつけた方がいいっスよ…」

財前「どこがパワハラだバカ野郎。口は悪いが心は仏なんだぞ俺は。だいたいこういうのもお前らのためにだな…」

義則「わかってますよ…」

社長「おい財前」

財前「は?」

社長「ほら。撮れ。サエコとツーショット b」

財前「ええ!?@@;」


 パワハラなんて言ってるそばで、唐突にセクハラ発言する社長…。


財前「はいはい…」

サエコ「^^。。。」

社長「綺麗に撮れたか?」

財前「一応…」

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財前「じゃあ私も。おい義則。俺がその椅子に座ってるところを撮ってくれ」

義則「はいはい…」

社長「ん?財前。おまえそこに座るって事はUSAに駐在するのと同意だぞ?」

財前「ちょ…」



財前「義則。じゃあおまえが座れよ」

義則「遠慮します。 じゃあ慶子さん。どうぞ」

慶子「無理!!」




 まあ…皆会議の席では真面目だが、公的な仕事が終わればこんなものである。

 そんなこんなで事務所を後にし

 今日のホテルに向かうことになったのだが
 
 通訳君の話によると今日のホテルは「DUBLE TREE」というホテルらしい。アメリカのホテルにはよくある送迎車があるホテル。

 さすがは手際の良い通訳君。会議の終わる時間といこいの時間を計算し、既に送迎車を呼んであるらしい。


通訳「送迎車が既に来ているはずです」

社長「相変わらず優秀だねえ。君は」

通訳「私などまだまだです。お恥ずかしい限りですよ」


財前「相変わらず優秀だねぇ。君は( ^ω^)」

通訳「うるさいよ」

財前「それで?発信器を買いに行く手はずは整っているんだろうな」

通訳「ああ。今日の夕方は皆で買物タイムって事にしてある。それに送迎車は巨大繁華店が並ぶウォールマートへ行くように指定してるからバッチリさ」

財前「さすがだねぇ」

通訳「フフフ。それほどでもないですよ」

財前「そこにありそうなのか?」

通訳「多分ね」





通訳「それよりそっちはどうなの」

財前「ん?」

通訳「金の準備はできてるんだろうね?」

財前「もちろんさ☆」

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通訳「よろしい(・ε・`o)」






 外に出ると通訳の言っていたとおり送迎車っぽいのが来ていた。

 車の塗装にホテル名DOUBLE TREEって書いてある


 しかしこれ…





 ちょっとまて…












 この車…

































 リムジンじゃねえか(笑)

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財前「ちょ…待てよ(笑)」

義則「凄げぇw」

サエコ「><」

財前「てめえこんなところに金かけてんじゃねえよ」

通訳「え?」

財前「リムジンって…金銭感覚ってもんがねえのか貴様は。経費もバカになんねぇんだぞ。少しは考えろ」

通訳「…」




 …





通訳「あ。そう。じゃあ財前君。先に乗れば?」

財前「ん?え?」

通訳「そう思うなら先に乗ればって言ってるんですよ」

通訳「あ…ああ。いいよ」


 う…。 

 先に乗れと言われるとちょっと… 

 こんな車に乗るのははじめてだし…

 ドキドキする鼓動。

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 堂々と佇むリムジン。

 富。栄光。

 格差社会。

 その象徴であるリムジン。

 映画によく出てくるリムジン…。

 中は一体どういう風になってるんだろう…
 
 これって中の画像ブログに載せても怒られないよね?

 いいんだよね?

 私は恐る恐るドアに手をかけようとしたが…

 
 思いとどまった。

 こういう車って普通運転手がいるよね?

 だったら客が勝手にドアを開けて良いんだろうか?
 
 普通運転手がドアを開けるような気がする

 一応通訳君に確認しようと振り返ると…




























 誰もいない。


















 あれ?みんなは?


 え?え?みんなは?



 って横見ると




 




 みんな違う車に乗り込んでる。






















 ちょ…



 あれ?こっちのバスにもDUBLE TREEって書いてある。









 って


















 呼んだのは無料送迎バスかよ!!

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財前「またやりやがったなこのスケコマシ野郎!!」

通訳「会社の経費考えないならそっち乗れば?(・ε・`o)」

財前「無料バスがあるなら先にそう言えよ!」

通訳「君が早とちりしてリムジン呼んだのと勘違いしたからだろう」

財前「…」

通訳「呼ぶわけないでしょ…そんな高い車」

財前「そうだね…ゴメン」











 はぁ… くそう。

 リムジンはどこか他の貴族が呼んだモノだったか。

 そりゃそうだよね…。

 乗れるわけないよ。私たちが…。


 まさに格差社会。

  
 しかし通訳の野郎。あれに乗れとか洒落にならないジョークだ。

 1枚も2枚も上手… 

 そして無料送迎バスはホテルに行った後

 目的であるウォールマートへ出発。 

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 結構長い道のりだ。

 ふと車内を見るとみんな疲れているのか寝ている。

 義則とかi pod聞きながら寝てる。

 ふむ。

 こいつらはどんな曲を聞いてるんだろうか。 

 義則の耳からイヤホンを外して聞いてみた。

 ほう。EXILEか。今風だねえ。

 私も自分のIPODで何かを聞こうとしたが、思いとどまった。

 ちょっと思いついたのだ。

 知らぬうちに私のIPODを義則に聞かせるとなんかサブリミナル効果みたいなのがあるんじゃないかと。


 ウフフ。

 私は自分の「にこにこ動画」スペシャルセレクションをリピートしてセット。

 それを義則の耳につけておいた。

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 クックック… コレデ奴も 目が覚めたらニコ厨



 リピート曲は当然「ダンシングサムライ」。

 EXLIEが好きなら

 きっとこの曲の良さがわかるはずだ。
 

 



 そして数十分後…





 
義則「ん?」




義則「…あれ?」

財前「…」

義則「??」

 
 状況がまだつかめてない義則。


義則「…」

財前「…」






義則「ああ。なんだ財前さんのPODっスかw」

財前「…」

義則「へぇ。これ誰の曲ですか?」

財前「GACKTだよ」

サエコ「!? 」


 ここでサエコが反応


サエコ「財前さんGACKTなんて聞くんですか?」

財前「まあな」

サエコ「なんの曲?」

財前「まあ聞いてみろよ」


 そうやってサエコにも聞かす。


サエコ「。。。。。 あれ?う~ん…GACKTっぽいけど…。音質悪くないですか?」

財前「まあな」

サエコ「でもイイ(*ノωノ)」


 もちろんサエコに聞かせたのは原曲じゃなくポコ太さんの方。


 やはりな。

 二人がすっかりこの曲の虜になってしまっていたことは言うまでもない。

 彼は帰り道もこの曲をご機嫌に聴いていたからね(笑)。

 だがニコニコ動画のサイトを見せて聞かせても

 恐らく彼らは受け入れなかっただろう。

 それが先入観というモノだ。

 それが

 YAHOOに毛が生えた程度しかネットを知らない者達のサガ。

 インターネットから派生する文化はリアル現実の音楽には勝てないという先入観。

 この先入観を外し

 素直に身近なIPODから入らせてあげれば

 彼らも素直にその素材を評価できるのである。

 

 そんなこんなで ヘァ!! なんて言ってる内に

 ウォールマートに到着。

 しかし先に夜食の食料品が必要と言うことで日本食?があるスーパーに行くことにした。

 アメリカの大物食料ばかりですっかり胃袋が疲れ切っている皆。

 そんな私たちを見て通訳君が気を利かせていたらしい。



  
通訳「本日は慰労として日本食をご用意いたしております」

社長「相変わらず優秀だねえ。君は」

通訳「私などまだまだですよ」


財前「相変わらず優秀だねぇ。君は( ^ω^)」

通訳「うるさいよ」
 
 
 


 しかしこのレストラン凄…


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 経営者の趣味か?

 いきなり出迎えたのがラピュタのセル画という凝りっぷり(笑)。


 なぜムスカじゃないんだと突っ込みたかったが、それはやめておいた。




 …


 っと。




 とここまで書いてきたが

 長いので一度切ろうか? 後の記事予約投稿しとけば明日楽だし…




 しかしそうできないのが私;;

 でも携帯じゃこれ以上見れないよ?多分。




 まあ見れなかった人はPCで見て欲しい。




 っていうのもアレですね。




 切ります。




 次へ   

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2008(Fri) 10/17

海外記3-5 … ボスの依頼(41)

海外滞在記 … Comments(41)

 さて

 昨日の早朝ブログを書いてたら、突然ドアのノックの音がコンコンと鳴った。

 だ…誰だ?

 こんな朝早く。

 いや。もちろん後輩や先輩なら問題はないんだが、万が一という事もある。

 万が一ヤバイ奴だったら…



 !?
 
 ああ。そうか。ドア越しに「どなたですか?」って聞けば良いんだ。

 早速実行。



財前「WHO IS…」

通訳「あ。私 です。」

財前「!? なんだ通訳か」

通訳「あ。開けて貰って良いですか?」

財前「うん」

通訳「ああ。財前君。電話がかかってるんだよ。はい。」

財前「電話? 誰から?」



 電話? おかしい。 そもそもアメリカに居る間にも日本からメールは数十通は来ている。もちろんすべて処理済み。つまり日本の仕事への対応は終わっているのだ。

 今更用のある奴なんているわけがない。




通訳「本部長からだよ」

財前「本部長? そりゃ…ロクな事じゃないな。どうせ…お土産がどうとかいう話だろ?」

通訳「さぁ…」

財前「見ての通り俺は忙しい。今手が離せないと答えろ」

通訳「忙しいの?」

財前「見りゃわかるだろ。気が散るから君の方で対応してくれ」

通訳「パソコンで何してるの?」

財前「戦略会議資料をまとめてるんだ」  (ブログ執筆です(*ノωノ) )

通訳「なるほど… じゃあちょっとまってね。 え~と本部長…」





…しばし通訳が対応







通訳「なんかさ。どうしても話したいらしいよ」

財前「仕事の話か?」

通訳「え? あ~ …本部長?」






 …



通訳「違うって言ってる」

財前「じゃあ要件はメールで送れと言ってくれ」

通訳「自分で言ってよ;;」


 そういって通訳は私に携帯電話を渡そうとしたが… これは出るわけにはいかない。

 まず海外と日本との交信はメールで簡単行えるからだ。メールがあればすべての仕事が可能。電話などまったく必要性がない。金がかかるだけ。

 そういうのを教えないといけないのだ。年配の連中にも。

 







通訳「メールは面倒だって」

財前「何が面倒なんだよw  まあいいや。 じゃあ何の用か聞いてみて」

通訳「なんでいちいちボクを通すんだよ;; 直接話せば…」

財前「今忙しいんだ」

通訳「それはわかるけど」

財前「いいから何の用だって…聞けよ」

通訳「あ…ああ。 本部長。 財前が「何か用か?」と言っています」

財前「!? ちょ…」

通訳「ええ。財前は目の前に居ますよ」

財前「おまえ本部長に向かって何いってんだよw」

通訳「え?」

財前「アホか;; 直接そんな事言うんじゃない。」 

通訳「あ。ゴメン」

財前「いろいろ聞き方があるだろうが!! 財前は寝てるので私が代わりに用件を聞いておきましょうか? とか 財前は今手が離せないようです。用件は私の方で聞いておきますよ とかさ~」

通訳「そんなこと言ったって…」

財前「おまえまさか… 外人に対する通訳もそんな風に直訳してるんじゃないだろうな」

通訳「え?それはないよ;;」

財前「それは安心した」

通訳「とにかく代わってよ;;」

財前「しょうがないな…」




















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財前「代わりました」

本部長「おう。なんだ?忙しいのか」

財前「いえいえ」

本部長「ん? 何か用があるんじゃなかったのか?」

財前「そんなことないですよ」

本部長「そうか。通訳の話では忙しそうだったんだが」

財前「彼も寝ぼけてるんでしょう。今早朝ですし」

本部長「なんだそうか。ちょっと頼みがある。聞け」

財前「はい」

本部長「そっちでな?犬につける発信器が売ってるはずなんだ」

財前「発信器…でございますか」

本部長「そうそう。それ買ってきてくれ」

財前「…」

本部長「黄色い色してる発信器でな? 形はこう10㎝くらいで光が… かくかくしかじか」



 このオヤジ… 何言ってるんだろう。 そんな説明でわかるわけないんだが…





財前「申し訳ありませんが…どこに売っているのかわかりません」

本部長「商品画像はネットで見てくれないか」

財前「ええ!? ネットにあるんですか!?」

本部長「ある。え~とな。アドレスを言うぞ。 えいちティーティーピーのな。え~と点が2つ縦についてスラッシュスラッシュで、エ~ビーエイチ… キィー」

財前「htt://abh … キィー?」

本部長「チィー…」

財前「あの… Tですか?Bですか?それともC?」

本部長「キィーだ」

財前「C?」

本部長「B?」

財前「…」



 糞長いアドレスを電話で言うとか… キレるんだが…

 それに滑舌もハッキリしない上に海外電話だから聞き取れん…



財前「あの…本部長。メールで送ってくれませんか?そのアドレス」

本部長「どうやって?」

財前「ど…どうやって…」














財前「わ…わかりました。それは何という名前の商品ですか? 検索してみましょう」

本部長「おお。そうか。」

財前「ああ…こういう奴ですか。なるほど…」

本部長「早いな。もうわかったのか?」

財前「これは国内販売用なので本部長の言ってる商品ではありませんが…」

本部長「ほう…」





 ここまでは買って帰ってやってもいいかなと思った私…


 しかし次の瞬間とんでもない光景を目にしてしまうのである。


 犬につける発信器とか

 老人が愛犬のために考えるショボイおもちゃだろ。

 
 とか思っていたのだが













 なんと…















 これ…


























 






 12万円もするのだ!!

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 バカかこのオヤジ。

 12万円もするものを買ってこいと? 

 バカな。リスクが高すぎる。買って帰って「これ違うよ~金払えない」なんて言われたら、役職上で下の私は引き下がらざるを得ない。

 12万円を失い、さらにはまったく不要であろうと思われる糞発信器というかゴミが手元に残る。

 あり得ない。

 まったくもってあり得ない。

 ここは…


 逃げるのが吉。


 クックック…  通訳くん。


 これはお・ま・え・の仕事。






 

財前「あの…本部長…。後は通訳に言ってください」

本部長「ん?」

財前「こういう機械は通訳が詳しかったはずです」

本部長「ああ。通訳にも言ったぞ」

財前「は…?」

本部長「そうしたら、そういう機械は財前の方が詳しいから って言われてな」

財前「…」



 な…なんだと!?  じゃあ…

 この糞面倒な電話から何から何まで…






































 貴様の仕業か!! 通訳!!


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http://www.joeydevilla.com/











 とりあえず「売ってれば買って帰る」と返答し本部長の電話を切断。
 
 のんきにジュース飲んで電話終わるのを待ってる糞野郎を問い詰めようとしたが…

 やめた。

 …
 
 もはや後の祭り。

 今回の場合、先に本部長が私に電話してきて通訳に回したならまだしも、通訳から私に回ってきている。

 つまり本部長の脳は





 通訳  財前





 こうなっており通訳の線はもう消えてる。

 つまり

 買って帰らなかった場合、どっちかというと私の悪いイメージが本部長には残るだろう。

 では買うとしよう。で、これを通訳に買わせるのはどうか。

 立場上はできるかもしれない。

 だが実は通訳に買わせてもまずい。

 私に頼んだというイメージが本部長の脳に残っている以上、通訳がその発信器を日本で本部長に渡した場合、「アイツ…ワシの頼みが嫌だったのか。通訳に面倒をおしつけたな?」

 となり

 …またまた私のイメージが悪くなるのだ。


 新入社員に押しつけるわけにもいかない。こんなことをすると新入社員の私に対する信頼を損ねるどころか、そんなことを新入社員に押しつけたという噂が立てば

 12万円以上のものを失う。


 



 つまりこれは何をしても

 もはや無理。
 
 そう考えるのが妥当なのである。


 まさに考え抜かれた巧妙な逃げの一手。




 私はハメラレタのだ。



 

 思えば通訳しか海外に通じる携帯を持ってないわけだから、本部長としてもまず奴にいうのがセオリーというもの。そこから私に…なんて事は本来あり得ないことを考えると

 あのドアをノックして入ってきてから、いろいろ取ってきた奴の不自然な行動もすべて

 計算ずくという訳か。










 なんという孔明(笑)











財前「ぐ… 貴様…はかったな!!

通訳「フフフ。 ごめんね」

財前「ゴメンじゃねえよw」

通訳「ボク結婚してるから12万円なんてお金使うわけにはいかないんだよ;;」

財前「渡せば返して貰えるだろ。本部長に!」

通訳「違うモノ買って帰ったら払って貰えないかもしれないでしょう」

財前「まあな…」





財前「しかし見事な作戦だ」

通訳「?」

財前「おまえやっぱ頭いいな」

通訳「そんなことないよ」

財前「でもなんで新入社員に押しつけなかったんだよ…」

通訳「この場合は財前君に押しつけるのが色々な意味でベストかなと^^;」

財前「どこがベストだ…」

通訳「まあ仲が良いのが財前君だけというのもあるけどw」

財前「金は俺が払うけど発信器はおまえが持って帰れよ。税関で「これなんだ」なんて言われても困るからな」

通訳「オーケーw」











 まあ前回のヨーロッパ出張の通訳と同じ奴なんだけど

 この通訳。やはりただ者じゃないな(笑)。

 まあこんな仕事は世渡り上手じゃないとやっていけないのだろう。

 将来職業で
 
 通訳になりたい。 通訳を目指す

 なんて人は頑張ってね。 



 そりゃ会社が同じ私が買って帰るのが当然。でも頼み方ってものがあってね。後で通訳に直接言われても誰もOKしなかったろう。

 この場合本部長からの電話があった時点で、その電話を切らずに私の部屋に来て本部長と私を話させたという点がポイント。

 そしてこれを早朝にも関わらず実行に移せたということが

 奴の凄いところなんですね。




 
















 
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January February March April May June July August September October November December
2008(Thu) 10/16

海外記3-4 … ブラックジョーク(69)

海外滞在記 … Comments(69)

 
 さて
 
 現在アメリカは朝の3:45分。

 やっぱり朝方早くに目が覚めるという体調は一切変わらない。

 まあ簡単に言うと時差ボケなんだけども…


 でもこの時差ボケを利用経験してちょっと思った。朝早く起きるのって

 非常に健全な生活だなと。



 今の生活リズムはこうだ。


 …

 8時~17時まで仕事。

 18時から取引先の方々と飯

 20時にホテルに帰宅 

 20時 就寝

 …
  
 24時 …

 …


 3時 起床。

 
 
 簡単に条件を書き出すと、テレビはない。たばこは吸えない。ネットは遅い。オンラインゲーム不可。本もない。間食できない。外食しなければならない。
 

 この条件下であれば、仕事とブログに確実に集中することができている。

 私にだって

 規則正しい禁欲生活が可能なのだ。

 
 今なぜか


 早稲田や慶応に目指していた友達の気持ちがわかったような気がする。

 もう遅いけど…



 彼らは日本にいながらして禁欲生活モードに入ることが可能だった。それこそ勉強と飯を食うだけの日々を毎日のように繰り返すわけだ。これは常人にできることではないが、これを普通にできてしまうから有名大学に進学することが可能だったとも言える。

 この気持ちというか…なんかそういうのが今ちょっとわかったのだ。


 いやね?朝3時に起きてから仕事の資料作りやメールで送られてくる仕事を処理していたんだけども

 普段の約2倍以上の効率で仕事ができている。

 だって1時間もかからずにすべて処理が終わった。

 これはまず周囲に誘惑がないという要素と、朝という点がポイントになっている気がする。余計な事に脳は使われないから能率があがるのは当然だが

 5時間後に出勤しなければならないという要素も加味されている。

 普段は家に帰ってプライベート時間を過ごす場合、その先にあるゴールは就寝。

 つまり寝ることなわけだが、

 朝方にいろんな事をしてる場合は、その先にある大きな要素は出勤となる。

 すぐ先にあるゴールが就寝なのか出勤なのか。

 この要素は大きいね。

 全然違うもん。普段と。頭の冴え方が。

 そういう事か。

 きっとあいつら…。

 朝方勉強してやがったんだ。

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 いや。これは別に良い大学に行った奴を僻んでるとかそういう事じゃなくて

 やはり勉強して成績が良いというのは、それなりの「からくり」のようなものが絶対に存在していると前々から私は思っていたのである。

 でもそれをこの年になってまだ私は見つけてられないのだから、当時の彼らが如何に凄いか頭が下がる思いだ。

 まあ確かに仕事に要求されるのは迅速な状況判断やコミュニケーション、人当たり、話術なんて学校ではあまり教えてくれない事項ばかりだから学歴はあんまり関係ないんだけれども

 これらをするにも、前提として「知識」というものが絶対に必要。まあ情報とも言うね。

 これだけはさすがに学生時代の勉強と同じで本を読んだり、調べたりしないと身につかないから困るわけである。

 例えば今年の新入社員などの場合、私が2年?くらいかけて覚えた会社の概要や商品などのそういう事項をなんか半年くらいで覚えてて悶絶。

 確かに採用時に優秀な子、優秀な大学の子を選んで雇った事実はあるものの、


 この暗記能力、情報取得能力には恐るべきものがある。



 いやあ。採用担当としては

 「この上ない戦力を会社に入れられたな」


 と喜ぶ面もあるが、一方では

 そういう人間を今後どうやって育てていけばいいのか

 わからなくなる時もある。

 だって自分にない能力が彼らには既にあるんだからね。

 
 今は学歴社会は否定されつつあるけども

 なんだかんだいってやっぱ良い大学出てる奴は優秀だよ。今目の前にいる新入社員を見てるだけでそう思う。昔から続いてる事ってね。若い目で見るとつい「学歴?何それ関係なくね?」って思ったときもあるのだが

 昔の人の知恵というかね…

 確かに頷くべき所も多い。


 大手はアレにしても、中小企業の場合はどうしても大学名で採用するって方向に流れちゃうね。


 今やってる結婚式の準備などもその極み。先人達の知恵が結集されていて、どうすれば失礼にならないか、どういう席順位すべきか、どう対応すべきかみたいな決まり事みたいなのがキチンと用意されているのだから凄い。

 


 っと話がおかしい流れになってきたけども

 要は何が言いたかったかというと

 朝早く起きて仕事、勉強すればいつもよりも能率が上がるような気がしました

 なんて事を言いたかったわけであります。


 ああ。いや。別に検証したわけでも自信があるわけでもないんですけど…

 なんとなくそうかな~という事を思ったので

 記事で書こうと思って書いてみたんですね。

 その結果このようにグダグダになったという(笑)。



 しかし…海外に来ないとこんな事に気づけないとはお恥ずかしい限りです。














 あとですね


 コメント欄の方で、「乞食航海記よりこっちがいいです」「ようやくおもしろい記事書く気になったか」なんてコメントが出てうれしい反面…悲しいです。
 
 正直言うと乞食航海記もこの日記も、そして以前までの日記も

 手抜きとかそういうのはあまりなくて、現実的に全部しっかり書いてるんですよ。

 つまり書く側としては

 なんであろうと気力も労力もかなり使ってる。どっちも変わらないわけです。

 日記なんてものはそのときだけの打ち上げ花火みたいなものですよ。

 将来的に書いて良かったな~と思えるのは

 絶対あの乞食育成記のような気がするんですよね。

 だからわざわざ題に何話とか次とかつけてるわけですから。 


 …と思ってたのにこの結果なんでね。

 中々うまくいかないなと思ってたところであります。


 だって来週の月曜日には日本に帰るんですからね。そろそろ乞食の方も気になってきましたよ。


 え?もう乞食は終われ?





 だが悲しむことはない。

 KYして乞食航海記を続ければいいじゃないか 


 クックック…
 






 さて、こんな風に好き勝手日記書いてたら

 あと3日くらいとなってしまったアメリカ出張だが

 もうさすがに現地の常識に慣れてきた。






 あんまり驚かない。

 動じない。
 


 いきなり

 こんなハンバーガー出されても

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 もう驚かない。

 実際にこれを頼んでみたが、ハッキリ言ってバーガーの意味を成していない。

 だって上のパンと下のパンまで

 どんなに口を大きく開けても届かないのだ(笑)。

 つまり握力で握りつぶして圧縮して食べなきゃならないという

 でもそうすると味が不味くなる

 じゃあ握りつぶさないようにして、端っこだけかじっていく?

 こうするとトマトだけとか肉だけとかになってしまいわざわざ挟んでる意味がない。

 挟んでる意味がない?

 じゃあパンを外して、フォークやナイフでちょっとずつ切って食う?



 まあアホである。


 ①握りつぶして不味く食うか
 ②ちょこちょこ端っこかじって不味く食うか
 ③諦めてナイフで切ってパンとネタを個別に食うか

 
 しかも①~③どれを取っても不味いという

 究極の選択を迫られるハンバーガーなのだ。


 君なら①~③何を選ぶ?












 残念ながらすべて不正解だ。






 もちろんこの場合

 ④の「注文しない」というのが正解である。 

 スルーするのだ。


 これぞ完全な防備策。

 しかしながら

 取引先の外人には「アメリカの文化を知って欲しい」という願望と

 「日本人の困った顔、驚いた顔が見たい」というイタズラ心もあるので
 

 ⑤の「勝手に注文される」という選択肢がしばしば発生する。

 こうなると④は意味を成さなくなり

 この悶絶バーガーを食べざるを得ない。

 
 ん? 何?

 しつこく拒否すれば外国人もわかってくれるんじゃないの? 


 だと!?

 甘い。甘すぎる。

 まあ実際うちの新入社員も3日目ということもあり、胃もボロボロなのでこのハンバーガーの注文を拒否したよ。ああ。したさ。

 しかし奴ら外国人は賢い。さすがブラックジョークが大好きな遺伝子。



ジョンソン「義則?バーガーは無理ナノカ?」

財前「おいおい。残してもいいから頼んどけよ。他に食うもんないぞ?」

義則「無理ッスよ…。連日の大食いで胃が… 今日はジュースだけでいいです」

ジョンソン「じゃあ日本の食材のものにしてオキマスカ?」

義則「え?え? 日本の食べ物あるんスか?」

ジョンソン「オブコース。 それはイカリングです」

義則「イカリング!! 食べたい」

財前「…」

義則「それは小さいっスよね?」

ジョンソン「もちろんサ。日本人サイズダヨ」

義則「それ俺食べるっス!!」

財前「…」









 なんてな。甘い誘いがあるわけないだろ?

 私は知ってたよ。胃がどうであろうと

 奴らは容赦しないってな。


 だが新入社員の義則はそんな事実をしらない。

 だってそうだよな? 彼は本当に自分の胃のことを心配してジョンソンが軽いモノを頼んでくれようと思ってるんだから。

 ハッハッハ。チャンチャラおかしい。

 小さいイカリングだと!?

 あり得ない。そんな食材。

 だいたいアメリカにそんな飯はねえんだ。



 私は敢えて義則には真実を告げないことにした。

 奴はメニューを確認してないのが間違いだったのだ。


 メニューにちゃんと写真があったんだよ。
 
 それ見れば地雷だってすぐに気づく。


 え?何の写真がメニューにあったんだって?












 そりゃ当然





























 イカリングの写真だよ


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 これが実際に出てきたときの義則のショックな顔は

 ちょっと言葉では表せない。
 

 だってこのイカリング。

 直径15㎝(センチ)くらいあっただんだから。


 
 壮絶なブラックジョークである。

 うまい。

 座布団三枚。

 と言いたくなった。















 そうだ!!

 この状況で笑えるくらいじゃないと外国人とはうまくやっていけない。

 真面目になっちゃいけない。

 考えちゃいけない。




 これは彼らなりのジョークなんだ。一流の。(もちろん食わなきゃいけないが)

 向こうも一応気を遣ってくれて、楽しませようと思って

 こういう行為をやってくれてる。


 何もイジメようと思ってやってるわけではない。

 楽しませようと。思い出になって貰おうと思ってやってくれているのだ。

 ここで悲しむ表情を出したとしたらKYにも程がある。


 そう

 こんなとこでショックな顔やブルーな雰囲気を出すと

 その時点で人間関係は終了。取引先の担当からも「つまんねえ野郎だぜ」というレッテルを貼られる。

 これじゃアメリカには正直何しに来たかわからない。

 
 新入社員にはここを教えたかった。


 おまいらはアメリカに

 苦しむために来たのか。楽しむために来たのか。



 …

 
 そりゃ当然後者だろう。楽しむために来た。

 もちろんそれでいい。


 だが、ビジネス、仕事で来た以上は「苦しむために来た」も正解なのだ。


 つまり、苦しみを楽しむために来た。

 これだ。

 観光に来たんじゃない。


 我々がアメリカに来たのは

 自分が苦しんで、将来の会社のための何かを勝ち取るために来たのだ。

 忘れてはいけない。

 苦しんでるのは自分だけじゃない。会社もそれだけの旅費、経費を払って苦しんでいるのだ。


 自分の胃の事なんて知ったこっちゃあない。

 出張で来る以上、その胃袋は会社のためについていると認識した方が良い。 

 別に全部食わなくても良い。そう。食わなくてもいいのである。残しても問題ない。


 ただ、そのブラックジョークにうまく対応し

 取引先の外国人とのコミュニケーションさえ取れれば、それが今後に繋がれば

 それでいいのだ。

 

 この辺は冒頭で書いたことと繋がるだろう。

 だからあのグタグタな冒頭があったとも言う。

 知識、情報は仕事に置いて不可欠な前提条件だが、これはあくまでも一つの部品に過ぎない。仕事を完成品にするにはこのような臨機応変の対応能力が問われる。

 でないと0だ。

 そう。

 ゼロだ。

 1にもならない。 0なのだ。 


 契約がなくなれば

 0なのだから。

 
 ただの昼飯に過ぎないかも知れないが、自分の対応次第で、日本にいる150人の社員に影響するという考えは捨ててはいけない。 いくら新入社員であろうと。


 なんて事をこれから徐々に教えていこうと思う。


 彼らにね。



 


 問1 ハンバーガーとブラックジョークが奏でる異国の光景。


 観光と見れば  ____________

 仕事と見れば  ___________

 



 こんな試験問題は出ないだろうな。
















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January February March April May June July August September October November December
2008(Wed) 10/15

海外記3-3 … 世界的有数企業の…副社長(53)

海外滞在記 … Comments(53)

 さて

 今こうして海外出張に来ている私だが
 
 なぜ来ているのかということを今日は説明しなければ話が繋がらないので一応しておく。

 うちの会社は徳島に本社があって、あとは支店が全国にちょこちょこあるだけの…しょうもない農業畜産系の中小企業なのだが、農業畜産分野というのは世界共通の機械や施設を使ったりするのは意外と知られていない。

 まあ簡単に言うとPCやテレビもそう。そして日本は車や精密機械については世界で見ても強いのだが、残念ながらトラクターやら動物舎やらそういう関係のものはあまり進化してない。

 もちろんこれは農業を誰もやるやつがいないからなんだけどね。

 今はマジで老人しかやってない。てことは機械を買うなんて発想はでない。そりゃそうである。60歳の人が30年ローンでトラクターなどを買うだろうか?
 
 買うわけがない。

 それに欲もない。このような方々日本の貧しい時代を経験しているので… そんなに儲けようともしない。要は食えて生活ができればそれでいいのである。現時点で充分贅沢だと思ってる人は多い。

 こんな方々が日本人の食生活を支えている。

 こんな方々が作った飯を食いながら、若者は「あ~金になる仕事ねえかなあ」「は?農業?ダセエw誰がするんだよ。そんなキツイ仕事」「あ~暇だぜ。コンビニでも行かね?」

 ていう感じでいるわけだ。

 近い将来どういう食糧問題が起こるかも知らずに…。



 「日本は大丈夫」なんて甘く思ってる人が恐らく8割以上だとは思うが

 これは日本の中でいるからそう思うだけで

 外国では誰もそんな事を思ってない。

 まあこれ…突き詰めるとかなり凄い事を書けるんだが… そこまで書く必要はないのでここで止めておく。

 こういう土壌では農業機械産業もそんなに伸びないのは周知の事実。

 となると良い物を買おうとなるとどうしても外国の企業のものになるわけである。


 そう…。そもそもの食料だけでなく、その食料を作る機械すら

 外国産なのである。今は。

 そのうち労働力も外国人に頼るようになるかもしれない。

 
 まあしかし機械に関しては心配することはない。日本企業が本気を出せば車と同じくね。すぐにコピーしてもっと良いものを作っちゃうとは思うけどね…。 今は採算が合わないからそうしてないだけだ。

 で、、そんなこんなで(後は想像してくれ)外国企業とうちの会社は色々な意味でつきあいがあったりしたわけだけども、外国企業というのはよく買収されたり、吸収合併されたりするわけだ。

 例えば

 私の会社がAという会社とパートナー関係にあったとしよう。

 規模は同じくらい。

 しかしだ。

 Aという会社が大手企業のBに買収されたとしよう。

 するとAはBになりいきなり巨大企業になる。

 つまり規模的に同じだった私の会社とAという会社は
 


 いきなり


 こういうことになるわけだ。


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 もっとわかりやすく説明するとこうだ。




 
AくんとBくんがいました。彼らは親友でした。ずっと友達です。

 BくんはCくんに出会いました。CくんはバンドのボーカルだったのでB君をバンドに誘いました。

 その後BくんとCくんのバンドはデビューしました。CDは2000万枚売れました。

 でもAくんとBくんの友情は変わりません。今でも親友です。





 おわかりだろうか。AくんとBくんの友達関係は何も変わらないがBくんを取り巻く環境は多大に変化する。なにせBくんは有名人になったので日本中で知らない者はいないのだから。

 反面Aくんは何も変わってない。

 同じだ。

 だが、Bくんが有名になったことで何かしらの恩恵はあるかもしれない。


 …というわけだ。

 つまり私の会社も海外に4~5社の取引先があって有効契約みたいなのを結んであるわけだが、突然その会社が大手に吸収されてしまい、今やパートナーは
 
 メチャクチャ大手ばかりになってしまってるのだ(笑)。

 わかるだろうか。

 つまりこれは私の会社が大きいとか対等に見られてるとかそういう事じゃなくて、相手が勝手に巨大になっただけなのである。

 でも有名になる前からのつきあいがあるので、ずっと大事にしてくれるわけだ。

 友達でもそうだろ?

 有名になったらそりゃあどんどん新しい友達はできるさ。

 でもきっと… 心の底から信頼できる友達は…有名になる前の友達だったりするわけだ。


 つまり昔なら社長が一人で海外にいってね。田舎のその会社訪問してコーヒーでも飲みながらね。あ~だこ~だとペチャクチャ作業着で夢をだべってればよかった交渉事も

 相手が大手になっちゃったもんだから都会のど真ん中のビルに行かなきゃならなくなり。口約束程度で済んだ事項も何枚もの契約書を書かなきゃならなくなる。そして当然のごとく社長ひとりで「お~う。ひさしぶりやな」なんて訪問するわけにはいかない(笑)。

 そりゃあこっちも品質管理の担当とか技術担当とか連れて行かなきゃ格好にならないわけよ。

 とまあそういうわけだ。

 ここで今日の題目の副社長という事に繋がる。


 まあ…だいたい予想はできるだろうけど…

 これがね…。とんでもないお方だったんですよ。

 いやね?


 いつものように取引先に行ってたわけですよ。今日。それで仕事して食事に行ったわけです。

 するとですね。外人がなにやら騒がしくなったんですよ。

 そっち見ると

 なんか変なメガネかけた人が歩いてきて

 「ハロー」なんていうわけですよ。

 そしたら取引先の外人達は一向に立ち上がって握手してるんです。

 私も「は?誰?このメガネ。芸能人か何かか?」ってなったんですね… こんな感じで



財前「なんだ?あのメガネ。やけに人気だね。おい通訳。何者か聞いてみて」

通訳「うちとは関係ないですよ。多分取引先のお客様か何かでしょう」

財前「ああ。なんだ。お客さんか」




通訳「うん?」

ジョン「ペラペラ ペラペラ」
 
通訳「!?」 

ジョン「ペラペ~ラペラペラ」

通訳「ざ…財前さん」

財前「ん?」

通訳「この人… T社の副社長らしいですよ」









































 なんとこのメガネ。超巨大企業Tの副社長だった!!
















 その瞬間私は直立不動。

 舐めちゃ駄目だ。

 私の取引先の会社のB社は前からつきあいのある、その辺の企業だからいいんだが、ここの親会社?に当たるT社というのは…

 いや。私も実際に行ったことはないのだが、世界有数の企業。ニューヨークに本社があって、年商4000億突破してて…世界中に支店があって、社員が世界に30万人以上いるという… 正直うちの会社なんてデコピンされただけで消滅するような会社なのである。

 そこの副社長…

 つまりNO2だ。


 いいか? 30万人分の2の男。


 恐るべき人だぞ…これは…。



 次の瞬間私の脳は変わった。

 それまではタダのメガネ野郎に見えたその人間












 今や私にとって





























 ラオウ様である。

 raoh.jpg


 まさに世紀末覇者。

 親会社のT社…。噂には聞いていたが…。

 その副社長がまさかこんな田舎猿の集団に会いに来てくれるとは…。

 いくら私たちが日本の代理店として商品を日本で売っているからとはいえ
 
 出てくるような存在ではないはずだ。

 私たちのパートナーの取引先の社長でさえ、親会社のT社の上層部とは会ったことがなく

 「親会社の上層部? 話すなんてとんでもない。特に副社長クラスより上となると話すなんて…物理的にノーチャンス(不可能だ)」

 と言っていたのに…。

 
 それまではヘラヘラ通訳してるだけの通訳君が青ざめている。

 なにせ彼が通訳しなきゃならないんだからな(笑)。一番緊張しているのは彼かもしれない。

 そりゃそうである。ちゃんと通訳しないと

 ラオウの怒りに触れるとも限らん。そうなると首間違いなし。

 まさに首をかけた恐るべき食事だ(笑)。 

 
 そして副社長が席についた。

 当然真ん中。そう。日本でも上座などという風潮があるが、日本とは違い、海外では基本的には真ん中の席が偉いひとが座る席。

 日本人はよく間違えて、上座は上の方の席と思って、遠慮して真ん中から座るバカがいるが、外国でそれをすると自殺行為に等しい。

 新入社員や先輩が日本語で話し出す
 

義則「へぇ~あの人がT社の副社長なんスか。普通のおっさんッスね」

先輩A「今日のメインディッシュはと…」

先輩B「親会社? じゃあこの人直接俺たちとは関係なくね?」

サエコ「副社長とかどうとかよりも今日のご飯の量が気になる…」

慶子「時差ぼけで眠い」

財前「…」

通訳「…」







 アホだ。こいつら。

 もう救いようがない。

 終わっている。

 なんと驚くべき事に

 副社長に対しあまり興味を示していないのである。


 彼らの言い分はこうだ。

 
 メガネも同じ人間じゃないか。それに今はプライベート。どっちが偉いとか関係ない。



 …確かにそうだ。

 今は無礼講。これは間違いない。会社を離れれば上司も後輩もない。お互いにセーフティ。

 これが今の会社員の考え方だろう。


 しかし

 今目の前に座っているのは

 まぎれもなくラオウ。

 モノホンの世界最大規模の企業のナンバー2だぞ?

 というよりこういう企業は実質ナンバー2が陣頭指揮を執るから

 社長は飾りとして、実力的にはNO1と見てもおかしくはない。

 

 一生会えない。

 会えるはずがない。

 そんなお方を前にして

 今日の飯がどうとか

 そんな考えがなぜ起こるのか。

 
 こんな事まで教えないといけないのか?

 先輩は別として… 後輩に。
 

 皆認めないだろうが基本的に自己中なのだ。

 若い奴は特に。

 相手の事をまず第一に考えることをしない。

 恐らくこいつらは

 「副社長は飯を食いに来たのと俺たちに顔合わせに来た」


 とでも考えているのだろう。


 違う。


 それは違う。


 そんなものじゃないぞ。これは。戦場なら奴らはとうに死んでるだろう。

 これは巧妙に仕組まれた罠だ。

 
 副社長が来た理由。

 それは私たちの人間力の見極め。



 代理店パートナーとして本当にふさわしいのかどうか。
 自分の会社の将来的なビジョンを社員が理解しているのかどうか。
 業界の事をどれくらいまで知っているかどうか
 信頼できるかどうか。雰囲気は明るい奴らかどうか



 これを観察しに来たのだ。

 そうでなければラオウが来るわけが無かろう…。

 それに今日は社長は飯に来てない。

 これで理由は明白。ラオウはその日を敢えて選んで乗り込んできたのである。

 

 通訳の顔が瞬時に青ざめたのも
 
 彼が副社長の突然の訪問をを私と同じように理解したからだろう。

 さすがに彼はキレル。







 そのとき副社長の口が開いた。
















副社長「Mr. Zaizen?」







 …



















 え? 


 は?



 あれ? ちょっとまて。


 今ミスター財前って言わなかったか?





 いやいや。そんなわけはない。


 そんなことあるわけないだろ。バカ。



 第一なんで私の名前を知ってるんだ。

 あり得ない。
 

 それはない。

 そんなわけはない。

 落ち着け。

 もちつけ。

 なんかそういう単語があるんだろう。














通訳「財前くん。財前くん」

財前「ん」

通訳「財前くん。何してるの…」

財前「ぇ?」

通訳「呼ばれてるよ…」

財前「な…なに?」

 












 …どうやらホントに私が呼ばれたらしい。


 ずっと副社長の顔ばかり見てたからだろうか?


 い…イカン!!


 すぐに立ち上がり




























財前「YES サー!!」















通訳「ちょ…」

義則「ぶw 直立不動www」

サエコ「…」

財前「黙れ雑魚共。 てめえらは消えろ!!」





副社長「ペラペラ ペラペラ MARRY ペラペラ」

財前「訳せ。早く。通訳。訳せ。

通訳「え~と…君、結婚はしているのか?…と」

財前「何? よし」







財前「NO!!」

副社長「WHAT!?  ???  ペラペラペラペラ」

財前「ぇ…?」

通訳「すいません…。さっきの訳間違えてました。婚約はしているのかと」

財前「何?婚約? 意味が全然違うじゃねえか!!」

通訳「ボクも緊張してて…」

財前「婚約ってなんでそんな事聞くんだろう…」

通訳「ああ。うちの社長と話してるときに聞いたみたいですよ」

財前「なんだ…そうか」













財前「YES サー!!」

副社長「ペラペラペラペラ」

通訳「奥さんは美人か?と」

財前「YES サー!!」


副社長「ペラペラペラペラ」

通訳「仕事は順調ですか?と」

財前「YES サー!!」


副社長「ペラペラペラペラ」

通訳「結婚式はいつ頃ですか?と」

財前「December!! サー!!」


副社長「ペラペラペラペラ」

通訳「新婚旅行はどこに行きますか?と」

財前「え… 決めてない…」

通訳「今決めてないとか外人には印象悪いですよ」

財前「わかってるわ!! よし」









 確か副社長のオフィスはニューヨークだな…
















財前「ニューヨーク!!」

副社長「OH !?」

通訳「ええ!?」

義則「マジすか?」

副社長「ペラペラペラペラ」

通訳「他に候補はないのかと」

財前「No idea サー!!」

副社長「ペラペラペラペラ」

通訳「もしニューヨークくるんだったら自家用ジェット貸してやろうかって」

財前「何!? マジか!?」

通訳「アメリカンジョークに決まってるでしょう…。 そこは笑うところです」

財前「何?ジョーク?」





財前「Sure !! HAHAHA A~~HAHAHAHA」









 …
 

 その後、手を振るわしながら副社長の名刺をもらって…

 飯は終了した。

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 なんだ… このなんともいえない
 
 すがすがしさは。

 まるで戦場から帰ったかのような…




 





 しかし…あの御方…他の奴とはほとんど話してなかったけど大丈夫だろうか。

 副社長はうちの顧問と通訳、それと私とあと新入社員の女性としか話してない(笑)。

 妙にリラックスしてたし…。

 もしかしたらホントにプライベートで適当に来ただけかも知れない。

 まあ皆の言うように

 確かに同じ人間かもしれない。

 だが

 彼の一つの指示で

 下へ下へ。そしてまた下へ。

 命令が連なって最終的に世界の30万人の社員が動くのだ。

 こういう人をリスペクトせずして

 誰をリスペクトするというのか。



 shan04.jpg

 

 彼の会社の椅子は地上から180メートル以上も上の40階にあり、

 そこからは外に雪が降ってるのが見えるのに

 1階に降りると雨になっているらしい。



  


 彼はこうも言っていた。




 外の景色を見るのが私の仕事だ。







 深い…。これは深い。

 やはりNO2は違う。

 つまりこれは外の景色を見なて常に脳をリラックスしておくことが私の仕事だと言いたいのだ。

 視野を広く持ち

 特定の仕事に関わらず、いつも臨戦態勢にいることこそが


 副社長の仕事だと言いたかったわけである。




 多分だけど…。











 まあそういうわけで、

 今日の記事はね。ちょっと難しいかもしれません。文章だけを素直に見てもアレですね。今日のはそういう記事でもないというか。感性の問題です。R指定かもしれません。


 まあそれだけにね。副社長の事だけ書いてしまうと、私がどんな仕事してるんだ?なんて疑われるし、記事の本当の目的を読んで貰えないと思って前置きを書いたり説明をいろいろ付け加えました。
 
 つまり私の会社は小さいまま。で海外のパートナー企業が買収されてね。とんでもなく巨大になったわけです。その買収した親会社の副社長がラオウだったわけでして…。

 まあなんていうんでしょう。

 遠い遠い親戚がイチローを産んだ

 みたいな感じなんですね(笑)

 
 簡単に言うとね。




 まあだから私がどうこうなんて事は一切ないんですけど、アメリカに来て良かったですよ。ホント。

 この人に会うだけで旅費なんてもう全然安いモノですよ。


 こんな出会いがあるとは…


 世の中わかりませんね。






















 次話 →  http://ninehalt.blog4.fc2.com/blog-entry-831.html









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2008(Tue) 10/14

海外記3-2 … 仕事後の食事(73)

海外滞在記 … Comments(73)

 

 さて

 昨日のコメントだが

 乞食航海記がどうとかとかやめてくれ…。あと数話だと言ったろう。

 そんなこと言われると日本帰ってから終わるに終われないだろ(笑)



 それに待て。


 ちょっと待て…待て。

 このコメントはなんだ

 


mario_luiji21.gif
今書いてるのかな?こっちは夜ですね。ストリップ行って来ましたか?
アメリカ人は激しいですね、てか財前さんならもしかしたら事前に美女と連絡とって会ってたり。アメリカでセふぅれ見つけるのは簡単ですからね。
もしかして新人研修と銘打って早速、そういうことしてるんですか?



 …

 ちょっとまてコラ(笑)。

 昨日の記事のどこをどう読んだら、こういうことになるんだ。

 どこにもそんなこと書いてないだろ。


 第一な。せふぅれだのストリッ●だのな。そんな事をしてるわけないだろう。

 まあ万が一。

 万が一だぞ?

 もしするとしてもだ。恐らくそんなの現実的に…

 金を積まなきゃ不可能だ。それに病気になったらどうするのよ!!


 アメリカにおいて日本の男が女性に認められるのがどんだけムズイのかわかってないだろう。



 いいか。わかってない日本人も多そうだから言っておくが

 外人に比べると日本の男とかルックス的には糞すぎて不可能だ。

 いや。マジだ。

 日本で格好いい奴もな。多分外国に来たら

 ルックス的にはケツから数えた方が早いと思う。

 てことは普通のルックスの奴など話にならないって事になる。

 
 何か劣等感を感じるほどの圧倒的なルックス差に打ちひしがれるわけだ。


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 これを海外に来て感じないって人はよほどのナルシストだと思う。

 そりゃみんな少しはナルシストなんだろうけど、さすがに外国行って、その辺のあんちゃんが日本人で言う芸能人並に格好いい事くらいには気づくはず。

 そしてルックス的には背伸びしてもまず勝てないと気づく。

 こんなのがそこら中にゴロゴロいるのに

 日本の男が勝てるなんて甘い世界じゃないことにも気づくはず。

 私も外国に来たら

 「ちょ。なんだアイツ。なんであんな格好いいんだ;;」


 なんて事の連続でどっちかというと美人を見る回数よりも美男子を見て驚く回数の方が圧倒的に多い。勝てるわけない。

 どう見ても格好いい奴がそこら中にいるんだから。



 日本じゃこう感じるのはすこし難しいかもしれないけど

 外国に実際来てみると

 福田前首相みたく



 「自分を客観的に見ることができるようになります」

 
 ああ。自分なんて所詮ウンコなんだなあと。気づかせてくれます。
 

 昔ね。白人が黄色人種を見下していたという歴史もありますが

 実際正直言うと私も頷かざる得ない点は多いですよ。ルックス的にですけど…

 
 とどのつまり勤勉さと細かさ、脳で勝たなきゃ何で勝つの?って感じになります。

 これなら勝てそうな可能性は少しありますからね。 

 ビジネスでも同意です。


 私ね。思いますよ。高いスーツ買って、ビシッと決めて外人に会うよりも

 日本人は着物とか袴を着た方が

 案外勝てる可能性はあるんじゃないかってね。やっぱり昔の人って凄いんですよ。

 知らぬうちに日本人が似合う服装を作ってたんですからね。








 さて

 
 そんなこんなで今日も仕事が終わった。

 もちろん仕事が終わってからこうやってブログを書いてるわけではない。

 そんなことはできない。

 なぜからホテルに帰ると疲れ果てて瞬時に寝てしまっているからだ。

 そりゃあもう時差ボケも相まって
 
 夜の9時には確実に寝てるね。ここ2日は。

 PCなど開く気力があるわけない。




 でも更新はできる。

 なぜか。

 当たり前だが、夜中の3時とかに勝手に目が覚めるからである。

 夜中の3時というのは日本時間で言う16:00くらいに当たる。

 時差と早く寝る関係でこれはどうしようもないわけだが、

 こうやって勝手に目が覚めてくれるから

 更新できてしまうわけである。

 「アメリカに行っても更新して凄い(*ノωノ)」

 なんてコメントもあったが

 全然違う。勝手に目が早朝早く覚めるし、2度寝しようにも寝れないんだ;;

 テレビを見ようにも英語でわからないし。

 めいぽできないし。

 部屋でたばこ吸えないし。


 (・ε・`o)


 つまり他にすることがない(笑)。



 インターネットこそが最大の友達なのだ。







 なんというニート。




 



 …














 さて

 昨日は取引先の方が夜飯に連れて行ってくれたのだが

 朝4時現在まだ胃がもたれてるほどだ。

 それほど大量の食材が出てきたのである…

 もうホントにこっちは恐ろしいよ。飯の量が。

 ちょっと汚い話するけどさ。

 日本だと大って1回じゃん? 大。  1回しかしないでしょ?


 え? 三擦り半? 

 バカ野郎。

 そっちの話じゃねえよ。


 いや大っていうのは大便の事だよ。これがこっちじゃ3回以上はしないと腹が痛くなるんだから、どれほどの量の飯かっていうのがわかるはずだ。


 そして昨日。


 問題は
 
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 このとある高級レストランで起きた。



 取引先の外人の話だと

 今日はイタリア料理にしましょう。皆さん量よりも質がよろしいでしょう?

 という話だったのだ。

 皆期待したものだったよ。 ようやくわかってくれたか;; ってね。

 だが実際は違った。

 これはその外人も想定外だったようだがイタリアレストランと言えども

 ここアメリカにおいてイタリアの風潮そのままにオープンするわけではない。

 これに気づくべきだった。
 
 なんと質を重視するイタリアレストランも

 アメリカに来ると

 質より量を重視というスタンスに変更されているのだ(笑)。


 これには笑った。

 いきさつはこうだ。

 まずメニューがあってな?


 何を頼むか聞いてきたわけだ。外人が。

 何を頼む?って

 他の社員の人なんかは「肉」だの「鶏肉」だの頼んでるが

 アホきわまりない。

 当然私は賢いわけだ。奴らとは違う。

 ああ。その外人に言ってやったさ。

 スパゲッティをよこせ …ってね。 

 スパゲッティ。日本では一見地味なこの選定。だが外国においてこれは一番無難な選定なのは周知の事実。

 私の経験上において、肉が一番危ない。確かにうまい肉が出てくるときもあるが、大概の場合は自分のケツよりでかいんじゃないかってボリュームの肉が出てくる。

 そしてこんなのにまともな味付けができるわけもなく…当然この上なく不味い。

 つまり地雷。
 
 肉は地雷。

 頼んではいけない。

 このことをしっていた私は後輩にもこのことを伝えてやったのだが


義則「財前さん何言ってるんスかw こっちきて肉食わなきゃ意味ないっスよ」

サエコ「ぁたし鶏肉~^^」

慶子「あたしフィレにしよ~と」

財前「アホだねえ。おまいら。 言っておくけど食いきれなくても助けてやらないからな」

義則「え?」

財前「大きすぎて食べられなくても絶対助けてやらん。てめえで全部食うんだぞ?」

義則「いいっスよ。別に財前さんに食べて貰わなくても。他の先輩に食べて貰いますから」

サエコ「あ。そうか^^ そうすればいいんだ」

財前「ハッハッハ。甘いな。奴らも肉を頼んでる。あいつらにそんな余裕があるわけなかろう 」

義則「そんないじめないでくださいよ;;」

慶子「スパゲッティだけで足りるんですか?」

財前「当たり前だろ。まあそれだけじゃあれだからスープも頼んだがな。どっちにしても肉は地雷なんだよ」

慶子「ぇ~;; ぁたしもそうすればよかったですぅ…」

財前「まあ一度地獄を味わっておくのも経験になるだろう」








 そして…

 奴らの頼んだ物が来たが…

 あれ?


 …


 ぐ…。

 どうやらあいつら命拾いしたらしい。それほどの量じゃなかった。

 まあそれほどの量じゃないとは言っても

 ここはアメリカ。


 食いきれないことに変わりはないんだが(笑)。
 
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義則「うぷ…。 もう無理っスわ。これ。油っこいし味付けがこれじゃあ食えない;;」

慶子「こっちも最悪:; なにこのタレ ねちっこい;;」

サエコ「財前さん… ちょっといりません?」

財前「ハ~ハッハッハ。所詮ゆとりの頼むものなどその程度よ。残すなよ?絶対」

義則「…」

慶子「…」

サエコ「あ。財前さんのスパゲッティ来ましたよ(・ε・`o)」

財前「何!?」



 
 …










 先に気づくべきだった。

 なぜ彼らの肉が来てからスパゲッティだけ出てくるのが数分も遅れたのか。

 なんと出てきたのは

























 超巨大スパゲッティだったのである。

 



















 新入社員の肉の皿と比べてみて欲しい。あいつらの肉の皿でも充分デカイのに


 このスパゲッティと来たら














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 ちょ… 待てよ(笑)。



















財前「ちょ…なんだよこれ(笑)」

義則「でけえw」

サエコ「うぇ~…」



 あり得ない。だってさっきの写真。

 ある程度私が食った後のものなんだぜ?

 多分1人前くらいは食ったが、それでもあんだけの量が残ったんだ。

 しかもスパゲッティの麺が多すぎて、タレっていうの?タレが足りなくて

 最後麺だけになってるし…。

 食えるわけ無かった。こんなの。

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財前「なんだよこのスパゲッティ。食っても食ってもまったく減る気配がねえよ。ギャグじゃねえんだぞ!このレストラン」

義則「あ~あ。そもそも自分がそんなの頼むのが悪いんじゃないっスか?」

サエコ「みんな「お肉」頼んでたじゃないですか。なんで財前さんだけ…」

慶子「あ。次デザートくるみたいですよ?」

義則「へえ~何にしようかな」

財前「何?マジか。 おいサエコ。ちょっとこのスパゲッティ食ってくれよ」

サエコ「イヤですよ汚いし」

慶子「食べ方汚いよね;;」

財前「てめえ!」

義則「さっき自分のものは自分で食えって言ったじゃないっスか」






 結局

 スパゲッティにしても肉にしてもなんにしても

 誰一人完食できないままデザートへ。

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 デザートは選択制ではなく

 外人がティラミスを先に頼んでおいてくれていたらしい。


 まあ…ティラミスくらいならなんとか食べられる。

 だいたいスパゲッティしか食ってないから口がパサパサで最悪なのである。










 しかしこれも甘かった。
 
 デザートが来たと思ったら…



 やはりこれも超巨大だった。



 もはや驚く気力もなく、義則に


財前「おい…ちょっと写真取るからたばこの箱を隣に置け」

義則「?」


 なんて感じで取ったのがこれ。

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 まあたばこの箱4個分くらいの物量がある。

 そりゃあ外人が中年になって太るのもわかるよ…。

 コンだけ大きいケーキは通常日本の店では出ないからね。


 さらに驚いたのは

 私のあのスパゲッティ。

 トイレに行く途中に見たのだが、なんと客の中の一人が同じ物を頼んでいた人がいて

 しかもそれ女の子。

 楽々と平らげていた。

 その上に肉とか食ってたし。



 どこに入ってるんだ?って思う。

 でも今はかわいくても…将来あの女の子は…

 とも思った。








 今書いてる早朝でもまだ胃がむつこい。

 …

 今日は 

 あんまり調子に乗って頼まないようにしたいね。可能なら…






 次話 → http://ninehalt.blog4.fc2.com/blog-entry-831.html











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2008(Mon) 10/13

海外記3-1 … WINGATE   (60)

海外滞在記 … Comments(60)

 
 はい。どうも皆さん。

 今日更新はするつもりなかったんですが、時差ボケと飛行機で寝過ぎたこともあってホテルでほとんど寝れませんでした。かといってフロントミッションをずっとしてるわけにも行かないので、簡単な記事でも書こうかなというわけですね。

 ええ。

 アメリカに行きたい

 なんて人は参考になるかもわかりませんね。







 さて

 今回の出張は…

 日曜日の12時に出発したわけだが、

 行き先はまず成田からCHICAGOに行ってRALEIGH DURHAMに行くというコース。

 シカゴは誰でも知ってると思うが、DURHAMというのは恐らく初耳じゃあるまいか。

 実は私も知らない。こんなところ。

 もはや海外出張の行き先などろくに調べずに旅立つことはデフォとなっている私だが、実際現地の事など調べなくたって充分やっていける。

 いや。これはビジネスしかり、新婚旅行とかそういう場合を想定した話をしているわけだ。

 まあ事前にホテルさえ取っておけば

 そこに案内パンフレットが山ほど置いてあるので、パンフレットに書いている場所に適当に行きゃあ観光なんて完璧にできる。

 事前になんて調べなくても現地ですべて対応できるのである。


 もちろんこんな事言うとよく

 おまえ自分の行き先さえどんなとこか知らないの?あり得ないでしょ。事前に調べるのが普通。



 なんて返事が返ってくるわけだけれども

 私の経験上

 得てして事前に調べまくっている奴ほど現地…というか本番に弱い。

 それに、こういう奴はつい現地でウンチクを語り出すのでウザイ。
 
 さらにこういう奴は現地に行ったときに度が過ぎるくらいの安全行動をしたがるので

 行動を共にするとネタにならない。

 と悪いところばかりなのである。


 第一私は何も調べずぶっつけ本番で現地に行って
 
 何一つ問題が起きたことはないのだから…。


 さて

 そういうわけで

 今回の出張には社長やお偉いさん以外にも、なぜか新入社員を3名も連れて行くという事になっているので(普通連れて行かないんだが…)

 ちょっと今までとは勝手が違う。

 まあ海外駐在員を作るという会社の方針上、新入社員当たりを早めに海外に連れて行っておけば、
「自ら志願して海外駐在員をしてくれるかも?嫌がらないかも?」なんて事になるのでは?

 なんて社長の甘い考えがあるのだろう。

 駐在したい奴などもちろんいるはずがないのだが…。

 
 しかし今回はその3人の面倒を見るという役も私の業務の中に入っているから大変である。


 一人は出発前日に緊張から腹痛起こして風邪引くし、もう一人はまったく緊張感がない。もう一人は真面目すぎるのでイジレナイ。

 と三者三様なのである。

 
 ちなみに今回のフライトは11時間。

 結構長いのだが、私も過去の出張で慣れていたのか、今回のフライトはそれほど苦痛ではなかった。

 この感じだと6時間程度の飛行機なら今は苦もなく軽く乗れてしまうかもしれない。

 慣れとは恐ろしいものだ。

 
 もちろん当然ながら新入社員は11時間というフライトだけでグロッキーだったが(笑)。

 新入社員はなんとか鬼門の11時間フライトを耐え抜き、

 さあホテルに行って休もうと思ってるみたいだが…


 奴らは知らない。

 これからが本当の海外出張の恐ろしさだということを。


 昼の12時からシカゴに飛んだ。

 ああ。日本時間では到着したのは夜中の11時だ。

 確かに新入社員はもうオネンネする時間だろう。

 しかしだ!!

 奴らに休息する時間などない。


 なぜなら

 それは日本の時間。

 今到着したシカゴの時間。


 それは朝の9時なのである。


 つまり到着した瞬間に仕事スタート(笑)。

 


財前「よ~し。おまいら。時計の針を合わせろ。現在朝の9:15分」

義則「え~!? 今朝なんすか?」

慶子「ちょっと休ませてください;;」

サエコ「^^」

財前「新入社員の分際で弱音を吐くな貴様ら。このゆとりが!!」




 まあ…実際にはここまでは言ってないが、近いことは言ってる。

 ちなみに新入社員は男1人、女2人という構成である。

 ここ数年の新入社員は何かあるとすぐにぐうたらするのが特徴的だが

 まあこれは世代的なものだろう。当時の私たちの時のような

 軍隊みたいな新入社員教育は社会に受け入れられないことは理解している。

 体罰も駄目。セクハラも駄目。プライベート混合も駄目。

 わかってるさ…。 これが奴らの常識だ。

 ゆえにこちらは
 
 教育のために
 
 厳しい言葉で彼らを鼓舞するだけだ。

 これはセクハラでも体罰でもなんでもない。

 応援なのだ。エールなのだ。



 そして…

 6、7時間の公務後

 なんだかんだでホテルに到着。

 チェックインを一人一人済ましている最中に既にコックリコックリ寝かけている新入社員の面々。

 上司はそれを見てあきれ顔だ。



 
 このゆとりどもが!!
 


 と叱ろうとしたが、ホテルの受付の女性が意外に美人だったのでやめた。

 まあこんなことはありっこないが

 万が一という事もある。

 万が一受付の女性が私の事を気に入っていたら…

 という0.01%くらいであろう可能性すら捨てるわけにはいかないのである。


 ここで怒るのはマイナスである。紳士に接しないと。


 

 ちなみに今回のホテルは出張人数も多かったので安く上げた。

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 1泊65ドル程度。  

 曜日によって値段が変わるので実際は65ドル~100ドルと言ったところだ。


 高いと感じるかもしれないが

 ヨーロッパだと、これが一泊3万円とか4万円とかになるから気をつけろ。

 1泊1万円は海外では安い方という気持ちを持った方が良い。
 

 まあ観光ならどうでもいいかもしれないが

 ビジネスで行く場合、安いホテルは仕事にならない。

 このようにブログがかけるのもインターネットが繋がっている賜物だし、日本の会社でのコンタクトはすべてメール。 

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 そしてホテル内で危ないいざこざなどが起こっても困るし
 
 取引先の方もどういうホテルに泊まっているかはちゃんとチェックする。

 そう。安いホテルに泊まっているビジネスマンなどは信用できないというレッテルも貼られるのである。

 まあそういう事もあってうちの会社も最高責任者である社長と数人に限ってはこのホテルではなくヒルトン、シェラトン級のホテルに泊まる。

 一見無駄なような気もするが、それが会社の品格というものを決定するからやはり重要なのだ。

 金は使えるところには使っておかないと

 相手にケチというレッテルを貼られ、逆に多大な損害を被る。

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 そう理解するんだ。

 それが会社なのである。出張なのである。


 間違っても新入社員のように


義則「財前さんなんでここベッド3つもあるんスか? 」

財前「ん?」

義則「こんなデカイベッド必要ないんスけど」



 なんて言わないように。

 一見無駄なようで無駄ではない。

 こっちではベッドひとつのホテルを探す方が難しいのだ。

 そういう事情も徐々にわかっていかなければならないだろう。こいつらは。




 
 その後30分くらい部屋で休憩下後、夜の7時くらいになったので

 皆を呼び出す。




財前「飯に行くぞ」

義則「え~。今日本だと夜中っスよ。俺飯食べなくていいっスよ。」

慶子「寝たいですぅ~」

財前「…」


























財前「さっさと起きてこい!!」



















 まったくゆとり共が。

 年が4,5歳離れるともうこれなのか。

 まあいいよな~おまえらは

 こうやって愚痴を言える先輩がいるんだからよ。

 私なんて海外出張行ったときはいつも社長とか常務とかが直属だったんだぜ?

 愚痴のひとつも言えなかったというのに…

 


 それに飯というのは

 先輩も含めてみんなで食べにいくわけだから

 行かないで寝てますなんて事は

 いくらプライベート時間だとは言え許されないのだ。

 定時が来たら会社の上司であろうと赤の他人。

 なんて机場の空論を並べられても困るのだ。














 しかしまあ…教育は難しい。

義則「財前さん。うまい飯なんでしょうね」

慶子「あ~眠い~」


 …
 
 こんな彼らを

 どうやって教育すべきか(笑)。

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 頭が痛い。

 だがやらねばなるまい。

 
 この中から…


 一人でもいい。

 将来トップに立てるような人材に育ってくれれば

 と願わずにはいられない。


 私としても難しい話だ。

 上司としては…自分よりも後輩が仕事ができるようになってくれればこれほどの喜びはないが、同時に自分は必要なくなるというジレンマに陥る。

 この辺が難しいところだ。

 特に大手企業の場合「出る杭は打たれる」というのは日常茶飯事。

 もちろん頷ける部分もある。


 しかし中小企業の場合こんな事は言ってられない。

 自分よりも上に言ってくれれば、それはかなりの戦力になっていると同意であるからして

 会社も当然相当実力がアップしているわけだ。

 …それならそれでいいか。

 なんて思いもあるのである。

 
 

 しかし

 そんな事を考えながら歩いていると

 つい道に迷ってしまった。


 しまった… 思いにふけって道をよく見てなかった…。

 しかも

 なぜかこんな時だけ鋭い新入社員が突っ込んでくる。



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義則「あれあれぇ? ここさっき来なかったスか?? これ財前さん道間違えてないっスか?」

慶子「え~ うそ~ ここさっき来たの?」

財前「そ、そんな事あるわけないだろう。気の性だ」

義則「ちなみにどこに向かってんスか?」

財前「社長の泊まってるヒルトンだよ」

義則「ヒルトン!? 社長のとこ行くんですか?」

財前「ヒルトンに行けばレストランがある。それに社長の部屋に押しかければタダで飯食えるしな」

義則「え~!? 財前さんが奢ってくれるのかと思ってたのに(笑)」

財前「日本で無茶苦茶おまいらにはおごってるだろ!」

義則「こっちでもそうかな~と」

財前「まあまた今度な。だいたいな…。こっちは1食5000円じゃ足りないんだぜ?」

義則「ほぅ」

慶子「うわぁ:;」

財前「つまりおまいらに奢る金があれば最強アイテムがいくらでも買えるわけだ」

義則「ぇ?」

慶子「??」

先輩方「おい財前。こんなとこでしゃべってないでさっさと行こうぜ」

財前「あい。よ~し。 多分…こっちだ」

義則「…」







 …





 こんなの当たり前である。

 私が連れてきてるなら当然私が奢ってやるが

 今回は社長含め上層部がヒルトンに泊まっているわけだ。

 となれば上層部の方が奢るのが筋に決まってる。

 今回一緒に飯に行っているメンバーは新入社員と先輩も含めて8名もいるのだ。

 こうなると一番年上の先輩が我々に奢るという話になってくるが

 実はこの中では役職的には私が一番上になるので…


 非常に微妙なのだ。

 でも役職は上でも多分…年齢も含めると給料は私の方が安いと思う。







 とにかく

 日本ではまだしも

 ドルという制限がある

 外国に居る以上、8名分も奢るのはキツイ。



 ここは上層部にやらせるのが筋。


 というわけでヒルトンになんとか着いた私たち。



 すぐにフロントに趣き、名刺を見せて社長と同じ会社と言うことをフロントにわからせる。

 そして

 電話で上司を呼ぶ。


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財前「財前ですが…」

上司「なんだ? おまえ別のホテルじゃなかったか?」

財前「是非食事をご一緒させていただきたいと思いまして」

上司「ふむ。話でもあるのか。 で? おまえだけか?」

財前「付き添いが少々…」

上司「…何人だ」

財前「新入社員含めて8名です」

上司「ん?なんだって…?  何名だって?」

財前「8名です」

上司「8名!?」 

財前「彼らも疲れております。明日に備え…できれば下のレストランにおいしい物でもたべさせてやりたいと…」

上司「あそこは一人5000円以上するんだぞ?おまえ。 8人は多すぎる。」

財前「では下でお待ちしております」

上司「お…おい!!」














 うむ。これこそ上司の役目。

 普段高い給料貰ってる人というのはね。

 こういうために貰ってるんですよ。うんうん。 自分のためだけに貰ってるんじゃない。
 
 いやあ。それにしても

 リブステーキおいしかったですねえ。

 アメリカ第一日目の飯は上司の財布を使って完全回避。

 ええ。おいしいレストランだとアメリカもいけるんですよ。意外と。

 後輩に私と同じようなまずい飯を食わせてイメージを悪くしたくないな…ってのもありますしね。


 けど明日からは得意先との食事になるので

 こうは行かないでしょうねぇ…。











 彼らにも試練でしょう。




 次話 →  http://ninehalt.blog4.fc2.com/blog-entry-829.html



 ちなみに現在朝の6:00分です











その他の海外記 http://ninehalt.blog4.fc2.com/blog-category-30.html








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2007(Sun) 09/23

海外記2-6 帰国後の吉報…VF5とXBOX360(90)

海外滞在記 … Comments(90)

 無事帰国致しました。

 現地で走り走り書いた海外記如何だったでしょうか?ブログの方もどうやらURLを晒されての怒濤のコメントも旬を超え、いつもと変わらぬ平穏が戻っていますね。

 さて徳島空港に着いたときに丁度彼女が迎えに来てくれてまして、時差ボケをごまかしつつ彼女と共に昨日家に帰宅したわけですが、ここでも一波乱ありました。

 今思うとおとなしく寝てれば良かったと思いましたね…。ホント。

 昨日帰ってきたときの事ですが…

  
 …

彼女「ねぇ。家帰る前にどっかに寄って何か食べる?晩ご飯食べてないんでしょ?」

財前「いや…いい」

彼女「そう。出張大変だった?」

財前「ぼちぼち」

彼女「せっかく帰っていたんだからさ。今日は家に帰ってもインターネットはなしね」

財前「当たり前じゃないか。ブログももう予約投稿してあるし、楽勝だよ」

彼女「え?向こうで何か書いたの?」

財前「うん。現地でのことをちょっとね」

彼女「あ。それ見る見る」

財前「!?」


 ま…待てよ…。

 …

 いけるな…。とくにマズイ事は書いてなかったよな…。それにあの売春婦の記事は予約投稿で確か今日の深夜でないと公開されないはず。うむ…問題ないな。彼女の場合、俺の家に来たときでないとインターネットを閲覧することがないので本当に助かる。

 普段から見られてたら書くものも書けないからな…。


財前「ああ。いいよいいよ。帰ったら見れば?」

彼女「うんうん」


 そして家に到着し、PCをつけて彼女がブログの海外記事を閲覧しだした。その間、俺は既に届いていたXBOX360の箱を空け、初期設定。

彼女「ちょっと!! またゲーム機買ったの?」

財前「え…」

彼女「WII買ったばっかじゃない! なによそれ」

財前「違う違う。これをよく見てよ」

彼女「?」

財前「Microsoftって書いてあるだろ?」

彼女「うん」

財前「ほら。このパソコンを見てみなよ。こっちにもMicrosoftって書いてあるだろ?」

彼女「うん」

財前「…というわけさ」

彼女「ウィンドウズなの?」

財前「その通り。つまりこれはパソコンなのさ」

彼女「小さいね~でもゲームもできるんでしょ?」

財前「一応できるにはできる…のかな? 俺にはよくわからないけどね…。でもゲーム機ではないよ」

彼女「へぇ~ならいいけど」

 
 フッ。機械音痴で助かるぜ。まったく。

 さてと…。さっそく配線するか。ぬぉ!? なにこのACアダプター。で…でけえ。 まさにアメリカサイズ…。
 
 ん? な…何ぃ!? コントローラーワイヤレスなのか。

 …

 素晴らしい。

 ん?なんだこの紙は。 なになに? 「XBOX購入者は1ヶ月間ネットライセンス無料。XBOXLive使い放題」。ほうほう…。いきなりネット対戦し放題というわけか。

 …

 素晴らしい。

 む…そうだ。確かXBOXの掲示板では冷却ファンの騒音がデカイから気になるとか銅とか書いてたな。ちょっと試してみるか…。

 ピッ 電源ON。

 …

 グオォォォォォォ。 騒音ファンがうなる。

 
 な…なるほど。まあ言われてたほど大きい音でもないな。ちょっと気になる程度じゃないか。まったく、大げさすぎるよあの掲示板の野郎。

 ん? おお! 初期設定画面来た。さっそくネットの設定を…

彼女「ねぇ」

 ルーターからはちょっと遠いがワイヤレスLANはやめとこう。有線できっちりと、つな…

彼女「ねぇ」

財前「ん?」

彼女「さっきから呼んでるんだけど…」   

財前「え?あ…ああ。聞いてる聞いてる。何?」

彼女「…」


 まずい…。つい夢中になってほったらかしにしてしまった。ここは近づいて…


財前「時差ボケがあると耳が多少遠くなるんだよね」

彼女「嘘ばっか」

財前「…」

彼女「次の見せて。次の」

財前「は? 目次かNEXTってとこをクリックすれば次のは見れるでしょ」

彼女「よくわかんない。やってよ」

財前「…」





財前「ああ…。そうか。記事単体を表示させると目次が出ないんだな~」

彼女「?」

財前「初心者はこういう所で迷ってしまうのか…。これは改良の余地があるのな」

彼女「?」

財前「はい。次の記事」

彼女「うん」


 そうして海外記事を表示させた時だった。ふとしたコメントが目にとまる。


財前「むっ!?」

彼女「?」

財前「な…なんだと!?」




財前「フッまさか…な」


財前「ちょっと待ってね」

 
 彼女を押しのけ、俺はそのコメントに釘付けになる。 


 
http://virtuafighter5.jp/xbox360/index.html
VF5がXBOX360で発売決定。
おめでとう財前さん。


 フッ… VF5がXBOXで発売決定だと!? まさか。

 いくらなんでもこれはあり得ない。

 そりゃあ出るのは予想の範疇だが、告知が早すぎる。早くても来年の春発売のはずだ。あまりにも早すぎるだろう。


財前「まあどうせつまらんガキが書いた釣りコメントだろう」



  …と思いながらもURLがちょっとホントっぽいのでサイトに飛んでみる。


財前「まあ一応チェックしてみるか…」

 

 ポチッ…




 …




財前「ん?」




 ちょ… え?  ちょっとまって






  あ…あれ?


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 な…何だと!?  


 飛んだサイトでFLASHが流れる。確かにVF5。しかもXBOXという文字が画面上に!!
 

 あまりの衝撃に認識するのに数秒を要した。



財前「マジかこれ!!」 

 ガシッ …ついショルダータックルが入る

彼女「きゃっ!? ちょっと、私が今ネット見てるんだけど…」

財前「ごめん。ちょっとどいてくれ」

彼女「え?ちょ…」
 
財前「なになに? な…なんだと!? 発売日は12月6日だと!? すぐじゃないか!!」 

彼女「…」

財前「フッフフッフ… 待て待て財前。喜ぶのはまだ早いはずだ…」

彼女「何ブツブツ言ってるの?」

財前「VF5などPS3でも出てるじゃないか。重要なのはオンライン…そうオンライン対戦じゃないのか。」

彼女「…」

財前「そうだ。それをこの目で確かめるまでは俺は安心はせんぞ」

彼女「…」

財前「フーーーー… さて…と。オンラインオンライン…と…」

 
 VF5サイトでオンライン対戦という文字を探す。ん? あ…あれは…

 目に飛び込んできたのはXBOLiveという英字…。

 
 まさか…まさか!?








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 うおぉぉぉぉ!!!! 


 テンションあがってきたああぁぁぁぁぁ!! 




 なんてこった。ホントだよ。ガセじゃないよこれ!!


 マジか これえぇぇぇ

 いや…取り乱して申し訳ない。しかし… 最近からこのブログ読み始めた人はわからないだろうが、俺は…俺は…

 まあこれ言い出すと長くなるからやめとこう。ハッキリ言って4年待った。4年待ったよ。田舎の俺がVF5の対戦を満喫するにはオンライン対戦しかなかった。徳島では既にプレイヤーはほぼ皆無。知った顔しか存在しない。ワクワクする対戦など期待できるわけもない。東京に出張に行ったときに暇があったときにゲームセンターでVFの対戦をするのがどれだけ楽しみだったことか。

 もともと「めいぽ」はいつまで経ってもこの現状を打破しないVFに嫌気がさしてはじめたもの。サイトを開設したのもメイプル総回診ができたのもすべてはVFあってのもの。

 これが核。

 いつしかVFがオンラインで対戦できる日がやってくる。 

 これを夢見てたから社会人になってもゲームをやめることなく続けていたのだ。
 
 
 …






財前「こんなことが…現実に起こるとは…」

彼女「…」

財前「いつかなるとは思ってたけど、いざなってみると何か…こう…複雑な気分…」

彼女「何かあったの?」

財前「あ。ごめんごめん。はい。」

 そういって元の画面に戻す

彼女「もういいの?」

財前「ごめん。しばらく一人にしてくれ…」 

彼女「え?」 


 そういって俺はトイレの個室に座り一人たたずむ。
 
 走馬燈のように思い出される以前の思い。オンラインがなかなか実現せず、ブログ上でセガの悪口や不満をぶちまけたこともあった。 
 
 いや、アル意味諦めていた。もうVFはこのまま終わっていくんじゃないかと。過去の遺物と化し、同時にセガも時代を終えるんじゃないかと。


 …


 やりやがった…。セガ…。ついにやりやがった…。


 





 すいません。今日の記事に共感してくれる人は10000人中数十人程度でしょうね…。しかしこれだけ大きな出来事でした。

 まさか本当に現実になるとはね…。

 そしてそれが最低販売実数のハード。XBOXとは…。時代も変わったものですね。

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 稲妻剛神よ。見てるか? おまえと俺の想いは実現したぞ。

 それも2007年だ。予想していたよりも半年以上も早い。

 おまえは我慢しきれずにPS3とVF5を買ってしまったが、どうやらXBOXも買わなければならないようだ(笑)。まあバイトでもして金を貯めろ。





 あと2ヶ月。あと2ヶ月で。
 

 奴が家にやってくる。








 XBOX VF5 公式サイト  http://virtuafighter5.jp/xbox360/index.html



 


 しかしネット対戦を実現してしまったらゲームセンターの経営は大丈夫なんだろうか?そっちもある意味心配。

 思うにネット対戦を出した後すぐにゲームセンターの方で新作を出してフォローを入れるべきだとは思うが果たして…







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January February March April May June July August September October November December
2007(Fri) 09/21

海外記2-5 アムステルダム再び(50)

海外滞在記 … Comments(50)

過去記事
 2007/09/21 (Fri...) 海外記④ ドイツ
 2007/09/20 (Thu) 海外記③ アイントホーフェン
 2007/09/18 (Tue) 海外記② アムステルダム
 2007/09/18 (Tue) 海外記① 成田離陸



 さあいよいよ海外手記も最後。実は④と⑤は飛行機に乗っている時間に合わせて予約投稿してある。④は丁度機内の中。⑤が公開される頃には徳島に着いている頃のはず。
 
 こうしておかないと帰ってから書く羽目になる(笑)。帰ったらXBOXが届いているはずなので書くモチベーションを出すのはまず無理だろう。

 今AM10:20分。ホテルチェックアウトは11:00。これからブログ書いてアマゾンでXBOX注文して…果たして間に合うか? 仕事は無事終わったのでそういう意味では気が楽だが。


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 翌朝。いよいよ最後の商談。お互いにこれまでやってきたビジネスを完遂させるための重要な日となる。基本的に本音を言って商品を買う、あるいは売るというのは最後に言うべき物であり、それまではお互いの腹の内の確認や人間性を見るためにあるといっても過言ではない。

 旗色が悪ければまたオランダに来ることになるだろうし、向こうにその気があれば日本に来るだろう。今回の出張で痛く感じたが、仕事で来るのと観光で海外で来るのとでは全然違う。やはり現地の人と話してこそ意味があるものなのかもしれない。
 
 そういう意味では海外に数人外人の友達がいれば世界が変わると思った。XBOX360は外人とオンライン対戦をマイクで楽しめると言うし、その足がかりになれば…。
 

 

 …仕事終了後のアムステルダム


 アムステルダムは売春と麻薬がなんと合法という珍しい町。合法。そう。つまり許されているのである。麻薬と売春が。

 女性は町中を水着姿で堂々と体を売ることができ、麻薬もその辺で打っても構わないという無法地帯。取引先からは厳しく指摘されている。

 ・財布は上着の内ポケットに入れておけ。スリにあう。
 ・鞄はロッカーに預け、パスポートは四六時中ガードしろ。
 ・女を買うのであれば病気に気をつけろ
 

 やはり…危ない町らしい…。別に歓楽街に行く必要はなかったのだが、社長がせっかく観光できる時間があるのだからという理由で歓楽街に行くことに。

 所狭しと並ぶネオン。怪しい目つきの黒人。フラフラしながら歩いている浮浪者。

 どれもやばい…。ヤッパリ来るべきじゃなかったのだろうか…と思った瞬間だった。ガラスショーケースに水着のマネキンが立っている所に出る。…と思ったら


財前「あっ!?」

社長「ぬぉ!?」

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 なんと…ほぼ裸の女性がガラス越しにこっちを見てる。なんだあれは!?

財前「社長!! まさかあれが売春婦?」

社長「そうだな…」

通訳「20分60ユーロのようですよ。財前君」

財前「そんなこと聞いてねえよ!!(笑)」

 
 マジかあれ。凄すぎる。だってガラス越しにいるだけじゃないもん。こっちと目が合うと、パンツに手を入れて脱ぎだしたり、いきなり喘いだりして手招きしてくる。


 さあボウヤ おいで。60ユーロで最高の楽園へ案内してあげるわ





財前「(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ」

社長「おい財前」

財前「?」

社長「ちょっと…」

財前「なんでしょう」


 社長が俺を通り外れに呼ぶ。


社長「あそこ…あの外人を見てみろ」

財前「は?」


 社長が指さす方向を見ると、白いボディコンを着た売春婦が客を捜している。投げキッスしたりスカートめくって誘ったり… すごい体だ… 美味しそう…。

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社長「や・・ら・な・い・か」

財前「…」

社長「1人だとさすがに行き辛い…おまえ着いてきてくれよ」

財前「部長か通訳に言って下さいよ。俺彼女いるんでマズイんですよ。」

社長「あの2人は真面目だからそんなこといえんよ。そこをなんとか頼む」

財前「病気貰ったら困るし…」

社長「20分60ユーロと言ってたから40分で120ユーロか…。60ユーロ出してやるから行こう」 (1ユーロ=150円)

財前「いくら社長の頼みでも60ユーロではちょっと… 120でどうですか?」 

社長「120ユーロは高い。それ全額ワシ負担じゃないか」

財前「俺は行きたくないんだから同然でしょう!」

社長「う~む…。じゃあ70ユーロでどうだ」

財前「120」

社長「むむ…。80でどうだ?」

財前「120ユーロですな」

社長「た…高すぎるというのに!!」

財前「ビタ一文まかりません」

社長「じゃあ90」

財前「120」

社長「95…」

財前「110」

社長「わかったよ。じゃあ100でどうだ」

財前「…」


 なんてやりとりが続く。 しかし結局店の奥に危ない男がチラホラ見えたり、入ってる客がほとんどいなかったことが発覚し急遽取りやめた。

 ヤッテル最中に麻薬とか仕込まれたらたまったもんじゃない。それに断っておくが俺は行く気はなかったからな(笑)。いいか。あの社長とのやりとりは冗談。マジで行く気なかったから。

 信じてね。これ最近リア友とか…見てるからヤバいんだ… ネタにも限度がある…。


通訳「なんていうか…ブロンド女のバーゲンセールですね」

社長「うむ」


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財前「歌舞伎町より危ない町があるとは…」

社長「合法だけにタチが悪いな」


 …そしてホテルに帰る。

 寝るホテルは最終日だけあって非常に豪勢。広すぎる上、値段が高すぎたので通訳君は社長から大目玉を食らっていたようだ。その広さたるや半端ではない。こちらも一応動画を用意した。




 通訳君 いくらなんでもこれはやりすぎ(笑)





社長「このアホが! こんな広いホテルとってどうすんだよ」

財前「あのな…俺なんて3畳のたたみがあれば充分なんだよ。こんなにいらん!」

通訳「それが…他は一杯だったもので…」

財前「俺帰ったらXBOXの支払いがあるんだよ。あんまりカードから金落とされたら困るだろうが!!」

通訳「え?それはこれと関係ないんじゃ…」

財前「バカ野郎。限度額超えたらXBOXの支払いができないだろうが」

部長「XBOXてなんだ?」

通訳「XBOXてゲーム機ですよ」

部長「は?なんだそれ」

財前「おまえいらん事を言うんじゃない」

通訳「はい;;」

社長「財前おまえファミコンとか今だに買ってんのか?」


 この化石野郎どもが。これにはムッと来た。


財前「ゲーム機じゃありませんよ。外人とコミュニケーションが取れるツールです」

社長「何?」

財前「まあこれを話すと一晩では足りないのでやめておきますよ」

社長「興味あるなそれ」

財前「社長には動かすことすら無理です」

部長「俺も英語勉強したい。俺は大丈夫か?」

財前「部長などさらに問題外」

部長「…」



 まあホテル代が320ユーロ。つまり5万円というのには驚いた。経費だからいいけど…これはやりすぎだよなぁ。海外は予約するのが遅れるとホント高い部屋しか残らないから恐い。

 今回は最終日の日程がなかなか決まらなかったため最後だけ高いホテルになってしまったらしい。まあ通訳君もがんばったんだろう。

 観光旅行に行った時なんかはホント気をつけておかないと、わざと高い部屋にチャージされることもあるらしいから皆さんも気をつけるように。

 
 だいたいテレビとか酷すぎ。

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 遠すぎだから(笑)。絶対観ること考えて作ってないよ。これ。

 だってさ。ベッドに乗った瞬間に距離がありすぎて見えねえもん(笑)。誰が使うんだよこんな部屋…。

 それにどうも落ち着かない…。広すぎて空気の循環がいいのか変な音はするし、普段狭いところで生活してるから何して良いかわからない。


 だいたい使ったスペースはベッドの2畳分くらいの広さだけ。

 多分家族部屋かなんかだとは感じた。4人くらい寝れるようになってる。

 …


 広すぎてどうしていいかわからなくて悩む。

 そしてついでに自分撮影。

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 その後結局ベッドでなんか訳もわからずずっと座ってました…。画像見ればテンパり具合がわかるはず。一応インターネットはあったので記事更新はできたんですけど、部屋が懲りすぎてるからワイヤレスLANの電波は悪いしYOUTUBUに動画をアップロードするのに相当時間がかかり最悪だった。

 やっぱ普通のホテルに限る。

 高い金を出していい部屋とってもヨーロッパのような極端な階級社会だと差がありすぎる。身分や普段生活がそれに慣れてないと逆にストレスが貯まるということなのだ。明日仕事があるなら気合いを入れる意味でもモチベーションの意味でも少しは違ったかもしれないが、明日飛行機に乗るだけとか…


 まあ… 仕事含め、ホテル含め、料理人チンさん含め今回も良い経験ができたとは思います。また来年くれるといいですねぇ。


 でも翌朝朝食会場に向かうだけで数十分ホテルの迷路をさまよったのは秘密;;



 最後は時間的制限のためグタグタになってしまいましたが、ご了承下さい。リアルタイムでこういう風に日記を綴ったのは初めてに近かったので。

 みなさんも旅行したときなんかに同じようにリアルタイム日記をやられてみてはどうでしょうか(笑)。結構難しいよ。






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 続き?

 帰国後の吉報  http://ninehalt.blog4.fc2.com/blog-entry-589.html









その他の海外記 http://ninehalt.blog4.fc2.com/blog-category-30.html








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January February March April May June July August September October November December
2007(Fri) 09/21

海外記2-4 ドイツと通訳君の…(32)

海外滞在記 … Comments(32)

 
 2007/09/21 (Fri...) 海外記⑤ アムステルダム再び 
 2007/09/21 (Fri...) 海外記④ ドイツ
 2007/09/20 (Thu) 海外記③ アイントホーフェン
 2007/09/18 (Tue) 海外記② アムステルダム
 2007/09/18 (Tue) 海外記① 成田離陸




 9/19

 珍騒動から夜が明けた翌日…。

 チン騒動の後のホテルは素晴らしいホテルだった。インターネットは完備されている上、ホテルの隣にサッカー練習場があるという最高の環境。

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 外に出て見てても良いし、部屋からも余裕で見える。もちろんプロのサッカー練習場ではないが、しっかりとした部らしく見ていて全然飽きなかった。

 実はこれを書いている今はもう最終日になっているから言うがオランダ、ドイツで合計2名の最高の美女に出会っている。ていうかもうこれはどうしようもないくらい綺麗な人。もし自分が彼氏でこの美女の服を脱がしたとしたら…

 なんていう想像すらも許されない。あまりにも上品さに溢れておりそこで思考がストップしてしまうほどだ。通常あり得ない事態である。

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 そしてこのホテルにその1人の女性がいた。はしゃぐ部長と俺。

財前「部長…あの子かわいすぎでしょう」

部長「うん…確かに…下半身がたまりませんな」

財前「日本人も美人だとは思っていたけどこれは酷い。やはり上位を比べると絶望的な差ですよ。」 

部長「うんうん」


 部長と俺が鼻の下を伸ばしているのを尻目に通訳は非常にクール。絶世の美女に対してまるで機械を扱うかの如く無造作にカードを渡し、「レシート!!レシート(領収書) プリーズゥ!」なんて大声で怒鳴っている。 アホかこいつは。おまえとこの子では人間的魅力という次元が違げえんだよ。方やモデルに応募すればいきなり大スターになるほどの人間だぞ…。

 客と店員の間柄を逆手にとって調子に乗るとは… 


財前「おいコラ。」

通訳「ん?」

財前「あんまり大声出すな。かわいそうだろ」

通訳「いや。領収書忘れていたので注意してたんだよ」

財前「まあいいからちょっと来い」

通訳「あ」



 …そういうって通訳を部長のいるところまで連れてくる


財前「部長。この野郎、あんな美人の子に対して文句言ってるんですよ? 何とか言ってやってくださいよ」

部長「あの子のどこが不満なんですか?通訳さん」

通訳「いえ…不満というか領主書を…」

財前「じゃあレシートOK?ニコッ  てすればいいだろうが!! あんまり不機嫌になるような事するんじゃねえ」

通訳「あの…なんで財前君はあの子の肩を持つわけ?」

財前「通訳君と他人なら何も言わんけど、俺と一緒の団体扱いだぞ。同じ分類にされると困るんだよ」

通訳「なるほど…私があんまりクレーム言うとあの子が私だけでなく財前君にも冷たい対応を取ると…」

財前「よくわかってるじゃないか。後で一緒に写真とか撮れたらいいな~なんて思ってるし、あんまりあの子を刺激するな。俺まで嫌われたら通訳君の姓だからな」

通訳「わかりましたよ… そんなにかわいいかなあ あの子」

財前「え?あの子かわいいと思わないの?」

通訳「特には」

部長「!?」

財前「おまえ面食いすぎじゃないのか?」

通訳「そんなことないですよ」

財前「ちょっと通訳君の奥さんの写真見せてよ」

通訳「え…いいですが…」


 そういって通訳君は携帯の待ち受けの奥さんの写真を見せる。 

財前「…」

部長「…」

通訳「何か?」

財前「いやいや。何も。な…なるほど…。まあ今日も仕事がんばれよな。通訳君」

通訳「?」


 …結局…通訳君の大チョンボで俺と部長とあの子で記念撮影するという夢は儚く消える。写真を一緒に撮ろうと頼んだが、「仕事中なので…」と軽くスルー;;

 絶対アイツの性だよ。その後社長がチェックアウトに降りて来たのでお楽しみタイムは終わり。本日は8時に出発である。

 ドイツ国境近くにオフィスがあるということで5時間くらいのドライブとなったが、ヨーロッパってホントゆったりしてる。日本と面積はそんなに変わらないはずなんだが、平野が多いからどの家も庭や土地がすごく広い。

 馬や牛とか飼ってるのを頻繁に見かける上、民家と民家の間がだいたい1キロメートルくらいあるのはザラ。  

 DSCeeF0186.jpg


財前「通訳君。オランダとかドイツってそんなに人口いないよね?」

通訳「ええ。日本と同じくらいですよ」

財前「土地面積は?」

通訳「日本より小さいです」

財前「ふ~む。それでなんでこんなにデカイ土地もってる人ばっかなんだろう」

通訳「そうとは限りませんよ(笑)。階級社会だっただけに格差が非常に大きかったんです」

財前「ほぅ…」

通訳「今はそれほどでもないですけどね。所有の土地なんかはずっと前の時代に決まってしまってるものなので… それに日本みたいに莫大な相続税もないはずですから貧富の格差も残りやすいんでしょう」

財前「なるほどな~。観光する立場になるとそういう方が文化的なものがみえていいよな」

通訳「日本なんて相続税が凄いですから景色マンションだけですしね」



部長「外国に誇るものがなくなってきたな…最近の日本は」

 0709109giujhiog.png


財前「外人が見て驚くのは富士山と満員電車くらいか…」

通訳「…」

部長「…」

社長「あと叶姉妹な」









財前「何言ってんの…この人」

通訳「…確かに叶姉妹はヨーロッパの上流階級社には人気が高いですね」

部長「写真集持ってる」

財前「…」




 そんなこんなで目的地に到着。途中プレゼンテーション動画を見たが、3Dのワイヤーフレームを使った動画だった。これに社長は興味津々。

社長「おい財前。こういう3Dを使った動画でうちの商品もプレゼンできないか?」

財前「業者に頼めば可能かと」

社長「それは高い。おまえができないかと聞いてるんだ」

財前「動画は可能ですがこれほどになると…時間的に厳しいですね」

社長「時間?ということはできるということか?」

財前「来年後輩が入ってそいつに今の仕事を引き継がないと無理です」

社長「う~むそうか。簡易なのはどうだ?」

財前「まあ3Dと言わず簡易的なのであれば…」

社長「じゃあ作っておけ」

財前「いつまでですか?」

社長「今年中」
 
財前「う~ん。時間が…できたらやってみますけど」


 社長も無理を言う…。商品案内や会社案内ビデオとなると撮影とかに全支店回らないといけないから今年とかとても無理。素材があればすぐだけどね…。

 そんなこんなで朝から夕方における仕事は無事終了。まあここでは書けない業界的な先天的情報こそがコアだったわけだが、日本にいたらわからなかっただろうなぁ。

 こういう先取りしたものを日本に帰って社員にどうやって伝えるか…。これが重要なんだが難しそう。


 …

 
 夕方の仕事が終わると休む暇なく今度はお偉いさんとの会食が待っている。  

070819gjiegjroigjeroigjerw.jpg


 ハッキリ言ってオランダ語しか話せない人と、英語が話せる人が混在するから大変である。英語なら多少は聞き取れるがオランダ語などさっぱり意味不明。これは通訳すら訳すのは不可能だから外人の顔をよく見て

 彼らがHAHAHAと笑った瞬間にこっちも合わせて笑うしかない。 だって何言ってるのかさっぱりわからないもの…。これが延々5時間続く。

 まさに拷問とも言える食事なわけだが、これが海外出張というもの。まあ偉い人の仕草や目つきをみていると何か刺激を受ける要素になっているような気もするが…

 しかし


 明日の仕事が終わればいよいよ全日程が終了する。その後は飛行機に乗って帰るだけである。
 
 0709219ug9eugewew.jpg

















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2007(Thu) 09/20

海外記2-3 アイントホーフェン(63)

海外滞在記 … Comments(63)

 海外記事一覧

  2007/09/21 (Fri...) 海外記⑤ アムステルダム再び 
 2007/09/21 (Fri...) 海外記④ ドイツ
 2007/09/20 (Thu) 海外記③ アイントホーフェン
 2007/09/18 (Tue) 海外記② アムステルダム
 2007/09/18 (Tue) 海外記① 成田離陸




 9/18 アムステルダム

 目が覚めると時計の針はAM6:00を指していた。飛行機で数時間寝ていた上、時差があるので朝起きるのは余裕だと思っていたがロビー待ち合わせ30分前まで一回も目が覚めないとは大誤算。実は朝起きてブログを更新しようと思っていたのだがどうやら無理のようだ。

 風呂に入り、急いで下のロビーへ。

 OK。まだ誰も来てない。一応一番先に来ておかないとまずいからな…。危ないところだった。タバコを吸いながら待っているとS部長がやってきた。

 ('・c_,・` )プッ 何あの顔…。すぐわかる。

 昨日寝れてないことがバレバレ。 

財前「おはようございます」

部長「ああ。おはよう…」

財前「元気ないですね」 

部長「昨日の事が結構ショックでね…。寝付けなかった」

財前「そりゃ部長海外向いてないですよ(笑)」

部長「おまえはよく寝れたのか?」

財前「ぼちぼちです」

部長「そうか…」

財前「ていうか部長のような性格だと俺のブログのコメント見たら自殺しますね…」

部長「え?何がだよ」

財前「いえいえこっちの話です」

 
 そうこうしている間に社長が降りてくる。

部長「社長!!おはようございます」

 S部長に緊張感が走っている。社長とかどうせ何も考えてないんだから朝からそんな気を使わなくていいんだが…。

社長「ああ。おはよう。どうだ?ヒルトンは。ヒルトンはいいだろう?うんうん。ヒルトンはいいよ。ヒルトンは。うんうん」


 ほらみろ。何も考えてない。社長が考えていることなどせいぜいホテルの格式がどうとか、飯がどうとかその程度。気を使うだけ無駄というもの。

部長「あの…社長。今日はご指導宜しくお願いします」

社長「ん?ああ。S部長は海外久しぶりだったか」

部長「は、はい!!」

社長「そうかぁ。海外はいいよ海外は。やっぱり海外よ。うんうん」

部長「はい!!」

財前「そんなにいいんなら経費じゃなくて自費で来ればいいのに…」

社長「じゃあ飯食うか。あれ?通訳はどうした?」

財前「もう6時半過ぎてますね」

 
 おっと…。ここにもう1人いたか…。心臓に毛が生えた奴が。通訳の分際で遅刻するとはなんたる醜態。

部長「私、電話してきます!!」

財前「いいんですよ部長。ほっとけば。そのうち来ますって。先食ってましょう」

社長「そうだな。そうしよう」

部長「し…しかし」

財前「朝飯くらい抜いたところでどうということはない」

社長「どうせ日本じゃ朝飯食ってないタイプだろうな」

部長「…」


 さっそく朝食場へ。知らない人もいるかもしれないが、海外は朝飯が一番うまい。これは揺るぎない事実である。なぜならバイキングだから。
 
 私の経験では海外の朝食はどんなホテルであろうと100%バイキングだった。そこには新鮮なフルーツが並び、おかずの品目もかなり多い。つまりは嫌いなものは食わずにスルーできるし、量も自分の適正の量を選べるためストレスが0に近いのだ。

 夜飯とか昼飯はポテトやら糞不味いドレッシングでびちょびちょの野菜が無理矢理運ばれてくるからね…。あれは悪夢に近い。

 070917hte.jpg


 ポイントとしてジュースは必ず数杯飲んでおくのがベスト。こっちの果汁ジュースは日本の濃縮還元とは違いマジで生搾り100%。これは凄い。生搾りだと1杯300円はすると思う。

 そんなことをS部長に説明しながらバイキングを回っていると…


通訳「おはようございます~」


 来た。マイペースな通訳君。

部長「ぐっすり寝れましたか?」

通訳「も…申し訳ありません」

部長「いやいや。別に遅刻をどうこう言ってるわけじゃなくて…」

財前「部長さりげなくイヤミを言うとはさすが」

部長「ち、違うよ。俺はただ…」






通訳「財前君…S部長って結構時間に厳しいタイプ?」

財前「真面目も真面目。堅物だよ」

通訳「そうなんだ;;」

財前「まあ、以後気をつけたまえ」

通訳「…」









財前「ん?あれ? ぐおっ!?」

通訳「!?」

部長「!?」

財前「ちょ…これ見て。ケロッグのコーンフロストがある(笑)」 


070917toktgo.jpg


財前「知らなかった。ケロッグってヨーロッパから輸入してたものだったのか~。いや~これ日本でも食べてるから助かるな~」

部長「わざわざ海外来てそれ食べなくても…」

財前「いやいや。これぞ朝食」


 これはありがたい。味が薄い老人用のコーンフレークしかないものだと思っていたがまさかコーンフロストがあるとは…。さっそくこれを皿に大盛りに盛って、あとはフルーツだのなんだのを適当に見繕ったが、牛乳が見あたらない。

 牛乳…牛乳…

 おかしい…。牛乳がない。いやないわけない。コーンフレーク置いてあるんだからあるはずなんだが。聞くにも店員はいないし

 …

 探すの面倒だな…。








財前「通訳君」

通訳「はい?」

財前「ちょっとさトイレ行ってくるから。このコーンフレークに牛乳入れといてくれない。」

通訳「OKOK。いいよ」

 これでよし…と。

 こういうのは海外に行き慣れている人に頼むのが一番。海外とかコーラのボタン押したらオレンジが出てきたり、スプライト押したらコーラが出てきたりとまったく信用できないからな…。コーンフレークに変なのを注いだら取り返しがつかない。
 
 早速トイレに行って…帰ってきたらバッチリコーンフレークには牛乳が入れられてあった。

 さすがベテラン通訳。 


社長「やっぱり海外は朝食が一番うまいな」

財前「そうですよね」

社長「通訳君。今日の予定はどうなってる?」

通訳「今日はアイントホーフェンに電車で行きます。そこで迎えが来るようになってますので、その車に乗って取引先へ…」

社長「そうか。迎えに来る人の役職は?」

通訳「管理者クラスですね」

社長「財前おみやげをその人に渡すように準備しといてくれ」

財前「はい」

通訳「今日明日は会食もあるのでホテルに帰るのは深夜12時過ぎです。いきなりハードスケジュールですが皆さんがんばってくださいね」

財前「…」

部長「…」





財前「!?」
 
 ここで俺はあることに気づく…。とんでもないことだ。最悪である。あの野郎…やりやがった…。なんかコーンフレークの味がおかしいと思っていたのだが、これって牛乳じゃなくてコーヒーのミルクじゃないのか?

財前「おい通訳…」

通訳「ん?」

財前「てめえ牛乳とコーヒーのミルク間違えて入れただろ…」

通訳「え?」


 財前「どうやったら間違えるんだよ!! わざとだな貴様!!」 


通訳「ち…違う。違いますよ。それはないですよ;;」

財前「嘘つけコラ。間違えようがないだろうが間違えようが」

社長「ホントか?どれどれ」

 そういって社長が俺のコーンフレークをスプーンですくう。


社長「ぶわっ! ホンマだ。おい通訳いくらなんでもこれは酷いぞ」

通訳「違いますって;;」

財前「おまえ遅れてきた上に味なまねをしてくれたな…」

通訳「ちょ…待ってください。あれ。あれですよ。入れたのは。牛乳ですよ」

財前「なに?」


 そういって通訳が問題の牛乳の位置まで案内する。興味があったのか社長も部長もついてきた。しかし…確かに…。なんていうか1リットルくらい入る透明の花瓶みたいなものに白い液体が入っている。う~ん。これは牛乳だな…。

部長「う~む…これはどう見ても牛乳ですね…」

社長「確かに…」

通訳「でしょう?」

財前「ホントにこれを入れたの?」

通訳「間違いないです」

財前「…てことはオランダの牛乳がまずいだけか」

部長「多分そうだな」

財前「…」

社長「まったく、人騒がせな」


 申し訳ないことにコーンフレークは糞不味すぎて、その後手を付けられなかったのだが…実はあの牛乳…

 本当にコーヒーのミルクだったことが発覚する。

 だってさ…。
 
 みんな食べ終わって一服してたときにね。


 外人さんがね… 

 コーヒーにあの透明の花瓶のミルク入れてたんだよ!!
  
 間違いなくあれはコーヒーミルクだったのである。
 
 よくよく調べると牛乳は牛乳でちゃんとコーラやジュース類の隣の機械に入っていた。店員に聞いたところヨーロッパではミルクを花瓶みたいな大きな容器に入れるのが基本らしく、それをよく日本人や中国人がコップに入れて間違えて飲んでしまう事件は結構多いらしい(笑)。

 まあしかしだ。

 自分が間違えたならまだしも間違えて入れたのは通訳だ。通訳。プロだプロ。許されるわけがない。この件については通訳もかなり悪気を感じたらしく帰りの免税店で100ユーロ程度のおみやげを買ってくれることになった。当たり前だ当たり前。


 その後ヒルトンをチェックアウトしてアイントホーフェンへ向かう。アムステルダムからアイントホーフェンまでは特急列車で約1時間半。

 結構長い道のりだが、移動中は通訳以外は全員熟睡していたためまったく気にならなかった。



通訳「着きましたよ~。みんな起きてください」

財前「は?もう着いたのか」

通訳「ええ。まあ」

社長「う~む。良い景色だな」

通訳「ここに来る途中にはもっと良い景色ありましたよ」

財前「そうなの?」

通訳「はい」

社長「ああ。通訳君」

通訳「はい?」

社長「今度から移動中はワシのカメラ渡しておくから、めぼしい景色があったら撮っておいてくれ」

通訳「は…はぁ…」

財前「社長それは酷い(笑)」

通訳「いえ…これも仕事ですから」

財前「え?仕事に入ってるの? じゃあ俺のも頼むわ」

部長「あ。俺のもお願いします」

通訳「…」


 皆がカメラを通訳に預けて列車を降りる。周りを見るに辺りそんなに大きな駅ではないような感じ。なるほど。ここがあのPSVで有名なアイントホーフェンの駅か。

 070919tughd.jpg


 時計を見ると取引先の迎えが来るまでは30分弱ある。とりあえず時間を潰すために駅の外に出てみようということになり出てみると…

 ん? あ。


財前「おい。通訳。カメラ貸せカメラ」

通訳「え?」

財前「さっさとしろよ」

通訳「ちょっと…待って…  はい」

 
 よし!! パシャ。


財前「ふぅ…危うくシャッターチャンスを逃すところだ。カメラ渡すの遅えよ。まったく…」

通訳「すいませんね…」

社長「おまえ何が撮りたかったんだ?」

財前「アイントホーフェンの歴史ある景色ですよ。憧れだったもので」
 
社長「ほう。そうか」


 クックック…。そんなわけないだろう。 女だよ女。丁度いい感じで美女が二人通ったから撮ろうと思っただけさ。通訳がカメラ渡すの遅れたから後ろ姿になってしまったが、いやあいいケツしてるねえ。充分のボリュームだ。

070917hjgewww.jpg


 なんていうか、こっちの女性は本当に美人だ。 いやもちろん日本の女性もいいところはあるんだけども海外に来ると全然やはり違う。

 これは以前に来たときから思っていたのだが、例えば海外の女性の来てるファッション。まあ服だが、まあオシャレもしてるんだろうけど、ごくごく普通に着てる感じがするんだよね。日本のファッション誌や流行の先取り感な服着てる人が多いんだけど、もう完全にその服と同化してる。これは果たして顔がそうさせるのか、高い身長がそうさせるのかわからないけども…とにかく良いものはいい。

 いや別に下心があって言ってるわけじゃないけどさ…。



 そうこうしてる間にお迎えが到着。ここからは仕事モードになるので、これまでにあったような通訳や部長とのやりとりは皆無で完全真面目モードになる。

 気になる初日の仕事は…3人が大きくショックを受けたって感じで終わった。
  
 TOYOTAやPC系の企業は別だろうけど、畜産系の会社の場合、日本は明らかに他国に遅れを取っている。 まあ簡単に言うと国の政策もさることながら企業としての畜産に対する姿勢も10年は遅れてる。

 オランダの会社の役員さんとも会ったが彼曰く

 「日本の畜産会社など趣味でやってるとしか思えない程度の規模。我々はそれを企業としてやっているのだ」

 と言ってのける。うちも日本では結構大きい方なんだけど、それを「趣味の範囲」と言われたことで社長は相当ショックを受けていた。そして日本でいるときとは顔色も目つきも全然やはり違っていた。経営者にとってはこういう刺激を受けるっていうのは何百万払ってでも欲しいものなんだろう。それにオランダのこんなに大きい会社がうちを良いパートナーだと認識してくれて来年以降に新規プロジェクトをするかもしれないというのにも驚きではあるが…

070919gjrjigrjgi.jpg


 実はこういう大きな商談や話は会社の会議席では決まらない。それはあくまでもお互いの説明や形式ばったものをしてるだけであって、重要な話が出たり決まったりするのは大概が昼飯の席や夕食の席だったりする。ゆえに会議や説明では平社員が出てきて説明し、会食の時だけ管理職が出てくるというのも珍しくはない(笑)。まあ世の中そういうもので結局は人間同士のつきあいで全てが決まってしまうんだろうね。

 日本に来てくれていたときは最高の接待をしていたのが気に入ってくれていたのか、向こうの会食のクオリティーも半端じゃなかった。
 
 なにしろ味というより…パフォーマンスが凄すぎ。

 行った店はなんか高級そうな中華料理屋なんですが、この料理人がプロ。簡単に言うと鉄板を囲んでお客が座り、鉄板で料理人が肉を焼くだけなんだけどノリノリにさせたら凄いことになる。
 
 ヘラをあまりにうまく使うのでみんなで拍手してたら、それまで大人しかった料理人が急にこっち目線で目配せ。

 なんと写真を撮れと俺に言ってきた。

 
 そして見よ!! この挑戦的な顔を(笑)

DSCF0217ff.jpg


 まるで「おい。俺を撮れ。最高のパフォーマンスを見せてやるぜ」なんて言ってそうな顔。まあ…こっちとしてはうまい料理が食べられればそうれでいいんだけどね。
 
 もちろん料理の味も美味しかったのですが、鉄板の焼き方がやばい。

 なんていうか… 

 まあこれはさすがに文では伝わらないと思うのでYOUTUBEに上げてみました。




 http://www.youtube.com/v/-_Bln1FYTj0


 動画URL → オヤジ、無駄な動き多すぎ(笑)。 


財前「ちょ… 俺の服がコショウだらけなわけだが」

通訳「これは酷い(笑)」



 でもこっちは皆大喜び。


財前「なんだこの中国人(笑)。最高のネタじゃないか。絶対狙ってるよ」

社長「こいつはおもろいな」

取引先「ベリーベリーグッド!!」

通訳「財前君。彼が中国人とは限りませんよ…」

財前「おい通訳君。じゃあこいつの名前聞いてみてよ」

通訳「ええ!?」

財前「名前聞けば中国人かどうかわかるだろ」

通訳「しかし…」

財前「いいじゃん。名前くらい教えてくれるだろ」


 通訳が話しかける。なにやら料理人が言葉を返している。


通訳「中国語はよくわかりませんけど… 名前は珍さんみたいです」

部長「ぶっ」

財前「チンとか(笑)」

社長「ガハハハ チンか(笑)」

部長「おい…財前」

財前「え?」

部長「…」

財前「どうしました?」

部長「なんか…こっちがネタにしてるから珍さんが怒ってるぞ」

財前「え?」





財前「そんなわけないでしょう。大丈夫ですよ。日本語とかわかるわけないし」

部長「そうか?」

財前「部長は何を小さいことを気にしてるんですか? 相手はプロなんだからこれは魅せてるんですよ。そんな顔したら彼がやりずらいでしょうが!」

部長「そんなもんなのか…」

通訳「あ。大丈夫ですね。日本語はわからないみたいです。聞こえてませんよ」

財前「ほらね」

部長「しかし…」


 部長はやはり心配しすぎ。チンは別に怒ってたんじゃなくてさらなるパフォーマンスをしようとしてこっちにアピールしているだけなのだ。

 まあ目つきがおかしいけどね(笑)。

財前「おい通訳君。もっと面白い事やれってチンに言え」

通訳「ええ!?」

財前「HEI チン! NEXT ONE」

通訳「ちょ…財前君」

財前「いいんだよ。取引先の人もいるんだから盛り上がった方が良い」


 すると…

DSCF0217ff.jpg


財前「お。またチンが挑戦的な目したぞ(笑)」

通訳「もう…」

社長「ガハハ いいぞいいぞ。今度は何する気だ?」

チン「ペラペラペラペラ… アルヨ」

財前「通訳君。訳して」

通訳「え~と… 炎で人が踊ってる人形を作ります って言ってますね」

財前「炎の人?」


 通訳君、英語で翻訳して外人にもそのことを伝える。


取引先「Fire man?」

財前「フレイムマン?」

部長「何か嫌な予感が…」


 相変わらず部長は気を使いすぎてこういうの楽しめてない…。
 

 「アイヤー!!」 チンが気合いを入れた。

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 ボッ!! 


財前「うわっ!?」

社長「ぬぉ!?」

部長「ひぃっ」

0709183uy8yt8yfefwe.jpg


 火を貯めるチン。そして次の瞬間、我々は信じられない光景を目撃する。


 チンが叫ぶ。


 「中国4000年の歴史 見せるアルよ!!  アイヤー!!」

 ↑注)これは誇張しています
 その瞬間、なんと火が…人の形をして…

070919gkgjihgfcfcccs.jpg


 踊り出したのである。

 すさまじい光景に…。

070918yt8ygf8uhgorhgo.jpg

 
財前「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」

社長「エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?」


 これには一同唖然。


 世の中広いことを痛感した…。


 そう…高級料理店っていうのは味だけでなく…なんていうかプラスアルファが凄いから高いお金を払う価値があるのかもしれない。

 その後おきまりの決めポーズを取るチンであったが、さすがに大技すぎたのか顔に…


財前「ぶっ。チンちょっと顔焦げてる(笑)」

通訳「ホントだ(笑)」

財前「しかも気づいてないよ(笑) 通訳君。訳せ!訳せ!」

通訳「OK w」


 訳したことにより取引先の外人さんも大爆笑。

 いやあこの料理人最高のプロだわ。狙ってやってるのかも知れない(笑)。

 もしアイントホーフェンに旅行に行く機会があったら行ってみることをお勧めします。
  

 070919yhjrihjroo.jpg
















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ergrgtestt3t34t34twetert.jpg メイプル補完計画  「彫麗」
動画に使う彫麗の画像を募集中。お絵かき掲示板に投稿して頂くか、ファイルのご提供を是非宜しくお願いします
 
メイプル補完計画 ニコニコ版  / Youtube版  
補完計画特設サイト
midori.tekoさんがメイプル補完計画コミュニティを作成してくれました!感謝致します


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先生なにやってんすかシリーズ
超高速グラスハープ演奏。グラスに水を入れただけとは思えない。
PSP後継機「Next Generation Portable」リアルタイムデモ映像
日本から1円玉が消滅する!? 中国が1円玉を収集
エジプトの反政府デモが映画みたいな状態になっている件
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January February March April May June July August September October November December
2007(Tue) 09/18

海外記2-2 アムステルダム(110)

海外滞在記 … Comments(110)

 

 海外記事一覧

  2007/09/21 (Fri...) 海外記⑤ アムステルダム再び 
 2007/09/21 (Fri...) 海外記④ ドイツ
 2007/09/20 (Thu) 海外記③ アイントホーフェン
 2007/09/18 (Tue) 海外記② アムステルダム
 2007/09/18 (Tue) 海外記① 成田離陸




 
 飛行機の暇つぶしの映画を確認後まずはパイレーツカリビアンを鑑賞。ほうほう…。なるほど…あの話はこういうことだったのか…って感じ。

 …

 2の方が良かったかなぁ…。


 続いてオーシャンズ13。これは面白い。確か前話がオーシャンズ11?だったような気がするけどそれに劣らず話が良くできてるわ。ブラッドピットとか渋いねえ。うんうん。

 なんて感じでふと隣を観るとS部長が涙を拭いている。

 な…何してんだ?この人。飛行機が辛いんだろうか?

 と思ったらどうやら映画「眉山」を観て泣いてるらしい。ちなみに眉山というのは徳島県の有名な山。眉山と阿波踊りが舞台のこの映画は松島奈々子が主演ということで結構地元では有名だった。…が内容は…あんまり…。


財前「ちょ…('・c_,・` )プッ 眉山観て泣くとか」

部長「!?」

財前「その映画に泣くシーンとかありますか?」

部長「おまえこれ観たのか…?」

財前「いえ。観てないっすけどね」

部長「観て見ろよ。これ泣けるわ;;」

財前「残念ですが、私次はファンタスティック4を観る予定でして… フフフ」

部長「俺これ2回目観てるよ」

財前「徳島だからって感情移入しすぎですよ」

部長「いや純粋に面白い。まあ観て見ろよ」

財前「松島奈々子が脱ぐシーンとかありますか?」

部長「そんなもんあるわけないだろ」

財前「もうそろそろ脱いでもいいと思うんですけどね。どう思います?」

部長「うんうん菜々子ちゃんが脱ぐんなら俺も写真集買うな~」

財前「ですよね。自分的には大塚ネネちゃんが脱いでくれたら死んでもいいっすよ」

部長「宮沢りえが脱いだときは俺も予約したけどな~」

財前「古すぎ…」


 駄目だ。部長は50代。年代が違いすぎて話が合わない…。宮沢りえで思考ストップとかどんだけ時代遅れなんだ。ほっとくしかない。これは。

 パイレーツやオーシャンズがせっかくあるのに眉山3回目を見ようとしている部長に突っ込みを入れようとも思ったが、めんどいので華麗にスルー。そんな部長を尻目に俺は当然ファンタスティック4を選択。

 まあ…これは…なんていうかまだ公開されてないので感想は… 
 
 幸い楽しめる映画が3本あったことでフライト時間は7時間を軽く突破。残り5時間弱。これはいける。今回はいける。いつもこの辺で気分が悪くなってきて寝るにも寝れず地獄の苦しみに襲われるのだが、まだ大丈夫そうだ。 
 
 よしよし。今の内に寝ておこう…。というわけでヘッドホンを外し早速就寝に入るが…

 …
 
 臭い…。なんか異様な臭いが鼻を襲う。なんか中華とお茶が混じった臭い。耐え難い臭いである。

 これは…右からか!? 

 …

 図星。この臭いは右の通路側に座っているオヤジから発せられていた…。当初は気づかなかったが、これはどうやら寝ているオヤジが俺とは逆側に顔を向けていたから臭わなかっただけのようだ。寝返りを打ってこっちを向いたもんだから口臭がモロにこっちに来てる。
 
 ちょ…歯磨きくらいして来いよな…。

 いや。これは別にオヤジだから臭いと言ってるわけではない。俺は普段は加齢臭などまったく気にしない。これは仕方ないからだ。

 しかしだ。口臭は駄目。これは明らかにエチケットマナーに反しているだろう。飛行機の出発時間は12時だぞ?前日成田に泊まっていたとするならばホテルを出るのは10時くらいでいいはず。となると歯を磨く時間は確実にあったにもかかわらずサボったということ。こういうのは許せるものではない。

財前「部長、部長」

部長「なんだよ。今映画観てんだよ。いちいち話しかけるなおまえは」

財前「なんか臭いませんか?」

部長「別に」

財前「そうですか…」

部長「なんか臭うのか?」

財前「ええ…まぁ…」

部長「じゃあほら これをやるよ」


 そういって部長は鞄からマスクを取り出す。

財前「ちょ… マスクとかなんで持ってるんですか!(笑)」

部長「向こうで風邪ひいたときに困るからな」

財前「用意がいいですねぇ」

部長「当たり前だ」

財前「でもいいっすわ。マスクとかして寝れませんし…」

部長「そうか。じゃあ静かにしてろ。おまえいちいちうるさいんだよ」

財前「…」


 もう寝よう…。この状況はもう寝るしかない。とりあえず口式呼吸に変えて就寝。ホントにもう…地獄の苦しみである。飛行機13時間も乗るというのにこれじゃあどうしようもない。隣の席に誰が座るかで海外フライトは決まるというが、これは本当にそうだということを痛感…。

 そして…


スチュワーデス「皆様。まもなく当機はアムステルダムに着陸します」

財前「!?」





財前「部長! 部長!!」

部長「なんだよ」

財前「いよいよ到着みたいですよ!!」

部長「ああ。そう…」

財前「ホント腹立つわ…この飛行機」

部長「おい財前」

財前「え?」

部長「ちょっとトイレ行くからよ。そのおじさん起こしてくれ」

財前「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工 嫌ですよ。ぐっすり寝てますし…」

部長「おまえが隣だから、おまえが起こすのが妥当だろう」

財前「し…しかしですね」

部長「着陸したら通関とかあるんだろ?あれ時間かかるからな。今いっとかないとマズイ気がする」

財前「大丈夫ですって。途中にありますよ」

部長「いいから起こせ」

財前「…」

 
 まったく…勝手な事を…。渋々隣のオヤジを起こしたら、かなり不機嫌そうな顔をしてオヤジは席を譲った。やはりな…。まあ歯磨きしないくらいなんだからこんな程度の性格だろうな…。世の中そういうもんだ。

 しかし部長もわかってない。全然空気が読めてない。離陸間際のトイレというのは非常に混み合うのである。なぜかというと離陸体制に入ると危ないのでトイレは封鎖されるから。

 ここぞとばかりにみんな席を立ってトイレに行くのだ。この場合に女性の割合が多かったりすると…もう目も当てられない。計算上女は男に比べて用を足すのに10倍の時間がかかる。当然というかなんというか、案の定部長は行列の中に巻き込まれている(笑)。

 そんなこんなで飛行機はアムステルダム空港に着陸。

 
 通関で英語でいろいろ聞かれたが、さすがに数回目の海外出張とあって慣れていたのか無事すべて答えられた…。これ答えられないと怪しまれて別室だからね…。

 部長は人相がいいのが幸いして何も聞かれなかったようだ。

 070917thjit.jpg


 時間は19:00。

財前「さて…と。部長、ホテルはどこでしたっけ?」

部長「は?知らんぞそんなの」

財前「ちょ… 予定表とか通商部からメールで来てたでしょう。印刷してないの?」

部長「おまえが印刷してるだろうと思ってしてないぞ」

財前「俺も部長が印刷してるだろうと思って…」

部長「…」

財前「…」

 …空気が読めない者同士が海外出張に行くとこうなるらしい。とりあえずPCを開いて通商部から来ていたメールを確認する。

 なるほど。ヒルトンホテルか。

 予定表を見ると社長と通訳とは前日からオランダに来ているらしく、今日このヒルトンホテルで待ち合わせになっているらしい。

財前「社長と通訳は昨日からこのホテルで泊まってるみたいですね」

部長「おお。そうか。てことは通訳に電話すれば迎えに来てくれるんじゃないか?」

財前「おおおお。そうですね。ん?通訳の電話番号知ってます?」

部長「知らんよ」

財前「ったく…。人に頼りすぎですよ。わかりました。メールに書いてるだろうから調べます」

部長「うむ」

財前「ああ。あったあった。この番号ですよ」

部長「さっそく電話したまえ」

財前「え~と…。ん? あ… そういえば海外なので圏外です…」

部長「…」

財前「…」





財前「これは…終わった…」

部長「エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?」

財前「どうしよう;;」

部長「おま… アホか!! 行き当たりばったりすぎるんだよ!てめえはよ」

財前「大丈夫ですって。ほら。あそこのインフォメーションで聞けば終わりですよ。ヒルトンの電話番号はわかりますしね」

部長「おおおお。そうか」


 ったく。部長はまったく頼りにならんな…。早速インフォメーションに行き、ヒルトンホテルの行き方を聞く。

財前「え~と…WHERE IS HILTON」

外人「WHATs!?」

財前「WHERE IS HILTON」

外人「…」

部長「バカ!! ヒルトンホテルたってオランダにはいくつもあるんだよ。そのPC画面を見せろ」

財前「ああ…はい」

財前「this this」

外人「OKok. ihgihgorgojthyu9ehabvbofgnoigjoijgh」

財前「…」

部長「…」

財前「何言ってるか全然わからないんですが…」

部長「俺に聞くな」

財前「…。 あのねお嬢さん。…」


 なんとか片言の英語で会話をしてみると、どうやらこのヒルトンホテル。すぐ近く、空港から歩いていける距離にあるらしい。

財前「わかりましたよ。このヒルトンホテル空港のすぐ近くにあるみたいです」

部長「おまえやるじゃないか。俺なんて何言ってるか全然わからんかった(笑)」

財前「まあゆっくり話してくれましたから…」

部長「で?どっちだ。」

財前「そんなの知りませんよ」

部長「はぁ!? それじゃ意味ないだろうが!!」

財前「クックック… 何を言っているのやら。 いいですか?ヒルトンはここから歩いていける距離にあるんです。ならば…」

部長「ならば?」

財前「看板か標識がこの辺にあってもおかしくはないということになるわけだ」

部長「おおお。さすが財前君!! 素晴らしい」

財前「まあね」

部長「よし。探せ」

財前「はい」


 早速ヒルトンの看板を二人で探す。しかし…

 ない…。ヒルトンのヒの字も見あたらない。おかしい。この辺にあるのであれば標識が必ず出ているはずなんだが…
 
 部長の顔がだんだんと紅潮してくる。どうやら俺が聞いた英語が間違ってたんじゃないかと疑ってるらしい…。それは絶対ないのだが。

 数十分後…

部長「なんかもう疲れたよ…」

財前「…」

部長「なあ。もうここで寝るんでいいんじゃないか?」

財前「いや…まだ何か手はあるはずです」

部長「ないよそんなの。電話が通じるならまだしもここは海外だから通じないしな」

財前「電話ねぇ… ん? 電話? …待てよ」





財前「公衆電話だ!!」

部長「何!?」

財前「公衆電話ですよ。公衆電話からヒルトンに電話して迎えに来て貰えばいいんだ!!」

部長「おおおおおお。そうだ!!」

財前「キタコレ(゚∀゚)!」


 早速公衆電話を探す。 すると…


 あった!!あったあった。公衆電話発見。

財前「よっしゃ。これでついに行ける」

部長「よし行け」

財前「あ。そうだ。成田でユーロに両替したばっかだから小銭がない…。部長小銭ちょっと貸してください」

部長「俺も札しかないな」

財前「…」

部長「…」

財前「なんで小銭くらい持ってないんですか!!」

部長「だっておまえ、俺もユーロに換えたばっかなんだよ!!」

財前「飯でも食うしかないですね。それで小銭作りましょう」

部長「でもさっき{機内食}食ったばっかであんまり腹減ってないんだが…」

財前「そんなこと言ってる場合じゃないでしょう!」

部長「まあそうだが…」

 
 まあ無理もない…。あれだけ長いフライトである。50代の部長はヘトヘトに疲れているのは見ればわかる(笑)。まあここは俺がペプシでも買って両替してくるか…。


 とそのときである。

 





 社長「お~い財前」 










財前「!?」

部長「!?」
 









財前「しゃ…社長;;」

部長「社長;;」

 
 なんと神のお助け。社長と通訳がエスカレーターの所に!!

財前「おおおおお。良かった;;」

社長「おまえら何してんだ?迎えにきてやったのに通関にはいないし、到着ロビーにはいないしよ」

部長「実は…財前がホテルを事前に調べてなく…」

財前「!?」


 部長!!なんてことを!? そんなことを正直に言ってどうすんだ!! まったく…バカ正直すぎる。  すぐさま割ってはいる。


財前「食事しようとしてたんですよ食事」

部長「え…」

社長「ん?食事か。なんだそれなら一緒にしようかと思ってたのに」

財前「そ…そうですよね~。いや。先にヒルトンにいっても良かったんですけどね。ちょっと時間があったもので」

社長「ほうほう。おまえヒルトンの場所知ってたんだな」

財前「当然です。それに事前調査は会社員として当然の努めですから」

部長「…」

社長「まあ、とりあえずはチェックインしにいくか」

財前「はい。 …ところで通訳くん」

通訳「え?」

財前「お迎えご苦労」

部長「…」

通訳「…」
 


 ヒルトンの位置など知りようもないが、社長と世間話を途切れなくすることでこの件には突っ込まれることなく社長の案内でヒルトン前に到着。

 青いネオンにHILTON。

 まさに正真正銘ヒルトンである。
  


070917tijgitegje.jpg

 ホント危ないところだった。二人で迷ってたなんて言ったらいい笑いものになるところ。部長には何も余計な事は言わせなかった(笑)


財前「なるほど。地図で調べてた通りの道順ですね」 

部長「…」

社長「そうだろう。ここのヒルトンは近いし便利だな。ちなみにS部長はここはじめてか?」

部長「ええ…まぁ」

社長「まあシェラトンの方が高いんだけどな。別にヒルトンで良いだろう」

部長「はぁ…」





部長「おい財前…」 

財前「?」 

部長「おまえと一緒で良かったよ…」

財前「そうですか…」


 そんなこんなでとりあえずはヒルトンに無事到着。明日は6時起きで取引先へ。どうやら列車で行くらしく通訳さんからチケットを渡されたが、もう見る必要もない。実はヒルトン探すときに列車の場所はちゃんと確認済み。多分そこ。

 チケットを詳しくみてみると…

 ほう…30ユーロもするのか…。この切符。日本円で言うと1ユーロが150円程度なので4500円もする。

 070917hkropkghpo.jpg

 
 アイントオーフェンというとPSV?というサッカーチームがある町。かの小野伸二が所属していたチームとして有名である。まあ相当デカイ会社みたいだからちょっと気合いを入れていかないといけない模様。なにしろ規模はうちの会社の約10倍。

 オランダの子会社を9つくらいもつ親会社みたいだからね…。大丈夫なんだろうか?


 まあ…いいや…。なんとかなるだろう。







 とりあえず今日寝たら明日からいよいよ本番か… 

 
 部屋についてすぐに今回は自分も撮影しておこうということで一枚パシャリ。バレナイ程度の画像。

 
 070917hmkrhokohg.jpg




 まあ今これ書いてるときは既に3日目に突入してるわけでいろいろと書きたいこともあるんですがとりあえずはこれで…。

 今回の海外記事は現地で終わらせてしまおうということが目標の上に、会社の報告書も書きながらの更新ですので時間的制限がキツすぎです(笑)。










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January February March April May June July August September October November December
2007(Tue) 09/18

海外記2-1 成田離陸(26)

海外滞在記 … Comments(26)

 2007/09/21 (Fri...) 海外記⑤ アムステルダム再び 
 2007/09/21 (Fri...) 海外記④ ドイツ
 2007/09/20 (Thu) 海外記③ アイントホーフェン
 2007/09/18 (Tue) 海外記② アムステルダム
 2007/09/18 (Tue) 海外記① 成田離陸




 9月16日 成田出発

 いよいよ出発である。ホテルの送迎バスで成田空港に向かい、そこでS部長に合流。このS部長、普段は大人しめの人柄だがプライベートで話すと結構毒舌。会社での立場的には上位に位置しており知識も豊富。仕事ではかなりお世話になっている存在。しかし来年の組織変更ではなぜか私の部署が上に位置する予定となっておりお互い仕事をどう進めていけばいいのか非常に微妙となっている。しかしこれはあくまで組織図的にという事であり、立場的に私が上というわけではない。

財前「部長!お久しぶりですねぇ。どうですか?調子は」

部長「まあぼちぼちやな。おまえ相変わらずらしいな…。名古屋では派手に遊んだらしいじゃないか」

財前「は!?誰がそんなことを」

部長「いや、なんとなく」

財前「名古屋とかほとんど自由時間なかったですよ…」

部長「まあ…ええけどな。それよりあの件は進んでるんだろうな」

財前「ええ。鹿児島はもう全部終わりましたよ」

部長「今年中には全支店終わらせろよな」

財前「はぁ…。それよりこのチケットって…どこ行けば良いんですかね」

部長「知らんよ。おまえ知ってるんじゃないの?」

財前「え~と…」


 今回からなぜかチケットはEチケットなるものに変更されており、なんと航空券が手元にはない。チケット取った子の話ではパスポートを機械に入れればそのままチケットが出てくると言うが…

 とりあえずインフォメーションに行ってみる。


財前「あの…Eチケットなのでチケットないんですけど、どこに行けばいいですか?」

お姉さん「ああ。アムステルダムですね?でしたらHの看板がファーストクラスでIがビジネスクラス、J、Kがエコノミークラスとなっています」

 
 なるほど…そういう風に分かれているわけね…。まあ俺はどうせエコノミークラスだろうからあそこか…。S部長はビジネスだろうか?


財前「わかりましたよ。Hの看板がファーストクラスでIがビジネスクラス、J、Kがエコノミークラスみたいです」

部長「そうか。財前君はビジネスクラスか?」

財前「まさか(笑)。エコノミーですよ。」

部長「じゃあ一緒だな」

財前「ドイツ行きなのでJかKですね」

部長「ん?ドイツ? まずはオランダだろう?」

財前「え? オランダ? ドイツのはずですが…」

部長「ちょっとチケット見せてみ」

財前「はい」






部長「全部一緒の便じゃないか。まずはアムステルダムだからオランダに行くんだぞ?」

財前「工エエェェ(´д`)ェェエエ工 ドイツだと思ってた…」

部長「ドイツは最終日に立ち寄るだけだ。…おまえ俺と一緒でよかったな」

財前「…」


 なんてこった。早速やらかした。行き先はドイツじゃなくてオランダでしたよorz 危ないところだった。ドイツドイツと社長から言われてたからドイツ行くのかと思ってたがどうやらドイツ行くのは最終日らしい…。というより旅行日程を今まで真剣に見てなかったので飛行機待ち時間で確認。

 どうやら

 アムステルダム
 ↓
 アイントホーフェン
 ↓
 ドイツ
 

 という順番らしい。しかしまあそんなことはわかってなくてもパスポートをチャックイン機に入れれば自動で予約チケットが発券されるので無問題。何も知らなくてもアムステルダム行きのチケットが出てくるからそれに乗ればどっちにしてもOK。大した問題ではないのである。 出発前に取引先に渡すおみやげを数個購入し、飛行機に乗り込む。

 しかし…

 ここでありえない問題が勃発。なんと席に向かってる途中でS部長と席が隣同士ということが発覚。なんてことだ。

 普通こういう場合同じ社内の人間とは席が隣同士にはならないのが当たり前。なぜなら海外用の飛行機はトイレ行くとき困るので通路側を確保するのが基本だし、真ん中の席とかだと狭すぎて最悪なのである。

 さらに不穏な空気が流れる。なんと席ナンバーでは私が窓際でS部長が真ん中のぎゅうぎゅうの席なのである。くそう。あのチケット購入女…しくじりやがったな!!  当然ながら私が真ん中に行くのが筋。


財前「あ…部長。窓際どうぞ…」

部長「いやいや。俺真ん中でいいよ」

財前「そういうわけにはイカンでしょう。自分が真ん中行きますって」

部長「いや、いいって」

財前「いやいや何言ってるんですか。それは困りますよ」

部長「何を気使ってるんだよ」

財前「いやいや…」

 わけのわからない譲り合いが続く(笑)。後ろの客に迷惑なので結局部長が窓際に座るということで話が決まる。

部長「悪いね~」

財前「いえいえ。寝りゃあ一緒ですよ」


 ココまで来たらあとは糞長いフライト時間をどう過ごすかでその後の体調が決まる。
 
 アムステルダムまでのフライト時間は約14時間。離陸まではスポーツ新聞で時間を潰すと考え、睡眠時間は4時間と計算。…となると苦行時間は約9時間の計算になる。映画で暇を潰すとしても4本は見なければならない計算。

 さて…見るに値する映画はあるのだろうか…。早速チェックする。


 なになに?


 パイレーツオブカリビアン ワールドエンド
070917turllk.jpg


 
 ファンタスティック4
 070914gheeeg.jpg


 オーシャンズ13
 
070917reedcv.jpg



 この3本は素晴らしい…。特にパイレーツオブカリビアンは夏休みに彼女と観に行ったがあまりの行列っぷりに萎えてスパイダーマン3にシフトしたので見てない。  
 
 オーシャンズ13は彼女に観に行こう観に行こう言われていたが結局忙しくて中々行けず彼女が友達と勝手に行ったというイワクつきの映画…これは観たかった。
 
 ファンタスティック4に至ってはまだ公開すらされてない映画。結構映画館の宣伝でこれは流れているので結構興味はあっただけにこれはうれしい。

 さすがはJAS(日本エアシステム)。この辺の品揃えはさすがとしか言いようがない。 これなら9時間くらいあっという間か?


 というわけで映画を観ていたわけだが…

 














 とここですいません。これからちょっと食事に行かなくてはならない用事がありまして…実は30分しか時間がなかったです…。デジカメの写真とかもあったんですが取りこむ暇なく時間切れですね(笑)。プライベート時間皆無ですよホント;;

 取引先の人の性格によっては夜中までつきあわされますが、まあオランダ人なので大丈夫でしょう。2,3時間後に帰ったらもうちょっと更新します。



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January February March April May June July August September October November December
2006(Fri) 11/10

海外記1-5 恐怖の海産物(36)

海外滞在記 … Comments(36)

 



 この辺まで来るとビジネスも順調に進み、ほぼ全ての仕事を消化。

 あと2日残ってはいますが、気持ち的にはそろそろ帰国…というところまで来ました。本日は夕方の6時に仕事を終え、将来?の取引先の外人さんが案内してくれた場所のホテルにチェックイン。

 するとそこは…

 なんと日本人のオンパレード。


 なんだこりゃ?

 一気に海外気分が冷める。今までは会社周辺の町でしか行動しなかったので日本人と会う機会というのはほぼ0に近かったのですが、今日は明日以降の日程を考慮してたまたま泊まるホテルが観光地だったのです。

 もう最悪です。40人くらいの日本人の団体が我が物顔でショッピングやら散歩やらしまくってる。どこ行っても日本人がいるってのは本当だったんですねえ(笑)。

 ちなみに行ったのはここ。フランスでは超有名な観光地。


 DSCF0102ddsa.jpg


 Portes Du Mont St Michel


まあ簡単に言うと海に浮かぶ昔の修道院です。海の満ち引きによって修道院の周りが水没したりするので、本当に海の中に建っているような感じ。

 ホテルについたのが夜でしたので、写真を撮影しましたが

DSCF0109567.jpg


 こんな感じ。

 まあなんていうか…夜みるとドラキュラ城みたく恐い。なんか不思議な冒険心をかりたてられたので、夜の散歩でその城の近くまで行ってみようと思ったんですが…

 行くまでの道中に日本人が多すぎて悶絶。

 なんか冒険気分がすっかり冷めてしまい…行くのをやめました。

 こんなんアンタ…日本じゃんか…。せっかくのフランス気分が…

 
 というわけで超有名な観光地なんですが、海外に行ってホントに海外気分を味わいたいという方にはこの場所はお勧めしません。普通にホテルでも日本語の表記があったりしますし…これはちょっとどうかと。

 まあ観光地だけあって値段は凄く安いですけどね。


DSCF0110yui3.jpg




 …


 その後、夜飯を食べに社長や常務、取引先の社員ベスさんと行ったんですが、なんと喫煙テーブルが開いていないとのこと。常務はヘビースモーカーなので店員に交渉してました。

常務「なんで喫煙テーブルが開いてないんだ?一席くらい空いてるだろう」

 そういって常務はゴールドクレジットカード?をちらつかせてウェイターと交渉。

 なんて人だ。いつもこういうやり方なのか(笑)。エゲツない。


外人「も…申し訳ないです。本当に空いてないんです」

常務「そんなわけないだろう。なんとかしてくれ」

外人「それが…喫煙テーブルは日本から来た団体の方が全て占領しておりまして…」

常務「な…なんだと…」

社長「日本人が相手じゃ諦めるしかないですな…」

常務「チッ…」



 取引先の外人ベスさんが、「まあまあここは観光名所ですし…」と慰めていましたが、常務はかなりご立腹。

常務「糞野郎共が!! うれしげ~に旅行とかしやがって。」


 なんて吠えまくっていましたが常務自身も日本人なんですけどね…。


 しかし次の瞬間に常務の言葉数が減ります。というか全員の口数が…


 なんと出てきたのはこちらの料理。

DSCF0136drtygfd.jpg


 
 いやそりゃもうびっくりしますよ。ベスさんがどうやら気をきかせてくれたみたいで

ベス「この料理は特別なんです」

財前「何が?」

ベス「観光者は食べられないんですよ」

財前「え?」

ベス「フランス人が頼まないと出てこないんです」

財前「ほぅ…」

ベス「素晴らしいでしょう。常務もご機嫌をお直し下さい」

常務「うむ…」

 
 これはびっくり。ツアーで来るとかでは頼めない料理みたいですね。いやはや凄いですよ。エビとかカニとかでかすぎ。こんなデカイの一体どこに生息してるんだ?って感じです。
 
 それに牡蠣がまた… 30個くらい入ってます。それもなんか5種類くらいあるらしい。牡蠣と言っても生牡蠣なので食当たりがもの凄~く心配な食材なんですが、ベスさんがばくばく食ってるのを見てちょっと安心。

 私たちも気兼ねせず感触です。もうなんていうか美味しすぎて感服。こっちきて初めて美味しい物にありつけた。(まあそりゃ生だから味付けとかないから当然か)


財前「何これうめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

社長「ぐおぉぉ!! うめぇぇぇ~」

常務「地中海の塩味が最高ですな」

財前「いやもう明日から飯はずっとこれでいいくらいですよ」

社長「ガハハ。そりゃいいな」

常務「確かにこんなに美味しいならこればっかでもいいですねえ」

財前「こんなんじゃ食いたりないくらいですよね」



 もぐもぐ…


 通訳さん日本語に通訳してベスに会話を伝えながら


通訳「カニ味噌がまたいいですね。みそ汁にしてくれたらもっといいんですけど」

社長「ガハハ」

ベス「おお。お口にあったようですね(・v・´)」


 
 そして日本人しかいないホテルに戻り…就寝。















 一夜明けて

 今日はパリに移動するだけみたいですので、せっかくだからとベスさんの粋なお計らいで先ほどのお城(修道院)を見学する事になりました。潮が満ちてないので今日は車で近くの駐車場まで走っていけるようです。


DSCF0113ffyht.jpg



 うおっ!!


 近くで見るとなんか凄い…。

 
 城と城下町… まさにドラクエの世界ですよ。


 聞いた話ではこの城の教会を使って結婚式を挙げたりもできるようで、毎年多くの人(日本人も)がここで挙式するみたいです。

 DSCF0127ertyhj.jpg



 まあ駐車場は結構適当で、海に浸かる寸前の所に止めたりするから気をつけて下さいね(笑)。


DSCF0116456u.jpg


 浸かったら無理よ?雨と違って塩水だから一気に大破の可能性大。しかし莫大な数の車が止まっているのには驚愕。こっちの車はそういうのに耐性があるんでしょうか?

 
 

 城内部もそりゃもう綺麗でさすがは観光名所といったところ。

DSCF0128jhgfd.jpg


 何百年も一切改装とか修理とかしてない部屋もあったんですが、よくもまあ石と石をつないでいるコンクリートが何百年もの間割れずに残ってますよねえ。

 もの凄い技術じゃないのかな?これは。

DSCF0121wqsd.jpg


 社長とかここに感化されてしまい、ワケのわからん「ひとり言」を連発。こういうの非常に恥ずかしいんですが…


社長「いいよ。いい。フランスはいいよ」

財前「ですよね」

社長「やっぱりフランスだよ。フランス。フランスはいいよ。一番いいよ」

財前「はぁ…」

社長「財前君もまたここに来たらええんよ。うん。また来るようになるよ。きっと。うん。来るよ。」

財前「ええ…まぁ…」

社長「やっぱり違うんよ。世界は。うん。世界よ。やっぱり。うん。いいよ。世界は。やっぱり。うん。財前君もまた来たらええんよ」

財前「は…はぁ…」

社長「フランスはいいんよ。フランスは…。フランスは何度来てもいいんよ。フランスは…」

財前「え…ええ。そうですよね…」



 以下繰り返し…




 というかずっとリピートなので聞くこっちが疲れます。一体何をいいと言ってるのかわからん…。


DSCF0135sfg.jpg



 そしてある程度城の観光が終わったところでいよいよパリに移動。こちらは車ではなく新幹線での移動となりましたが、う~ん。ここからだいたい4時間くらい?
 
 そんな感じの移動時間でした。しかし昼飯が悶絶。

 いやね…美味しいんですけどね… またこれなんですよ…


 朝食ったこれ…








DSCF0137rtyjwwww.jpg



財前「いや…ちょっと待って下さい。朝あれだけ食ったので昼はこんなに入りませんよ…。塩味きついし…」

常務「そうだよな…」

社長「おい財前君。おまえが全部食えよ…」

財前「いえ…そんなに生ものばかり食うと腹が…」

通訳「普通朝飯が海鮮で昼飯も海鮮というのはあり得ないんですがね…」

常務「しかし今更変えられないしな…ベスも気を遣ってくれたんだろう…」







 というわけで5人で全て完食したものの、さすがに腹がやばい。

 こんなに大量の海鮮料理を朝昼と連続と食べると気分悪くなるにきまってます。塩分どんだけとってるんだって話ですよ(笑)。

 パリに向かう車内でもみんな気分が悪くてほとんどしゃべることはありませんでした…。



 そして…







 パリ到着。



 














DSCF0025dfrtyy.jpg



 おおおおお。

 パリですパリ。花の都パリですよ。ちょっと塩が脳に来てて気分が悪いものの、町並みを見るとやはりなんかグッとクルものがあります。
 
 セーヌ川、エッフェル塔、ルーブル美術館、凱旋門


 世界を代表する建造物がきら星の如くです。
 
 パリに移動したのは要は帰りの飛行機の関係で移動しただけなので、ここでは仕事がないということも幸いし、みんなノリノリ。

社長「よっしゃ~。おい。パリだぞ。きっとここなら美味しい料理が食えるに違いない。もう塩はたくさんだ…」

常務「ワシは嫁にダイヤの指輪でも買おうかな」

通訳「それなら案内しますよ?」

常務「うむ…また夜飯食ったら案内してくれ」

財前「とりあえず口辛いからコーンポタージュスープとかがいいなあ」



 もうみんな夜飯の話題でワクワクしきりです。そして丁度パリについたころは夜飯の時間となっていましたので、さっそくベスが美味しいと評判の店に案内してくれます。
 
 しかも予約してるみたい。いやあ気が利くなあベスさん。


 素晴らしいよこの人。社長も常務もそういってる。


 


 そして





 ベスが案内してくれたレストランに入りました。いやあ綺麗ですこのレストラン。素晴らしい。

 何かお客さんもいて凄い料理がたくさん出てます。


社長「おおお。いいねえ。おい。あれなんかうまそうだな」

財前「社長。それよりあのスープですよ。あれにしましょう」

社長「そうだな。口が塩辛くて… スープとかそんなんがいいな」

常務「ワシは生野菜とスープにしよう(*´Д`)」

通訳「ようやくいい食事にありつけますねw」













 よしよしよし。さすがはパリ。いいよいいよ。やっぱ最大の都市だけあるよ。食べ物のおしゃれさがちげえよ。


 ベスが料理予約してくれているみたいですし、こりゃあまた凄いのが出るんじゃない?

 楽しみですねえ。ワクワクしますねえ。 


 




 そしてしばしワインを飲みながらみんなで機嫌良く談笑。




 そして料理が来ました。










 おお。来た来た。







 え~とどんなのかな?パスタ?高級スープ?鍋?







 …








 あれ?

 











 ちょっとまって…








 これってもしかして…











 

















 DSCF0136drtygfd.jpg



 
 ちょ…待てよ!!(笑) 










 


財前「ベエェェ~~~ス!!!」


社長「なんだこりゃあ!!  (#゚Д゚)ゴルァーーーー!!」 


常務「また海鮮かよ!!」




ベス「ファ… WHAT!? (;゚д゚)?」



 私たちが怒り出したのを見てベスが不思議な顔をする…




財前「望んでたものと 全・然・違・う・だ・ろ!!」

社長「貴様これは一体何の真似だ!! 3食連続生海鮮だと!!?」

常務「悪夢に近いな…」




ベス「??」

社長「おい通訳! ちゃんと訳してベスに伝えろ!!」

通訳「はい」


常務「おい。せめて焼いてもってこいよ! って伝えろ!!」

財前「スープがねえじゃねえか! って伝えろ!!」

社長「いやそういう事じゃなくて」

通訳「…」





通訳「え~と…。一体何をどう伝えれば…」

社長「とりあえずこの生海鮮をどうにかさせろ。 いい加減にしろ。ふざけてんのか?ってニュアンス…で言え」

通訳「は…はい わかりました。 つ…伝えます!!」

社長「いいから早くしろ!!」




通訳さんが泣きそうな 顔でベスに状況を聞く。




通訳「ベス…。3食同じ海鮮というのは無理だよ…しかも朝昼晩と全部生じゃないか。それはちょっと… 」

ベス「??」

通訳「スープや焼き魚とかが食べたいと社長や常務が言ってるんだ」

ベス「WHAT!? あなたたちが生海鮮がいいと言ったんじゃないか。この俺もおかしいとは思ってたんだが…」

通訳「私たちが??」

ベス「というより確か財前君がそう言ってたよ?」

通訳「??」

ベス「とにかく予約してたから変更は無理だ。文句は言わずこれを食べてくれ」


 
 当然社長、常務、私はこの英語の会話はわからない(笑)。通訳が私たちに説明する。


通訳「財前君。何かベスに言いました?あなたが3食とも海鮮料理がいいと言ったみたいじゃないですか」


社長「何だと!?」

常務「何?!!」





財前「 (;゚д゚)? え… え? え? そんな事言ってませんよ?」

通訳「でもベスがそう言っています」

社長「貴様が原因だったとは…」

財前「 (;゚д゚)?いやいや 言ってないですよ。ご…誤解ですよ。ちょっと通訳さんちゃんと通訳できてるんですか?」

通訳「失礼な事言わないで下さい」

財前「言ってないんですよ;;そんなこと」







通訳「わかりました。もう一度聞いてみますよ。 へい。ベス!! こっちは3食も生海鮮を食べたいなんて言ってないって言ってるよ??」

ベス「いやそんなことはない。朝食で生海鮮食べたときに言ったはずさ。」







通訳「え? 朝?」 

ベス「そうだよ」

通訳「社長。どうも朝私たちがそう言ったみたいですよ?」

社長「朝だと!? そんな事言ったか?」

財前「絶対言ってないですね」

常務「言うわけがない」

社長「そうだよな」







常務「ん…? いや…待てよ… そういえば言ってたような…」











朝の食事時の会話を再現




財前「何これうめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

社長「ぐおぉぉ!! うめぇぇぇ~」

常務「地中海の塩味が最高ですな」

財前「いやもう明日から飯はずっとこれでいいくらいですよ」

社長「ガハハ。そりゃいいな」

常務「確かにこんなに美味しいならこればっかでもいいな」

財前「こんなんじゃ食べたりないくらいですよね」

 DSCF0136drtygfd.jpg











 …


 …




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 その時は気づきませんでしたよ…。まさか…こんなことになろうとは…。日本人特有の過剰表現というか…お世辞?いやお世辞じゃなくて社交辞令みたいなもんじゃないですか。

 美味しいもの食べたら、こういうなんていうか…過剰に表現してしまうの…

 どうやらフランス人はこういうの真に受けるらしく…

 

社長「やはりてめえが原因だろうが!!」

財前「いえだからこれは…」

常務「おまえは日頃からデカイこといいすぎなんだよ!!」

財前「だって社長も常務もあの時は同じ事を…」

社長「ワシのは社交辞令だ。3食も食いたいなんていっとらん!!」

常務「記憶にないな」

財前「…」



 いやね。過剰に喜びたいのもあったんですよ。今まで美味しいもの食べてなかったから…。やっと食える物にありつけたというか…

 やらかした…。

 当然の事でしたが、その夜、…この食事から2時間もしないうちに3人とも激しい腹痛に悩まされ、予定していた夜間パリ寺院見学を急遽中止。

 特に社長の状況は酷く一睡もしてないとか(笑)。私は薬飲んだので一応寝れて朝には収まりましたが…。

 そして後日…この原因は私の性ではなく、あんなしょうもない会話を日本語に訳してベスに伝えた通訳さんの責任ということに。

 通訳は海外はベテラン。フランス人の性格を判断して適切に訳す訳さないを判断すべき。職務怠慢だ。

 とか常務に無茶苦茶言われてました(笑)。かわいそうに。
 




 …



 まあそりゃあね。初見はいいですよ初見は。

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 でも一日にこんなの数十個食ったらそりゃ腹壊しますよ。地中海の塩分どれだけ含んでんだって感じですし、これ以外にもカニ、貝、カキ、小エビ、魚ですよ。












 しかも生!! 




 …





 まあ…もういいんですが…


 食う方は地獄なワケで…。
 




 そんな常務や社長との海外滞在も今日で終わり。明日は常務と社長、通訳さんはチェコへ行った後の明後日に帰国。

 私は夜の8時の飛行機でパリ空港から日本へと帰ります。


 まあ飛行機乗るまでに時間がたっぷりとありますので、最後の日は完全にOFF。

 フフフ…


 エッフェル塔、セーヌ川、凱旋門。明日はなんでも見放題ですよ。ついに飼い犬から解放された気分です。


 私は観光とかは結構苦手な方なのですが、友達に「ルーブル美術館」だけは言っておけ。あそこは世界でもっとも有名な…


 と散々言われてましたので、一応は行ってみる予定でした。


 そう。パリには泣く子も黙る

DSCF0097lungt.jpg


 MUSEE DU  Louvre


があるのです。


 そうルーブル博物館という呼び名の方がいいのかな?

 あの有名な「モナリザ」やミロのビーナスがあるとこです。

 
 まあこちらの方でも実はかなりの事をやらかしておりまして… モナリザを写真に撮ろうとして…、帰り道のセーヌ川で…

 社長と常務と一緒だったら大目玉食らうところですよ。一人でよかった…


 しかし一人というのも恐いもんなんです。パリはかなり治安が悪いと聞いてましたし、実際恐い人が多く、実はビビリまくって歩いてましたから。


 途中いきなりこんなのが視界に飛び込んできて












 ぐお!!


DSCF0141rtheewws.jpg




なんてそこら中に聞こえる大声で叫んでしまい、周りの外人に無茶苦茶注目浴びてしまったのは内緒…。
 

 おまえこんなんショーケースに置くなよ!!(笑)。


 見た瞬間コケそうになりましたよ。見慣れてない外人の顔でしかもマネキンの上、肌真っ白。日本じゃ見ないだけに…
 

 チキンとか言うな


 夜こんなのが部屋にあったら恐いだろ?





 そんなこんなで…
 


 海外出張報告も次の記事で終わりとなります。

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2006(Tue) 11/07

海外記1-4 ハリー・ポッターと…魚介類(38)

海外滞在記 … Comments(38)



 3日目。前日の疲れもあったのか9時間以上寝てしまいました。

 起きたのは朝の7時。集合時間は8時半なのでまだ時間はある。


 腹も減ったし、1階に飯食いに行こうかな…。 ん?そういえば昨日仕事しながらそのまま寝たから風呂も入ってないな…。


 というわけで早速風呂へ。 
 

 しかし裸になってバスに入ったはいいものの、シャワーが動かない。あれ?と思ってシャワーを見てみると…

 なんと…




 シャワーが固定式!!


 なんと微動だにしない。首すら振らない。



 無茶苦茶だ。どんなに力をかけてもシャワーの蛇口が固定されてて動かない。しかも水もちょろちょろしかでないのでかなり体や髪を洗いにくい。

 くそう… なんなんだこれは…。

 
 さらに湯の温度調節がうまくいかず、いきなり熱湯が出たり、いきなり冷水が出たり…

 髪を洗ってるときに

 温水からいきなり冷水に変わって

 「ぐお!?」

 ってなったり、いきなり熱湯が出て

 「ぬぉっ!?」

 てなったり…

 それがかなりあったので、恐くて全然洗えない。

 途中からは慣れてきて

 「そろそろ来るな…」

 と勘づいて急な温度変化を回避できたりもしたんですが、そんなの習得したところでなんの役にもたたないという。

 なんか…

 朝起きて30分も経ってないのに疲れましたよ…。


 そして

 風呂を出た後、髪をセットしてスーツに着替えたところで腹が減っていることに気づき朝食を食べにホテルのレストランへと向かう。

 確か朝食は7時半からやっていたはず。

  
 そして恐らく…社長と常務も来ているはず。

 しかしレストランにて常務と社長の姿を探しましたがいない…。

 おかしいな。あの2人は高齢だから朝とか早く起きすぎて困ってるはず。となるとレストランが開いた瞬間にいきなり朝食を食いに来るのが普通なんだけど。
   
 なぜだ? もしかしたら長時間のフライトで疲れてるのかな。

 …


 と思っていたんですが、なぜ社長と常務がレストランにいなかったのかがわかりました。

 そう。もう既に彼らは来ていたのだ。レストランに。

 そして帰ったんだろう。わずか数分で…


 恐らく水すら飲んでいない。椅子にすら座っていない。
 

 私にはそれが確信に近い形でわかった。


 そりゃそうです。これを見れば誰でもすぐわかる。


 …

 朝食と書いたプラカードが置かれたショーケースに入れられていた朝食。
 
 


 それは…


















 


DSCF01391104.jpg


 
 これだったのです


 なんなんだこれは…。私は不思議の国のアリスじゃないぞ。


 無理だ。無理無理こんなの。どう考えても無理。朝からこんなもの食える奴は日本にいねえ。

 見ろ。このとんでもない大きさのプリン。いや豆腐かもしれん。そしてたっぷりとかけられた濃密な汁。

 これを取れるか?朝起きたすぐにこれを食べようという気になるか?

 
 いや…なるわけがない。 
 
 スルーするに決まってる。 

 
 これはスルーするに値するだろう。私の後ろや前の外人は皆これをお盆に入れてるが、私は入れない。入れるわけがない。
 
 しかし…

 
ウェイター「Please (・v・´)」   どうぞ




 といってかわいらしい女性ウェイターが私のお盆にそれを乗せてきた。

 なんと… あり得ないことに…

 これは強制で食わなければならないのだ!!

 いやそうじゃないかもしれないけど、相手が英語だから何言っていいかわからんし意味がわからない。多分強制と思った。
 
  
 最悪だ。強制とかどうなってるんだ…。

 
 そうか…。社長や常務はこれを知ってるから朝食会場に姿を見せないのか。


社長「財前君。こっちの朝食はうまいから食った方がいいぞ」


 とか昨日言ってたのに…。



 あの野郎ハメやがった(笑)。



 あ~ くそ~!! しかも列に並んでる内にみるみるお盆が一杯になってしまい、肉とかソーセージとかベーコンとかそんなんが乗りまくり。

 いや私が入れたんじゃなくてウェイターが勝手に…


 もちろん…味は言うまでもなく…  

 
 食べられたのは「ゆで卵」と「フルーツ」のみでした。


 
 …





 8時30分


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 これからいよいよ本番。ビジネスが始まる。

 訪問先の会社からお迎えが来る。迎えてくれたのが副社長だっただけにこちらは恐縮しきりでしたが、気さくな方ですぐにうち解けることができました。

 しかしこっちの人は凄い。

 大事な会議というか商談中なのに、足は膝で組むし、モデルみたいな格好を取っていろいろ説明するからもの凄く格好いい。

 日本でこんなポーズしながら会議すると無茶苦茶怒られるだろうけど、こっちではこれが普通なんでしょうねえ。

 とにかく格好いいポーズしか取りませんね。

 真面目に正座したり、綺麗に座って聞いてるこっちが恥ずかしいくらいでした。

 そして商談は無事終了。

 要は社長の即決。そして日本に帰ってからの私の仕事がかなり増えた。簡単に言うとそんな感じ…。まあいいんですが。


 どうも、うちの社長は英語が話せるし、聞き取れるので話が早かったみたい。向こうはそうは思ってなかったみたいで通訳を踏まえた説明時間を考慮して時間を多めに取ってあったみたいですが、通訳なしでほぼ社長が内容を理解できていたので、通常の2倍くらい早く終わった。(私は通訳さんに間、間で内容を聞いていただけ…)
 
 
 こうなると困るのがその後…なわけで。


 商談が終わるというか、トップ同士で方針が決まってしまったので、後はごちゃごちゃ話をする意味がないわけです。やると方針が決まればやるんです(笑)。まあそれを見極めるために来たわけですけどね。

 決断は社長ですが、実際の仕事をするのは社長や常務ではなく…私なわけで…

 そしてまあそれは帰国してからする仕事なわけで…。

 もうイギリスではすることがなくなった。
  
 日本ならこのまま事務所に帰って仕事に取りかかれますが、ここは外国。そんなものはない。 

 となると、当然…


副社長ピーター

「商談は終わってしまいましたが…まだホテルに帰るのは早い…。どうです?イギリスで一番大きい農業大学を見学してみませんか?こちらの大学は国の方針で大学を運営したり、講義の種類を変えたりするので大学と政治が直結してます。あなた方は畜産系の会社ですし、その農業大学を見れば未来の事やイギリスの今後の農業に対する方針がわかるはず。普通なら行けませんが、そこの学長が私の友人でしてね。よろしければ案内しますよ」



 …


 とりあえず行くことに決定。



 






 いやあ凄い建物…。



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 Royal Agricultural College
 



 大学というか…歴史を感じますね。

 
 そして驚いたのがその勉強内容。誰でも基本的には大学に入れますが、卒業するのは難しい…


 いやね。とにかく勉強内容が凄いんです。

 私もここに行けば良かったよ。こういう授業が受けたかった。


 さすが日本とは違います。日本は食糧自給率が低くてもどこ吹く風でなんの話題にも上りませんが、ヨーロッパの諸国はしっかりとビジョンがあって考えられてて…昔からおかしいと思ってたんですよ。
 
 なるほど。専門大学や農業大学が国や政治直轄なのか…。それで臨機応変に対応してるわけだ。そりゃ差も出てくる。

 私は東京農業大学出身ですが、農業のイロハを教える大学としては正直物足りなさを感じた。日本を代表する農業大学ですけどね。それでもやはり実践力はつきようがない。 


 私からすると、

 狭い日本で農業を発展させるためにはどういうことをすればいいのか?例えば少ない面積で収穫量を上げる方法とかこの野菜やこの果物を作れば日本がいざというときに助かるとか。


 そういうタイムリーな事項を勉強したかったんだけど、残念ながらそういう魅力的な講義は少なく、植物や果物の生態系や生理を学術的に学ぶだけで即戦力になりそうな事はほとんど教わらなかった。歴史とかそういうのが主。リアルタイムの話題がない。

 歴史や農業のイロハなんてのは自分で勉強できるから大学でわざわざ教えて貰う必要なんてないんだけどね。


 どこの大学でもそうなんだろうけど、もう時代が違うからねえ。

 大学に行けば就職できた時代とは違って、今や誰でも大学に行ける時代。内容の充実は不可欠でしょう。
 
 イギリスのこの大学はこれとはまったく逆。
 
 即戦力の勉強をするみたいです。植物や農作物についての学術的な事はほとんど教えないようです。これは授業では多少触る程度。こういうのは学生がすべて自分で勉強する。ゆえにテストには出るみたいです。

 つまり大学生なんだから基本的な事は自分で学べと。

 そして授業で教えるのは、今農業系の企業がどう進んでいるのか?未来の農業に対しどういうビジョンを持てばいいのか? 自分で農業を始めるにはどうすれば有効なのか?


 こういう事をタイムリーな感じで習う。つまり今年、来年ではもちろん教わる内容も違ってくる。そしてイギリス政府の方針が変われば大学はそれを指示されて、教える事項もそれに合わせる。

 教える講義は国の事情や国の方向性に合わせる。だから一貫した教育ができる。イギリスの未来をつくる学生を排出できる。

 
 そう大学の教授が言っていました。素晴らしい。この大学は素晴らしい。

 で聞いてみたんです。

財前「日本の学生はこの大学にいますか?」


 …と

 すると帰ってきた答えがこれ


学長「日本の学生は今一人だけいます。かなり少ないですね。しかしアジアで見ると中国や韓国、タイから来てる学生は非常に多い。アジア諸国の今後の農業に対する感心の深さが表れています。」


 日本の学生が1人いたのには喜びましたが、やはり中国やそこいらからの留学生が多いらしい。タイや韓国も…

 こういうところからして日本が将来農業の分野において人材がいないのはもう確実。今後高齢化が進めば食料完全輸入なんて事にもなりかねないと思う。都会に住んでる人なんかはやばいかもねえ。


 まあそうなればそうなったで、農業企業としては利益が出まくるから美味しいかもしれないんですが(笑)。


 その後真面目な話を聞いてるうちに、世界の農業に関する考え方という物がわかってくる。違う。やはり違う。

 農業というものをすごく大切に思ってる。無農薬や有機農業に対する安全面に関しても日本の10年は先を行ってる。

 学長は

 「なあに日本は車があるから。TOYOTAがある限り大丈夫ですよ。その金で食料を輸入すればいい」

 なんて言ってましたが、もう車の国としてのイメージしかないんでしょうねえ日本なんて。農業だとライバルにすら思われない。

 そして日本が食糧難になったら、食料を売って大もうけしようと外国諸国は狙ってるんでしょう。

 もちろん工業なんかでは日本が勝ってる部分も多々あるんでしょうけど

 要はTOYOTA様々なのか…


 私たちが行っている農業と鶏の事業もそうです。

 鶏ってね。あれ日本で飼育するし、日本で肉にするんです。だから自給率は凄い高い。

 でもね。原種というか元の鶏は全部外国製なんですよ。


 もう99%外国。


 親鶏を日本に買ってきてね。それを日本で卵を産ませ、その卵からヒヨコを孵化させたものが鶏になって肉になる。
 
 なぜなら、性能がすごいから。外国の鶏は肉の付き方が全然違うし、死なない。

 だから外国の親鶏を作ってる会社があってこそ日本で鶏肉が食べられる。もし日本の親鶏を使って全国で鶏肉やろうと思ったら値段は2倍以上になると思う。


 つまり… 外国の方でこれから鶏の親鶏の値段高く調整されたら、鶏の肉の生産量がもの凄く減る。飼育は日本でできる。でも国産の親鶏では今まで通りの量の肉ができない。

 となると値段は高騰するので… となると輸入規制が解けて中国の肉がたくさん入ってきて…
 
 日本の鶏事業壊滅 なんてことになる。


 まあそういうわけで鶏の肉の自給率は日本はかなり高い方ですけど、一般の人がわかりようがない裏の事情もあるのです。

 自給率というのは実は飼育率であって、本当の自給率は1%ない。 


 だから絶対に胸を張れない。


 そういうのを知ってるだけに私たちはこの大学に行ってショックを受けたわけですね。国もこうやって大学に現状の政治を反映させてくれたら… 大学で勉強する人は今のこの危険な状況をわかってくれるはずなんだけどなあ。

 まあ…昔の学術しか教えないもんだからしょうがないか。

 
 

 さて…



 そういう難しい話をした後に学長が大学内を案内してくれました。

  
 




 …う~ん。こっちの建物って作りがすごいですよねえ。




DSCF00091114.jpg



 全面石なんですよ。だから築何百年とか可能なんでしょうか?

 というか窓から鶏の死骸を吊り下げてる辺りがさすが農業大学(笑)。これから焼いて食べるんでしょうか??



 そして宿舎に入ると学生の面々が…



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 というかね。ホントにまあ日本とは違うところがたくさんあってもうワケがわかりません。

 さっきは学生は真面目に勉強してるし、凄いことを教えてるっていう話をされたので感動してたんですけどね。

 この部屋を見ると…

 裏になんかダーツの機会が見えるし、ゲームセンターにおいてあるゲームやそんなの置きまくってるんですよ…

 こいつらホントに勉強してるのか?(笑)。

 いやそれにインターネットも発達しててね。図書館なんて凄いんです。あんまり本がない。狭いんですよ。

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 あんまり本がないので


財前「いや…こんなに本が少ないと勉強して調べ物ができないのでは??日本の大学はもっと本が多いですよ」


 て聞いたんですが


学長「HAHAHA。図書館一杯に本がびっしりなんて古い時代だよ。今はこれさ」


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学長「語句の意味がわからないなら電子辞書で調べればいい。この時点で辞書は図書館に何種類もいらない。学術論文もすべて今やデータだ。昔の古い本もデータ化されている。つまりここにあるのは最近の本だけなんだよ」

財前「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工 すげぇぇぇぇ 進んでるなあ」



 てね… 聞いてたんですけどね。

 いやね。インターネットでそこまで進んでいるのよ?

 だったら遊びもそういうのになるのが普通じゃないですか。

 ネットとかそういう最新鋭のものにね… 
  
 しかし、一番人気のあった遊びが…
 

 





 …












 これ




 








 



DSCF0033112.jpg





 ちょ… 待てよ!!(笑)












 これはないだろう(笑)。
 
 知ってる人多いでしょ。このサッカーゲーム。

 なんていうのか棒で人形動かしてやるやつですよ。


 いつの時代の玩具なんだよ!! って感じなんですが…

 
 う~んわからない。イギリスという国がわからない…




 そしてその後に食堂に案内されたんですが、ここにサプライズがあった。なんとここはハリーポッターの撮影に使われた食堂。

 いや…でも私はハリーポッターみたんだけど思い出せなかった。

 もし次回作で使われているなら、映画を見てにやけられるかもしれませんねえ。でも確かに雰囲気でてます。


 



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う~ん。こんなシーンありましたっけ?


 


DSCF001511rf.jpg



 なんか映画で見た気がするようなしないような…。

 もちろん一応写真だけは撮っておきましたけどね。

 ここを観光するのは普通は無理だろうから儲けもんですよ。

 良かった良かった。

 
 その後に解散して私たちはイギリスの空港近くのホテルまで4時間かけて移動。

 そのホテルで数時間寝た後に、すぐさま空港へ向かい、今度はフランスへ。

 フライト時間は約1時間半。近いですねえ。もちろんパスポートはいるんですけどね。

 途中スチュワーデスさんにサッカー選手のロナウジーニョに似てる人を発見してパシャリ。

財前「OH ロナウジーニョ ロナウジーニョ。Picture OK?」




DSCF005611321.jpg




 て言ったら相手は困惑してましたが、堪忍したのかカメラ目線で姿勢を正してくれました。(当然手前の女性には完全スルーされた)

 いやあ通じるもんですね。片言の英語でも(笑)。







In フランス


 


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 そして私たちはフランスに到着。

 
 当然すぐさまビジネスに入ります。休む暇もないですね。いやあ しんどい…。

 こちらも向こうの会社の社長や重役さんに一通りお会いした後にパワーポイントを使ったプレゼンテーションや商談を行う。


 8時間後…仕事を終えた後に今度はフランスのホテルにチェックイン。


 なんとなんと。今度もフランスの方が予約してくれていたホテルはヒルトンでした。ホント全世界にあるんですね。ヒルトンって…。
 

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 綺麗な町ですよねえ。 

 イギリスよりも綺麗な気がしました。新婚旅行とか彼女と来るならここはお勧めかもしれません。

DSCF0068dteew.jpg


 そして各々チェックインを済ませて個人の部屋に入ったんですが…


 私の部屋からなにか凄い物がみえるんですよ。その窓から…。


 わかります?中庭です。

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 いやね。ホテルの中庭なのかどうかわかりません。でもね。窓から行こうと思えば行けるんですよ。

 でもね。プールはあるんですが水は入ってないし、どうもその近くに廃墟みたいなのがあって異様な雰囲気を醸し出しています。

 なんか雰囲気が恐い。

 でもちょっと行ってみたい…。
 

 夜飯の集合時間はロビーに7時半です。今は6時15分。あと1時間15分も時間はある。もし何かあっても大丈夫な時間帯。

 これは行くしかない…。


 ということでコッソリと中庭に侵入。 

 プール周辺を散策するも、怪しい物は見あたらなかったのですが、奥の方に黄色い看板を発見します。

 そしてそこに書いてある文字は…







 DANGER(危険)
 




 で…デンジャー? この先危険地帯だと!?


 ちょっとまて…ここは権威あるヒルトンホテルのすぐ近くだよ?そんなとこにデンジャーゾーンなんてあっていいのか?
 
 やばい。これは気になる。

 こ…この先に一体何があるというんだ。

 しかしその先を見ると茂みの中に廃墟みたいな物が見える。穴とかもたくさんあって蛇がいそうな感じだし…。フランスって毒蜘蛛とかもいたっけ??

 そういうのがいるから危険てなってるのかな…。


 しかしこのまま素通りはできんだろう。ここで逃げたらチキンだチキン。

 よし… 行こう…。 龍の巣へ 


 






 http://www.youtube.com/watch?v=RQxvMUC6izw

 




 …

 ちょっとビビリすぎでしょうか(笑)。

 途中で恐くなって戻ってきました。


 …


 は?私がチキン?


 いや。おまえらそんなこと言ってもな。恐いんだよ。実際は。

 そりゃな。俺だって撮りたかったさ。この先がどうなってんのかさ。でも行けないんだよ。これ以上は相当勇気がないと無理だ。

 ガサガサ音するし…(蛇?) なんか出そうだし…


 それにおまえ。俺一人だぞ? なんかあっても誰も助けてくれないんだぞ?やばすぎだろ。
 
 そりゃおまえ動画見るだけならさ。安全だよ。なんも危害はないよ。画面の向こうで見てればいいさ。

 しかしこの時の私は生身なんだぞ(笑)。毒蛇とかいるかもしれないんだぞ?わかってるのか貴様。ああ? 毒蜘蛛とか上から落ちてくるかもしれないんだぞ?ああ?

 そんなおまえ…噛まれたりしたらやばすぎだろ。しかも海外だからどこか足滑らせて落ちたりして骨とか折ったらおまえ… 笑い事じゃ済まないわけで…。

 
 …



 …


 
 一応… この動画は公開したくなかったんです。勇気を出してもう少し先まで進む勇士をお見せしたかったんですが、それは無理でした。

 まあ何より恐すぎたというのもありましたが、時間がなかったんです。

 なぜなら… こんなバカな事をしているときに電話があったんですよ。電話は社長からです。

 そりゃこんなデンジャーゾーンで携帯が鳴ったんですから焦ります。





 トゥルルルルル  ツゥルルルルルル


財前「 (;゚д゚)?はい」

社長「何やってんだお前。もう集合時間だろ!!」

財前「え?集合時間??」

 私は急いで腕時計を確認する。しかしまだ6時30分を過ぎたところである。待ち合わせの時間は7時半なのであと1時間もある。

財前「社長。何言ってるんですか。集合は7時半ですよ?」

社長「そうだよ。だから早く来いっていってんだろうが」

財前「まだ6時半ですが…??」

社長「バカ野郎!! フランスの時間に時計を合わせたのか!! 時差があるんだよイギリスとは」

財前「ん?時差? …  は…(;゚д゚)?  し…しまった~!!!!」


社長「部屋の電話してもいないし。どこにいるんだ今」

財前「え?いや…それは…あの…」

 
 どこにいるかなんて言えるわけがない(笑)。

社長「まあいいから早く来い」

財前「はい;;」


 こんなバカな動画を撮っている時… 私の時間は6時30分を指していました。夕食前の集合時間は7時30分。あと1時間あると思っていたんです。


 でも違いました。実際には夕食で集まらなくてはならない時間だったのです。私の時計はイギリス時間。

 …

 ここはフランス。

 そう…。フランスはイギリス時間+1時間なのです。てことで今は6時30分ではなく実際は7時30分だったというわけで…


 いやあ海外ではありがちな失敗ですねえ。イギリスからフランスなんて飛行機で1時間程度だからまさか時差があるなんて夢にも思いませんでしたよ。

 … 

 そしてロビーに降りてみると…社長と通訳さんがいましたが、常務の姿が見あたらない。ま…まさか??


財前「申し訳ありませんでした;;」

社長「おう 気をつけろよ」

通訳「ちゃんと時計は合わせといて下さいね」

財前「はい…。夕食時間なのにご迷惑をおかけして… しかるに常務はどちらですか??」

社長「それがな。まだ来てない。」

通訳「恐らくは…」

財前「なるほど… わかりました私が電話しましょう」

社長「頼む。おまえと違って常務は海外ベテランだからな。言いにくい」

通訳「ですよね…」


 
 ('・c_,・` )プッ 常務も1時間勘違いしてるな??


 早速常務の部屋に電話をかける。


財前「もしもし? 常務ですか?」
 
常務「なんだよ」

財前「そろそろ夕食のお時間です」

常務「あ!?まだ早いだろう。ワシこれから風呂はいるから切るぞ」

財前「クックック… そんなお時間はありませんな」
 
常務「ん?」

財前「どういうわけか集合時間をとっくに過ぎてるんですよ 実は」

常務「はぁ?? 何いっとるんだ。まだ6時30分じゃないか」

財前「それはイギリス時間となっております」

常務「ん?。あ!?」

財前「お気づきですかな? フフフ」

常務「…」


 ガチャ。



 電話が切れる。

 その瞬間バタバタという駆け足とともに常務が階段で降りてきた(笑)。

(´゚ c_,゚`)プッ


常務「イカンイカンw 勘違いしていたよ。そうかここはフランスかw」

社長「ベテランが間違えるとは」

財前「猿も木から落ちるとはこういう事を言うのでしょう」

常務「なんだと…。 しかしおまえよくわかったな」

財前「え? いや…実は私もですね…」

常務「なんだおまえもか!! 調子に乗るなコラ」


 その後になんと社長も1時間間違えていたことが通訳の暴露により明るみになる。つまり全員勘違いしていたと…。

 社長とかひどすぎる。自分も間違えてるのに人を馬鹿呼ばわりとか…。

 あの電話はないだろうと思いましたけどね…。

 人に「時差は常識だろ」なんて言っておきながら実は自分も間違えているとは…

 まあ常務もやらかしてくれたから助かりましたよ。

 私1人間違えてるんだったら一生言われ続けたに違いない。


 しかし日本だと北海道と沖縄でも時差がないのに、ヨーロッパだとちょっと行っただけで普通に時差があるんですねえ。


 いやあ勉強になります。



 …



 笑って終わったこの時差勘違い。しかしこんな楽しい雰囲気はここまで。

 私たちはこの後ヨーロッパの魚介類による恐怖の腹痛に悩まされる…

 こんなこと思ってもいなかった…。

DSCF01371345y.jpg



 逃れられるはずがありませんよ…。まさに罠でしたから…。
 













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January February March April May June July August September October November December
2006(Wed) 11/01

海外記1-3 英国 イギリス(41)

海外滞在記 … Comments(41)

 丸1日かけてついにイギリス空港の待合所に到着。

 …。

 辺り一面が外人。日本とは全然雰囲気が違う…。

 そう。もうここは外国。少しの油断もできない。

 だってやっぱり危ないですよ。もう人種も多国籍すぎて誰がスリなのかもさっぱりわからない。

 とにかく周囲を警戒してカバンをしっかりと強く握りしめる。

 いきなり鞄とか盗まれたら大変ですからね。


 しかし、この到着ロビーで別便でロンドンに来る社長と通訳の到着を待たなければならない。

 あと1時間で到着か…無事に鞄を死守できるか非常に心配…。

 そんな中、長旅で我慢も限界に達していたのか常務がタバコを誘ってきた。

常務「おい。ちょっとタバコでも吸いに行かないか」

財前「おお!! ここ吸えるとこあるんですか?」

常務「外なら吸えるだろう」

財前「なるほど~」

 
 とういう感じで社長が到着する時間まで、空港を一旦出てタバコを吸いに行くことに。
 
 ドアを出てみると…

 ん?おお。来た。外に来た。

 

 周囲を見るとここでたばこ吸ってる黒人がチラホラ。しかし恐いですねえ黒人は…。なんだこのデカさは…。190くらいある…。

 普段なかなか自分より大きい人間を見ないんですが、ここでは別。みんな総じて背が高い。 顔の彫りが深く目線もなんか鋭いので威圧感もあります。

 そんな中へ小柄な体でひょこひょこ入っていく常務…。


 この人警戒しなさすぎじゃないか?パスポート盗られても知らんぞ…。まったく…海外の怖さを知らないんじゃないのか?


 まあ一応ついていって…

 立ち止まって常務がたばこを口にくわえたので



 
財前「常務…火です」

常務「ん?おお。悪いね ( ´ー`)y-~~」

財前「いや~何時間ぶりですかね吸うのは(笑)」

常務「海外はこれがキツイんだよ。酷いときは丸一日吸えないからな」

財前「そりゃ大変ですねえ…」

常務「まったくだ… それはそうと財前…   ん? あ…」

財前「??」


 …

 突然…

 常務が何かに気づいたように私の隣から離れたところに移動。そこでまたスパスパやりだしました。

 なんで離れるんだろう…。と思いつつも気にせず吸っていました。

 そしてお互い1本では吸い足りず2本目のたばこに突入。


 すると… 


常務「おい…」

財前「は?」

常務「いつまでそこにいるんだよ」

財前「は?」

常務「そんなとこで吸うな。こっちこい」

財前「え?」


 どうも近くに来て吸えと言うことらしいが…


常務「…」

財前「どうしたんです?」

常務「おまえあんなとこで堂々と吸うなよ」

財前「??」

常務「恐いもの知らずだな…おまえは…」

財前「え?何かしました?」

常務「さっきおまえの立っていたところ見てみろよ」

財前「え…?」


 言われるままに先ほど立っていた所を見てみると?


 …

 …

 え…

 …


 …






 さっき立っていた所に貼り紙があって…



 なんと そこには…


 こう書いてあったのです。
























 


 iuy789ugh.jpg



 
 …

















 ちょ… 待てよ(笑)!! 

 








財前「常務!! ここ禁煙じゃないですか」

常務「そうだよ」

財前「し…知らなかった…。でも周りの人みんな吸ってますね」

常務「外だからな。しかし看板の真下で吸うバカはおまえくらいだぞ(笑)」

財前「…」

 
 それでも常務は気にせず吸っていますが、私はとてもこんなとこで吸う勇気はない。すぐさま火を消して携帯灰皿に吸い殻を挿入。


財前「常務が吸ってるから喫煙所かと…」

常務「そりゃ甘いな」

財前「常務勘弁して下さいよ~。ただでさえビビってるのに、こんな恐い真似させないで下さい。殴られたらどうするんですか」

常務「ワシはわざわざ貼り紙の下で吸えとは言っとらんぞ」

財前「自分だってさっきまでここで吸ってたのに…」




財前「常務…はいつもこうなんですか??」

常務「でなら気兼ねなく吸うね。携帯灰皿に灰と吸い殻を入れとけばとりあえずは問題ない」

財前「まあ…そうですけど… 外国でとか… やばいことするなあ」

常務「じゃあワシはもう少し吸うからお前は社長が到着するとこに行って待ってろ」

財前「はい…」


 そういうことで社長を迎えに到着ロビーへと向かう。まあしょうがないですね。常務は1日に2箱以上吸う人ですから。1日1箱も吸わない私とはそりゃ一度に吸う量が違います。
 
 しかし、昨日の記事のコメントを見る限り、みなさん嫌煙家が多いようで(笑)。すみませんでした。まああれですよ。別にね。禁煙所で吸わせろとか言ってるんじゃなくてね…。

 しかし学生の方も禁煙をこれだけ言うのであれば将来日本は完全禁煙になる可能性が高いかもですね。今の現状がよくわかりました。

 しかしイギリスの人も結構吸ってる人はいますね。私の吸ってた場所は外で禁煙にもかかわらず大勢の外人の方がいましたから…。

 そして… 1時間後

 到着ロビーを見覚えのある男が歩いてきた。


 来た!! 




 社長だ。








 どうやら無事ついたようです。


財前「社長~」

社長「おう。待っといてくれたんか」

財前「そりゃそうですよ」

社長「おまえ海外初めてらしいな。どうだ準備は」

財前「バッチリです」

社長「そうか?」









社長「ん? (^w^) ガハハハハ。 おまえバカじゃないの?」

財前「??」

社長「なにそのカバン」

財前「へ…?」

社長「典型的な一般人だなおまえは」

財前「?」

社長「カバンなんてこれでいいんだよこれで」

財前「…」

社長「そんな新婚旅行にきたかのようなムサイカバンで来る奴があるか!!」





 社長の持ってたカバン(ナイロン?みたいな軽くて薄い奴)

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 財前のカバン(鉄製のごつい奴)


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財前「何言ってるんですか社長!! 社長みたいなナイロン製のカバンだとナイフで切られて中のもの盗まれたりするんですよ?」

社長「はぁぁ??」

財前「スリとか強奪が多いらしいですし、鉄製のカバンじゃなきゃ駄目だと聞いたんです」

社長「誰に?」

財前「え…それは友達とかネットでとか…」

社長「ワシは年に何十回も海外に出張してるんだぞ? これで何も問題ない」

財前「そうなんですか…」

社長「ナイフで切られるとか盗まれるとかそいつがトロコイだけだろ。ボーとしてるからそうなるんだよ」

財前「言われみれば…」

社長「ビジネスで来るときは軽いこれで決まりだ。機内にも持ち込めるしな」

財前「機内に?」

社長「そうだ。海外の場合は飛行機に荷物を預けると2,3日遅れて到着したり、長時間受け取れなかったりする場合が多い。このカバンなら一緒に機内に持ち込めるから荷物を到着後に受け取る必要がない。非常にスピーディーだ。そして身軽なのが一番。

 盗まれるなんて想定して海外に来るんじゃねえ」


財前「はい;;」

社長「時間と身軽さこそが命だ。荷物はパスポート以外なら盗まれても金で買えるが、海外での行動は足止めくらうと会社がいくら金を損するかわからんぞ」

財前「はい;;」

社長「たとえ荷物を捨ててでも得意先に行くという気構えをもたんか貴様。甘ったれたカバンを持ってくるなコラ!!」

財前「うぅ…;;」


社長「ああ? おまえはスピードとカバンならどっちをとるんだ。」

財前「スピードです」

 
 出た。スピードとカバンなんていう社長お得意の無茶苦茶な比喩…。まあ理に適ってるから凄いんだけど。


社長「で? おまえのカバンは軽いのか?重いのか?」

財前「重いです…」 

社長「後はわかるだろ」

財前「理解しました。確かにそうでした…」

社長「おまえの荷物なんて数万円程度。盗まれても蚊に噛まれた程度だ。小さいことばっか気にするんじゃねえ」

財前「は…はい!!  おみそれ致しました」




 なんで…なんでカバンだけでこんなに…怒られるんだろう…



社長「どうせネットで旅行者のくだらんサイトでも見たんだろう。あんなのワシらには何の参考にもならん。」

財前「そうなんですか…」

社長「ワシらはビジネスで来るんだからな。遊びじゃないんだ」

財前「はい…」

社長「だいたいおまえは… ブツブツ…」



 なんていうか… 安全のために鉄製のカバンをもっていっただけで、こんなに説教されるとは… 


 ;;

 
 でも確かにビジネスマンのような迅速さが要求される移動の場合にはこういうカバンは駄目かもしれません。とにかく時間が命。

 カバンや持ち物がスられたり、盗まれたりするのは自分自身の防御で何とかしろということ。

 なるほど。さすがは社長。さらに社長のうんちくは続く。




社長「言っておくがヨーロッパ人の方が日本人よりも紳士な上、マナーの対応もしっかりしてるんだぞ」

財前「はぁ…」

社長「おまえ日本人と外人見て差を感じるだろ? ほら見てみろ」


 そう言われて周りを眺めてみる…。社長の乗ってきた飛行機は日本から来てるから数人の日本人が…

財前「確かに… 日本人は足も短いしなんかダサイですね…」

社長「外人から見ると日本人は「めがね」かけてて名刺をへこへこ渡すイメージしかないらしいぞ?」

財前「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」

社長「世界はそんなもんだ。日本だけで小さく生きてきたおまえにはわからんだろうがな」

財前「ごもっともです…」

社長「世界の目から見る日本人なんて金もってるダサイ人種。そんなイメージしかない」

財前「…」

社長「だから格好だけは妥協するな。ある程度の格好であれば相手の見方も変わる」

 
 …

 うおぉぉ。この言葉凄い。私の親父が出発前に言ってた言葉と一緒だ。凄いなあ。これは勉強になる…。


社長「相手の先入観を覆す…くらいじゃないとな」

財前「そういう意味で靴もスーツも高いのを着てきたんですが…」

社長「そのカバンは観光者みたいでダサイ。まあ格好に関しては少しは様になってるがな」

財前「少しは…って」

社長「ほら通訳も来たぞ。彼のカバンも見てみろよ」

財前「あ…」


 なんと通訳さんのカバンもナイロン製。そして常務のカバンもナイロン製の軽い奴だった。私だけ鉄製…重い…
 

社長「な? おまえはいちいちビビリすぎなんだよ」

財前「なにぶん海外出張は初めてなもので…勉強になりました」


 そこに常務もしゃしゃり出てきた。いつの間に…


常務「社長。大丈夫ですよ。こいつは2,3回くればすぐに慣れます」

社長「まあもともと図太い性格してるからな」

常務「今や国内出張なんて勝手に予定組んで飛び回るし、私の手に追えませんからな」

社長「ガハハ」

財前「いや…常務…。自分で考えて行動するのも結構大変なんですよ…」

常務「じゃあ全部行動を管理してやろうか?」

財前「いや…それは…」

社長「ガハハ」

通訳「そろそろ行きましょう。お時間が…」


 どうやら予定が詰んでいるらしく通訳さんが車まで誘導。我々はさっそうと車に乗り込みヒルトンホテルへと向かう。

 到着したのは夕方5時くらいだったんですが、イギリスは薄暗いですねえ。既に夜に近いです。 昼間もカラッと晴れる日は少ないようで、いつも曇ってるとか。

 しかし高速道路の料金は税金で補うのでタダみたいですし、道も4車線くらいあって日本よりも全然快適。家もポツポツと建ってるから日本みたく密着感もない。なんか落ち着いた雰囲気を感じます。

 日本と土地面積はそんなに変わらないんですけど、大きな差ですね。そりゃこれだけスペースがあったらゆったり生活するのも頷ける。

 いやあ家の色も綺麗です。お互いがその辺りの雰囲気を察知してるのか、薄い色と同じ色の壁、屋根で合わせてる。だから町一帯がなんかアートみたい。

 これは凄い。美意識が違う。これが服装にも気を遣う理由か。

 自分勝手に好きな色、好きな構造で建ててる日本とは違うよなあ。日本にはこういう一体した家々の景色ってほとんどみないもの。

 京都くらいだろうか?日本でこういう感じが残ってるの。こりゃ駄目だ。服だけ真似してもダメだ。

 こういう思想というか根本を知らないとスーツも本当の意味で着こなせないのかも知れない。景色を見るだけで非常に勉強になりますね。

 国内出張に比べこれだけ得る物が大きいとは…。
 

 そして3時間車に乗って目的地のヒルトンホテルへ到着。


 おお。ここがあの有名なヒルトン!! 全世界にあるんでしたっけ?ヒルトンホテルって。

 素晴らしいなあ。


 
DSCF00041031.jpg


 ヒルトンホテル  in Swindon Town 



通訳「さあ行きましょう」

財前「ちょっと先に行って下さい。私は外観の写真撮っておきます」

常務「はぁ?? おまえヒルトンホテルなんか写真に撮ってうれしいのか?」

財前「そりゃそうですよ」

常務「…」

社長「まあいいじゃないですか常務。勝手にさせてれば」

常務「はぁ…」


通訳「では財前君は後でロビーに来て下さいね。先にチェックイン済ませておきます」

財前「あぃ」


 そしておもむろに外観写真を数枚撮影。

 フフフ…  ハッハッハ

 ヒルトンホテル画像ゲッツ!

 素晴らしい。なんか試合に勝利したかのような気分だよ。

 これがイギリスってやつかあ。う~ん。なんか心なしか優雅になった気分だ。

 そんな一人で外で騒いでいると、ヒルトンホテルに到着した外人のお客さんから変な目で見られたことに気づき…(多分独り言がうるさかったのかな…)
 
 恥ずかしくなってロビーへと…

 すると

DSCF451031.jpg


 うおおぉぉぉ。なんだこりゃあ。綺麗すぎる。

 当然ホテルのロビーや食堂もパシャパシャ撮影。

 すると後ろから…


常務「おいおまえ何してんだよ…」

財前「は…」
  
常務「恥ずかしいからやめろ ワシらも同類と思われるだろ」

財前「申し訳ありません…」

常務「おまえ考えてみろ。日本のホテルに来た外人がホテルを写真に撮ったりするか? 」

財前「う…」

常務「日本の恥をさらすんじゃない」

財前「;;」


 言われてみるとそうですね。なんでただのホテルの写真なんて撮りたくなったのでしょう。やっぱ初めてだからでしょうか?

 なにか新鮮だったんですね。

 その後、みんな部屋に入り10分後に食堂で待ち合わせをして…



 …


 


 食堂に入ると、もうなんか外人で一杯。

 多分ビジネスマンなのでイギリス?の人じゃない人も多いのでしょうが、やはりスーツの着こなしが違うね。

 見習わないといかん…。



 
社長「おい。何食う? ビールか? ワインか?」


 社長はいつもこれです。何食う? って言っておいてビールか?とかおかしいんですが…


財前「え~と… メニューが読めませんね…」 

通訳「じゃあ私が頼みましょう 肉ですか?魚ですか?パスタもありますよ」

財前「じゃあ肉を…」


 メニューはまったくわからないので、とりあえず通訳さんがステーキを注文してくれた。

 社長や常務は酒ばっかで頼んだのはサラダやフルーツやそんなのばっかり。お腹減ってないのかな…。

 そして注文の飯が来た。










DSCF00811031.jpg



財前「げっ!?  何これ。でけええぇぇぇぇぇぇぇ!!」

社長「…」

常務「…」

財前「しかも何この野菜の少なさ。こんなんだからすぐ病気になるんじゃないの?」

常務「おい…変な事言うな。他に聞こえるだろ」

通訳「まあ日本語だからわからないでしょう…」


財前「ちょ…これは写真撮っとかないといけない」

 パシャパシャ

財前「ムフフ…」

常務「おまえ何しにきたんだよ」

社長「財前、おまえそんなデカイの食えるのか?」

財前「ああ。全然いけるとおもいますよ。日本でもこれくらいの大きさ食ってますから」

社長「それならいいが… 高いんだから残すなよ?おい」

財前「楽勝ですよ」




 …
 

 しかし…



 ここからが地獄でした。なんとこの肉。デカイのはいいんですが、味が…味がついてない…。

 これがイギリス風の味付けってやつでしょうか。味がない…

 つまり… 美味しくない…。美味しくないのであればこんな500KGもの肉を食うのは苦痛極まりないわけで…


 しかも…しかも…

 噛んでも噛んでもなくならない…。まるでゴムみたい。

 なんと30噛み以上しても飲み込めるまで噛みつぶせないのです。

 おかしい…。これはヤバイ。日本のとは全然違う。

 半分くらい食ったところで既に顎が疲れてきて… 
 
 お腹が一杯というより… 食いつかれ…



財前「…」

社長「ほら見ろ。食えないだろう?」

財前「はぁ…」

社長「日本と同じ感覚で食うな。すぐに腹痛起こすぞ」

常務「初日は小食粗食が基本だバカ。いきなりステーキとか頼むんじゃない」

財前「そんなの先に言って下さいよ;;」

常務「まあ何事も勉強と思ってな。敢えて言わなかったのだよ」

社長「ガハハ」

財前「酷すぎる;;」


 さすがに出張慣れしてる社長や常務、通訳さんは凄い。

 サラダとフルーツしか頼んでないもん(笑)。そりゃ日本にいるときと食は変わらないよ。

 世界どこいってもサラダとフルーツが生であればそりゃ日本と味一緒ですからね…。

 ああ。自分もフルーツにしときゃ良かったよ!!
  
 しかしそんなことは後の祭り。食わなきゃしょうがないわけです。

 一応社長なんかにも勧めてはみましたが…


財前「社長。これ美味しいですよ?ちょっと食べません?」

社長「そんな肉いらん」    いらん=関西弁で「必要ない」の意

財前「常務! ほらこの真ん中の美味しいとこあげますよ」

常務「はぁ? ワシはこっちの肉は食わない主義なんだよ」


 チキショー 常務は肉好きなのに!! 


 …くそ

 しからば通訳さんに…と思い、通訳さんの方を見ると…


通訳「私も肉嫌いなので…」

財前「まだ何も言ってねえよ(笑)」


 …


 くそう。なんで私ばっか…こんな目に…


 そこから全部食ったはいいものの既に腹が悲鳴をあげており、食事が終わって部屋についたときにはすぐには動けませんでした。

 でも部屋は広くて快適ですねえ。ここ一泊3万くらいするらしいけど…

 まあこれはポンドの価値が高いから。

 1ポンド200円なので3万の計算。つまり日本では1万5千円くらいのクラスのホテルかな? 

 フフフ… まあいい。 そんなことはどうでもいいんだ。

 酔いしれるぜ。このイギリスの地に綺麗なホテル。そこに寝てる現在。

 遠いとこまできたよなあ。日本のみんなは今どうしてるんだろうか?

 フフフ… まあいい。そんなことはどうでもいいんだ。

 知るかよそんなこと。なんたって私は今イギリスにいるんだからね。

 忘れよう… 日本の事は…


 …



 …



 …と


 その時だった


 トゥルル、トゥルルルルルルルルルル
 



 Σ( ゚∀)ゲッ!! 電話だ!!

 なんだなんだ!? なぜ海外用携帯電話が今頃…

 何?? 日本から??

 海外携帯電話の通話料は、例えかけられたとしても全部こっちもちらしいですからね。高いと聞くしあまりでたくないんだが…
 

 ガチャ


財前「はい?」

社員「あ。財前さん!! 今イギリスですか?」

財前「ああ…そうだけど…」

社員「資料まだですか?」

財前「!?」

社員「締め切り明日なんですが…」

財前「そ…そうだった…。そういや作ってメールするって言ってたよね」

社員「お願いします」

財前「しかし今海外だから…」

社員「メールできるでしょう。早く作って送信して下さい」

財前「え~と。明日でいいんだっけ?」

社員「できれば早めにどうぞ」

財前「…」

社員「あ。それとですね」

財前「おい。電話代高いからもう切るぞ」

社員「あ。代わりたいという人がいるんですけど…」

財前「だから電話代が…」


 しかし代わられた…

社員B「おう!!」

財前「何?」

社員B「今イギリス?」

財前「そうだよ」

社員B「みやげは高い物はいらないからな~(笑)。よろしく頼む。そういえばおまえ… ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」






財前「もう切るよ…」



 ガチャ…

 なんでイギリスに来てまで日本の仕事に追われなきゃならないんだろう…。 

 しょうがないのでパソコンを起動し、資料をプツポツと作成。

 くそう!! こっちは肉食って、しんどいのに何だよ。

 しかも、尻のできものが痛くて仕事なんて集中できねえよ。


 くそう…。このケツのできもの… 全然直治る気配がねえ。

 座りどころ間違えるとかなり痛い。 


 ;;


 まあしかしこれは我慢するしかありません。

 そしてホテルのLANからメールを送ろうとLANケーブルを挿したその時だった。


 なんかインターネットにつなごうとしたら英文が出る。


 ん?なになに?




 インターネット接続料が必要です。次のうちから選んで下さい。

 
 24時間 → 15£ (3000円)
 72時間 → 30£ (6000円) 




 え?何これ。

 たけええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

 なんだよこれ。24時間3000円(15£)とか 1£=200円としたら高すぎだよ。 1時間単位はないのかよ


 日本のホテルはネット接続通常タダだから甘く見てた!!

 俺は一通メールを送りたいだけなのにぃぃ!! 最悪だ。

 なんてこった…。おまえメール一通送るだけに使ったら3000円とかもったいないじゃないか。

 他の時間ネットサイト見ればいいといっても今はあんまりサイトとかも見る気しないしなあ…


 考えろ。考えるんだ。きっといい策がある…。



 …


 …



 …



 Ω\ζ°)チーン
 





 閃いた。資料提出は明日まで間に合う。明日のホテルで送ろう。

 ヒルトンは駄目だ。高すぎる。

 明日泊まるホテルならタダでできるかもしれん。

 会社の経費で落とせるとはいえ、これはさすがに気が引ける。






 …

 
 そんなこんなで1日目が終わります。




 そして


 明日はいよいよビジネス。

DSCF00161041.jpg



 撮影した写真はハリーポッターの中の朝会?食事?かなんかで使われてた場所。


 そう…翌日はビジネスを行った後、ひゅんな事がきっかけでハリーポッターの撮影所を運良く訪れるという奇跡が…


















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2006(Sun) 10/29

海外記1-2 成田空港~イギリス入国(69)

海外滞在記 … Comments(69)

 

 ついに…今日、日本に帰ってきました。

 時差ぼけでまったく寝れず困り果てている状態ですが、せっかくですので、忘れないうちに海外での出来事を綴っていきたいと思います。こういうのがブログって言うんですかねえ? 日記らしくなってきました。





 海外滞在記





 10月21日 (土) 出発日当日

 
 AM7:00起床。

 いよいよ今日から海外出張。朝9時のバスに乗らなくてはならない。しかし、前日に海外出張前日パーティーをやらかしてしまい、実は準備がほとんどできていない。なんとパスポートの準備すら…

 土曜日ということもあり、休日で両親も寝ていたが叩き起こし、準備の協力要請。正直この1時間半はかなりの修羅場でした。

財前「母さん今日から海外だけどかばんにまだ入れてないんだよ!!。何もって行けばいいんだっけ?」

母「パスポートと航空券と…お金じゃない?」

財前「パスポートは昨日確かここに… って…  あれ? ない…」

母「ええ??」

財前「げぇ!?確かにここにおいたはずなのに!!」

母「ちょっと!! 探しなさいよ」

財前「え~とまてよ… 」


 パスポートが必要と思って、どこかに置き換えておいたのが災いして、これ探すのに結構とまどりました。なれないことはするもんじゃないですね…。

 とりあえず、重要な物は自分で準備して、母には下着やら身の回りの必需品やらを用意してもらうことに。母が準備したのはいろいろあったが、半分以上削除。こんなに持っていくのはめんどい。

 靴下
 下着
 レインコート (却下)
 機内スリッパ  (却下)
 マスク    (却下)
 顔写真   (却下)
 常備薬  (却下)
 セーター  (却下)
 傘     (却下)
 洗面用具
 シャンプーリンス (却下)
 小銭入れ  (却下)

 まあ普通は必要なんでしょうがほぼ却下(笑)。いいんですよ。多分使わない。結局持ち物は

 パスポート
 航空券
 金
 ニンテンドーDS
 下着
 洗面具
 靴下 
 筆記用具
 海外用のおみやげ
 カメラ、パソコン、携帯
 

 以上。というか、よく見ると国内出張時とほぼ変わらない持ち物という事に気づく。そうなんです。結局金と券とパスポートさえあればいいんですよ。なんとかなるはず。

 そんなこんなで出発時間に。

 しかし、ここであることに気づく。

財前「あ。帽子!!帽子もっていかなきゃ駄目だ」

母「え?帽子?そんなのいらないでしょ」

財前「何言ってるんだよ。帽子深く被ってたら日本人てバレないだろ。防衛手段だよ。貸して貸して」

母「じゃあ。これもって行きなさい」

財前「…」





財前「豹柄の帽子なんて持っていけるかよ!!」

母「だって母さんはこれしかもってないわよ」

財前「ん!? そうだ。親父だ。親父の帽子を!!」

父「じゃあこれ貨してやるよ」

財前「…」





財前「これ釣りの帽子じゃねえか!! 違うよ違う。スーツに着るんだぞ? ハット帽に決まってんだろ」

父「そんなん持ってねえよ」

財前「わかったわかった。帽子は成田で買う」

父「おい。これも持ってけ」


 そういって父はウィスキーのボトルを…

財前「なにこれ…」

父「長いフライトだ。飛行機で寝れないときは酒飲んで誤魔化せ」


母「父さんワインやビールは飛行機のサービスで貰えるのよ」

父「何!? そうなのか??」

母「そうよ」

父「タダなのか?」

母「そうよ」

財前「…」

父「おい。ビール何本か持って帰ってきてくれよな」

財前「こっちで買えよ(笑)」

父「タダなら貰って来ないと駄目だろうが!!」




財前「ま…まあ…もらえたら持って帰るね… そんなことより、そろそろ出発しないと時間がない」


父「OKOK。じゃあ行って来い」

母「気をつけてね」

財前「??」





財前「え? 何言ってるんだよ。駅まで車で送って行ってよ」

父「ん?」

母「自分の車で行きなさいよ」

財前「1週間も海外に行くんだよ?? そんなに駐車できないって」

父「じゃあ母さん送って行ってやれ」

母「じゃあお化粧しないと」
















財前「化粧とかそんな時間ねえよ(笑)  


  



母「化粧もしてないのに母さん人前に出られないわよ」

財前「…じゃあ親父頼むよ」

父「そんな事急に言われても困る… ワシも身だしなみが…」

財前「おまえもかよ!!(笑)  車で送るだけなんだから身だしなみとかいいよ」

父「そういうわけにはいかん」

財前「いいからさっさとしてくれ;;」


 まったく…うちの家族はちゃんとした服や格好じゃないと人前に出ないからなあ…。まあこれはいいことなんですけどね…。

 パンツ姿の親父に無理やり服を着せていざ出発。しかし送迎してもらう途中で親父は完全に目が覚めたようで、本領発揮。仕事のアドバイスをいろいろと貰う。この辺はさすが。

父「いいか。イギリスやフランスはスーツの国だ。ズボンの線、しわ、ネクタイ、上着の着こなしには最高に気を使え」

財前「OK」

父「いいか。食事やなんやらでラフな格好で来いといわれても必ずスーツで行くんだ。絶対にスーツだ。ダサい格好はするな。いいな。」

財前「OK」

父「筆記用具は4セットくらい持っとけ。そしてお前の上司やなんやらが持ってない場合にはすぐに貸すんだ。いいな」


 格好をよくするのはうちの家系のシキタリみたいなものでしてね。私の家の男はみんな家に居るときもほとんどスーツを脱がない。ゆえに普段着もほとんど持っていません。

 祖父も農作業時にはスラックスやYシャツですしね。

 要は下着姿かスーツか。これしかないんです(笑)。

 私も未だかつて親父や祖父のジーパンやジャージ姿をほとんど見たことないほどですから…。

 日本では特異な風景かもしれませんがスーツの国では当たり前。癖もこういうときに役に立つ。

 
 そして徳島駅から大阪空港へ向かい、そのままの足で成田へ。

 約5時間の移動時間で成田へ到着。

 さすがに成田空港はデカイ。A~Hまでのブロックに人が所狭しと並んでる。

 イギリスまで動向する常務を待つ間に(社長と通訳さんは別会社飛行機)、海外用の携帯電話と海外用コンセントとハット帽を購入し、イギリス用のお金とフランス用のお金を変換。

 ユーロとポンド合わせて10万円を変金。これだけあれば平気だろう。

 …

 いよいよ常務との待ち合わせ場所へ。

 時間が来て…


常務「おう。財前君。早いね」

財前「お早うございます」

常務「んじゃあ行くぞ」

財前「え?まだ飛行機乗るには早いですよ?」

常務「バカ野郎。こんな一般人が多いようなムサイ所でずっと待てると思ってるのか?」

財前「!? はい…」

常務「ついてこい」



 チェックインを済ませた後に登場ゲートに行くと、なんか常務がVIPPルームみたいなとこに入っていく。な…なんだ?ここは…


 なんか入り口のセキュリティがすごいが…


 常務がなんか金色のカードをガードマンに見せると、警護つきで部屋へ案内してくれた。


 どうやらラウンジというところみたいだけど 

DSCF0003d.jpg


 …

財前「げぇ!? なんですか?ここは!!」

常務「ムフフ… 特別な階級の者しか入れない部屋だよ」

財前「特別な階級??」

常務「年間に飛行機に何百回も乗る者やファーストクラス(通常の4倍くらいの値段の切符)に乗る者だけ入れる部屋だな」

財前「ん?というと常務の切符はファーストクラスですか?」

常務「違う。ワシは飛行機に年中乗るからVIP待遇なんだ」

財前「なるほど…(。-ω-。)」


 恐るべきはラウンジ…。一般の人の飛行機待合場所には椅子しかないはずなんですが、この部屋は次元が違う。

 高級椅子に高級机。LUN設備完備で部屋中を無線LUNが飛び交う。さらにはビール、ワイン、ウィスキー、果物、コーヒー…

 ありとあらゆるものが揃ってる。しかも周りを見渡すとなんか仕事ができそうな人や上流階級層っぽい人で一杯。中には明らかにおまえ場違いだろうという奴もいるが(笑)。
 
 こんなところがあったとは…


 そして次の瞬間衝撃的な事実が明らかになる。なんとラウンジ内にラーメンとうどん屋が!?

財前「工工エエェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエ工工  ちょ…常務。ラーメン屋がありますよ」

 常務は高級ワインを飲みながら

常務「ん?そうかね」

財前「ちょっと食っていいですか?」

常務「構わんよ」

 
 うおぉぉぉぉ。なんでラーメン屋があるんだ。しかもなんか食器とか高級だぞ(笑)。


財前「ラーメンください」
 
婆「あいよ」




財前「ありがとう。おいくらですか?」

婆「??」

財前「いくら払えばいいですか?」

婆「無料です」

財前「…え?」

婆「うどんもありますよ?」

財前「あ…ああ… そうね… じゃあうどんも貰おうかな…」

婆「はい」


 な…何? タダだと!?


 なんと!?ラウンジ内ではラーメンだろうが うどん だろうが、すべてタダ!!

 そして

 ビールだろうがワインだろうがウィスキーだろうがなんだろうがすべて


 タダなのだ!!


 なんと恐ろしい…。


 これだ。これこそ階層社会。飛行場はもう完全な階層社会。飛行機に乗った回数や飛行機で移動した距離(マイレージカード)で客の細かいレベル分けがされている。私も常務ほどではないけど一応1レベル上のカードを持ってたりする(これはキャンセル待ちで優遇とか荷物が先に出てくるとかそんな程度)


 金を多く払うものが正義であり、払ったものが正義。いろいろな事項において優良客はすべてにおいて優遇されるシステムになってる。


 その待遇は驚くべきほど違う。
 
 もちろん値段も違うが、その差が激しすぎる。


 日本→イギリス間の航空運賃 


 エコノミークラス料金 約15万円
 
 ビジネス…クラス料金 約50万円

 ファーストクラス料金 約80万円



 通常行くのがエコノミークラス(通称 一般人)


 わかるだろうか。往復だとどれくらいの差になるか。ただイギリスに行くだけで100万円近くの支払いの差になる。待遇にも違いが出て当然なのである。

 機内食、席の広さもすべて違う。リクライニングが180℃倒れたりするのがビジネスやファーストクラス。

 私はエコノミークラスだけど常務についていたからVIPラウンジに入れた。ラウンジの顔ぶれを見てもとても100万円以上の航空券を買ってるとは思えない客層もいたけど…

 (たとえば普通の大学生とか…親の七光りか?)

 しかしラウンジに来ればどういう現状なのかがすぐにわかる。意外と金持ちは金持ちっぽい外見をしてない場合も多い。




 今後日本もこういう階層社会がさらに顕著になるんでしょうねえ。

 やはり世の中仕事をバリバリして金を持ったもん勝ち。そんなに頻繁に来たいとは思わないけど、確かにこんなとこにいつも来てたら、常務が行った言葉も理解できる。

常務「こんな一般人ばかりのムサイところにずっと居れるか!!」


 さすがです。常務ともなると今までの契約や仕事で何百人もの社員の給料や生活を保障するビジネス契約を取り付けてきた人だから許されるわけです。

 そう。目先の仕事も大事だけど(←これは誰でもできる)、将来会社が存続していく未来の仕事を作っていくのはもっと大事。そしてこれは凡人にはできない。

 ゆえのファーストクラス。納得です。

 …が


 とてもそんな事してるように見えない奴がラウンジにいるのはちょっと納得がいかないんですが…。

 間抜けそうな顔してるのにファーストクラスの切符持ってたりするんだから世の中わからない。いや思いましたよ。実際。

 こいつは何してこんな金持ってるんだよ(笑)

 みたいな人。きっと何か凄いことでお金も設けてるんでしょうねえ。
 
 いや…金持ちのボンボンとかかもしれないけど。


 …
 
 そして飛行機の時間になってラウンジともお別れ。

 とりあえず。とりあえず… これ言うなよ?

 ラウンジにあった高級お菓子やビールやらワインやらウィスキーをカバンに詰め込みまくったのはナイショね。常務には嫌な目で見られたけど(笑)。しかも

常務「おまえ品が下がるだろ。ここにきたらそういうセコイ事するな」

 
 なんて怒られましたorz


 でも しょうがないだろ。

 次いつこれるかわからないんだよ。お菓子とか一個200円以上は絶対するぞ?とりあえずカバンに詰めまくるのは基本だろ。
 
 ガタガタ言うな。
 
 
 そしてラウンジを出て、門をくぐった所で常務がまたどこか変な店に入っていく。免税店らしいが…

 常務がすばやい手つきでタバコを1カートン(10個入り)購入。

財前「おお。なるほど。イギリスには日本のタバコ売ってないから買っておくんですか」 

常務「そうだ」

財前「じゃあ私も… って…



 工工エエェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエ工工



 げぇ!? 1カートン(10個)が1600円だと!? マジかよ。

 半額じゃないですか。」


常務「ん?そうだよ」 

財前「タバコ1箱160円とか…安すぎる…」

常務「だから免税だからな税金免除なんだよ」


 
 恐るべし免税店…。通常は300円なのに…。てことはタバコは140円が税金という事か。

 てことはタバコ吸ってる人は無茶苦茶納税してるじゃないか。これで禁煙禁煙とかよく言えたもんだ。日本の借金は1000兆円だけど、タバコなかったらやばいんじゃないのか?マジで国歌破綻寸前だぞ。

 まあ税金収入や年間国家予算のほとんどは公務員の給料で終わるみたいだから公務員をどうにかしない限り復調は無理だろう

 禁煙禁煙ガタガタ騒ぎやがって…もっと吸わせろ。


 そしていよいよ飛行機に乗り込む。アナウンスではフライト時間は14時間。地獄の時間の始まりである…。 

 幸いANAの飛行機には一席ごとに液晶テレビが付属されていて、映画観放題。これは助かりました。

 XMENファイナル
 ディズニーの新しい車の映画
 スピリット
 
 到着するまでに3本も観ちゃいました…。おかげでニンテンドーDSのFF3の出番はまったくなし。このために買ったようなものだったんですが、必要なかった。機内でのDSのプレイは可能でしたがそもそも30分以上プレイする気がおきなかった。

 帰ったら売り払おう…。DSのFF3はどうも駄目です。まず敵が3体以上でないし、敵のバリエーションが少ない。全然ファミコン版の方が面白い。難易度も低いし、なんか違う。受け入れられるのはファミコン版をプレイしていない層だけじゃないのかな?とも思えますがどうなんでしょう。私は駄目です。この頃のFFはもっと難しいんだけどなあ。ぬるすぎる。

 
 そういうわけで、映画のおかげもあってフライト自体はすこぶる順調。途中寝たりしてすぐに14時間が経過しました。

 途中ドリンクサービスが2回と機内食が2回。

 機内食はまずすぎて3分の1も食えません。ファーストクラスやビジネスクラスは美味しいものが出る?なんて聞きましたが、エコノミーのコレは無理です。

 ゆえにあのラウンジで詰め込んだお菓子が猛威を発揮し、完璧にしのぐことができた。ほらみたことか。やはりあれは必要だったのだ(笑)。

 ドリンクサービスはウィスキーやワイン、ビールももらえるけど、酔っ払ったら辛くなるので酒は一切断念。すべてオレンジジュースで通しました(笑)。トイレも一回も行くことなく終わったし、いやあすこぶる順調でしたよ。

 思ってたよりも楽でした。携帯ゲームも普通に離陸と着陸時以外はできますし、機内には無線LANも通っていてインターネットも可能とのことでした。つまり普通に仕事もできるということ。凄いねえ。




 しかし…ここで無知なことが災いし、現地到着時にひどい目にあったのです…。










  イギリス到着




 DSCF0025.jpg



  
 時差    日本 -8時間  午後5時到着。


 到着して常務と落ち合い、税関?なんかパスポートを見せて入国審査。ここでいきなりやらかしました。

 常務が入国審査をクリアして向こうで待っててくれたのですが、私がなぜか入り口で引っかかります。そもそも何言ってるかわからない。

入国審査官「ペラペ~ラペラペ~ラ」

 
 意味不明… とりあえず…


財前「YES!!」


入国審査官「ペラペ~ラペラペ~ラ」

財前「YES!!」

入国審査官「ペラペ~ラペラペ~ラ?」

財前「YES!!」

入国審査官「ペラペ~ラペラペ~ラ」

財前「YES…」





 なんかおかしい…なんか同じことばっかり言われてる気がする…。しかしNOとは言えないしYESと言うしかないのだが…

 そのうちになんか体が無茶苦茶デカイ黒人が私の近くにやってきて、恐い顔でさらに

恐い黒人「ペラペ~ラペラペ~ラ」

 ガシッと腕を掴まれてなんか連れて行かれそうになる。


財前「ΣΣ(゚Д゚;) NO NO!!」


 
恐い黒人「ペラペ~ラペラペ~ラ」

財前「じょ…常務~ 助けてください~;;」


 堪り兼ねて常務を呼ぶ…。常務も状況を把握したのか血相を変えてやってきて


常務「何やってるんだよ。パスポート見せたのか?」

財前「見せました;;」

常務「ちょっと待て」


 常務が外人と英語でしばし会話。そして…


常務「おい入国カードを出せってよ」

財前「は?入国カード??」

常務「飛行機の機内で貰ったろ。自分の素性を書くカードだよ」

財前「そんなの貰ってませんよ」

常務「何回もアナウンスしてたろ!! 聞いてなかったのか!?」

財前「え…アナウンス?? ずっとヘッドフォンで映画観てたもので…」

常務「バカ野郎!!海外で入国カードは常識だぞ」

財前「だってカード自体貰ってないんですよ~;;」

常務「ほらこれだよ。書け」

財前「はい…」



 どうなってんだ…。入国カードを書くなんて聞いてないぞ…。というかアレか?寝てたときになんかやってたのかな…。

 しかしその入国カードというのがまた酷い。記入欄が英語だから何書いていいのかさっぱり意味不明。

cardforenteringaus.jpg


 とりあえずわかる範囲で書いて黒人さんに提出…。すると?


恐い黒人「ペラペ~ラペラペ~ラ ( ´∀`)HAHAHA!!」
 
財前「え…??」


 なんか笑ってるけどうまく言ったのかな…。黒人が常務に何か言ってる。


常務「バカ野郎。おまえ適当な事書くんじゃない」

財前「え?」

常務「HILTON(ヒルトンホテル)て書いたろ!!」

財前「ああ。それは宿泊先のホテルということで…」

常務「ヒルトンホテルと書くのはその下だよ。ここはおまえ出身地書くとこだ」

財前「工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工」


 てことは私の出身国はヒルトンホテルということになってたのか(笑)。そりゃ笑うよなあ…


 そしてなんとか無事に入国カードを済まし、入国ゲートを通過できたところで黒人になんか言われて終了。常務の翻訳によると

黒人「出身国は日本だろ??」

常務「はい…ヒルトンじゃありません」

黒人「で? こいつ(財前)の入国の目的は?」

常務「ビジネスです」

黒人「こいつの役職は」

常務「システム構築と品質管理の責任者です」

黒人「ハハハ。こんなカードも書けない奴が品質管理の責任者??」

常務「まったくおっしゃるとおりで…」

黒人「通っていいぞ」

常務「…」


 …


 最悪だ…。入国審査官かなんか知らないが、日本にきたら覚えとけよ…。


 まあしかし、笑われたのは事実だけになんとも…。実際私は会社でISOの品質責任者ですし、海外に行く目的もそうですからねえ。

 しかし英語読めないのは死活問題ですね…。帰ったらNOVAに行こう…。


 しかし常務は終始ニコニコ


常務「う~む。いい経験になったなあ。え~?おい。 今回つれてきたのは英語を勉強せざるを得ない状況におまえを追い込むのもひとつの目的だからな(笑) どんどん失敗しておけ。来年からはおまえが海外に俺の変わりに行くんだからな 」

財前「…;;」


 初日でこの調子です。当然現地では…こんなどころではなく…



                        

                        舞台は栄光のイギリス編へ つづく

 DSCF0031.jpg








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2006(Sat) 10/21

海外記1-1 海外前日の憂鬱(40)

海外滞在記 … Comments(40)

 

さて、一昨日まで鹿児島にいましたが、一時徳島に帰ってきて、今日は東京…成田にいます。そして明日の朝からイギリスに出発するわけですが、昨日、直前の準備では買い物が大変でした。

 海外に行くというだけで10万円くらい使った…。まあある意味日本でも必要なものばかりですが、いろいろ今まで買いあぐねていたものを全て買った感じ。

 まず靴。出発する直前に靴の古さを上司に指摘されて購入を決意。

 イギリスとかはスーツの文化がすごいらしいですからね。まず靴、そしてスーツ、ベルト、ネクタイ、Yシャツ。こういうので人間を判断する模様。これらは妥協しない方がいいとのこと。
 
 まあこれは日本でも同じですし、私は基本的に普段からビジネス靴を履くのでちょっといいものを買っておきました。

 リーガルのやつですので3万円もしましたが…。

 スーツは以前に購入したオーダーメイドのスーツがあるのでそれでOK。ベルトは親父のクローゼットを漁って一番高級なのをゲット。

 何事も形から…。

 結局中身があっても外見が疎かだと低い評価になるし、外見だけよくても駄目。
 
 そろそろ身だしなみにも金かけていかないとですね。

 次にICレコーダー。外人との会議になるので、その場で私は会話に参加することが不可能です。通訳を通しての会話になる。

 そういうわけでICレコーダーで会議内容を録音しておいて、後で日本でゆっくりと聞こうという寸法。これが1万円。

 パソコンに繋げればMP3形式でデータ保存できて、大きさと厚さも名刺程度の大きさです。いやあ便利な世の中ですねえ。

 後は海外用の携帯電話とニンテンドーDS。

 売り切れ寸前でしたが、CMでやってたあのソフト。日本語をタッチペンでなぞるだけで英語をDSで話してくれるソフトを入手です。

 しかし…飛行機の中が暇すぎるという事を予想してついでにFF3も買っちゃいました(笑)。これが5000円くらいしたので結構痛い出費。

 まあ多分プレイするのは飛行機の中だけなんだろうけど…このFF3手触りが新鮮です。十字キーとボタンを一切使わなくてプレイできるのが楽でいいですねえ。移動も戦闘も全部タッチペンでできる。こりゃいいなあ。

 もう万全。


 もう完璧に用意はできてる。イギリスだろうがフランスだろうが、飛行機だろうが楽勝…と思っていたんですが…


 …



 …




 なんとですね…。


 ちょっと汚い表現になるんですけどね…。



 最悪なんですよ…。

 
 いやホント… 今日の朝気づいたんですけどね。

 
 何がって…。


 おしりです。お尻…。


 お尻にできものができて痛い…。椅子に座ると痛い…。


 ちょっと待って下さい。今まで記憶にないんですよ。こんなの。こんなに痛いできものができたことはなかった。

 生まれてこの方ね。なかった。


 それがね…なんで…
















 なんで海外出張前日にできるんだと

 
 
 












 …




 椅子に座ると痛いんです…



 そしてね。
















 
このできものデカイ!!




















 しかも…もの凄く痛い!
















 ちくしょー!!



 ちょっとちょっと…。14時間乗るんですよ?


 すでに今日大阪空港から成田に飛行機1時間ほどのったんですが、ケツのできものが痛くてとても座ってられる状況じゃなかった。


 ちょ… なんでこんなことに(笑)。



 最悪だ…。というかこのブログ書いてる今も痛い。


 友達に言ったら


 「それ昔のおまえの女の祟りじゃね?」

 「バチが当たったんだろ」


 とかなんか意味不明の原因をいろいろ言われましたが、こういう運命なんでしょうねえ…。

 今日は明日に備えてよっくりしようと思ってたんですが、ネタが…というか身を削るネタがあったという…。

 こりゃ明日イギリスついたら一体どうなるんだという感じで凄く心配というか前途多難ですが、皆さんも今後海外に行く機会があったらお尻のケアは大切に…。

 
 









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2006(Wed) 10/18

海外記1-0 海外出張前準備の憂鬱(53)

海外滞在記 … Comments(53)

FC2サポートです。
平素はFC2ブログをご利用頂き誠にありがとうございます。

なんと、月間アクティブユーザー数(ブログファン様調べ)で日本一になりました。
同サイトページビューは14億、月間アクティブユーザー数は26万人であることから、実質日本国内でアクセス数、利用者数ともに国内随一のブログサービスとなったと思われ、更に大きく成長を続けております。

引用:David the ...
ブログ日本一!100万円プレゼント







Fc2ブログが快進撃を続けているようで上記の記事にトラックバックするだけで先着2000名に500ポイント=500円貰えるようです。

 まだ私の段階で1190名だったので皆さんもやってみてはどうでしょうか。


 さて…恐いんですが海外出張が近づいてきました。

 実際私は初めて行くので、用意とかは会社や上司が全部してくれるのかな~と思ってたんですが、これが大間違い。

 行く直前になって

上司「おまえクレジットカードあるよな?」

財前「あります」

上司「どこのやつ?」

財前「JCBです」

上司「アホか!! JCBなんて向こうにねえよ。VIZAとかそういうのにしろ」

財前「え…そんな急に言われても…」

上司「それか5万円くらいはユーロとポンドに替えとけ」

財前「ああ。それはもう大丈夫です。ユーロには替えときましたよ」

上司「ポンドは?」

財前「ポンド?? ヨーロッパは全部ユーロでいけますよね?」

上司「アホか!! イギリスはポンドなんだよ」

財前「工エエェェ(´゜д゜`)ェェエエ工  ユーロじゃないんですか?」

上司「事情はよくわからんが、ユーロには入ってないらしい」

財前「あそこヨーロッパのはずなのに(笑)」

上司「で?携帯は?」

財前「携帯?」

上司「携帯電話だよ。海外仕様にしたか?」

財前「え?…してませんが…」

上司「バカ野郎。海外でも使えるようにしとけ。緊急の時に困るだろ」

財前「緊急ってずっと一緒に行動するじゃないですか」

上司「バカやろう。日本じゃねえんだぞ。さらわれたり、路地に連れ込まれたりしたときに携帯ないと死ぬぞ?」

財前「げ!! そんなに治安悪いんですか!?」

上司「というか外人だぞ。体の大きさが違うから力ずくだとまず無理だ。それにおまえは背が高いから標的だぞ」

財前「工エエェェ(´゜д゜`)ェェエエ工 …どうやるんですか?」

上司「ワシはやり方知らん。DOCOMOとか行けばいいんじゃないか?GPSとかつけとくと完璧だな」

財前「はぁ… なんか行きたくなくなってきた…」

上司「で?ホテルは?取れてるのか?」

財前「取れてます。予約確定書はこれです。」

上司「全部英語かよ…。なんて書いてあるの?」

財前「ほらここに私とか常務や社長の名前が入ってるでしょう。それと日付も」

上司「ウンウン」

財前「この番号打てばネットでも確認できます。予約は取れてますよ」

上司「英語だからまったく読めん。日本語のないの?」

財前「海外のホテルですので…」

上司「後、海外で配るおみやげ10個くらい買っておいてくれ」

財前「10個ですか… 鞄にはいるかな…」

上司「あとカップみそ汁とかカップラーメンとかもバッグに入れとけよ」

財前「え?カップみそ汁?」

上司「多分向こうの食事は口に合わないだろうから、おまえは腹壊す」

財前「…。 あとなんか必要なものあります?」

上司「そうだな… 名刺は?名刺は英語のものにしてるか?」

財前「ああ。それは頼んでおきました」

上司「送迎は?」

財前「え?送迎?」

上司「空港からホテルへの送迎だよ。リムジン頼んだか?」

財前「り…リムジンてあの長い高級車の事ですか??」

上司「そうだ」

財前「そんなの頼んでるわけないですよ」

上司「バカ野郎。タクシーでホテルまで行く気か?」

財前「はい…。ホテルまで5分くらいみたいですし…わざわざリムジンなんて乗らなくても… だいたいあれ100万円くらいするんじゃないんですか? 無駄ですよ」

a660000l.gif


上司「おまえ… 違うよ。リムジンてあのリムジンじゃない。ホテルから出るリムジンバスだよリムジンバス…」

財前「…そっちですか」

上司「ホテルに頼んでおけよな…」

財前「英語で…ですか… わかりました…」

上司「それとチップ用意しとけよ。向こうは料金はタダだが、チップは払わなきゃいけない場合も多いから。例えばホテルのリムジンバスはタダだろうが運転手にはチップをあげなきゃならんぞ」

財前「チップって相場いくらくらいですかね…」

上司「知らん」

財前「…」

上司「あと、26日におまえはパリから帰りの飛行機に乗るんだがな…それが夜の6時だ」

財前「はい」

上司「でも俺はその日社長と別の国にまた行くから朝出発するぞ」

財前「え…」

上司「てことでおまえは朝から夜まで時間あるから自由にどっか観光でもしてろ」

財前「一人でですか?」

上司「そうだ」

財前「いえ。危ないからホテルで夜までずっといます」

上司「バカ野郎。せっかく行くのにホテルで籠もるな」

財前「しかし飛行機の時間に遅れたら大変ですし、できれば空港近辺で…」

上司「空港近辺は違う国の人も多いからテロの標的だぞ」

財前「テロ…」



財前「…パリって治安いいんですか?」

上司「多分悪いな まあルーブル博物館にでも行けよ。なんか事件に巻き込まれたら携帯で連絡しろ」

財前「…」

上司「あと時計とか買いすぎるなよ。日本に帰る前に没収される」

財前「…」

上司「あと…」

財前「…」

 





 これ読んでアホだと思う方も多いでしょうが、海外に行くのなんて初めてに近いので最悪です。

 さっぱりわからない。鞄に変なものいれておいたら捕まるとか、没収されるとか一体どうすればいいのやら…。

 よく海外に行く友達に聞いても、

 「ランドセル捕まれて盗られる寸前でダッシュで逃げた」

 「路地に追い込まれて有り金全部すられたけどパスポートは許してくれた」

 「身長180以上の日本人は生意気だからとりあえず殴られる」

 
 とか…そんな恐い話ばっかで脅すし…。それでも海外楽しい人は楽しいらしいんですが、どこが楽しいの?危なすぎだろ(笑)。

 景色とかもいいみたいですが、テレビでいいよテレビで。

 仕事じゃなきゃ絶対行かんぞ。

 それに今GOOGLEの衛生カメラ化なんかで全世界見れるしそれでいいよ…。


 仕事で行くのでその準備もあるのにさらに治安にまで気を遣わなくてはならないとは…

 しかも金盗られるのなんて日常茶飯事とは…金盗られると帰れないし…もうこれは必殺技を使うしかないな… 
 
 靴下の中に金…

 いやこれはまずいな。これありきたりだからバレてるだろう。しからばスーツの中にでも縫い込んでおくかな。いや…これも服ごと盗られそう…。

 う~ん。どこに隠せばいいんだろう。

 友達に聞いたら


「そんな心配ならケツの穴にでも金いれとけよwww」

 
 とかまさに他人事。


 クレジットカード作るのはやめました。盗られたらどうすんだ。金だけ持っていく方がマシ。 リンチされたらパスポートだけは土下座して許して貰うことにしよう…。
 
 後は飛行機14時間か… 


 _| ̄|○ 何すりゃいいんだその間。


 PSPはどこ行ったかわからないし(というか無くしたっぽい…)、ニンテンドーDSは貸してるし…

 …

 ニンテンドーは返して貰おう。


 そうか!! もし脅されたたプリーズプリーズとかいってニンテンドーDSを見せよう。相手が「WHAT??」とか興味持ってる間にBダッシュで逃走すればいけるかもしれん…。

 DSで済めば安い方ですしね。

 写真はたくさんとってこようと思いますが、デジカメ盗まれないようにしないとなあ…。


 …


 21日出発ですが無事帰ってこれることを祈ります…。













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