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2008(Tue) 10/14
海外記3-2 … 仕事後の食事(73)
さて
昨日のコメントだが
乞食航海記がどうとかとかやめてくれ…。あと数話だと言ったろう。
そんなこと言われると日本帰ってから終わるに終われないだろ(笑)
それに待て。
ちょっと待て…待て。
このコメントはなんだ

今書いてるのかな?こっちは夜ですね。ストリップ行って来ましたか?
アメリカ人は激しいですね、てか財前さんならもしかしたら事前に美女と連絡とって会ってたり。アメリカでセふぅれ見つけるのは簡単ですからね。
もしかして新人研修と銘打って早速、そういうことしてるんですか?
…
ちょっとまてコラ(笑)。
昨日の記事のどこをどう読んだら、こういうことになるんだ。
どこにもそんなこと書いてないだろ。
第一な。せふぅれだのストリッ●だのな。そんな事をしてるわけないだろう。
まあ万が一。
万が一だぞ?
もしするとしてもだ。恐らくそんなの現実的に…
金を積まなきゃ不可能だ。それに病気になったらどうするのよ!!
アメリカにおいて日本の男が女性に認められるのがどんだけムズイのかわかってないだろう。
いいか。わかってない日本人も多そうだから言っておくが
外人に比べると日本の男とかルックス的には糞すぎて不可能だ。
いや。マジだ。
日本で格好いい奴もな。多分外国に来たら
ルックス的にはケツから数えた方が早いと思う。
てことは普通のルックスの奴など話にならないって事になる。
何か劣等感を感じるほどの圧倒的なルックス差に打ちひしがれるわけだ。

これを海外に来て感じないって人はよほどのナルシストだと思う。
そりゃみんな少しはナルシストなんだろうけど、さすがに外国行って、その辺のあんちゃんが日本人で言う芸能人並に格好いい事くらいには気づくはず。
そしてルックス的には背伸びしてもまず勝てないと気づく。
こんなのがそこら中にゴロゴロいるのに
日本の男が勝てるなんて甘い世界じゃないことにも気づくはず。
私も外国に来たら
「ちょ。なんだアイツ。なんであんな格好いいんだ;;」
なんて事の連続でどっちかというと美人を見る回数よりも美男子を見て驚く回数の方が圧倒的に多い。勝てるわけない。
どう見ても格好いい奴がそこら中にいるんだから。
日本じゃこう感じるのはすこし難しいかもしれないけど
外国に実際来てみると
福田前首相みたく
「自分を客観的に見ることができるようになります」
ああ。自分なんて所詮ウンコなんだなあと。気づかせてくれます。
昔ね。白人が黄色人種を見下していたという歴史もありますが
実際正直言うと私も頷かざる得ない点は多いですよ。ルックス的にですけど…
とどのつまり勤勉さと細かさ、脳で勝たなきゃ何で勝つの?って感じになります。
これなら勝てそうな可能性は少しありますからね。
ビジネスでも同意です。
私ね。思いますよ。高いスーツ買って、ビシッと決めて外人に会うよりも
日本人は着物とか袴を着た方が
案外勝てる可能性はあるんじゃないかってね。やっぱり昔の人って凄いんですよ。
知らぬうちに日本人が似合う服装を作ってたんですからね。
さて
そんなこんなで今日も仕事が終わった。
もちろん仕事が終わってからこうやってブログを書いてるわけではない。
そんなことはできない。
なぜからホテルに帰ると疲れ果てて瞬時に寝てしまっているからだ。
そりゃあもう時差ボケも相まって
夜の9時には確実に寝てるね。ここ2日は。
PCなど開く気力があるわけない。
でも更新はできる。
なぜか。
当たり前だが、夜中の3時とかに勝手に目が覚めるからである。
夜中の3時というのは日本時間で言う16:00くらいに当たる。
時差と早く寝る関係でこれはどうしようもないわけだが、
こうやって勝手に目が覚めてくれるから
更新できてしまうわけである。
「アメリカに行っても更新して凄い(*ノωノ)」
なんてコメントもあったが
全然違う。勝手に目が早朝早く覚めるし、2度寝しようにも寝れないんだ;;
テレビを見ようにも英語でわからないし。
めいぽできないし。
部屋でたばこ吸えないし。
(・ε・`o)
つまり他にすることがない(笑)。
インターネットこそが最大の友達なのだ。
なんというニート。
…
さて
昨日は取引先の方が夜飯に連れて行ってくれたのだが
朝4時現在まだ胃がもたれてるほどだ。
それほど大量の食材が出てきたのである…
もうホントにこっちは恐ろしいよ。飯の量が。
ちょっと汚い話するけどさ。
日本だと大って1回じゃん? 大。 1回しかしないでしょ?
え? 三擦り半?
バカ野郎。
そっちの話じゃねえよ。
いや大っていうのは大便の事だよ。これがこっちじゃ3回以上はしないと腹が痛くなるんだから、どれほどの量の飯かっていうのがわかるはずだ。
そして昨日。
問題は

このとある高級レストランで起きた。
取引先の外人の話だと
今日はイタリア料理にしましょう。皆さん量よりも質がよろしいでしょう?
という話だったのだ。
皆期待したものだったよ。 ようやくわかってくれたか;; ってね。
だが実際は違った。
これはその外人も想定外だったようだがイタリアレストランと言えども
ここアメリカにおいてイタリアの風潮そのままにオープンするわけではない。
これに気づくべきだった。
なんと質を重視するイタリアレストランも
アメリカに来ると
質より量を重視というスタンスに変更されているのだ(笑)。
これには笑った。
いきさつはこうだ。
まずメニューがあってな?
何を頼むか聞いてきたわけだ。外人が。
何を頼む?って
他の社員の人なんかは「肉」だの「鶏肉」だの頼んでるが
アホきわまりない。
当然私は賢いわけだ。奴らとは違う。
ああ。その外人に言ってやったさ。
スパゲッティをよこせ …ってね。
スパゲッティ。日本では一見地味なこの選定。だが外国においてこれは一番無難な選定なのは周知の事実。
私の経験上において、肉が一番危ない。確かにうまい肉が出てくるときもあるが、大概の場合は自分のケツよりでかいんじゃないかってボリュームの肉が出てくる。
そしてこんなのにまともな味付けができるわけもなく…当然この上なく不味い。
つまり地雷。
肉は地雷。
頼んではいけない。
このことをしっていた私は後輩にもこのことを伝えてやったのだが
義則「財前さん何言ってるんスかw こっちきて肉食わなきゃ意味ないっスよ」
サエコ「ぁたし鶏肉~^^」
慶子「あたしフィレにしよ~と」
財前「アホだねえ。おまいら。 言っておくけど食いきれなくても助けてやらないからな」
義則「え?」
財前「大きすぎて食べられなくても絶対助けてやらん。てめえで全部食うんだぞ?」
義則「いいっスよ。別に財前さんに食べて貰わなくても。他の先輩に食べて貰いますから」
サエコ「あ。そうか^^ そうすればいいんだ」
財前「ハッハッハ。甘いな。奴らも肉を頼んでる。あいつらにそんな余裕があるわけなかろう 」
義則「そんないじめないでくださいよ;;」
慶子「スパゲッティだけで足りるんですか?」
財前「当たり前だろ。まあそれだけじゃあれだからスープも頼んだがな。どっちにしても肉は地雷なんだよ」
慶子「ぇ~;; ぁたしもそうすればよかったですぅ…」
財前「まあ一度地獄を味わっておくのも経験になるだろう」
そして…
奴らの頼んだ物が来たが…
あれ?
…
ぐ…。
どうやらあいつら命拾いしたらしい。それほどの量じゃなかった。
まあそれほどの量じゃないとは言っても
ここはアメリカ。
食いきれないことに変わりはないんだが(笑)。

義則「うぷ…。 もう無理っスわ。これ。油っこいし味付けがこれじゃあ食えない;;」
慶子「こっちも最悪:; なにこのタレ ねちっこい;;」
サエコ「財前さん… ちょっといりません?」
財前「ハ~ハッハッハ。所詮ゆとりの頼むものなどその程度よ。残すなよ?絶対」
義則「…」
慶子「…」
サエコ「あ。財前さんのスパゲッティ来ましたよ(・ε・`o)」
財前「何!?」
…
先に気づくべきだった。
なぜ彼らの肉が来てからスパゲッティだけ出てくるのが数分も遅れたのか。
なんと出てきたのは
超巨大スパゲッティだったのである。
新入社員の肉の皿と比べてみて欲しい。あいつらの肉の皿でも充分デカイのに
このスパゲッティと来たら

ちょ… 待てよ(笑)。
財前「ちょ…なんだよこれ(笑)」
義則「でけえw」
サエコ「うぇ~…」
あり得ない。だってさっきの写真。
ある程度私が食った後のものなんだぜ?
多分1人前くらいは食ったが、それでもあんだけの量が残ったんだ。
しかもスパゲッティの麺が多すぎて、タレっていうの?タレが足りなくて
最後麺だけになってるし…。
食えるわけ無かった。こんなの。

財前「なんだよこのスパゲッティ。食っても食ってもまったく減る気配がねえよ。ギャグじゃねえんだぞ!このレストラン」
義則「あ~あ。そもそも自分がそんなの頼むのが悪いんじゃないっスか?」
サエコ「みんな「お肉」頼んでたじゃないですか。なんで財前さんだけ…」
慶子「あ。次デザートくるみたいですよ?」
義則「へえ~何にしようかな」
財前「何?マジか。 おいサエコ。ちょっとこのスパゲッティ食ってくれよ」
サエコ「イヤですよ汚いし」
慶子「食べ方汚いよね;;」
財前「てめえ!」
義則「さっき自分のものは自分で食えって言ったじゃないっスか」
結局
スパゲッティにしても肉にしてもなんにしても
誰一人完食できないままデザートへ。

デザートは選択制ではなく
外人がティラミスを先に頼んでおいてくれていたらしい。
まあ…ティラミスくらいならなんとか食べられる。
だいたいスパゲッティしか食ってないから口がパサパサで最悪なのである。
しかしこれも甘かった。
デザートが来たと思ったら…
やはりこれも超巨大だった。
もはや驚く気力もなく、義則に
財前「おい…ちょっと写真取るからたばこの箱を隣に置け」
義則「?」
なんて感じで取ったのがこれ。

まあたばこの箱4個分くらいの物量がある。
そりゃあ外人が中年になって太るのもわかるよ…。
コンだけ大きいケーキは通常日本の店では出ないからね。
さらに驚いたのは
私のあのスパゲッティ。
トイレに行く途中に見たのだが、なんと客の中の一人が同じ物を頼んでいた人がいて
しかもそれ女の子。
楽々と平らげていた。
その上に肉とか食ってたし。
どこに入ってるんだ?って思う。
でも今はかわいくても…将来あの女の子は…
とも思った。
今書いてる早朝でもまだ胃がむつこい。
…
今日は
あんまり調子に乗って頼まないようにしたいね。可能なら…
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